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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

フィリップ・プルマン著「琥珀の望遠鏡」上下 新潮文庫

2008-04-10 20:25:19 | 本と雑誌

フィリップ・プルマン著「琥珀の望遠鏡」上下 新潮文庫
フィリップ・プルマン著「琥珀の望遠鏡」上下 新潮文庫
フィリップ・プルマン著「琥珀の望遠鏡」上下 新潮文庫
フィリップ・プルマン著「琥珀の望遠鏡」上下 新潮文庫
ライラの冒険Ⅲ

黄金の羅針盤の読み手ライラ
不思議な力を持つ短剣の使い手ウィル
二人が乗り越えてきた数々の冒険は 最後に二人を引き裂く

世界の為に それぞれの世界へ帰らなくてはいけないから

魅惑的で謎に満ちていたコールター夫人は 娘のライラとよく似ていたことが判ってくる
その持つ力を使う方向を誤っていただけなのだ

アスリエル卿もコールタ―夫人も愛に満ちた人だった

ただ一人の娘を守り その生きる世界を救う為に命を投げ出す

ウィルとライラ

頑張った挙句がこれでは達成感はあるものの悲し過ぎる

訳者あとがきによれば ライラの物語は別に短編が発表されており それは著者が次に書こうとする本の踏み台的な作品だそうです

美しく成長したライラとウィルの再会の物語が もしかしたら―書かれるかもしれません


チベットを救う方法はないのだろうか

2008-04-10 12:28:47 | 国際・政治

かつて日本は西欧諸国による植民地支配に苦しんでいたアジア地域の希望の星であった
鎖国を解き開国間もない国が あの中国―中国も侵略・攻撃・略奪を繰り返し無理矢理領地を増やして来た情け容赦ない「敵」であることを忘れてはいけない 中国四千年の歴史はそのまま侵略戦争の歴史でもある―

そしてロシアにさえ勝ったのだ

だが希望の星は 経済封鎖や負けなかった事から思い上がり迷走する

神風の吹く国が負けるはずはない

原始時代に逆戻りである
幕末 江戸時代の人間の方が{世界}が見えていた

そうして太平洋戦争 日本はアジアから{鬼}と呼ばれる国となった

敗戦後 大陸にいた人々は悲惨な目に遭い 虐殺もされた

日本軍 憲兵への仕返し 報復行動とその殺人 罪を正当化しているかもしれないが

人殺しは人殺しだ

終戦し平和な世の中になってから 中国はロシアは日本人を大量に暴力により惨殺した

しかも{正義}と言い張って

何 どんな理由づけしようと 人殺し 虐殺である

中国は{保護}という大義名分を無理矢理掲げ チベットを侵略した

その後 チベットに住む正当な権利がある人々は虐げられ続けてきた

ダライ・ラマ
その方は遂に亡命するしかなかった

もしくはそのままいて殺されるか

考えてみてほしい

普通に暮らしている人間が 命がけで暴動を起こすのだ
そこまで追い詰められているのだ

ここで暴動を起こさなくても 自分達はいつか殺されるのだ
住むべき正当な権利がある場所を住み続けていられなくされるのだ

そんな絶望的な思いが伝わってきはしないだろうか

世界中の誰か!この現状を見てほしい

私達の国を 私達に返してほしい

取り戻してほしい

そして武力により 私達の国を 無理無体に私物化した中国には 出ていってほしい

そんな叫びがニュースから 伝わってきはしないだろうか

あの暴動はチベット住民の血の叫びだ

政府により自分の国がどんな事をしているか知らされてない気の毒さを考慮するとしても
ネットの掲示板に「台湾も日本も属国にすればいい 我が国に逆らう国は滅ぼせばいいのだ」
そんな書込みをする国民を持ち 恥じず
そういう考え方に 自国の人々を導き育てる国家なのだ

中国がチベットの方々に対し しているのは{制圧}ではない
虐殺だ

中国政府の顔色見る弱腰日本

日本の政治家は正義ばかりか 誇りも失ってしまったのだろうか

中国にはオリンピックを開催する資格はない
北京オリンピックはオリンピックではない

中国は謝らない国として有名であったが
恥も知らない国であったようだ

オリンピックは平和の祭典

廉恥心を喪失した国家 中国

あるチベット女性は 今回の聖火リレーを「汚れている」
「オリンピックのものではない そう名乗って欲しくない」と言った

チベットから亡命した両親を持つ人間は
「チベットに住む親戚に 国をでれば」そう勧めた

と相手は答えた「国内でも移動する権利を認めてもらえないし 出国しようとしてもパスポートを出してくれない」
チベットの人々は信仰の自由すら認めてもらえないのだと言う

中国はチベットの人々を奴隷化している
その生きる権利
人権を奪っているのだ

このチベットと同じ目に 未来 日本がならない あわないとは 誰にも断言できないのだ
私はチベットの方々が気の毒でならない

そして中国政府を心から恐ろしい{鬼}の国だと思う


フィリップ・プルマン著「神秘の短剣」上下 新潮文庫

2008-04-10 02:25:12 | 本と雑誌

フィリップ・プルマン著「神秘の短剣」上下 新潮文庫
フィリップ・プルマン著「神秘の短剣」上下 新潮文庫
フィリップ・プルマン著「神秘の短剣」上下 新潮文庫
フィリップ・プルマン著「神秘の短剣」上下 新潮文庫
ライラの冒険 Ⅱ

父アスリエル卿を追って別世界へ渡ったライラはウィルと出会う

行方不明の父を捜すウィル
勇敢な少年ウィルに助けられるライラ

ライラの世界から来た男にライラは大切な品を奪われてしまうが 短剣の持ち主に選ばれたウィルが取り戻してくれた

魔女 天使 入り乱れる戦いは次の物語へ続いていく


フィリップ・プルマン著「黄金の羅針盤」上下

2008-04-10 01:26:23 | 本と雑誌

フィリップ・プルマン著「黄金の羅針盤」上下
フィリップ・プルマン著「黄金の羅針盤」上下
フィリップ・プルマン著「黄金の羅針盤」上下
ライラの冒険

両親は死んだと教えられて育ったライラ
身寄りは冒険家のおじアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)だけだと思っていた

アスリエル卿の飲み物に学長が毒を入れるのを見てしまった事から ライラの運命は変わっていく

憧れずにはいられない美しいコールタ―夫人(ニコール・キッドマン)がライラを手許に引き取りたがり
それには勿論理由があったのだが

ライラの友人がさらわれて
彼女は 遂に自分の両親が誰なのかを教えられる

おじと思っていたアスリエル卿が父
コールタ―夫人が母だった

ライラはさらわれた子供達を救う為の旅に参加する

追放された鎧熊のイオレクの鎧を取り戻し さらわれた子供達を救い出し

イオレクを騙して追放した熊の王を戦わせる方向へ気持ちを向け
やっと幽閉された父と再会するのだが

三部作 物語はこのあと「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」と続きます

ライラのいる世界はパラレル・ワールド

そこでは人々は大人になるまでは種類を決めない 時と場に応じて 形を変えるダイモンと言う生き物を一人一人が持っています
無理に引き離されたら 人もダイモンも弱って死んでしまいます

おてんば少女ライラは 真実を教えてくれる道具を 使い方の本がなくても使いこなし 数々の冒険を乗り越えていくのです