夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

米澤穂信著「本と鍵の季節」 (集英社)

2019-06-06 00:20:11 | 本と雑誌
本と鍵の季節 (集英社文芸単行本)
米澤穂信
集英社



堀川次郎と松倉詩門は高校二年生で図書委員をしている
二人共成績は上位の方

何故か相談事が持ち込まれたり 遭遇した謎を解いたり
そんな日々は 松倉の父親が残した謎にも向き合う時へつながっていく


「913」図書委員を引退した三年生の先輩から 亡き祖父の金庫の鍵をあけてほしいー
頼まれて先輩が案内した家に向かった
謎を解いた二人は 先輩の嘘に気付く


「ロックオンロッカー」散髪した店での異変 堀川と松倉は 何が起きていて誰が犯人なのか
推理する


「金曜に彼は何をしたのか」
図書委員の後輩の兄が教師から勝手に犯人と決めつけられてしまった
兄にはアリバイがあるはずなのに
があるはずなのに
そんな相談を受けた堀川と松倉は その兄が何をしていたか推理し確認を

あるオチつき



「ない本」
自殺した三年生が最後に読んでいた本を捜してほしい そこに遺書があるはず
同じ三年生からの頼まれごと

だけどそれは ありえない本


「昔話を聞かせておくれよ」
松倉の昔話は一つの謎につながっていた
その謎解きを手伝う堀川

「友よ知るなかれ」

「昔話をー」と続き松倉の父のこと
堀川は松倉が隠していることに気付いていた

松倉の秘密を知っても 学校で松倉を待つ堀川

松倉は学校に来るだろうか