夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

東野圭吾著「流星の絆」講談社

2008-04-08 22:00:09 | 本と雑誌

東野圭吾著「流星の絆」講談社
東野圭吾著「流星の絆」講談社
兄妹三人が家をこっそり抜け出して 流星群を見に行き 戻ってくると両親が殺されていた

次男の泰輔は犯人らしい男を目撃したが

誰が殺したのか

事件は未解決のまま時は流れた

人に騙された兄妹達は 今度は自分達が騙す側に回ることにして生きている

そして犯人らしき男を見つけた

それはカモのはずの男の父親

兄妹の復讐はかなうのか

コインは回転する

ネタばれになるので最後は書けないけれど 辛口な感想を言うなら いささか甘い展開をする

で姑根性出すならば
改心しても詐欺師を嫁に欲しいとは思わない
意地悪い言い方になるが

出会い方が悪過ぎた男女は 本当に幸せになれるだろうか
互いの想いが醒めた後
再生 生き直すということ

登場人物は みんな不器用です

一人くらいは完全な悪人がいても悪くはなかったかな
その方が小説として しまらなかったか―とも思います


米原万里著「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」角川文庫

2008-04-08 15:23:51 | 本と雑誌

著者が子供時代に別れた学友を捜し訪ねる旅
その中で浮かぶ生と死
政治 歴史のうねり

半ば命をかけるように著者は歩く

その気持ちの誠実さに読んでいて胸が痛くなります

行動力と知性の同居
生き抜いていくこと
教育 共通の思い出

長い間 会っていない友人に会いたくなりました


ヒジキの煮物

2008-04-08 14:48:39 | 子供のこと身辺雑記

ヒジキの煮物
ヒジキの煮物
ヒジキの煮物
ネットの長崎のお友達が自宅で干したヒジキをお菓子と一緒に送って下さいました
今日は そのほんの一部を煮てみました
水で戻しただけで柔らかくて 海の香りがします

薄揚げと人参と貝柱など入れてます

今夜のひと品

明日のお弁当のおかずにも入れる予定です
今夜の他のおかずは サーモントラウトのマーガリン焼き
それと何か野菜おかず


今野敏著「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」朝日新聞社

2008-04-08 13:55:10 | 本と雑誌

今野敏著「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」朝日新聞社
今野敏著「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」朝日新聞社
上野数馬は 警視庁捜査一課 「トカゲ」と呼ばれる覆面捜査チームの一員

彼より年下だが美貌で頭も切れる涼子
部下の信頼厚い高部

ベテランの東海林
交渉術に長けた加賀美
冷静沈着で機転がきくと見られている麻田和美

事件は ひので銀行の行員三人が誘拐され 10億円の身代金が要求された―というものだった

犯人が利用しようとした口座から浮かんだ人間を刑事達も 情報を得た新聞記者湯浅も捜すが―

やがて事件当初から得ていた不可解な感覚が形を成し始め 裏にあるモノが見えてくる

新しいシリーズ物のお目見え作品
ドラマならばパイロット版のような印象を受けます


米原万里著「旅行者の朝食」文春文庫

2008-04-08 00:39:02 | 本と雑誌

米原万里著「旅行者の朝食」文春文庫
米原万里著「旅行者の朝食」文春文庫
つい読み返してしまうトルコ蜜飴のくだり

これ実に美味しそうなお菓子なのだ

あれこれと美味しいモノがいっぱい出てくる本ですが

タイトルの「旅行者の朝食」とは 大変にまずい缶詰の名前なのだそうだ