畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪の晴れ間の風景

2012-02-14 05:15:08 | 風景

 ようやく雪がやみ青空が顔をのぞかせた。
今日は曇り空と言う予報なのに、嬉しい方に外れた。
我が家の畑の辺りに月が沈むところです。


 私の山独活の畑も深い雪に閉ざされている。 


 ほら、今度は山に沈み行く月が良く見えるでしょう。


 この山頂の中央が我が家の山の畑です。
朝日に照らされて光り輝いています。


 田舎の小駅にも朝が訪れる。
自然落下の屋根の雪が下とくっついちゃいました。


 カモシカを初めとした動物たちにも今冬は厳しい冬。
みんなどうやって雪の下で生き延びているのだろう。

 動物も、人間も待ち望む春の到来はもう少し先になりそう。
今週末にもう一度強い寒波が襲ってくるようです。 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わっ、外が見えない

2012-02-13 04:17:05 | 暮らし

 「窓を開ければ~雪が見える~♪」なんて呑気な事を言っていましたが、
三メートルを超える積雪に、ダイニングルームの窓の外は雪の山しか見えなくなっちゃいました。


 隣の家の屋根まで届かんばかりに、自然落下式の屋根からの雪が大山になってしまった。
幸いなことに、連日の運転にも関わらず、地下水は順調に出ていてくれて助かります。

 家の壁際は、地下水による散水消雪のために雪の山とは接触していず、コンクリート舗装も出ています。
でも、この大きな雪の山の高さは五メートルを超えているでしょう。
屋根からの落雪が勢い余って、隣家の敷地にまで飛びこむようになり、気付いて謝ってはおりますが・・・。


 さて、これは一昨日の除雪勤務終了後の駅構内の風景です。
もう、駅に配備されている小型除雪機では除雪作業も限界です。

 左のホーム上に3の数字が見え、その向こうには6の数字が小さく見えます。
これは列車停止位置標識で、三両編成だったら3の標識のところで停止する。
この標識が完全に雪に埋もれて見えなくなっちゃうのですよ。


 毎日雪を払って見えるようにしてはいるのですが、駅名標もご覧の通り。
この辺りのホームはいつもきれいになっているけれど、これはロードヒーティングが設置されているから。


 これは駅前広場の片隅の公衆電話ボックス。
先日、二人のメンバーが来て、綺麗に掘り出したのだけれどまたご覧の通り。


 駅前広場兼駐車場の向こうに「北堀之内富士」が出現。
広場の向こうは二メートル近い段差になっているから、雪の山の高さは10メートル近いですね。
広場の雪を、ロータリー除雪車で一定の場所に投げるとこんなことになるのです。


 待合室の屋根の雪も、自然落下式だけれど下には散水消雪の設備が無いからご覧の通り。
今までに三回ほど、スノーダンプで片付けてはいるのだけれども、ホーム除雪が優先でこんな状態に。

 今日もこれから、勤務ですから時間を見て、片付けることにしましょう。
これで雪も治まったかと思ったら、今週末にはまた、大きな雪だるまマークが並んじゃいました。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チーズフォンジュが食べたいなー

2012-02-12 04:59:33 | 食べ物

 チーズフォンジュが食べたくなりました。
それも出来ることならば雪の山で。

 そんなことを思う、豪雪の中の今の暮らしです。
これは一昨年かなー、いや、先一昨年かなー、山に行った思い出です。
先ずは、テーブルの上に、山に背負っていく道具を並べてチェック。


 道具のほかは、もちろん料理の材料。ワインは南魚沼産の「越後ワイン」。
左には「ZIPPO」の小型ガスボンベと、小さなガスバーナーが。
そうだ、昨年の水害で登山用具も水浸しになったっけ。今度点検しなくてはならないなー。


 これらをディバッグに詰めて、いざとばかりに出発したのだったが・・・・。
何の手違いだったか、山を登り始めてワインを詰め忘れたことに気付いた。
仕方が無いから、妻と娘とマックスに先行させ、ワインを取りに大急ぎ。


 先行した妻と娘とマックスに追いつき、無事に「チーズフォンジュ」が始まります。
この場所は、特別なところでは無く、なんと、我が家の山の畑の片隅。

 横にクロスカントリースキーが立てて有ります。これを履いて登って来ました。
眼下には、我が家のある魚沼盆地と言うか堀之内盆地が広がります。
そして、流れる大河が昨年大災害を引き起こした、魚野川。


 「フォンジュパン」も中々洒落た色使いでしょう。
これはイタリア製で、長岡の大手通りの「鍋忠」さんで、取り寄せてもらったものです。

 「これを持って、雪の山に登ってチーズフォンジュです」と呟くと、
鍋忠のおかみさんは、「まー、羨ましいー」なんて言ったっけ。


 チーズフォンジュはワインが無くては始まりません。
無事に追いついて届いたワインを開けて、無事にスタートです。
「越後ワイン」でほら、チーズがとろとろになってきましたよ。


 チーズフォンジュを口に含み、雪で冷えた「越後ワイン」をのどに流し込む。
適度に動かし、温まった身体に冷たいワイン。至福の時です。


 ボクもチーズが食べたいなー、なんて真剣なまなざしのマックス。
もちろん、マックスにもチーズはあげているけれど、
これはもちろん溶かす前の冷たいものですよ。


 念願の雪上チーズフォンジュパーテーを終えて帰宅します。
マックスとスベルべトーちゃんの向こうには越後三山も見える。

 今は大雪と格闘中で、何の余裕も無いけれど、
三月に入ったら、きっと天候も落ち着き、安定する日々が来るでしょう。

 そんなことを夢見ながら、今日も雪下ろしです。
きっと、一人暮らしのお婆さんが、心細い思いをされている事でしょうから。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の回廊

2012-02-11 05:09:25 | 風景

 一昨日は休日で、マックスの朝の散歩に出ました。
気になっていた、国道の歩道に回ると、こんな恐ろしいような風景。


 この回廊、雪の壁の右側が国道です。
なぜ、こんな状態になるかと言うと、左側は住宅で、右の国道と歩道の間の、
わずかな空き地に、除雪機で雪を投げて歩道除雪をするから。


 雪の回廊の交差点。
国道に出るには見通しが悪く、危なくて大変。
向こうに見える人物で、雪の壁の高さが分かります。4~5メートルかな。


 バス停の標識もご覧の通り。
待合用に作った小屋もすっぽりと雪の中。


 道路標識でも雪の高さが分かります。


 でも、その場所を通り過ぎふり返るとこんな風景。
こちらは一度、ダンプカーで雪を運び出したところです。


 こちらは国道から曲がって市道に進路を変えた場面。
市道も車道と、歩道の間の雪の壁は一度撤去されています。

 五メートルもの雪の壁が崩れて通行人が下敷きになったら大事故です。
これでも、小学生の通学道路ですからねー。心配、心配。

 みなさん、立山の雪の回廊が有名だけれど、
こちらの名も無い回廊も毎年出現する名物ですよ。
一度見物に来てみませんか(笑)。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪警報大当たりー

2012-02-10 04:15:58 | 自然

 何時もは外れてばかりいて、がっかりしたり腹立たしい天気予報。
でも、こんな悪い予報だけは当たるんですねー。
昨日の朝は50センチくらいの新雪が積もっていましたよ。


 一昨日の夕方の天気予報では、我が魚沼市にも大雪警報。
昨日のアップのように、多少の回復は有ったけれどもまた、先日と同じ規模の雪。

 九日までとされていた、魚沼市の一部(私のところ!)の災害救助法の適用は、
十三日まで延伸されたようです。


 ほら、翌朝の九時までに60センチと言うからバッチリと大当たり。
50センチは私が起き出した五時頃のことで、九時までにはそれから10センチ以上は積りましたから。


 先も見えないほどの降り方です。
一時間に何センチ降るかと言う、「降雪度」と言う言葉が有ります。

 この位だと、降雪度は「10」くらいかな。
つまり、このまま降り続くと一時間に10センチは新雪が積もると言うことです。


 家の前の雪の山も一度はダンプカーで運び出したけれども、
また、最高に高くなった雪の山の状態に近づいています。


 こんな三時間ごとの天候の推移です。
私の魚沼も、同じ魚沼の豪雪で知られる入広瀬も、隣の川口も全部一日雪です。


 アレッ、あんなに一日降っていたのに、昨日の降水確率は70パーセントかー。
そして、今日十日なんて90パーセントですよ、もっと降ると言うのかなー。

 でも、気温の最高が3℃と言うのがかすかな楽しみでも有りますね。
今日も仕事で、五時半になったら駅の除雪に出かけます。
 
 電車は止まっている可能性が高いけれども、雪に埋もれたホームの除雪をしましょう。
そして、何時でもお客さんが来ても良いように、待合室の入り口も。

 魚沼にはまだ春の兆しは見えてきません。
さて、出勤までに家の前の雪を片づけましょう。

 片付けても片付けても、後から、後からと積ります。
嫌な言葉だけれども「賽ノ河原の石積み」ですね(笑)。
  
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする