村野秋生は事故で人生が変わった 一緒にいて事故に遭い車椅子生活となった女性からは別れを告げられた
事件を追う刑事から 犯罪被害者をサポートする部署へと
突っ込んだ車に五人の命が奪われ 運転手は逃亡中ー
被害者の中にはお腹に赤ちゃんがいた女性もいて その夫の心は不安定で
遂に立てこもり事件を起こす
そしてひき逃げ事故を起こした犯人引き渡しを要求してきた
村野はひき逃げ犯人の荒木のふりをして 指定された車に乗り込むも その車には爆弾が仕掛けられていた
犯罪で家族や愛する者の命を奪われた人間の 犯人へ一矢むくいたい気持ち
かなしみは過ぎる時間となれ合って誤魔化して生き続けるうちに 薄れるものだろうか
いつか仕方ないと思えるのだろうか