宝塚歌劇団・花組のトップ娘役であった花乃まりあさんが「雪華抄・金色の砂漠」の舞台を最後に退団されました
トップの明日海りおさんと花乃まりあさんのコンビが好きでした
ーもう観られないーそう思うと・・・最初はネット動画で花乃まりあさんの映像や書かれた記事などを追いかけていたのですがーとうとうDVDをAmazonと宝塚アンさんを利用で購入
明日海りおさんトップ就任で披露の「エリザベート~愛と死の輪舞」から「雪華抄・金色の砂漠」までの花乃まりあさん出演の舞台を繰り返し観ております
そこで そこから妄想のモノなど少し
「仮面のロマネスク」
原作はフランスの作家コデルロス・ド・ラクロが1782年に書いた書簡体の小説「危険な関係」
繰り返し映画化やドラマ化されております
自分を裏切った元愛人への復讐で宮廷の遊び人に純真な乙女を誘惑させたり 宮廷の遊び人が貞淑な人妻を誘惑し陥落させて破滅へ導く
そんな彼等も報いを受ける
退廃と不道徳の代表のような二人の人物を脚色し時代も移して少しストーリーも色合いを変えて演じられたのが宝塚・花組の舞台「仮面のロマネスク」
あでやかな美貌で噂の的のメルトゥイユ侯爵の未亡人フランソワーズ(花乃マリア)は宮廷で生き残る為に浮名を流している ーこっそりとー
相続した時に傾いていた家をその手腕(色事と宮廷での渡り歩き方)で立て直したジャン・ピエール・ヴァルモン子爵(明日海りお)





かつてフランソワーズの愛人の一人だった軍人のジェルクール伯爵(鳳月杏)は遊び人としても浮名を馳せており ヴァルモンの恋人を誘惑し寝取ったことがある
フランソワーズとヴァルモン この二人が互いにちょっと「こいつ!」と思っているジェルクール伯爵が婚約をした
相手は修道院から出てきたばかりの世間知らずの純真無垢な乙女のセシル・ブランシャール(音くり寿)
軍人の父親から厳しく育てられたフレデリーク・ダンスニー男爵(芹香斗亜)は青年らしい憧れを持ってセシルに恋をしていたのだがー
ダンスニーの不器用さにも歯がゆさを感じるメルトゥイユ侯爵夫人フランソワーズは ジェルクールへの意地悪い復讐を思いつき 同じくジェルクールへいい思いを抱いてないヴァルモンにセシルを誘惑するように言う
だがヴァルモンは この時 貞淑と噂のマリアンヌ・トゥールベル夫人(仙名彩世)へ食指をそそられていた
マリアンヌを陥落させてからセシルにかかるというヴァルモン
フランソワーズは もし首尾よくいけば そのご褒美は自分だと言う
「ご褒美は わ・た・し」
この色っぽい言葉に俄然やる気を出す 悪い男のヴァルモン
革命は成功したものの 思うよりも生活が楽にならなかった市民たちは貴族や社会への不満が高まり 世は不穏な流れのもとにある
マリアンヌへの誘惑は効を奏しながらもイマイチ調子の出ないヴァルモン
その最後の一押しができないヴァルモンが マリアンヌへ恋心を持ったと気付くフランソワーズ
セシルを一夜で仕留めたヴァルモン
「恋心を持っていない 思っていない相手だと仕事が早い」
マリアンヌへの嫉妬も見せるフランソワーズ
けれどヴァルモンが心の底で本当に思っていたのはー欲していた相手はー
そうしてヴァルモンに本気になって捨てられたくなくてー先に終止符を打ったフランソワーズも実のところはー
セシルへのうまくいかない恋に悩むダンスニーに女性の扱い方を教えるフランソワーズ
マリアンヌのことでのヴァルモンへの嫉妬と当てつけもあったかもしれない
自分が仕向けたことながら 純朴な青年ダンスニーへ疚しさ 同情
マリアンヌをこっぴどく振ったつもりのヴァルモンは フランソワーズがダンスニーを連れ込んでいる屋敷へ乗り込む
言い合って ダンスニーにフランソワーズは ダンスニーの恋に協力していたヴァルモンがセシルに手を出していたことを告げる
ダンスニーはヴァルモンに決闘を申し込み
戒厳令も出ているがー
ヴァルモンは空に向けて撃ち それを認めたダンスニーも空に向けて撃つ
案じるセシルに自分達は一緒に生きよう 離れないでと誓うダンスニー
市民たちが貴族への攻撃を始める中 軍服を着たヴァルモンは 命を賭けた戦いの前 会いたいと願う人の屋敷へ急ぐ
フランスを離れようと船旅の準備をしているフランソワーズ
忠実な者だけを残し 他の使用人達には暇をやった寂しい屋敷
そこでフランソワーズはヴァルモンの無事を祈っていた
「やっぱり いたね」
逢えてほっとしたように微笑するヴァルモン
「好きだったわ」本当の想いを告げるフランソワーズ
互いに嘘ばっかしの宮廷で・・・・・
貴族の社会で
最後の最後に心の仮面を外して
ーあなたがいたから生きてこられたー
互いの気持ちの奥底を伝え合い 二人だけの舞踏会を始める
永遠の別離の前に・・・・・
ーとね 原作とは似て非なる仕立てとなっております
で ここに至る前のお話でっちあげ(笑)
貴族の娘は15ほどで親の決めた相手に嫁がないといけないーという そっからね拾って^^;
(原作は無視・笑・です)
若い頃ジャン・ピエールは愛らしい少女に恋をした
だがーその恋はかなわなかった
当時 家は傾いており借金まみれ
とうてい結婚を言い出せる身ではなかった
しかも相手は侯爵家
少女フランソワーズは眩い若者ヴァルモンに憧れを抱きつつー親の言いつけにはさからえなかった
嫁いだ侯爵が亡くなり 自由の身になり
思いがけず言い寄って来たヴァルモンに身を任せる
恋の喜びに打ち震えながらもー既にヴァルモンは数々の浮名を流している
自分も獲物の一つにすぎず いつかは捨てられる
ならば捨てられる前に
誇りと・・・愛が得られないなら自分なりの誇りと立場にしがみつくしかない
本当に欲しいものが得られないならーヴァルモンも戯れの恋を続けるしかなかった
花乃まりあさん退団により トップ娘役は仙名彩世さんに代わり 明日海りおさん以外の配役は変わって 「仮面のロマネスク」は再演されます
柚香光さん演じるダンスニーには興味をそそられますが
台湾公演の「ベルサイユのバラ」ではオスカル・フランソワを演じた柚香光さん
華やかにして美しくとても似合っておりました
本公演では無理かもしれませんが オスカルとアンドレをメインの舞台で
アンドレ役を鳳月杏さん
オスカルを柚香光さん
フェルゼンを水美舞斗さん
こんな配役で観たいなーなんて思ってしまいました
原作「ベルサイユのバラ」は長い物語であり舞台にかけると省かれるものも多くて その本当の人間関係は伝わりにくいです
いかにしてアンドレが深くオスカルを思うようになったか
男として育てられたオスカルが初めて恋心を抱いたのがフェルゼン伯爵
ただフェルゼンの心はマリー・アントワネットへの想いで占められていた
オスカルの女性としてのドレス姿とか 省いてほしくない場面は多いのですけれど
いざ舞台にかかると 唐突でひどく荒唐無稽に思われる話のつなぎ方は とても残念です
トップの明日海りおさんと花乃まりあさんのコンビが好きでした
ーもう観られないーそう思うと・・・最初はネット動画で花乃まりあさんの映像や書かれた記事などを追いかけていたのですがーとうとうDVDをAmazonと宝塚アンさんを利用で購入
明日海りおさんトップ就任で披露の「エリザベート~愛と死の輪舞」から「雪華抄・金色の砂漠」までの花乃まりあさん出演の舞台を繰り返し観ております
そこで そこから妄想のモノなど少し
「仮面のロマネスク」
原作はフランスの作家コデルロス・ド・ラクロが1782年に書いた書簡体の小説「危険な関係」
繰り返し映画化やドラマ化されております
自分を裏切った元愛人への復讐で宮廷の遊び人に純真な乙女を誘惑させたり 宮廷の遊び人が貞淑な人妻を誘惑し陥落させて破滅へ導く
そんな彼等も報いを受ける
退廃と不道徳の代表のような二人の人物を脚色し時代も移して少しストーリーも色合いを変えて演じられたのが宝塚・花組の舞台「仮面のロマネスク」
あでやかな美貌で噂の的のメルトゥイユ侯爵の未亡人フランソワーズ(花乃マリア)は宮廷で生き残る為に浮名を流している ーこっそりとー
相続した時に傾いていた家をその手腕(色事と宮廷での渡り歩き方)で立て直したジャン・ピエール・ヴァルモン子爵(明日海りお)





かつてフランソワーズの愛人の一人だった軍人のジェルクール伯爵(鳳月杏)は遊び人としても浮名を馳せており ヴァルモンの恋人を誘惑し寝取ったことがある
フランソワーズとヴァルモン この二人が互いにちょっと「こいつ!」と思っているジェルクール伯爵が婚約をした
相手は修道院から出てきたばかりの世間知らずの純真無垢な乙女のセシル・ブランシャール(音くり寿)
軍人の父親から厳しく育てられたフレデリーク・ダンスニー男爵(芹香斗亜)は青年らしい憧れを持ってセシルに恋をしていたのだがー
ダンスニーの不器用さにも歯がゆさを感じるメルトゥイユ侯爵夫人フランソワーズは ジェルクールへの意地悪い復讐を思いつき 同じくジェルクールへいい思いを抱いてないヴァルモンにセシルを誘惑するように言う
だがヴァルモンは この時 貞淑と噂のマリアンヌ・トゥールベル夫人(仙名彩世)へ食指をそそられていた
マリアンヌを陥落させてからセシルにかかるというヴァルモン
フランソワーズは もし首尾よくいけば そのご褒美は自分だと言う
「ご褒美は わ・た・し」
この色っぽい言葉に俄然やる気を出す 悪い男のヴァルモン
革命は成功したものの 思うよりも生活が楽にならなかった市民たちは貴族や社会への不満が高まり 世は不穏な流れのもとにある
マリアンヌへの誘惑は効を奏しながらもイマイチ調子の出ないヴァルモン
その最後の一押しができないヴァルモンが マリアンヌへ恋心を持ったと気付くフランソワーズ
セシルを一夜で仕留めたヴァルモン
「恋心を持っていない 思っていない相手だと仕事が早い」
マリアンヌへの嫉妬も見せるフランソワーズ
けれどヴァルモンが心の底で本当に思っていたのはー欲していた相手はー
そうしてヴァルモンに本気になって捨てられたくなくてー先に終止符を打ったフランソワーズも実のところはー
セシルへのうまくいかない恋に悩むダンスニーに女性の扱い方を教えるフランソワーズ
マリアンヌのことでのヴァルモンへの嫉妬と当てつけもあったかもしれない
自分が仕向けたことながら 純朴な青年ダンスニーへ疚しさ 同情
マリアンヌをこっぴどく振ったつもりのヴァルモンは フランソワーズがダンスニーを連れ込んでいる屋敷へ乗り込む
言い合って ダンスニーにフランソワーズは ダンスニーの恋に協力していたヴァルモンがセシルに手を出していたことを告げる
ダンスニーはヴァルモンに決闘を申し込み
戒厳令も出ているがー
ヴァルモンは空に向けて撃ち それを認めたダンスニーも空に向けて撃つ
案じるセシルに自分達は一緒に生きよう 離れないでと誓うダンスニー
市民たちが貴族への攻撃を始める中 軍服を着たヴァルモンは 命を賭けた戦いの前 会いたいと願う人の屋敷へ急ぐ
フランスを離れようと船旅の準備をしているフランソワーズ
忠実な者だけを残し 他の使用人達には暇をやった寂しい屋敷
そこでフランソワーズはヴァルモンの無事を祈っていた
「やっぱり いたね」
逢えてほっとしたように微笑するヴァルモン
「好きだったわ」本当の想いを告げるフランソワーズ
互いに嘘ばっかしの宮廷で・・・・・
貴族の社会で
最後の最後に心の仮面を外して
ーあなたがいたから生きてこられたー
互いの気持ちの奥底を伝え合い 二人だけの舞踏会を始める
永遠の別離の前に・・・・・
ーとね 原作とは似て非なる仕立てとなっております
で ここに至る前のお話でっちあげ(笑)
貴族の娘は15ほどで親の決めた相手に嫁がないといけないーという そっからね拾って^^;
(原作は無視・笑・です)
若い頃ジャン・ピエールは愛らしい少女に恋をした
だがーその恋はかなわなかった
当時 家は傾いており借金まみれ
とうてい結婚を言い出せる身ではなかった
しかも相手は侯爵家
少女フランソワーズは眩い若者ヴァルモンに憧れを抱きつつー親の言いつけにはさからえなかった
嫁いだ侯爵が亡くなり 自由の身になり
思いがけず言い寄って来たヴァルモンに身を任せる
恋の喜びに打ち震えながらもー既にヴァルモンは数々の浮名を流している
自分も獲物の一つにすぎず いつかは捨てられる
ならば捨てられる前に
誇りと・・・愛が得られないなら自分なりの誇りと立場にしがみつくしかない
本当に欲しいものが得られないならーヴァルモンも戯れの恋を続けるしかなかった
花乃まりあさん退団により トップ娘役は仙名彩世さんに代わり 明日海りおさん以外の配役は変わって 「仮面のロマネスク」は再演されます
柚香光さん演じるダンスニーには興味をそそられますが
台湾公演の「ベルサイユのバラ」ではオスカル・フランソワを演じた柚香光さん
華やかにして美しくとても似合っておりました
本公演では無理かもしれませんが オスカルとアンドレをメインの舞台で
アンドレ役を鳳月杏さん
オスカルを柚香光さん
フェルゼンを水美舞斗さん
こんな配役で観たいなーなんて思ってしまいました
原作「ベルサイユのバラ」は長い物語であり舞台にかけると省かれるものも多くて その本当の人間関係は伝わりにくいです
いかにしてアンドレが深くオスカルを思うようになったか
男として育てられたオスカルが初めて恋心を抱いたのがフェルゼン伯爵
ただフェルゼンの心はマリー・アントワネットへの想いで占められていた
オスカルの女性としてのドレス姿とか 省いてほしくない場面は多いのですけれど
いざ舞台にかかると 唐突でひどく荒唐無稽に思われる話のつなぎ方は とても残念です