畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

秋の青空の下で

2020-11-16 04:42:11 | 暮らし

 秋晴れの一日でした。

標高1000メートル級の権現堂山などは雪が残っています。

 

 午前中は里芋や、山本ナスの畝を覆っていたマルチを片付ける。

春まで残していても良いのだが、仕事は早めに回したほうが何かと楽になる。

 

 休憩もせず、せっせと剥ぎ取ります。

剥ぎ取ったマルチは、1メートル程度に切ってまとめる。

 

 昨日は狩猟解禁日だったようです。

銃声は散発的で獲物の姿は無かった様子。堤防の上で憩う狩猟会のメンバー。

 

 甘柿の「富有柿」が日増しに赤くなり、甘さも増してきている。

手が届く位置にまでなっているので、誰か採りに来ないかなー。と思っていたら、午後になって孫が訪ねてきました。柿を採りたいというのです。

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「イモ洗い」はこれに限る

2020-11-15 05:39:29 | 野菜

 里芋について何回かアップしています。

今年はどの作物も不作の中、里芋だけは出来が良かった。

 

 雨にたたられ、土が乾かず掘るチャンスも少ない。

何日もかかったけれど、昨日ようやく掘り終わりました。

大きなものばかりではなく、孫芋・ひ孫芋の小さなものは選り分ける。

 

 小さなその小芋は、皮を剥いたら食べるところが無くなるほど。

そこで、登場するのがこの簡易洗濯機。御多分に漏れずあちら製ですけれど。

 

 ところが、この安価な簡易洗濯機がイモ洗いには最適。

本来の軍手などの汚れもの洗いではなくて、もっぱらイモ洗い専用です。

 

 がらり、ごろりと反転する洗濯機。

何回か水を取り替えながら洗いを繰り返すとご覧のように。

 どうしても剥けない皮はやはり手で剥くしかありませんけれどもね。

そして、このまま乾燥すると表皮が固まり、「煮転がし」にぴったりに。

昨日は自分としては初めての「煮転がし」に挑戦。いやーおいしかったな。

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柿の木にまだクマは来ていない

2020-11-14 06:08:50 | 自然

 大急ぎでネギを収穫し畑に広げて干す。

つかの間の時間を利用して、クマの食い跡確認に柿の木に。

 

 小動物が食べた形跡はあるがクマの気配なし。

この柿の木がクマ出没チェックに役立つなんて思いもしなかったなー。

 

 この柿の木に絡まりついたツルウメモドキがある。

これも一つの趣かと、蔓を伐らずにいたらいつの間にか凄いことに。

 

 農天市場をやっていた時だったらリースにして一儲けできたかな。

そんな暢気な気持ちもつかの間。お昼時間になります急いで帰りましょう。

 ネギの枯葉を取り除き、根を切り落とし、束ねて軽トラに載せます。

帰宅すると、12時を知らせるチャイムが聞こえてきました。

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冷たい露と大根と

2020-11-13 05:19:47 | 野菜

 一日快晴の天気予報だがなかなか霧が晴れない。

待っていたら何時になるか分からない。よしっ、出かけよう。

 

 畑に足を踏み入れるとヤッケのズボンが濡れる。

ヤッケを通して冷たい露が下のズボンにまで沁み込みます。

 

 ほらほら、太く大きくなってきましたよ。

手にずっしりと持ちごたえのする大根は美味しそう。

 

 次の仕事、ネギの収穫も控えているので早速洗う。

大根は皮が丈夫なので亀の子束子でごしごしと磨き上げます。

 

 洗った水を切ってから大桶に収納するために広げる。

そして、乾くまでの時間を利用してネギを採りに山の畑に急ぎました。

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連載229「イタリア野菜」ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ

2020-11-12 12:58:06 | 野菜

 丸々と大きなイタリアナスのヴィオレッタ・デ・フィレンツェ。

 

 早く大きくなるのか、色の違いが判る。 

 

 収穫かごに溢れるほどの数を収穫。

 

      イタリア野菜「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」

 

 レストランなどと直接の付き合いが始まると、西洋野菜も作って紹介したい欲が出てくる。生来の物好き精神、チャレンジ精神で色々な野菜の栽培に挑戦してみました。この辺りの種屋さん、ホームセンターではなかなか手に入らないけれど、今の時代は便利なインターネットと言う手段もあります。ある輸入種専門の業者のホームページを知り、そこで専らイタリア野菜の種を仕入れています。

その会社は主としてイタリア野菜の種ですが、高価だかと言うとさにあらず。関税が下がったと言う事だけではなく、あちらの種苗会社はおおむね日本の種苗会社の種よりは数量が多くて価格も安い場合がほとんど。

 しかも、嬉しい事に伝統種が多くてその気にさえなれば自家採種も出来るのです。名前に惚れた訳でも無いけれど紫色で大きなナスの「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」などは毎年自家採種をしています。

 日本の種子が高価なのはF1種が多いためかなんて思う。それではあちらヨーロッパの会社はF1種を生み出さないのかと思うのだけれど、どうもこれはあちらとこちらの気質の違いでは無いかなんて思う。良くも悪くも我が同胞は勤勉で器用、一生懸命に新品種の開発に励んでいるのではなかろうか。

 対してあちらは万事おおらかなところが有り、形やサイズにはこだわら無いらしい。これは妻が以前にヨーロッパの学校給食事情視察旅行に行った際に見聞してきて驚いて話してくれたことに、自分も驚いた記憶がありますから。

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