夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

おかずから

2016-04-18 23:28:29 | 子供のこと身辺雑記
「タジン鍋レシピ」44頁の牛すじ煮込みを参考に作りました




圧力鍋で一口大に切った牛すじを下茹でします

蒟蒻はあく抜きでさっと熱湯かけてから 小さく切ります

大根・人参・牛蒡・じゃがいも・生姜など 洗って皮をむいた野菜は小さめに切っておきます

鍋に牛すじ・野菜・蒟蒻を入れて 味醂・酒・醤油・味噌・砂糖を入れて 蓋をして弱めの中火で 気長にコトコト煮ます






(私が使っているのは径24cmのストウブの鍋です 無水調理のできる鍋です 普通の鍋で作る時には 和風のだし汁を少し加えたほうが
いいかもしれません)




牛すじの煮たのは好きなのですが ちょっと作るのが面倒な気がして(笑)作る!と決心しないと作れません

おでんの具としても お好み焼きやそば飯・焼きそばに焼きうどんの具としても牛すじは好きなのですけれど

牛すじと野菜の煮たのは ちょっと多めに作っています

これ入れてお好み焼きなど焼いてもいいかなーと思っているので



ちょこっと味見など

せこい使いまわしなど^^;

2016-04-18 11:16:55 | 子供のこと身辺雑記


昨日作ったロールキャベツを引き上げた後の残ったトマトソースの中に キャベツ・ブロッコリー・人参
しめじ・エリンギ・鶏ミンチ肉の団子・カレールウ(2人前でひとかけら )を入れて蓋をして煮ます





煮えたら火を止めてーパルメザンチーズ(粉チーズがお手軽(^^♪)を入れて 蓋をしておきます





出来上がり



ちょこっと味見で




参考にしたのは森田佐和子著「タジン鍋レシピ」から20頁のトマト鍋



このまま食べてもいいし 茹でた麺(パスタ)にかけてもいいし ラーメンを入れても


更に残った汁は 潰したジャガイモにかけてチーズをのせて焼いてもーと最後まで使い回しが可能です






「ル・クルーゼで作る いちばん野菜がおいしいレシピ」(主婦の友社) 87頁「豚肉のポットロースト」を 径28cmのストウブの
ブレイザーソテーパン作りました



塩胡椒しておいた豚かたまり肉をオリーブ油を入れておいた鍋で焼きます 一度鍋から取り出して 玉葱を敷き 肉を戻し入れ 洗ったじゃがいもを皮つきのまま並べます
ニンニクに人参 マッシュルーム タイム ローリエ -など加えたら白ワインをふりかけて 鍋の蓋をして 200度に予熱しておいたオーブンで40分ほど焼きます





焼きあがると蓋をあけずに15分ばかし放置です



鍋ごと焼くのは 私には冒険でしたが 鍋は無事でした
焼く前と全く状態は変わっていません^^; ほっとしました
丈夫な鍋で嬉しいです ストウブのブレイザーソテーパン なんていいコなのでしょう!



焼き上がり

じゃがいももほくほくして美味しいです!

おかずから

2016-04-17 20:33:03 | 子供のこと身辺雑記




タジン鍋にごま油を入れて 皮をむいて厚めに切った長芋の片面に焼き色を付けてから ひっくり返して 蓋をして弱めの中火でじんわり焼くだけ
10~15分も焼けば ほくほく柔らかにーお醤油をちびっとかけて食べます




トマトの缶詰を入れて 缶詰と同量程度の水を加えて コンソメスープの素と塩胡椒少々 隠し味に醤油ちびっと 砂糖一匙
ロールキャベツを並べてー鍋の蓋をして弱めの中火にかけるだけ

お昼ご飯

2016-04-17 17:24:51 | 子供のこと身辺雑記
出掛ける用事あって 途中で長男とガストに寄りました





ジャスミンティー
運転あるからホットコーヒーを飲もうかと思ってましたがー気が変わりました・笑




タンカン・ゼリーです




長男はヨーグルトソースの乗ったタンカン・ゼリー
お店の方が私のと長男のを逆に置いたのがー面白かったです 
ヨーグルト・ソースの方が「女性仕様」!?なのでしょうか・笑




長男は紅ズワイガニのクリームコロッケ



私は大根おろしののった和風ハンバーグです


朝食後 ちょっと頭痛がひどくて 片道二時間の運転が無理かなーと思ったのですが
10分横になっていたらー「行かないと」って気持ちが勝って動くことができました

短時間でも安静にしてるーって 大切だなって思いました


その代わり 今日は往復とも左車線で速度はおとなしくおとなしくー(お天気になったからー速度違反の取り締まりしてるかもしれないし^^;)
じっと我慢でおとなしく運転しておりました


また一人 命此の世から はがれゆく

2016-04-17 16:20:50 | 子供のこと身辺雑記
亡くなった母は 赤ちゃんの時に死んだ男の子を覗けば 無事に育ったのは7人きょうだいでした
男 女 女 女 男 女 女

上から二番目が母で 長女になります

すぐ下の妹は石川県に嫁ぎ その下の妹は就職して神戸に暮らしていてー 父と同じ会社の人と結婚しー私達の近所で所帯を持ちました


だから その叔母の子供達と私は姉弟みたいに 子供時代は何処へ行くのも一緒でした


その叔母は30年以上前から闘病生活に入り 幾度か命が危なくなることもありましたが 叔父の必死の看病で 入院と退院を繰り返しながら
生き続けておりました


その命がとうとう尽きて 今日が初七日でした

叔父が言うにはー生前「晴れ女」であった叔母
昨夜から朝にかけて ひどい暴風雨でありましたのに 法要が始まる前にはきっちり晴れました

叔母の看病をしながら育てた息子は二人ともが医者になりー

現在は神戸の長男一家の隣の家で暮らす叔父
一人になった叔父のところへは隣から孫たちが「おじいちゃん 泊まっていい?」と遊びに来るのだとか


これまでずうっと叔母の看病で一日が過ぎて行き 特に趣味もないという叔父は これからどう時間を過ごしていこうかー
考えているそうです


親戚も暮らす場所が離れると随分と疎遠になります

法要か結婚式でもなければー集まることは滅多にありません

そしてー
何時の間にかー亡くなった人間の方が多くなります

父も含めて父のきょうだいは全員が鬼籍に入りましたし

母の弟妹は生きているのが あと4人



元気な頃の叔母は・・・・明るくてよく笑う人でした

若い時代は とても元気な女性で・・・・・

長く闘病生活を送るようになるとはー思いもつかない・・・・・
よく働く人でした


こう・・・・笑顔の叔母しか思い浮かびません

叔父が言いました
「向こうへ行って 義兄さん義姉さん(私の両親のことです)と仲良く話してるかなーって思う」と

笑いながら楽しそうに話しているといいなーって思います

元気の出るドラマです

2016-04-16 21:14:15 | テレビ番組
「昭和の男をなめるでなぁぁぁ~~~ぁぁぁい!」


池井戸潤著「民王」原作の連続ドラマが好評で 池井戸潤原案としてつくられたスペシャルドラマの放送がありました

武藤泰山・・・遠藤憲一

武藤翔・・・菅田将暉

南真衣・・・本仮屋ユイカ

村野エリカ・・・知英

武藤綾・・・峯村リエ

新田理・・・山内圭哉

中田薫・・・門脇麦

豪徳寺義経・・・大倉孝二

貝原茂平・・・高橋一生

狩屋孝司・・・金田明夫

 南部航平・・・松下優也



↓「民王」の情報あるサイトさん

http://www.tv-asahi.co.jp/tamiou/contents/story/0009/


総理大臣の父親の泰山と息子の翔の中身が入れ替わるーというのが連続ドラマ

今回は親子の中身入れ替わりのあと もう一度の入れ替わりがあり

泰山の中身は翔から他の人間に替わってしまっています

それは若い希望溢れる青年
余命少ない彼の中身を青年を愛する中田薫が入れ替えた・・・・・・

正体が分かってから薫役の門脇麦さんが使う方言が可愛かったです

そして公安の豪徳寺義経さんは 新田さんの変装・・・・・・


落下しかけた薫を腕一本で引き上げる時の翔(中身は泰山)の言葉が「昭和の男をなめるでなぁぁぁ~~~ぁぁぁい!」

なのです


菅田将暉さんが 父親役の遠藤憲一さんの表情や言い方をコピーしての演技

これがだんだん菅田将暉さんが遠藤憲一さんに見えてくるというー怪演です


そして別な青年が中身となっている泰山役の遠藤憲一さんはラップも披露


それぞれの演技合戦が楽しいドラマでした

高橋一生さん演じる秘書の貝原さんは今回も最高でしたし

泰山の中身が誰なのか白状させようとする謎の拷問マッサージの責めの姿勢とか

真顔で笑わせる これは稀有な才能だと思います


次回のスペシャルでは この貝原さんが主役です

待っていた本

2016-04-16 13:23:52 | 子供のこと身辺雑記
{連続テレビ小説「あさが来た」玉木宏 白岡新次郎と生きた軌跡}(ワニブックス)
{あさが来た 白岡あさ・新次郎語録}大森美香著(扶桑社)












まだ 前の連続テレビ小説「あさが来た」につかまっております^^;


去年の3月いっぱいで近所の大型書店が閉店して以来 読みたい本の確保・購入には中々手こずっておりまして あちこちの書店を覗いて
無いと諦めてアマゾンさんにお願いしています

内容を確かめてからとか 他の本と比較して買いたい本などは もう半ばクジみたいに当たり外れはしゃあないなーって


できれば本は 本当はね 書店の店内を回って 「うんうん今日は大漁 読みたいのいっぱい見つけられた」とか そんな喜びを味わいたいものですが


独立した書店・・・・・できないかしらん
本屋さんの中を買いたい本を求めてさまようー散歩するのが好きなんです

震度の大きな余震が続く熊本

2016-04-16 12:41:35 | 子供のこと身辺雑記
深夜一時半頃 テーブルに肘をついていたら ちょっとおかしな感じがして テーブルから手を離したらー勘違いでなく揺れていました

震源は熊本ー

それでこちら(姫路)まで震度は弱いながら揺れたようです


熊本は父の出身の土地で直接の血はつながらないながら 同じ姓の人が多く住む場所です
ネットで姓の検索をかけてみたらー様々な職に就く方々の名前が出て ああ頑張っておられるのだなって嬉しかったです


20代初めに北九州に住む伯父の道案内で水前寺公園まで行ったことがあります

熊本のお城へも行きました


そのお城も地震の為に壊れています

ひび割れた高速道路


この余震はいつになったら治まるのでしょう


東北の震災で津波に飲まれる 水が街をおおっていく映像を観てから 災害に少し心が麻痺しているようなところもありますがー


断水 停電

ガスもない 電気も来ない 水も無い

家が被害に遭わなったお宅でも 料理ができないー状態にあるということ
今の家庭は電気がないと使えない設備も多いです


どれほどの不自由に耐えておられるのか

せめて人目を気にせず眠れる過ごせる空間を災害に遭われた方々が得ることができますように
長い避難生活は健康面も心配です


住む家が壊れたー
働く場所が被害にあった


これからどうしたらいいのかーその不安を早く解決する方策を政府の方々には考えてあげてほしいです

天災には法律とかややこしい手続きとか無視して 動いてほしい 対処してほしいと思います


まずは安心して眠れる場所を確保してあげてほしいです
怯えることなく


地震が治まっても

家の修理か建て替えか 壊れた車を買い替える

どれだけのお金が必要になってくることか

何をするにもお金が必要になってきます

善意の寄付が集まればーその善意の気持ちを無視することなく 速やかに確実に個人を各家庭を救ってほしいです




おかずから

2016-04-16 12:26:01 | 子供のこと身辺雑記
鶏もも肉の赤ワイン煮を作りました

「ストウブ」だからおいしい、毎日レシピの本の「骨付き鶏肉と根菜の赤ワイン煮込み」のレシピを参考にして




使うはストウブのブレイザーソテーパン径28cmの鍋です



料理に使ったバルサミコ酢と赤ワイン




塩胡椒してサラダ油をまぶしておいた鶏もも肉の皮側を下にして焼き色つけてぱりりとさせて 鍋から一旦取り出して
切った牛蒡・大根(レシピは蕪を使ってますが 無かったので) みじん切りにしたニンニクと玉葱などを鍋に入れます

鶏肉も戻して バルサミコ酢・赤ワイン・黒胡椒・ローリエ・蜂蜜入れて 蓋をして煮ます

レシピでは少し煮てから オーブンで焼くのですが ちょっと鍋ごと焼く勇気が出せずに 煮ただけで仕上げました

いつかは鍋ごと焼きにも挑戦したいと思います












「旬をたのしむタジンレシピ」の本から「ゴーヤチャンプルー」のレシピを参考にして タジン鍋でなしに炒め鍋(アサヒ軽金属のオールパン)で作りました







玉葱・人参・ゴーヤ・豚肉をごま油で炒めて 味付けは顆粒の和風だしと醤油 それにパックの鰹節を入れて 豆腐を加えて
火が通ったら卵のといたの入れて蓋をして火を止めます

庭を歩けば

2016-04-16 12:07:51 | 子供のこと身辺雑記
一気に咲いていて驚いた牡丹の赤

同じ牡丹でも赤が一番に咲きます






雑草まみれ^^;の庭を歩けば 木苺(ラズベリー)もいっぱい咲いていました 実が成ったら嬉しいな







早くも実をつけている無花果さん この無花果は毎年季節を無視して実をつけます いいコです♪









実が付くかどうかー元気のいいキウイ




もうすぐ咲きそうな薔薇





これから5月いっぱいまでは薔薇の季節 次々に咲いていきます 楽しみです



でも 庭で一番元気よくはえてくるのは雑草さん もう遠慮なくはびこっています・・;


大安の金曜日でした(-とカレンダー見て気がつきました)

2016-04-15 21:29:59 | 子供のこと身辺雑記
洗濯機が届くのを午前中から姑の家に行って待ってました

待ち構えている時は 予定より早くは届かないものでー午後になってからの運び入れ

電気屋さんが居る時には何も言わなかった姑ですがー電気屋さんを送って出て駐車場の戸を閉めてから家の中に入ったら


姑「新しいの気持ちいいな 綺麗やな」

ーですって

嬉しいのかな^^;


夕方 帰宅した主人に洗濯機の使い方を教えて 注意事項(フィルター三か所 洗うこととか)も言って
だいたい前の洗濯機とそう使い方は変わらないのだけれども

先程 電話して きちんと洗濯機が使えたか確認したら 「大丈夫 完璧や もう終わった」と主人

ーだから主人の「完璧」って言葉 聞くと不安になるのだけれどね・笑



3時まで姑の家に居て 一度 買い物して帰宅しておかずをちょこちょこっと作って また姑の家にも届けて






一番 見栄えの悪いのは 私用の鯛^^;



そこそこ?!の出来のは長男に
いいのは主人と姑に届けてきました

ま・・・ね 味は一緒ですし










他には 姑の好きな南瓜の煮たのとイカをバターで炒めて塩胡椒で味付けしたのとかーのおかずです



家のご飯は「土鍋ごはん+おかず」の本から ほたて雑炊の作り方を参考に牡蠣雑炊を作りました





 

牡蠣は酒煎り(鍋に沸かした酒に牡蠣を入れる)にして使ってみました 牡蠣に軽く火を通した酒も雑炊に加えます



果物は長崎の枇杷♪







そろそろ又 獣医さんに犬の狂犬病の予防注射などの予約も取らなくてはー

天気予報とカレンダーとにらめっこしながら 間違いなく晴れの日を選ばなくては!

鶯の のどかに響く 啼き声よ

2016-04-14 20:07:35 | 子供のこと身辺雑記
15日の金曜日に両親の墓掃除に行く予定でしたがー明日は姑の家に洗濯機が届くから 一日前倒し?!で午後からお墓に行ってきました

私の方のお墓は梅園と続きの山にあるので たまに鶯の鳴く声が聞こえます

ホーホケキョ

子供の頃に持っていた学研の雑誌で「科学と学習」の付録の 小鳥の鳴き声が出せる笛を思い出しました

鶯の可愛い声を聞くと 春を感じます


貯める才能ゼロの私

2016-04-14 13:37:26 | 子供のこと身辺雑記
昨夜ちょっと遅い時間に主人から電話がありました

こういう遅い時間の電話ってろくでもないことが多いものだから 姑が倒れでもしたのかしらと一瞬ドキリ

主人「洗濯機が動かない すぐ止まる」

私「わかった 明日 (姑の家に)行きしなに G電気屋さんに寄っていくわ それでいい?」

主人「任せた」

で電話が切れました・・・・・
用事だけですぐ切る主人です

朝 お店が開く時間に姑の家が利用しているG電気屋さんに寄って カタログももらって段取りつけてー
午後からなら見に来られるーってことで姑に伝えに行って お昼までは時間があるから一度 家に帰ることにしての道半ば

携帯に電気屋さんから電話が入りました

用事が早く終わったから今から見に来て下さるとのこと

つつつ~~~~と焦りつつーもう少し居れば良かったーなどと思いもしながら再び姑の家に

すっかり新しい洗濯機を買う気の姑は 「いつ新しいの届くん」


いや 直るものなら直してもらおうと思っていたのだけど^^;


電気屋さんのお話は 部品取り寄せると数日かかって それで取り換えて直るかは断言できないー

で 新しい洗濯機取り寄せるにしても日にちがかかるし 
下手すれば部品取り換えても直らない
それから洗濯機を頼んだらー一週間かかるかも?!


そりゃ洗濯物くらい預かって帰って 家の洗濯機で洗濯してもかまいませんがー


また壊れたらいややーって表情の姑

あはは・・・・しゃあないな
用心にお金もおろしてきてあるし

修理にはかけず 新しいの(姑が使っていたのより 少しだけ機能も良いの)買うことにしました
明日 午後には届くそう

でも今日の事もあるから 明日は午前中から姑の家に行っておこうと思います


私が住む家と姑の家と 出費は二軒分 
しんどいけれど 住みやすいほうがいいし 今年はちょっと定期崩して あちこち家にも手を入れたいと思っています

(元からの家が築40年 結婚した時の増築分で27年になるのかな  ちょっとずついじらないといけないところもあります
見ないふりーー;していますが)

先々考えると不安にはなりますがー
現在 安心して暮らせる方がいいんじゃないかなー

と ちびっと開き直り・笑


贅沢ではないよね -と死んだ両親に心の中で問いかけつつー

道に迷わず行けたーそうです

2016-04-14 08:30:03 | 子供のこと身辺雑記
昨日 京都大学まで数学のお話を聴講に行った長男のお土産から

焼き鯖寿司 ご飯の中にも鯖が入っています









大和五條「柿の葉ずしヤマト」鯖と鮭の2種類入っています











京都みやげ 定番の八つ橋



これは「おばあちゃんにも」って買ってきた長男

届けると姑は嬉しそうでした

子供達からの土産だと 姑は食べてから必ず言います「美味しかった 言うといてな 有難うって」と 


「報復ゾンビ」-15-

2016-04-13 13:52:42 | 自作の小説
ー連ー

病院の中庭から警察へと連行される途中で 叔父の新垣忠明(しんがき ただあき)は倒れて意識不明のままー一週間後に死んだ
人の寿命というものは分からないものだ

豊造父は「(十歳下の忠明が自分より)先に死ぬとはな」とだけ呟いた


忠明の別荘からは 忠秀らが置いていた 攫ってきた女性達を強姦したり殺したりしている画像や写真が発見された

忠秀は先々には自分の父親の忠明すら強請ろうとでも思っていたのか
忠明に依頼された悪さのーそのメモまで残していた


そんな騒動のさなかも姉の蓮は離れの二階で眠り続けていた

姉の復讐は終わったのか・・・・・どうか



僕は自分の血を姉の口元にそっとしませる
指で姉の唇を押し開き 血を流し込む




忠明と忠秀父子の葬儀が終わり 暫くしてから豊造父は退院した

肺癌・・・・・腫瘍は取り除くのが難しい場所にあって・・・豊造父は高齢だからー敢えて手術は行わずー
自宅で普通に暮らし 堪えきれぬ痛みの時には痛み止めを飲む

食欲が落ちると医師が往診して看護師が点滴を


いよいよ痛みがこらえきれなくなるまで 医師の言葉があっても豊造父は煙草をやめなかった

「60年以上 喫(の)んできたんだ」

これをやめる時は 死ぬ時だーそう言っていた

医師の診立ては半年の寿命であったがー豊造父は2年近く生きた

その豊造父の命が消える少し前 やっと久しぶりに姉が起きてきた

豊造父が退院してきてから僕は 母屋の豊造父の寝室に近い座敷を自分の寝泊りする部屋としており 離れへは朝晩の着替えで行っていた

風呂から上がり 次の日に着る服を選んでいると ふわりと姉が部屋の入口に立っていた

「あ・・・起きたんだ 姉さん 調子はどう?」


「ありがと・・・・・わたしが起きられないでいる間にあったことを書いた日記を枕元に置いていてくれて・・・・・
新垣忠明は死んで・・・・
おじい様はご病気なのね」


「そう・・・主治医からは余命半年と言われたけど その倍以上 根性で生き延びてくれてる」


「おじい様はわたしのことを知っていてくれたのね
気にかけて 姿を身に来てくれていたんだわ」


「その為に姉さんが酷い目に遭わされたと 全部自分のせいだと自分を責めている・・・・・」


「いいえ! 悪いのは! 悪かった人は もう・・・死んで・・・いるわ」


少し黙って考えているふうだった姉はーしばらくしてから言った

「非常識だし冒険だと思うけれど おじい様に会えないかしら
連の書いた日記には おじい様が何かには気付いているとあったわ
わたし 言いたいの おじい様に有難うと」


僕は迷った 死んでいるのに死んでいない状態の姉

「僕は姉さんが この世に存在してくれて嬉しい
もしも例の注射が無ければ 姉さんは殺されて 普通に死んだままだった
僕は姉さんに会えないままだった」


「化け物なんだけどね 死んでいるのに動けるゾンビ」


「たとえ何だって 何になったって この世に存在してくれている」

「実体ある幽霊とか」小さく姉が笑う

答えは見えた気がした
「姉さんの姿を見たら 喜ぶと思うよ」


僕は姉を連れて 豊造父の寝室へ行き 部屋の外へ姉を待たせておいて豊造父に言った

「会わせたい人がいるんだ だけど驚かないで」

豊造父は黙って頷いた

薄い藤紫色のワンピースを着た姉が入ってくる
背中にクッションを二つ当ててベッドに上半身を起こしていた豊造父は 食い入るように姉の姿を見て 瞼を閉じ ふっと息をもらした



僕は姉の状態について説明する
ずっと動いてはいられず 殆ど眠っていること

「そうか」とだけ豊造父は言った


「こんなモノになってしまいましたが わたし お礼が言いたかったんです
気にかけていてくださったこと 本当に嬉しいです」



「これは また・・・儂が会いに行ったせいで せいで お前はー忠明に目を付けられー忠秀にー」


「おじい様とお呼びして宜しいでしょうか おじい様のせいではありません
わたしは・・・・・おじい様を恨んでなどおりません」



僕は席を外し 姉は豊造父と長いこと話していた


その夜から日を措かず 痛みがいよいよ烈しくなり薬では抑えられなくなり 豊造父は最後の入院をして数日で亡くなった

もしやと思う姉に会うまで 命ふりしぼるように生き続けていたのではないだろうか

どういう状態でも「存在しているだけで」
それで豊造父も良くて まして「感謝している」という姉の言葉は望外なほどの喜びであったかもしれない

短い時間でも祖父と孫娘として過ごせたのだし


豊造父は奥阿美津のもとは千希良(ちぎら)のものであった土地を買い取っておりー僕経由で別荘を建て 望むなら姉の蓮が暮らせるようにと

もしももしも蓮が望むならばー
できる限り姉の願いを叶えるようにと 豊造父の遺言だった
希(ねが)いと言い換えてもいい



ひとりきりの愛しい愛しい大切な孫娘



豊造父の四十九日の法要が済んでから 姉にこれからどうするか 何かしたいことはないか 僕は尋ねた


「ふつうの生活は無理ね 眠っているほうが楽だもの 
ねえ 連 何でもしてくれる 本当に」



「勿論」


「なら  お願い 一つだけ」


とっても会いたい人がいるーと姉は言った

たとえ半時間でもいい もう一度話したいのだと

「わたしはこんな身の上 その人がまたわたしに会えるなんて
思うのはだめなの できないの」


その段取りをつけてほしいと姉が言う


「なんとか やってみるさ」と僕が答える



一人になった僕を緑矢克雅氏も案じてくれた
豊造父の闘病中の幾度もの見舞い 葬儀での心配りなど

それらの礼と挨拶に出向くことにした

忠明に刺されそうになって震えていた少女は 二年ばかりの月日のうちにすっかり美しい娘に育ち
僕はできるだけ近づかないようにしていた

姉の蓮もだが あんまり綺麗すぎる女性は ちょっとおっかない

緑矢氏に連絡を入れると 自宅へ来るように言われた

通された部屋で待っていると 緑茶と和菓子をあきひが運んできた