畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載220「鮭の頭が二つで100円!」(その1)

2020-01-24 04:57:52 | 食べ物

 安くて美味しい鮭の頭。久しぶりで見つけて二パックもゲットでした。

  鮭の頭が二つで100円!(その1)

 その昔、鮭の頭などアラと一緒にパック詰めされて98円で売られていたものだった。

でも、昨今の漁業環境の変化によるのか、いつの間にか値上がりし、200円近い値札が付くようにさえなっていた。


 今日は妻に外出ついでの買い物を頼まれて、スーパーの魚売り場をのぞいてみた。

魚好きを自任する私は、その選択眼、おいしくて安い魚を見つけることには一目置いている感があるのだ。


 期待もせずに乾物、干物や魚卵のコーナーを見て驚いた。

なんと北海道産の白鮭と記された、中くらいの大きさの鮭の頭が二つ入って100円ではないか。

時もよし、大根がそろそろ食べごろになっている。これで、大好きな「大根と鮭のアラ煮」を作らない手はない。


 長岡の飲食店への出荷に備えて朝早くから山の畑で野菜の収穫をし、

自家用の大根も採ったばかりというタイミングの良さ。

煮物に使う青首系大根は「耐病総太り」と「英才」という名前の二品種を作っている。

大根なんてどれも同じだと思ったら大違い。


 「耐病総太り」は組織が粗くて生で食べたり、サラダに使うのに最適。

これを雪に会わせた「雪の下大根」など、知る人ぞ知るという味である。

    (続く)

以前にもブログでアップしましたが、これは新聞にコラムとして掲載したものです。

コメント (2)
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