北米・欧州・日本の3チームにて競われる試合形式
北米チーム 長洲未来選手 24歳(アメリカ) 「ミス・サイゴン」 134.69点
アメリカで開かれた国際大会にてトリプルアクセルを成功
冒頭から力強いジャンプが続く メリハリのある演技
トリプルアクセルは演技としては認められました
着地の乱れには解説の八木沼さん「少し緊張ー」
曲調緩やかに優しく変わり それにつれ表情も演技も動きを変えていきます
後半のコンビネーションジャンプも成功
最後のジャンプが決まり美しいスピンからフィニッシュ
演技前の長洲未来さんの言葉「何も失うものがない (平昌)オリンピックへの意思をアピールしたい」
演技後の長洲未来さんの言葉「泣いた分だけ 自分の努力が報われると思っています」
本田真凛選手 16歳 「トゥーランドット」 133.41点
トリプルルッツ 3-3のコンビネーション
表情の変化 動き 観る者の目を離さない
一つ着地の乱れたジャンプあり
回りながら変化していくスピン
八木沼「リンクを存分に使って表現していますね」
松垣アナウンサー「非常に壮大なプログラムでしたね」
八木沼「会場が一体となって本田選手の動きに皆さん集中して見入ってしまったというような感覚がありましたね」
演技後の本田真凛さんの言葉「初めてこんな沢山のお客さんの前で演技 試合をして楽しかったというのが一番です
(自分の演技に関して) 完璧な演技じゃなくてミスも何個かあったんですけど 良かったところもあったんじゃないかと思うので
改善点を今後見つけて直していきたいと思います
(五輪シーズンに向けて)まだまだシニアの皆さんとこうして試合をしていくとなると足りないところが沢山あるなと
いま2試合終わってみて感じたので 今後の そのもっと難しい構成だったり 演技 一つの作品として頑張っていかないといけないと思います」
欧州チーム アリーナ・ザギトワ選手 15歳(ロシア) 「ドン・キホーテ」 145.28点
前半にステップ 後半でジャンプ 難易度高いリスクのある構成
3連続のジャンプなど 華やか 大胆 かろやか
両腕あげてのトリプルなど ジャンプ4っつ続く
八木沼「完璧な演技 とりこぼしない」
演技後のザギトワ選手の言葉「オリンピックに関わらず どの大会でもいつも通り臨みたいです
まずは大会に出場することが最も重要だと思っています」
北米チーム カレン・チェン選手 18歳 (アメリカ) 「カルメン」 116.32点
3-3から始まる 転倒あり
調子が悪かったのだろうか
正直 ザギトワ選手のあとだと多少見劣りがし退屈する
最後のキメの顔だけ表情がオーバーでいささかそのドヤ顔ぶりに嫌なものを感じる
演技前のチェン選手の言葉「強い無敵である自分を表現したい」
演技後のチェン選手の言葉「オリンピック・シーズンなのでプレッシャーやストレスは感じますが アメリカ代表として世界の舞台に立てるように
努力を続けていきたいと思います」
三原舞依選手 18歳 映画「ミッション」よりガブリエルのオーボエ 147.83点
八木沼「流れのあるジャンプ 一つ一つていいねい
素晴らしかった」
後半ジャンプの要素が五つ続く 三連続のコンビネーション
両手あげてのジャンプ決める
天使のような いや天使が演じていたかのような空気感
演技後 ガッツポーズが出る
全力出し切った演技
演技前の三原選手の言葉「オリンピックの席は二つしかない 自分は強い意志をもって臨んでいく
(この大会では)感動してもらえるような演技がしたい」
演技後の三原選手の言葉「すごく本当に楽しみにしていた このジャパンオープンに出場できるという嬉しさから
すごい最初からわくわくしていた気持ちで滑ることができて 最後までジャンプとかスピンとか大きなミスなく滑りきれたのが嬉しくて
ガッツポーズしました」
欧州チーム エフゲニア・メドベージェフ選手 17歳 (ロシア) 映画「アンナ・カレーニナ」より 152.08点
完璧以外の言葉を受け付けない演技が続く
片手を上げての連続ジャンプ 後半3-3のコンビネーション
松垣アナウンサー「強い!」
八木沼「うん 強いですね 素晴らしいプログラムだったと思います」
演技終了後のメドベージェフ選手の言葉「私は女王だとか評価や点数のことは一切気にしていません
一番重要なのは五輪までに努力したことを何処まで発揮できるかだと思っています
今度の大会をいかに自分が楽しむことができて ファンに楽しんでもらえるかが大切だと思っています」
ゲストのカナダのケイトリン・ウィーバー選手(28歳)&アンドリュー・ポジェ選手(30歳)「Unchained Melody」
八木沼「まるで氷の上を流れているような・・・・エッジの音がしない演技」
夢のような時間が流れていく
全身 どの筋肉も思いのままなのかーそう思える動き
ゲスト演技の町田樹さん 27才 「ドン・キホーテ」
町田さん自身の振付による三部構成のプログラムです
ジャンプが9本組み込まれていると解説の八木沼純子さん
黒いベストから赤いベストへの早着替えもありました
欧州チーム アレクセイ・ビシェンコ選手 29歳 (イスラエル)「ボレロ」 128.52点
転倒あり
少し精彩を欠くか 幾つかのミスあり
もたつき感が気になりました
北米チーム ジェレミー・アボット選手 32歳 (アメリカ) 「My Way」 143.48点
歌詞に合わせ表情豊かに滑る 長い手足ゆえジャンプが決まると映えます
スケート人生の想いが込められているかのように感じられる演技です
スケートに愛を 観客に愛を
そんなふうに思える滑り終えられた時の表情でした
織田信成選手 30歳 「トリスタンとイゾルデ」 158.24点
4回転のコンビネーション それから4回転ジャンプを決めて
トリプルアクセルでの着地で転倒あり
松垣アナウンサー「全力を尽くしました織田の演技でした」
競技選手としては現役は引退している織田選手は演技後「フリーの演技は疲れるな」などと笑わせておりました
「応援頑張ります!」とも
欧州チーム ハビエル・フェルナンデス選手 26歳(スペイン) 「ラ・マンチャの男」 189.47点
スペインを押し出すプログラム
後半にも4回転ジャンプ
八木沼「空間の見せ方がうまい 滑りは素晴らしかった 魅せてくれました」
演技後のフェルナンデス選手の言葉「五輪シーズンは多くのプレッシャーがかかる過酷な期間です
努力を惜しまず練習を続けて来年2月の五輪に臨みたいです」
北米チーム ネイサン・チェン選手 18歳 (アメリカ) 「Mao’s Last Doncer」178.46点
4回転の申し子と呼ばれている選手です
4回転ループ 4回転ルッツ ダブルトゥーループのコンビネーションなど4種類の4回転と飛びます
着地ミスの転倒一つ
演技終了後のチェン選手の言葉「五輪シーズンというのは とても大きな一年です
常にトレーニングを欠かさず五輪に向けての準備をしなければなりません
何よりもアメリカの代表になることに集中し努力を惜しまず頑張りたいと思います」
宇野昌磨選手 19歳 「トゥーランドット」 175.45点
4回転フリップの着地で転倒
演技終了後の宇野選手の言葉「頭の中では処理しきれないくらい失敗をして何が悪いというよりも
大きな課題としては もう試合に行く前から緊張して固くなってました
この試合に悪いものがいっぱい出て この結果を次に生かして あの試合があったからこのシーズンは良かったねと
言っていただけるように頑張ります」
優勝チームは欧州チーム 合計615.35点
2位は日本チーム 合計614.93点
3位は北米チーム 合計572.95点
優勝した欧州チームの選手の言葉から
ザギトワ選手「皆さんの応援のおかげで上手に滑ることができて嬉しく思っています」
メドージェワ選手「今 とても幸せです ジャパン・オープンは2回目ですが去年は2位でしたので やっと優勝することができて嬉しいです
チームのメンバー全員に心からありがとうと言いたい
何よりも今日 観にきてくれた皆さんの温かい応援のおかげです」
ビシェンコ選手「まずはファンの皆さんにありがとうと言いたいです
そして優勝はチームのメンバーが頑張って掴んだ結果です
これからもどんどん活躍していって更なる結果を出して新しい目標を見つけて実現していくことを願っています」
フェルナンデス選手「いつもスケーターとして日本に来るのを心から楽しみにしています
日本は素晴らしい国 素晴らしい食べ物と素晴らしい建物 そして皆さんの素晴らしい情熱
いつでも その全てを感じられるからです
皆さんのおかげで楽しく滑ることができます
本当にありがとうございました」