瑠奈には迷惑かも

長男が好きなミュージシャンのグッズを何か買ったのが届いて　中身を出した空き箱を置いていたらー
猫たちの遊び場となっておりました























遠慮なしに瑠奈(大きい方)に飛び掛かる麦丸(茶色いの)
瑠奈も数分は麦丸の好きにさせていますが時々反撃しています

それでもくじけず瑠奈を追いかける麦丸

明日で推定生後二カ月
へこたれないのが信条です・笑

宇江佐真理著「うめ婆行状記」 (朝日文庫)

	うめ婆行状記 (朝日文庫)
	宇江佐真理
	朝日新聞出版

２０１５年に病死した著者の未完の時代小説です

商家から同心に嫁ぎ　夫の死後　かねてからの夢であった家を出ての一人暮らしを始めたうめ
まずは暮らす家の庭にある梅の木の梅を梅干しにすることから始めますが

実家の長兄の息子の嫁取りに関すること

うめは知らなかった夫の言葉
夫が生きている間には気付けなかった思いやれなかった夫の心

ひとり暮らしの気楽さといざ病気になった時に気付いてくれる者のいない心細さ

そんなうめを思い身の立つようにと案じる兄弟や甥

ごたごたあれば　きちんとうまくとりはからうだけの器量あるうめの息子

うめは完全な一人ではないし　寄る年波　体が弱ることもあろうとも
恵まれた幸せな人間です


著者と交流あった作家の諸田玲子女史による解説と末國善己氏と二つの解説がついております


未完とは言いながら　ごたごたが一応の解決を見ていますので　ここで終わりであってもなんら不自然さはありません