夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

高野史緒著「カラマーゾフの妹」 講談社文庫

2014-09-23 20:19:20 | 本と雑誌
カラマーゾフの妹 (講談社文庫)
高野 史緒
講談社
         



ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」の事件の真相があるとして書かれた物語 
フョードル・カラマーゾフを殺したのは 三男アレクセイであったのだと 
 その結論となっています 



「花子とアン」で人気を呼んだ吉田鋼太郎さんが テレビドラマ「カラマーゾフの兄弟」では この殺されるフョードル役でした


私はそのままドラマでフョードル殺しの犯人とされていたフョードルの隠し子の 小説ではスメルジャコフが犯人の方がすっきりして読後感もいいたろうとは思いましたが 


ロシア文学に詳しい亀山郁夫氏や沼野充義氏も 文庫巻末の著者との鼎談で絶賛しておられるから こういう解釈もありーなのでしょう 


くだくだ書いてきて こういう終わり方かーと 私はがっかりもしましたし とても気持ち悪かったです 


人の好みはそれぞれです 


ですが 読後感が良い物語ではありません 



果たして「カラマーゾフの妹」は必要であったのか 書き加えられる意味はあったのか 



私にはドストエフスキー氏が苦笑しているようにも思えます 


作品が忘れられるよりは いいのかもしれない 


ただこうした試みは もとのオリジナル作品を冒涜したように感じることもあります 


著者の趣味に利用されたように感じることも 


「カラマーゾフの妹」を読んで 「カラマーゾフの兄弟」を読んでみようと思う人がいたら 
多少は書かれた意味もあるのかもしれませんが

秋分の日も笑いから始まる♪

2014-09-23 10:58:01 | 子供のこと身辺雑記



卵焼き 作るおかずを思い付かないと とりあえず(笑)焼いています 

蟹と豆腐のお吸い物 

エリンギ・人参・ピーマン・牛肉の炒めモノ 味付けには焼肉のタレを利用して 
今日はこれを姑と主人のおかずで届けてきます 



朝 起きてきた長男の下着が裏返しになっていたから
「それはー」と下着の縫い目を指差したらー

「脱ぎたかったからや~~~~~」と奇妙な抑揚を付けて歌いながら着替え直した 


私「そ そうだったのか 頑張れ」 


長男「ネタに決まってるやろ 冗談や 冗談 
だいいち 何を頑張るんや」 


私「いや 有難う 
(ブログの)ネタを頂きました(笑) 
そっか~ そうなんだね 
ー脱ぎたかったー」 


長男「だから 納得するな 
冗談やから 笑いをとろうと思っただけやん 」 


私「今日も身を削ったネタを期待している 
とにかく頑張るんだよ」


と気の毒な長男は 今日も母親のブログネタにされるのだった