北越北線「北北線」の時間の関係で一人早めに到着。会場はまだ静かでした。
多彩な顔ぶれの出席者。著名人の顔もちらほらと。
永久グルメ(A級グルメ)「松の山の自然を食べる」
有名なイベント「松の山の自然を食べる会」に参加する機会を得た。
きっかけは私が地元紙「越南タイムス」にコラムの連載を始めたこと。
その連載の冒頭に山菜のことを何回か書き、それが思わぬ人たちの目に触れたことだった。
ある日、面識のない津南町教育委員会から電話を頂いた。
そこで、縄文時代を中心に研究されている学芸員からの突然の電話である。
何でも魚沼市、南魚沼市、湯沢町、水上町、津南町、十日町市で形成される、
「雪国観光圏」と言う名前の組織が立ち上げられていて、その中の「食文化研究会」への参加の誘い。
好奇心の強い私には、参加したい、皆さんのお話を聞きたい気持ちも募り、すぐに参加要請を受け入れたのです。
会合は湯沢町で持たれたが、何せ多忙な身。畑仕事をこなしては関越自動車道を使って駆けつけたものだった。
各地域から名うての食通の人たちが集まっていました。
中でも興味を引き付けられたのは十日町でタクシー会社を経営されている村山達三さんのお話。
食べ物に精通しているばかりではなく、ご自分でも山菜を中心とした保存食を食べることに情熱を持たれ、
世の中に情報を発信しそして「A級グルメ」ならぬ、保存食と言う意味合いから「永久グルメ」と名付けて、
食べる会を主宰されているとの事。
その会こそ「松の山の自然を食べる会」であり、参加していた「食文化研究会」事務局からの紹介、
お誘いがあって参加したのでした。
(続く)
(年末年始で新聞への連載も休載でしたが再開になりました。)