背もそう高くはない 人をおしのけてなどというタイプでもない
上方新聞の記者の武井
寺内の口車に乗せられー騙されて
厄介な役目を引き受けさせられてしまう
そして この作品にも出て来る人物がおります
「盤上のアルファ」「盤上に散る」にも登場の あの詩人
もはや塩田武士作品の陰の主役かもしれなひ・・・
ーと謎の感心をしつつ(笑)
この引っ込み思案の武井さん
ある場面でとうとう発言
やっとこさ発言
会社側との闘いも済んで
次は好きな女性に こちらもやっとやっと自分の気持ちを伝えることが
寺内は武井を見込んで引きずり込んだのであり
これからも仲間として活動していく
解説は弁護士の角田龍平氏
オール巨人さんに弟子入りし 挫折 それから司法試験をーというかなり異色の経歴の方なのだとか
作品にも著者についても興味深いことを書いておられます