夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

フィン・ベル著「死んだレモン」 (創元推理文庫)

2020-12-19 20:27:42 | 本と雑誌

 

 

賭けに負けて筆名も作品の主人公名も同じ「フィン・ベル」になったそうだ

 

安達眞弓さんの「訳者あとがき」にあります

 

 

そこそこに成功し 美しい妻もいたのに 主人公のフィンは飲酒をやめられず

交通事故を起こし 歩けなくなり 車椅子で生活する身の上になりました

離婚

 

南の果ての地に暮らす場所を移します

死ぬための銃も購入

 

ところが この小さな街にもセラピストは居て 彼女と話すうちに この街の人々と関わりはじめます

死ぬことは先延ばしになったのでした

 

車椅子でのスポーツにも参加し

 

新しい生活

 

再び ところがです

 

フィンが購入した家の前の持ち主は二人までが行方不明になっていました

娘のアリスと その父親ジェィムズ

 

 

丘を隔てた隣人一家は不気味なゾイル三兄弟

アリスとジェイムズの消息には どうやらこの三兄弟が関わっていたようなのです

 

行方不明になって6週間は生きていたと思われるアリス

 

皆が知り合いのこの小さな街で 誰が少女を拉致して殺したのか

 

フィンの家にまで三兄弟は侵入

遂には フィンの家は放火で燃やされます

 

フィンの家に何があったというのか

 

過去の事件や街の歴史について調べるフィン

 

車椅子が必要な体でも快活で面倒見がよく親切なタイ

タイの親戚で美容院オーナーのパトリシア

 

 

夫と娘を喪った姉エミリーを案じ 事件について調べてたブルーイット・ベイリー

 

タイのおじで郷土史家のブラック・アルビーが自殺に見せかけて殺され

その後 ある荷物がゾイルの家に運ばれることになっているーと知ったベイリーとフィンは真相に気付いたのでした

 

漁に出てゾイル三兄弟は留守と思い込んで ゾイルの家に行ったフィンですが 兄弟の一人が残っていました

殺されそうになり 車椅子ごと宙づりになるフィン

 

物語の冒頭は この宙づりになっている場面から

 

そこから綴られていきました

 

三兄弟と真犯人との対決

 

どうやってフィンは生き延びたのか

 

 

どれほど悍ましい犯罪が行われたのか

 

 

ゾイル三兄弟は豚を飼っています

 

豚が人を殺して喰うーこれは「ハンニバル」シリーズでもありましたっけ

この物語では 殺した人間の始末の為に 豚に食わせます

残る骨の始末

フィンは それを知りました

 

砂金と思えた金の塊が 実は人の歯に使われたものであったと

 

リアルに想像すれば 吐き気覚えるほどの

そういう犯罪

 

解説は吉野仁さん

 

 

 

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ごめんなさい


出費は痛かったけれど

2020-12-19 19:59:23 | 子供のこと身辺雑記

今年は洗濯機 お風呂の故障 電子レンジ買い換え トイレリフォーム

水道漏れ修理

あれこれお金がドンドドンと出て行ってー

 

11月 来年も車検してーなどと言っていた夫の車を色々考慮したあげくに急遽買い換えることになった

 

もうこれでトドメにしてほしいなどと思いながら三桁のお金をささやかに振り込み

今月中旬

夫が言った「車 まだ来うへんのかな」

 

確か 最初は買い換えなくてもーとか言っていたのにね(笑)

今 乗っているのと同じ車種だけれど 新車 楽しみにしていたらしい

どうも嬉しいのかどうか感情の変化が掴めない人間なのでーー;

 

 

「結構 時間かかるんじゃない お正月越すかも」などと返事して

もし車が届いたら何処で受け取るなどと手はずは相談

 

そしたら翌日 車屋さんから電話

「届いてますけど」

 

「日曜日なら主人が休みで家に居るので すみませんが姑の家の方に届けていただけますか」

時間も決めて 受け渡しの際に必要なものを確認して

 

車の運転操作はどんどん変わっていっているので 操作方法を覚えられるか不安だったような夫

担当さんも丁寧にネットのことなども説明して下さったのだとか

ナビについても

 

 

「車 届いた」と夫から電話が入った

そして

「ナビの使い方 分かった? メールとか大丈夫」と尋ねたら

 

「話は聞いた 覚えてない」と答える夫

「マニュアル本ついてたでしょ 数冊 ちゃんと読んでね」

 

夫は「どうにかなる」と答えたのだった

 

更に数日

 

私は去年 自分の車をそれまで乗っていたのから比べたら かなり小さいのに買い換えたのだけれど

夫は 私に今度 自分が買ったのと同じ車種に買い換えれば良かったのにーなどと言った

 

つまりは新しい車を随分 気にいったということなのだろう

 

夫と同じ車種に乗るのは 何か嫌だーと思う私

やっぱね 自分の車が一番ーなのですよ

 

 

車が届くのに時期を合わせて届いた「ご購入御礼」

 

まあ 夫が気にいって 運転してるならいいか

 

そう 思うことにする

 

 

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