『華麗なる遺産』８話まで

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前回の記事は、こちらから。

 

ソンヒは、自閉症で足手まといとなるウヌを、田舎に置き去りにしてしまいます。

ウヌが案外記憶力が良くて、自分の携帯番号とかを覚えていた為、ウヌが保護された場所からの連絡が、ソンヒに入っちゃったんですよ。

ウヌとウンソンを厄介払い出来たとほくそ笑んでいた彼女は、相当焦ったようです。

それにしても、犬猫でも捨てられないのに、人だよそれも、一緒に何年も生活してきた”息子”だよいっくら義理と言っても

ウヌは、待てと言われた家の前で、大人しくずーっと居て、その家の親切な人に”息子”として育てられ始めました。

 

ある日、会長であるファンの祖母が、苦労した昔の事を忘れない為に秘密で続けているお餅売りに出かけます。

祖母は、少々ボケが始まってるのか、幼い頃の息子の姿を幻想で見てその後を追ううち、階段から転げ落ちてしまうのです。そして、一時の事なんですが、記憶喪失になってしまうんですよ。

その祖母を助けて、家で面倒を見ることになったのがウンソン。

 

ウンソンとファン祖母、二人の生活が始まります。

でも、実は早々に祖母は記憶を取り戻していたんです。ウンソンを気に入った祖母は、そのまんまウンソンとの生活を楽しんでいたんです。

それでも、何時までもそのままじゃいられない立場の会長さん。

黙ってウンソンのアパートを出て、豪邸に帰り、そこへウンソンを呼び寄せるんです。

そして、ウヌを探してあげるから、この家で一緒に住みなさい・・・と言うわけです。

 

ファンの家だと知った時は、流石に出て行こうとするんですが、思い直してその豪邸に住むことにしたウンソン。

ファン祖母の仮病の所為で入社試験が受けられなくなったのが、その会長のソルロンタンの会社だったんですが、会長はそれを詫びてウンソンを入社させてくれました。

 

当然ファンや、ファン母、ファン妹は面白くありません。

それに、ファンとスンミを結婚させようと思ってるソンヒにとっては、すっごいまずい展開

スンミの父が亡くなった事も、それによって会社を手放した事も、ファンには内緒ですから。当然、ウンソンと義理の姉妹って事も秘密のままなんですから。

ウヌも捨てちゃったし

自分の素性がウンソンからばれる可能性が大・・・になってしまいますからね。

 

でもね、いろんな出来事から、スンミと同僚になったって事も、住んでるのが”一間のアパート”じゃなくて、そこそこ立派なマンションだって事もウンソンにばれちゃうんですよ。

ところが、口が上手い

あーだこーだと言い訳を並べ立て、ウンソンが不信感を覚えないよう、ファンにスンミと姉妹だって事を黙っていてくれるよう約束させるんです。

スンミも、母親の態度にかなり不信感を抱きながらも、ファンとの仲を邪魔されたくないから、ウンソンに対して都合のよい嘘をついちゃうわけです。本来は、ウンソンやウヌに対して母親ほど嫌がっては居なかったし、一緒に住まなかった事を後ろめたく思って来たんですけどね。

 

ファンのあかんたれ振りは、祖母の忍耐の限界を超えてしまいます。

そして、言い出したことが

「ウンソンに遺産を譲る。お前達は、働くのなら住む所と食べる事は用意してあげるが、働かないのなら出て行きなさい。」

最初は冗談だと思ってたあかんたれ三人組ですが、祖母の決心の固さに冗談じゃないんだと気付き、それぞれ言われた仕事を始めます。

でもまぁ、三人とも、まるでなってない

 

ファンはふてくされて家出し、ホテルに泊まったものの、当然金欠ゆえ、通報されるんですよ。

でも、祖母は助けない。

で、ファン母は、自分にもお金が無い為、ジュンセに頼むんです。

 

結局、ファンは先日大騒ぎを起こしたソルロンタンのお店の本店勤務を申し渡されます。そこには、ウンソンも居ます。

ウンソンはファンの教育係を命じられます。

まー、なんとも不出来な弟子ですわ

いろんな事で二人はぶつかるのですが、ある時、我慢できなくなったウンソンがファンに泣きながら言います。

「あんたの所為で、父の死に目に会えなかった」

同じように父親を亡くしているファンは、その言葉に衝撃を受けてしまいます。

 

ところで、ウンソン父ですが。

のこのことスンヒの所に顔を出すんですよ。

おいおい・・・って感じですよね

死んだはずの人間が姿を現して、もし生きてる事がばれたら、保険金詐欺でっせ

当然スンヒは、彼が生きていた事をスンミにも話しませんし、ウンソンとウヌは、死亡保険金の一部を持って渡米したと、それっきり音沙汰が無いと嘘を並べ立てます。

その上、こっそり一緒に住もうと思ってた夫を拒否します。

ウンソン父は、妻の言葉に失望し、そのまま去ってしまうのです。

でも、こちらも思わぬところでつながりが・・・。

ジュンセがやってるボランティアの炊き出しに、ウンソン父が通い始めるのです。

そして、ジュンセの紹介で、工事現場での職を得ます。

 

ジュンセは、最初に後輩がついた嘘をそのまま取り消す事ができず、レストランのオーナーだと言う事を明かせないまま、ウンソンの手助けをしています。

だけど、それも、とうとうばれちゃいました。

その上、ファンとも知り合いだと言う事も。

もう、あっちでもこっちでもつながってますよ

 

ところで、番組終了後、先日のイベントで来日したヒョジュさんとスンギくんのオフショットが流れます。

ちょっとした素の会話が聞けて、オタクとしては、ちょっと嬉しい

『ミスにんじん』

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好きな女優さんの一人である、コン・ヒョジンさん主演の作品。

コメディ・・・と言ってよいんでしょうねぇ

実は、わたくし、何の予備知識も無く彼女が主演って事だけで見始めたんです。

多分、赤面症の女性の切ないラブストーリーだろうな・・・と思って。

でも、ぜ～んぜん違いました

 

ヤン・ミスク＝コン・ヒョジンさんは、高校のロシア語教師。

元々、意識すればするほど顔が赤くなってしまうという赤面症で、皮膚科にかかってます。

皮膚病の治療と言うより、ストレス＆悩み相談室的な場所になってしまってて、担当医は、彼女のお喋りに、かなり辟易としてます。

現に、後になって、病院を移転するという時、彼女には内緒にしておくんですもん

 

ところで、彼女は赤面症って言う事だけじゃなく、かなりの思い込みの激しい性格でして。4年前、一緒にタクシーに乗車して、ちょっと身体が触れ合っただけなのに、その相手の先生が自分のことを好きなんだと思い込んじゃってるんですよ。

だから、それ以来、その相手のソ先生＝イ・ジョンヒョク氏がする事なす事を自分に良いように解釈してまるでストーカーの様な態度。

 

ところが、同じ高校のこれまた同じロシア語教師のイ・ユリという美しい先生が出現し、おまけに、ソ先生となんだか怪しい雰囲気になっちゃってる気がして、一人苦悩する事に

その上、ロシア語は人気が無いって事で人員削減、ミスクは中学にまわされてしまうんですよ。

そして、担当外の英語教師を・・・てなむちゃくちゃな状況に追い込まれてしまいます。

それでも、ミスクは英語教室に通いながらも、何とか誤魔化し誤魔化し授業をしてました・・・良いのか？これで

あ、その英語教室の生徒の一人がポン・ジュノ監督なんですよ

 

ま、それでも、ミスクは、ソ先生とイ・ユリ先生の間を裂こうとあれこれ画策し続けているんです。

そんな時、ソ先生の娘＝ジョンヒが勤めている中学にいる事を知ります。彼女は、学校中の嫌われ者なんです。

ジョンヒは、両親が離婚しそうなのは、イ・ユリ先生の所為だ・・・と思ってるんで、ミスクと利害関係が一致

二人はタッグを組んでソ先生とユリ先生を別れさせようという計画を実行に移すのです。

 

これが・・・、まぁ、何というか

その辺はＤＶＤで確認してください。

私としては、う～ん・・・てとこです。

 

赤面症は、彼女のコンプレックスでもあるけど、サホド大きなアイテムとしては扱われていません。

それより、ミスク自身の性格の極端に”変人”っぽいところかなぁ、印象として残るのは。

顔が赤いだけじゃなく、元々美人じゃないし（・・・）、髪もぼっさぼさ・・・

だから、風貌的には、かなり怖い雰囲気なんです。学生の時の、集合写真なんぞ、わたくし、悪いけど”心霊写真”に見えましたよ　あ、それも、ＤＶＤで確認してください。

 

私的には、入り込めない作品でした。