B型の長男が買って受けていた本です
7割方あてはまるそうです
中のイラストも笑いを誘います
長男とは全然違う性格だけど同じ血液型の娘も 「これ わかる」と随分あてはまるところが多かったとか
話のタネにも楽しい時間を過ごせる一冊です
B型の長男が買って受けていた本です
7割方あてはまるそうです
中のイラストも笑いを誘います
長男とは全然違う性格だけど同じ血液型の娘も 「これ わかる」と随分あてはまるところが多かったとか
話のタネにも楽しい時間を過ごせる一冊です
寺を出て 百合根なる女性に養われている阿古丸は 百合根の留守中 野干呪をかけられる
阿古丸にかけられた呪をとく為の旅で百合根は落命し その敵を討つ事を彼は誓う
京の都から平氏が追われ 討った源義経も 京を落ちていくまでが 平行して描かれる
有為転変
最初に阿古丸に呪をかけた梓が 彼に惚れ 自ら抱かれる
守る人間の為といえど
阿古丸を好きになる梓の心の動きが いささか唐突な気がするのと 毒を盛られたとはいえ 百合根の死がいささか呆気ない
読んでいて騙し討ちのように感じる
今は亡きYという方が 「いかがわしい小説」と言ったとか
読んでいてわからなくもない
著者自身による文庫版の為のあとがきに 週刊誌に連載での事情がある
108回 直木賞候補になった 作品だそうです
面白い本かと尋ねられたら 何処か発想が空回りしているようで 未整理な感じを受けると答えざるを得ません
作者の知識と話としての面白さは別物なのだと 思う作品が時々あります