弟の治療と父の研究とで移り住んだ夜美島(やみじま)は 何処か奇妙な島であった
由貴(市川由衣)は 隣家の女性(西田尚美)から「サイレンが鳴っている間は 外へ出てはいけないのだ」と教えられる
次々に起きる不思議なこと 不気味な出来事
一体この島は?
調べ始めた由貴は29年前 島の住民がただ一人の男(阿部寛)を残して皆消えたことを知る
一人の男を助けた人魚は不老不死を願う島の人々に食べられた―そんな伝説がある
果たして人魚の呪いなのだろうか
サイレンの音を止める為 鉄塔に登る由貴
心配した医師(田中直紀)が追うが―
由貴は落ちた
そして現実にあった事が 示される
サイレンは一度も鳴ってはいない
サイレンが聞こえる人間は殺人者となり得る
由貴の弟は 島へ渡る前に死んでいた
由貴こそ 気がおかしくなっていたのだ
サイレンが聞こえる人間は人殺しになるという
29年前の島民消失事件も 実はただ一人の生き残りの男が皆殺しにしたのだ
四度サイレンが鳴れば 殺人者が現れ 島は赤く染まる
由貴も四度目のサイレンの音を聞いた・・・
オチがオチだけに つっこみたい所もいっぱい
もとは大ヒットしたゲームなのだとか