寒くなるとストーブの前が猫達の一等席になる
最初は床の上で遊んでいるがーそこそこ温もると椅子の上に上がる
時々 麦丸の体を舐めてやったりして さしずめ母親気分になど浸っているようにも見える瑠奈
尻尾を揺らして尻尾で麦丸にじゃれつかせてやったりもしている
血の繋がりのない猫ですら 一緒に暮らしていると小さな方は年上猫を慕い甘え懐く
大きな方は何かと世話を焼くようになる
情(じょう)という点で・・・・・
初対面では「フーッ」と互いに怒りの表情で威嚇しあっていたものが
猫の心は分からないけれど
日毎に情が深まっているように見える
人よりもむしろ猫や犬の方が同族には 少なくとも同じ家で暮らすものへは心温かくないかと思うことがある