畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載219「永久グルメ(A級グルメ)『松の山の自然を食べる』」(その1)

2020-01-18 05:06:44 | 食べ物

 北越北線「北北線」の時間の関係で一人早めに到着。会場はまだ静かでした。

 

 多彩な顔ぶれの出席者。著名人の顔もちらほらと。

   永久グルメ(A級グルメ)「松の山の自然を食べる」

 有名なイベント「松の山の自然を食べる会」に参加する機会を得た。

きっかけは私が地元紙「越南タイムス」にコラムの連載を始めたこと。

その連載の冒頭に山菜のことを何回か書き、それが思わぬ人たちの目に触れたことだった。


 ある日、面識のない津南町教育委員会から電話を頂いた。

そこで、縄文時代を中心に研究されている学芸員からの突然の電話である。

何でも魚沼市、南魚沼市、湯沢町、水上町、津南町、十日町市で形成される、

「雪国観光圏」と言う名前の組織が立ち上げられていて、その中の「食文化研究会」への参加の誘い。


 好奇心の強い私には、参加したい、皆さんのお話を聞きたい気持ちも募り、すぐに参加要請を受け入れたのです。

会合は湯沢町で持たれたが、何せ多忙な身。畑仕事をこなしては関越自動車道を使って駆けつけたものだった。


 各地域から名うての食通の人たちが集まっていました。

中でも興味を引き付けられたのは十日町でタクシー会社を経営されている村山達三さんのお話。

食べ物に精通しているばかりではなく、ご自分でも山菜を中心とした保存食を食べることに情熱を持たれ、

世の中に情報を発信しそして「A級グルメ」ならぬ、保存食と言う意味合いから「永久グルメ」と名付けて、

食べる会を主宰されているとの事。


 その会こそ「松の山の自然を食べる会」であり、参加していた「食文化研究会」事務局からの紹介、

お誘いがあって参加したのでした。

              (続く)

 (年末年始で新聞への連載も休載でしたが再開になりました。)

コメント (2)
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