畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載231「ハーブ」(その2ディルなど)

2020-11-21 05:23:59 | 野菜

 バジリコナーノの完成形。鉢植えでもできます。

 

 ディルの種袋から。葉・実・種のすべてが使えます。

 

    ハーブ(その2)

 次に作ってみたのはフェンネルだったかな。これは多年草であり栽培も容易です。葉も使い方が魚介料理、ブイヤベースなどの匂い消しとして使われる場合が多いが、その若い実は香りとともに独特の甘みがあり、何か利用方法は無いものかとも思っています。

 ただ、このフェンネルが大好きな外敵もいて悩まされます。それはアゲハ蝶の幼虫、芋虫です。アゲハ蝶は中々グルメの昆虫で、和食でも無いけれど、山椒の木にも集まってしまう厄介なお客さんです。

 農天市場でディルを紹介し、驚かれたことも有ります。「どこを探しても無かったのにこんな直売所にあるなんて」と驚かれました。

 ディルは少し小さなフェンネルと言った態もあり、実際混植するとたいせつな香りが変わることも有ると言います。馴染みが無いかも知れないけれど、スモークサーモンにトッピングされる柔らかくて細い葉のハーブです。

      (続く) 

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連載231「ハーブ」(その1)

2020-11-20 05:43:15 | 野菜

 人気が出て、単独での栽培をした紫バジルとバジリコナーノ

                ハーブ(その1)

 ハーブを作り始めたのは、コンパニオンプランツとして茄子の間にバジルを作り始めたのが始まりだったように思う。コンパニオンプランツとは、野菜と混植とすると病虫害から野菜を守ってくれるという有難い植物の事です。

 茄子の間にバジルを植えると線虫からの害を防ぐとかそんな意味合いがあるようです。でも、このバジルは料理にも使えるのですから正に一石二鳥です。

 レストランなどにバジルを重宝がられているうちに、普通のバジルだけではなく、紫色のバジル、そしてバジリコナーノなどにも種類を増やします。

 バジリコナーノと言う種類は、本場イタリアでは「ネズミの耳」なんて呼ばれてもいるようです。葉の可愛い形とともに特徴的なのは繁り具合で、仕上げ方ではこんもりとした可愛い姿に仕上がります。

       (続く)

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トラクター仕事納め

2020-11-19 04:56:31 | 

 昨日は一日快晴でした。午前中は駅除雪のための手続きで越後湯沢へ。

帰宅して、午後の時間を最後のトラクター仕事としました。

 

 一年間作付けをしなかった畑を耕しに山の畑へ。

今年はこの場所を耕すのは3回目、いや4回目かな草取りの代わりですが。

 

 30分ほどで耕し終えて下の畑へ。

ここは、山本ナスの畑でしたが先日マルチを剥いだのでここも耕す。

 

 耕し終えるころには畑は日陰に入ってしまいます。

我が家とこの畑は山に近く、午後2時を過ぎると日陰に入ってしまうのです。

 耕し終えて、トラクターを洗っていると着電。孫の迎えの要請です。

途中で仕事を切り上げて、保育所まで出迎えに行きました。

 少し保育の定時を過ぎて、プレールームで遊んでいる最中。

でも、スベルベじーさんを見つけると、走ってきて抱き着いてくれます。

6時半過ぎまで、テレビを見たり本を読んであげたりで親を待ちました。

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連載230「イタリア野菜」チーマディラーパ

2020-11-18 05:51:39 | 野菜

 「チーマディラーパ」の花と蕾

 

     チーマディラーパ

 イタリア野菜で驚くことは種の有効期限の長さです。日本の種袋に表記されている期限よりも明らかに長いですね。イタリア野菜栽培の難点は日本語訳の説明も着いてはいるけれど、どうも訳が大雑把だと思えて仕方ない。これは我が身の勉強不足、学の無さを嘆くばかりだけれど、英語だったらともかくとしても、イタリア語では全くお手上げです。

 最近気に入って毎年作っているのが、イタリア菜花の「チーマディラーパ」です。これも宣伝文句に惹かれましたね。何せ「ナッツの風味がある」なんて書いてあるのですから早速作ってみました。粒々な状態のつぼみなど、パスタに使ったら彩りとしても良いし最高じゃないかと思った。

 でも、その分野で顔が広くなったとは言え、イタリアンの店に知り合いは無い。そこで、思いついたのは職業別電話帳です。小千谷のイタリアンレストランの電話応対、感触が気に入り試食用を持参して以来付き合いが出来ています。もうこの年齢になると怖いものなし。何処にでも平気で営業をかけるのですから。

 

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秋晴れ、青空の一日

2020-11-17 05:21:46 | 暮らし

 マルチを剥ぎ終えた隣は来年用のタマネギと「川流れ菜」です。

今年よりも数量はずいぶん減らしています。沢山は作れなくなったから。

 

 甘柿「早生富有柿」の実の色が濃くなってきました。

普通種の富有柿だと、このあたりだと雪を見るまで熟しません。

 

 植えて何年たつのかな、まだ木は小さいが結構たくさんの実をつける。

後ろの山の斜面の紅葉も真っ盛り。今年は霜が降りないのできれいです。

 

 一粒一粒が大きな富有柿。

カラスがしつこく狙うので、テグスを張り巡らせています。

 

 午前の仕事は片付け終わり、昼食後は何をしようかとぼんやりと。

すると、突然孫が娘に連れられて柿をもぎに来てくれました。

 お安い御用とばかりにスベルベじーさんは脚立を掛ける。

たちまち孫の小さな手では持ちきれないほどの収穫。

続いて、別の畑にある渋柿の「八珍柿」をもぎに行ったのでした。

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