畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

夏休み前のジャガイモ掘り大会

2023-07-27 05:14:28 | 
 8時半には小学生たちが山の畑に来る予定。
夏休み前にジャガイモ掘りをするのです。スベルべは早朝から準備をして待ちます。

 1、2年生全員でも合わせて20名丁度の小規模校になってしまいました。
子どもたちだけでは全部掘り起こせるかと心配したけれど、なんとこのマンパワー。

 大喜びの歓声がいつもは静かな山の畑に響き渡る。
春先に種芋をカットする場面を見せ、植え付けは自分たちでやったジャガイモです。

 先生にカメラをお渡しして撮ってもらいました。
こんな感じです。スベルべの頭、帽子に付けたギンヤンマには驚かれましたが。

 あれっ?最も嬉しそうなのはスベルべオジサンだったかな。
こうして心配したジャガイモ掘りは順調に進み、晩生の北海黄金を残して全て終了。
 もちろん子供たちの事、掘り残しも沢山ある。「オジサンは匂いで分かるぞ」なんて掘り起こす。
感心して眺める子供たちの顔には、汗を拭いた際に着いた土が付き、立派な働き者の顔です。
            (続く)
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小学生にバドミントン教える

2023-07-26 04:05:09 | バドミントン

 小学校に頼まれ、バドミントンコーチを始めてから10年以上たつ。
もう年齢が年齢だから、代わりたいのだが頼んでも断られたりでズルズルと続けています。

 今年のバドミントンクラブは4~6年生で8名。
男子は一人で、やや寂しい陣容です。例年多くても10人ほどのクラブ員です。

 最初は本格的に教えようと燃えたけれど、無理な事でした。
週一回ならまだしも、一月に一回の指導では基礎からなんて出来ない。
 そこで、ルールを教えて楽しくバドミントンに親しむことを目標にした。
コーチスベルべは、ハーフパンツとシューズは新品ながら、ウェアとラケットは昔のまま。

 10年以上も前の試合の光景。十日町体育館でしたね。
還暦は過ぎていても、一回りいや二回りも若い相手に勝利していました。

 昔はハーフパンツなどでなくて、こんなショートパンツで試合に出ていました。
今回はテニス選手がショートパンツのことも有り、子どもたちにも見せたいと使ってみた。
 それがまだ切なくも悲しい。なんとか履けるのだが腰回りがきつくて動けない。
体重はそれほど増えてはいないのに、筋肉がぜい肉となり腹部に集中したようでした。
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夢見る小学校(蕎麦を打つ)

2023-07-25 05:04:18 | お出かけ
 食べ物を作るプロジェクトは蕎麦打ちに挑戦。
でも、蕎麦粉を買ってくるのではなく、畑を耕し蕎麦の種を蒔くことから始める。
 耕運機が欲しいよね、なんて呟きながら懸命に鍬を振る姿も愛らしい。
自分たちで、一から始めようというのですから、大人も適わない仕事です。

 収穫した蕎麦は感想を経て石臼を使って蕎麦粉に。
大人だってここまでする人は居ないぞ。スベルべも蕎麦は作ったが製粉は外注だった。

 そして、子どもたちはレシピを見るのではなく、近くの蕎麦屋さんに含水率を聞く。
蕎麦屋さんも快く「そうだな、うちの場合は含水率は39%だよ」なんて教えてくれる。
子供たちは、その教えに従い水の量も計算する。算数の科目は無くてもこうして計算能力は身に着く。

 皆が交代で蕎麦粉をこねます。
何処を間違えたのか(一気に水を加えたからかな)手にくっついたりして大騒動。

 本当に色々な蕎麦が出来上がりました。
これで良いのですよね。失敗してもそこから学ぶものが多いのですから。
 大人だって最初から上手に蕎麦を打てる人なんてそうはいませんよ。
スベルべも種蒔きから始める蕎麦打ちも経験したけれど、最初なんて失敗でしたよ。

 まだまだ紹介したい話はあるのですが、いったんここで夢見る小学校のお話しは終わり。
堀真一郎さんという教育家の提唱で始まったこんな学校は5カ所展開されている。
 素晴らしい試みで、文科省にも認可されている私立の学校になります。
羨ましい試みですが、こんな学校を作るには壁がある。それは文科省でもなく教育委員会でもなく、親だと言います。
親が腹をくくることって難しいのですよね。そして、こんな考えの教育は家庭でも実践できると結ばれました。
             (終わり)
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無事、梅雨明けを迎えた

2023-07-24 05:06:01 | 自然
 無事に梅雨明けを迎えたという言葉も変ですが、実感です。
6年前になりますが、線状降水帯による豪雨災害を経験し、梅雨末期の豪雨は恐ろしい記憶なのです。
 河岸段丘の山の畑は、端から崩れ落ちる。斜面ぎりぎりまで開墾した結果でしょう。
昔の人々はそんな災害から畑を守るべく考えたのか、大規模な開墾前は端は雑木林などであった。

 最初の光景は、我が家の山の畑と沢を挟んだ向こう側の畑。
我が家の畑がある河岸段丘の平らも同様、いやもっと大きな被害。広域農道は崩れ落ちた土砂に埋まった。

 沢など無くて水が流れなかった窪地さえ新たな沢となってしまった。
杉の大木も根こそぎ流されたり、根元の土が流され根が丸出しになったりしていた。

 この年は新潟県は何回もの豪雨に襲われました。
我が地域の災害発生は7月18日でしたが、その前からの雨雲レーダーです。

 堀之内、我が家の付近の累計雨量が219mmと突出しています。
もちろん急激な雷雲が発生するのが原因ですが、地形的な原因か留まるようです。

 時雨量(1時間に降る雨の量)が70mmだった時間帯の雨雲レーダー。
強さを示す赤い模様が、我が家の付近を覆っているのがよくわかる場面です。
 我が家は幸いなことに、床下に水が流れ込んだだけで難を逃れました。
しかし、集落の上手(かみて)は橋の断面積が泥水を飲み込めず、線路までオーバーフローした水に浸かってしまった。
 豪雨、熱波と昔は考えられなかった災害が毎年のように発生するようになり、どこで発生してもおかしくない。
水害を二回経験し、水害の恐ろしさは肌身で感じています。豪雨災害の被害ニュースに心が震えるのです。
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夢見る小学校(建物を建てる子供たち)

2023-07-23 04:50:44 | お出かけ
 スベルべはフェースブックも毎日更新していて、その友達からのお誘いでした。
昨日でしたが自主上映会で映画「夢見る小学校」を夫婦で見に行ってきたのでした。

 お誘いを下さった女性は、何年か前に我が家に野菜を求めて来て下さっていた。
そんなご縁で、学校との付き合いがあると知り、ぜひ見て頂きたいとお誘いを頂いたのです。
 事前にパンフレットを頂いてもいなかったし、調べてもいなかったので、無いように驚きました。
小学生たちが、覚束ない手つきながらノコギリやノミを使って木材を加工。

 そして、大人(先生とは呼ばずこう言う)の手伝いも無く、自分たちだけで建物を建てるのです。
普通の親が見たら「危ない!」と大声を上げることでしょう。平屋とはいえ結構高さもあるのですから。

 材料の加工から始めて、小学生だけで組み立てたとは思えない。
前段では小学生たちだけで設計図を作り、そして模型まで作って作戦を練っていたのでした。

 こんなあどけない小学生たちの仕事なんて信じられません。
なぜこんな授業を主体にしているのかは、映画が進むにつれて分かってきます。
          (続く)
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