敗戦後 志願して警官になった安城清二
同じタイプの殺人の被害者
どちらも未解決
その事件にひっかかりを覚え調べていた彼の死は 事故死として処理された
やがて同じく警官となった清二の息子民雄は父が気にしていた未解決の事件を調べ 遂に気が付く
だが人質になった少女を助けようとして撃たれて死ぬ
民雄の長男 和也も警察官になった
彼も任務の中で苦い思いをしながら成長していく
遂に祖父の死に責任持つ人間と対決する
自分を正当化しようとする人間は見苦しい
保身の為 人も自分と同じ醜さへと貶めようとしても
二代に渡り潰された男達は 三代目で漸く逆襲する
そして二代に渡り 自分ばかりを正当化する男達にも三代目は出るのだろうか
したたかでないと生きられない
生き抜けない
それが警官なのかもしれない
そして三代目の和也が受け継いだのは警官としての{誇り}なのだろう