よしながふみ作「大奥」第十一巻 白泉社 2014-09-24 20:34:44 | 本と雑誌 大奥 11 (ジェッツコミックス)よしながふみ白泉社 母も姉も殺して藩主の座についた徳川治済は息子の家斎を将軍にして 権力を我が物として好き勝手に悪辣に振る舞う 我が母ながら 家斎はなんとかしようとするのだが たぐいまれな構成力 創造力で描かれる物語 凄い ただ感嘆 逆転大奥 どう終結するのか 明治維新まで描かれていくのか 迫力ある巻となっております 徳川治斎の怪物ぶりが なんとも凄いです
長岡弘樹著「群青のタンデム」 角川春樹事務所 2014-09-24 13:58:41 | 本と雑誌 群青のタンデム長岡 弘樹角川春樹事務所 駆け出しの交番勤務から警察を退職してもずっと続いた不思議な競争 どちらが勝つかの他愛なくも見えた競争には もう一つ別の意味があった 連作の短編を読み進みながら 何かはっきりしない「もどかしいもの」 最後の物語でそれが姿を見せる 哀しい形で 読了して 再びすぐに「確認のために」読み返してしまいます 明るい話ではありません 犯罪を隠して生きてきた そういう生き方は嫌だし まして普通の人間ではなくて警察官であった 正義感があるはずのー たとえ最後は自首したとしても 正義感ゆえに犯した罪でも罪は罪 善悪その両方を抱えて生きている人間という生き物 警官をおまわりさんは正しい人ーと信じて 人は生活したいんです 安心して
栗ご飯 2014-09-24 07:25:10 | 子供のこと身辺雑記 姑の家の庭にある栗の木が今年もいっぱい実をつけました まずは一回目の収穫を姑が「半分こ」してくれました 昨夜は頑張って栗むき では いただきま~す