原作 百田尚樹
監督 李 闘士男
同じ電車に乗っている高校教師の高津耀子(香椎由宇)と生徒の木樽勇紀(高良健吾)
と電車の中で騒ぐ不良たち
持ち前の正義感から無謀にも注意する高津は不良らに絡まれる
そこへ現れた若者があっという間に凄む不良たちを倒して 電車が停まり降りて行く
追いかけるように電車を降りた高津と木樽
若者の顔を見て あっという表情になる木樽
転校して別れたが 以前住んでいた近所の幼馴染の鏑矢義平(市原隼人)だった
勉強はできるがいじめられていた木樽を庇ってくれたケンカがとびきり強い親友
同じ母子家庭で それを理由にいじめようとする悪ガキ達から「ずっと守ってやる」と庇い続けてくれた鏑矢
鏑矢は木樽と同じ高校でもあった
木樽は勉強ができる人間のコース
鏑矢は体育ができるほうのコース
クラスは違うが同じ高校
再会を喜ぶ二人
鏑矢はボクシング部にいた
ずっといじめられっ子だった木樽は 「自分も強くなれるだろうか」いや強くなりたいと思い始め
ボクシング部に入部する
ボクシング部のマネージャーの丸野智子(谷村美月)は鏑矢の毒舌にもひるまない
ボクシングを教える監督の沢木(筧利夫)は鏑矢の才能を楽しみにしているようでもある
高校ボクシング界には不敗を誇る超高校級のずば抜けて強い稲村和明(諏訪雅士)がいた
打倒・稲村に燃える鏑矢だが 他の学生とは全く違う空気を稲村はまとっていた
対戦し稲村に負けた鏑矢はボクシング部を辞めてしまう
お好み焼屋をする母親のこと美(宝生舞)にさからってみたり 喧嘩をして暴れてみたりと迷走する
木樽はひたすら練習し次第に強くなっていく
入院し一度は退院してきた丸野智子だが 再び入院しー死んでしまった
葬儀の終わったあとでボクシングの面々は 智子の母親の祥子(清水美沙)から 「死んだら天使になって鏑矢を守る」と言っていたことを教えられる
こっそりと葬儀に来ていた鏑矢の姿にボクシング部の面々は気付き追いかける
意地を張っていた鏑矢だが ボクシングが好きなのだ
彼は部に戻り また練習を始める
同じ階級の木樽との戦いで 鏑矢は負けた
ずっと木樽を守るーと言ってきたのに
その木樽に負けてしまった
鏑矢はどうすればいいのか考える 真剣に
それがあの稲村と対戦することになる木樽のサポートをすることだった
一緒に走り始める鏑矢と木樽
最初は木樽に遅れがちだった鏑矢だが やがて肩を並べて走るまでになる
無敵の稲村だが 少しだけ木樽を認めているのか 対戦を楽しみにしているような言葉をかけていた
木樽は鏑矢に稲村と同じサウスポーで相手してほしいと頼む
稲村の動きをビデオで確認する鏑矢
この研究があとで鏑矢自身の為にもなった
稲村の動きが見えてくるまでにはなりパンチも当てて善戦はする木樽だが やはり稲村は強かった
容赦なく強い
その稲村と鏑矢は対戦することになる
体格 動き パンチの重さ
どうやれば勝てるのか
沢木は言う「どついてどついてー」そして目を悪くして選手生命が終った自分のこと
話を聞いてなんとなくふっきれる鏑矢はリンクへ向かう
四角い空間へと
鏑矢が山猫なら 稲村はまるで虎
勝ちにいくよりも「好きなようにやらせてください」と言う稲村は 鏑矢との戦いを楽しんでいた
嬉しそうでさえある
鏑矢も稲村も
鏑矢はパンチをくらった
そして場面は変わる
鏑矢の母親の店 こと美は「無法松の一生」を歌っている
そこへ入ってきたのは背広姿の木樽
大学を卒業し春から就職するのだと話す
鏑矢の姉もお好み焼を木樽に進める
鏑矢はハワイでお好み焼の店を経営しているそうな
こと美の店にハワイの店で写した鏑矢の写真がある
そして再び回想により鏑矢と稲村の試合場面に戻る
木樽の独白「その日 僕は吹き抜ける風を見た」
鏑矢へ「サウスポー」と叫ぶ木樽
鏑矢の動きが変わる
鏑矢は稲村の動きを知っているはずなのだ
木樽の練習の為に 繰り返し幾度も観たビデオ
稲村と同じ動きができるほどに
自分を相手にしたらーどうなるのかー
少しの戸惑いと狂い
紙一重のー
ズレ
鏑矢の一撃が決まり 稲村は沈んだ
倒れた稲村に手を貸して起こし抱き合う
闘いながらうち合いながら築いた友情か
本編は鏑矢が木樽に向けた「仮面の忍者赤影」に出てくる青影の鼻の横に指をあてて ぱあの形にするひょうきんな仕草で終わる
そしてハワイの店でお好み焼焼く楽しそうな鏑矢の姿が流れる
鏑矢と木樽はいつの時代の子供なのか 子供時代にピンクレデイの「UFO」を歌い 仮面の忍者赤影」の青影の仕草を知っている
「仮面の忍者赤影」は母親がフアンでビデオを見せたのだろう そして「UFO」は やはり母親の店のカラオケでお客さんが唄っていたので「覚えた」のだと思おう(笑)
だってね携帯があるんだもの
リアルに「仮面の忍者赤影」が放送された頃に携帯はありませんでした
ポケベルさえ ずっと後のものです
宝生舞さんはこの映画を最後に引退されました
結婚と共に潔い芸能界からの「寿引退」
愛らしさは封印して可哀想なくらいに「おばちゃん」されてました
稲村役の諏訪雅士さんは当時現役のプロボクサー
最初の登場場面から存在感がすごいです
体格と目力と 圧倒的な
これじゃ誰も勝てんだろうーと説得力あります
画面に映るだけで
作品や様々なことで注目されておられる百田尚樹氏の本は しばらく避けていたのですが
まとめてちょっと買ってきました
まずはこの映画の原作から読み始めています
文庫本は上下と二冊
映画は少し縮めて省略 まとめた部分もあったようです
監督 李 闘士男
同じ電車に乗っている高校教師の高津耀子(香椎由宇)と生徒の木樽勇紀(高良健吾)
と電車の中で騒ぐ不良たち
持ち前の正義感から無謀にも注意する高津は不良らに絡まれる
そこへ現れた若者があっという間に凄む不良たちを倒して 電車が停まり降りて行く
追いかけるように電車を降りた高津と木樽
若者の顔を見て あっという表情になる木樽
転校して別れたが 以前住んでいた近所の幼馴染の鏑矢義平(市原隼人)だった
勉強はできるがいじめられていた木樽を庇ってくれたケンカがとびきり強い親友
同じ母子家庭で それを理由にいじめようとする悪ガキ達から「ずっと守ってやる」と庇い続けてくれた鏑矢
鏑矢は木樽と同じ高校でもあった
木樽は勉強ができる人間のコース
鏑矢は体育ができるほうのコース
クラスは違うが同じ高校
再会を喜ぶ二人
鏑矢はボクシング部にいた
ずっといじめられっ子だった木樽は 「自分も強くなれるだろうか」いや強くなりたいと思い始め
ボクシング部に入部する
ボクシング部のマネージャーの丸野智子(谷村美月)は鏑矢の毒舌にもひるまない
ボクシングを教える監督の沢木(筧利夫)は鏑矢の才能を楽しみにしているようでもある
高校ボクシング界には不敗を誇る超高校級のずば抜けて強い稲村和明(諏訪雅士)がいた
打倒・稲村に燃える鏑矢だが 他の学生とは全く違う空気を稲村はまとっていた
対戦し稲村に負けた鏑矢はボクシング部を辞めてしまう
お好み焼屋をする母親のこと美(宝生舞)にさからってみたり 喧嘩をして暴れてみたりと迷走する
木樽はひたすら練習し次第に強くなっていく
入院し一度は退院してきた丸野智子だが 再び入院しー死んでしまった
葬儀の終わったあとでボクシングの面々は 智子の母親の祥子(清水美沙)から 「死んだら天使になって鏑矢を守る」と言っていたことを教えられる
こっそりと葬儀に来ていた鏑矢の姿にボクシング部の面々は気付き追いかける
意地を張っていた鏑矢だが ボクシングが好きなのだ
彼は部に戻り また練習を始める
同じ階級の木樽との戦いで 鏑矢は負けた
ずっと木樽を守るーと言ってきたのに
その木樽に負けてしまった
鏑矢はどうすればいいのか考える 真剣に
それがあの稲村と対戦することになる木樽のサポートをすることだった
一緒に走り始める鏑矢と木樽
最初は木樽に遅れがちだった鏑矢だが やがて肩を並べて走るまでになる
無敵の稲村だが 少しだけ木樽を認めているのか 対戦を楽しみにしているような言葉をかけていた
木樽は鏑矢に稲村と同じサウスポーで相手してほしいと頼む
稲村の動きをビデオで確認する鏑矢
この研究があとで鏑矢自身の為にもなった
稲村の動きが見えてくるまでにはなりパンチも当てて善戦はする木樽だが やはり稲村は強かった
容赦なく強い
その稲村と鏑矢は対戦することになる
体格 動き パンチの重さ
どうやれば勝てるのか
沢木は言う「どついてどついてー」そして目を悪くして選手生命が終った自分のこと
話を聞いてなんとなくふっきれる鏑矢はリンクへ向かう
四角い空間へと
鏑矢が山猫なら 稲村はまるで虎
勝ちにいくよりも「好きなようにやらせてください」と言う稲村は 鏑矢との戦いを楽しんでいた
嬉しそうでさえある
鏑矢も稲村も
鏑矢はパンチをくらった
そして場面は変わる
鏑矢の母親の店 こと美は「無法松の一生」を歌っている
そこへ入ってきたのは背広姿の木樽
大学を卒業し春から就職するのだと話す
鏑矢の姉もお好み焼を木樽に進める
鏑矢はハワイでお好み焼の店を経営しているそうな
こと美の店にハワイの店で写した鏑矢の写真がある
そして再び回想により鏑矢と稲村の試合場面に戻る
木樽の独白「その日 僕は吹き抜ける風を見た」
鏑矢へ「サウスポー」と叫ぶ木樽
鏑矢の動きが変わる
鏑矢は稲村の動きを知っているはずなのだ
木樽の練習の為に 繰り返し幾度も観たビデオ
稲村と同じ動きができるほどに
自分を相手にしたらーどうなるのかー
少しの戸惑いと狂い
紙一重のー
ズレ
鏑矢の一撃が決まり 稲村は沈んだ
倒れた稲村に手を貸して起こし抱き合う
闘いながらうち合いながら築いた友情か
本編は鏑矢が木樽に向けた「仮面の忍者赤影」に出てくる青影の鼻の横に指をあてて ぱあの形にするひょうきんな仕草で終わる
そしてハワイの店でお好み焼焼く楽しそうな鏑矢の姿が流れる
鏑矢と木樽はいつの時代の子供なのか 子供時代にピンクレデイの「UFO」を歌い 仮面の忍者赤影」の青影の仕草を知っている
「仮面の忍者赤影」は母親がフアンでビデオを見せたのだろう そして「UFO」は やはり母親の店のカラオケでお客さんが唄っていたので「覚えた」のだと思おう(笑)
だってね携帯があるんだもの
リアルに「仮面の忍者赤影」が放送された頃に携帯はありませんでした
ポケベルさえ ずっと後のものです
宝生舞さんはこの映画を最後に引退されました
結婚と共に潔い芸能界からの「寿引退」
愛らしさは封印して可哀想なくらいに「おばちゃん」されてました
稲村役の諏訪雅士さんは当時現役のプロボクサー
最初の登場場面から存在感がすごいです
体格と目力と 圧倒的な
これじゃ誰も勝てんだろうーと説得力あります
画面に映るだけで
作品や様々なことで注目されておられる百田尚樹氏の本は しばらく避けていたのですが
まとめてちょっと買ってきました
まずはこの映画の原作から読み始めています
文庫本は上下と二冊
映画は少し縮めて省略 まとめた部分もあったようです