畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

1月下旬の遊歩道(その3)

2020-01-31 04:26:25 | 登山

 石碑のある頂上から引き返すことが多いのだけれど、天候に誘われて方位盤の場所まで足を延ばす。

ここにきて、ようやく雪を見るような小雪です。「珍しい!雪がある!」なんてスベルベママ。

 

 方位盤は山で転落死した山友達で同級生を悼んで作ったものです。

「山に入る日何故か心がおどる」は彼の残した文章から採っています。『調』は彼の名前から。

 

 銅板に描かれた周囲の山の形、名前は薄れてしまった。

これが作られたのは30年以上も前の事になってしまいました。

 

 もう少し先の通称FM塔まで歩くコースもある。

でも、夕刻も近づき夕食準備の買い物も気になってここで引き返します。

 

 「馬の背」と呼ばれる鞍部です。

何年たっても草一本生えない少し不思議な尾根なのです。

 

 雪が全くないので、「イワカガミ」の葉もつやつやと光っています。

目立たないけれど、植物にとっても暖冬小雪は珍しく、きっと戸惑っているのでしょう。

        (続く)

コメント (4)
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