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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

昨日 面白かった番組

2008-04-14 13:00:17 | 子供のこと身辺雑記

昨日 面白かった番組
昨日 面白かった番組
昨日 面白かった番組
昨日 面白かった番組
新番組宣伝の番組が色々ありますが
石原さとみさん主演の「パズル」の宣伝番組が凝っていました

ワイドショーをそのまま模した構成で コメンテーターとして飯干景子さんも出演

全然ほのぼのとしてない殺人事件も起きてる全国ほのぼのニュース
どのコーナーにも何がしかの形で顔を見せている石原さとみさん演じる教師とその生徒達
おやじギャグで単語を教える授業の進め方

始まるのを楽しみにしています

昨夜はカレー
今朝は焼き鮭 えのき茸 薄揚げ ネギに 溶き卵を流し入れたお味噌汁

先日読んだ本の主人公が煮干しを入れたままの―煮干しも具として食べる―お味噌汁を作っていました
真似して作ろうかなと思っています

昆布でミネラル 鰹節やいりこでカルシウムやたんぱく質

おだしを取る素材には体に良いものが多く含まれています

だしをとった後の鰹節も醤油をかけて食べたり 昆布も佃煮にしたりと昔の人は無駄にしませんでした

今まで貧乏くさいとバカにされていた そういう生活の知恵が 大切な時代に入っているのもしれません


近藤史恵著「サクリファイス」新潮社

2008-04-14 04:36:25 | 本と雑誌

近藤史恵著「サクリファイス」新潮社
近藤史恵著「サクリファイス」新潮社
事故で誰かが死んでいる

しかし小説を読み進んでいかなければ 死んだのは誰か 事故なのか 殺されたのか判らない

「ぼく」が綴る物語を読み続けなければ判らない

白石は陸上でもオリンピックを目指せると言われていた選手だった
高校の時 「わたしの為に勝って」
そう言う好きだった女の子に「ごめんね」と別れを告げられて
勝つ意味を見失う

そしてある時見た情景から 自転車ロードレースに興味を持ち 現在はチーム オッジの選手だ

彼は意識していないが 一番になる力を持った男なのだ
だが自分の成績は二の次にして チームの為に力を尽くして走れる男だった

そんな彼に雑音が入る
彼が尊敬するチームのエース石尾は 自分を抜きそうな若い選手を事故で再起不能にしたと言う

外国のレースで再会した高校時代に彼を失恋させた女性も石尾にまつわる話をする
彼女が付き合っている男こそ 石尾が故意に選手として再起不能にさせられた選手だった

レース中まさかと思える場所で石尾が事故死する

白石はその死が納得できず ある日ふとした事から 思い当たり確認する

死の二段構え
卑劣な罠

晴れる黒い霧

外国のチームに誘われた彼は持ち味を生かした仕事をする

かつてのチームメイトはエースとして成績を残している

全ての呪縛から逃れ ただ走る為に 大好きな走る為に 白石は「ペダルにシューズをかちりとはめる」

チームの中の自分の役割と責任を心得た男と
自分の結果だけを求めて{狡いインチキ}をしていた男の卑劣な仕返し

走る事が好きだった

主人公の白石は事件を乗り越え逞しく成長する
彼は いかなる時もまっすぐだ

妬ましいほどに ぶれず崩れない


大沢在昌著「ニッポン泥棒」上下 文春文庫

2008-04-14 01:33:29 | 本と雑誌

大沢在昌著「ニッポン泥棒」上下 文春文庫
大沢在昌著「ニッポン泥棒」上下 文春文庫
大沢在昌著「ニッポン泥棒」上下 文春文庫
大沢在昌著「ニッポン泥棒」上下 文春文庫
会社が倒産し妻からは「別れて下さい」離婚され 一人暮らしの尾津は 水川と名乗る青年の訪問を自宅に受ける

彼の話は途方もないものだった

「ヒミコ」なるソフトの鍵の一人に選ばれたのが尾津なのだ

そのソフトを開発したうち3人は殺された

水川はもう一人の鍵となる女性を捜していて 自殺に見せかけて殺される

水川はもし自分の身に何かあった時の保険をかけており その伝言を尾津は受け取り もう一人の鍵が誰なのかを知る

もう一人の鍵かおるが頼りにする頼りにする人間細田の力を借り 彼らは「ヒミコ」について探る

かおるの昔の男冬木も絡み
誰を信じればいいのか不安が募る中 尾津はうって出る選択をする
パソコンが全くできない尾津が 人間として立ち向かう 

日本という国 戦争 バブル
そうした事に触れつつ
勝利するのは誰を信じるか選択する心
人間

彼らの今後をもう少し知りたいと思う物語です