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私の心が聞こえる? <ノーカット完全版> BOX1 [DVD] |
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ポニーキャニオン |
前回の記事は、こちらから。
ジンチョル、ここでも自分のアリバイ工作ですよ。シネを呼び出しました。そして、一定時間一緒に居るように命令したのです。
シネも、まさかそんな事に利用されてるとは思わないんで、不審に思いながらも、一緒に居たようです。
工場に付いたドンジュは、人影を見かけ工場の中に。
それは勿論ジンチョルの手下でして。ある部屋にドンジュを誘い込むと、外から鍵を絞めて閉じ込めてしまいました。その上で、部屋の外に火を放ったのです
ウリとヨンギュも工場に到着。ドンジュの車を見つけて、ヨンギュは建物の中にドンジュを探しに入って行きました。
ジュナも、すぐに到着し、ウリを締め出して、自分はドンジュとヨンギュを探しに行ったのです。
どうにかドンジュが閉じ込められてる部屋は判り、鍵を壊そうとしましたが、なかなか出来ません。
そのうち、天井から何かの火花が散って、ジュナの目の中にーっ
苦しむジュナの上に火の子が散るのをヨンギュが庇った時、棚が倒れて来て二人の上に
ドンジュは、ジュナが壊してくれていたドアをぶち破ってどうにか脱出成功。
そして、3人で建物の外に向かったのです。そこには、ウリが呼んだ消防や救急が駆け付けてくれていました。
ドンジュは軽傷で済みましたが、ヨンギュは腕を骨折かな?
でも、ジュナの目が一番深刻でしたね。
知らせを聞いて、ドンジュ母が駆け付けて来ました。ジュナが…と聞くと、やっぱり母として過ごした時間は理屈抜きに彼女の身体に沁みついていたんですよ。もう、居ても経っても居られない状況になりました。
ドンジュを恨んでいたはずのジュナが、身を呈して救おうとしてくれた・・・というのも、兄としての自然な行動だったんでしょうね。
それが、ようやくドンジュ母にも分かったようです。
そして、シネにも・・・。今までジュナの存在は欲得の大切なアイテムでしかなかったのですが、母親としての感情がここでわき上がって来たって感じです。
ドンジュは、すぐ株主総会の会場に行きました。そこで、ジンチョルを見つけると、その場で彼のこれまでの罪を暴露しました。
株主の前で・・・。
ジンチョルは、濡れ衣だとか、嘘だとか言い繕おうとしましたが、もう、どうしようもありませんでした。ドンジュが例の結婚誓約書等をばらまいたからです。
ジンチョルは、この時点でジュナに財産を譲渡してしまってましたし、もう、会長の椅子に居座るのは無理な状況でした。
そして、とうとう警察がやって来たのです。
連行されるジンチョル。
会社のロビーに来た時、そこにはヨンギュがいました。
ミスクを殺した事、マルを苦しめた事を怒り、押し倒そうとしました。まぁ、刑事に止められましたけどね。
そのあとで、ヨンギュはジンチョルにお礼を言ったのです。
マルをここまで育ててくれてありがとうございました・・・と。
泣けた~っやっぱね、ヨンギュの無垢な言動は、それなりに核心をついていたりして、思い当る人にとっては本当に痛いし、暴言よりずーっと堪えますな。
ジュナは、幸い失明することはありませんでした。
気がついた時、何も見えないのでパニックになったりしましたが、それも徐々に落ち着いたようです。
ドンジュ母は、そんなジュナの姿を見て、心から悲しんでましたね。自分を反省したようです。と言うより、罪悪感に苛まれた…って感じでしたね。手を取ったら、ジュナはドンジュ母だと分かったようで。手厳しく拒否したんです。そして、家族を求めたんですね。
夫ジンチョルとシネへの恨みから、ジュナの人生を狂わせてしまった事。それが如何に大変な事だったのかが、今更ながら分かったようです。
一人で、サイパンに行ってしまいました。
ドンジュは、怪我が治り、仕事に復帰。
ジュナも、家族が待つ家に帰りました。スンチョルの家族も加わっての食事。
シネとは、まだイマイチ打ち解けてないけど、時間の問題ですね。
ヨンギュがジュナが居なくなった後も毎日用意していたご飯。それを一口食べたジュナの嬉しそうな顔、それを見つめる皆の顔も本当に嬉しそうだった。
ジュナは、ウリの兄マルとして生きて行く事を決めたようです。気持ちの区切りをつけましたね。そうするしか無かったんだけどね。
ドンジュは、ただ一人母だけが立ち直れてないのを心配し、サイパンに行きました。
16年前、ドンジュの治療を兼ねてジュナと3人で生活していた家です。
罪悪感に苛まれ続ける母は、なかなか立ち直れません。
そこに、ジュナがやってきたのです。何も無かったかのように、ドンジュと過ごすジュナ。
ドンジュ母は、ジュナと顔を合わせられなかったのですが、ある日、やっと向き合う勇気が出たようですね。
「これからも、あなたの母親でいたい。ジュナ・・・マル・・・。」
ジュナの表情が一気に崩れました。
ジュナだって16年もの間愛情を与えてくれていたドンジュ母を憎み続けるなんて出来ませんよね。求め続けて来たわけですから・・・。
ジュナ・・・いえ、マルは医者に戻り、笑顔もステキな優しい先生になってます。
ドンジュとウリは結婚する予定です。
ハルモニは、認知症の症状も徐々に進み、日中はうつらうつらしてる事が多くなりました。
昔の事を夢に見てるようです。ここで明らかになったのが、ヨンギュを預かった経緯。やっぱり、なにがしかのお金持ちの家のおぼっちゃまだったようです。幼児の頃、育てるのが面倒になったか不安になったか判りませんが、とにかく、お金を払うから・・・とハルモニに預けられたらしいんですよ。
ハルモニは、そのお金でシネの学費を工面出来るから・・・とヨンギュを預かったんです。
それを聞いて、シネは、流石に母親の愛情を感じたようですね。
ヨンギュも、実はちゃぁんと自分が捨てられた子どもだと言う事を分かっていたようです。呼び方が違いましたもんね。
‘オンマ’と実母を呼び、ハルモニのことは‘オモニ’でしたもんね。
こういうところが、なんとも心憎い演出ですよね。
ハルモニは、そのまま亡くなってしまいました。
シネは、母も居なくなったから・・・と、アメリカに行こうとするのですが、マルがそれを遠回しに止めさせました。
チケットを取ってほしいと頼まれ、どうして自分が?・・・と言ったのです。
ジンチョルは、逮捕後、脳出血を起こし入院しています。手術が必要なんだけど、本人が望まないのです。
それでも、同意書にはドンジュがサインしたようです。
そして、言いました。
「母と自分とジュナには、あなたを許す時間が必要だ。だから、生きてください。」
ジンチョル、や~っと自分の罪を認識したようです。
でもまぁ、彼もドンジュ祖父の言動が無ければ、ここまで冷徹にならなかったかもしれないと思うんですけど・・・。
ドンジュ祖父も、孫に会社を継がせたいという欲望が強すぎた所為ですね。
ラストは、皆でピクニックに行ってるシーンです。
ドンジュ母も、シネも、スンチョル一家も、ミンスも、そして、ジュナ、ドンジュ、ウリ、ヨンギュ、も・・・。あ、そうそう、ミスクにそっくりなミスク二号も・・・。
突然の雨で、大きな木に雨宿りするんです。
皆が笑顔で、ハッピーエンドです
久々の、ナムグン・ミンくんの魅力にどっぷりハマった作品でしたね。
終盤は、かなり泣かされました。主に、ジュナのシーンで・・・。
そうそう、ドンジュはたくさんの魚を飼ってるんですが、ジュナも一人暮らしを始めた時、魚を飼い始めるんです。でもね、それが一匹なんですよ。飼い主と同じです。それが、ラストには、何匹か増えてるんですよ。細かいところにも気を配ってる作品でしたね。
お勧め作品の一つです
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私の心が聞こえる? <ノーカット完全版> BOX3 [DVD] |
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前回の記事は、こちらから。
株主総会で、ジンチョルの罪を暴くには、証人が必要です。その一人がシネ。手を下しては無いけど、その現場を目撃してますからね。
でも、ジンチョルは、シネを共犯者だと脅し、証言させないように仕向けようとしてます。
それと共に、シネにジュナを説得させようとしてます。無駄だとは思うけどね。
そして、もうひとつ、ドンジュ母が持っていたのが‘結婚誓約書’。直接の証拠にはならないけど、動機の証明にはなりますわな。
ドンジュは、この誓約書を見て、一連の悲劇の元は、ここにあったと思ったようです。
ドンジュは、ジンチョルに自首を勧めました。株主総会で暴露される前に・・・。
でも、ジンチョルは、自分には罪は無いと言い、また、あったとしても、時効が過ぎてる…と言うのです。
ドンジュは“結婚誓約書”を見せました。この紙切れ一枚の為に、罪を犯したのか・・・と。
それでも、ジンチョルは罪を認めようとはしませんでえした。
ジュナは、理事たちを集め、ジンチョルの解任とドンジュの追放を認めるよう説得しています。
ジュナへの信頼はまだ築かれてません。どう考えてもジュナに不利だよね。
一方、ドンジュの元にカン理事が訪ねて来て、これまでの事を詫びました。そして、協力する事を約束したのです。
あ~ぁ、ますますジュナの立場が無くなって行くよ これまで、ドンジュの黒子だったんでねぇ。いきなり登場しても、ジンチョルの息子だと公表してるわけでもないから、立場は弱いよね。
ウリは、ジュナを癒す・・・とドンジュに言ったように、方法を考えてました。そして、ジュナの申し出通りソウルに家を買ってもらって一家で引っ越そうと思ったのです。
嫌がるヨンギュを説得し、ハルモニとシネも一緒にマンションを見に行きました。あまりの広さに、一同面くらってます。
そこに、ジュナがやって来ました。
食事を・・・となった時、ハルモニがレストランよりジュナの家でと言いだしました。
前夜、ハルモニは、ジュナの為に・・・とキムチを漬けていたんです。ヨンギュも、昔マルが好きだったソーセージを買って来てました。
ジュナの家で、冷蔵庫に持ってきたおかずを詰め込みます。そんな家族を、ジュナは仕事をしながらチラチラ見てます。決して険しい表情では無く、懐かしい穏やかな表情です。
破ったヨンギュの絵も、実は自分の部屋に貼ってあったんです。
ジュナが見つめると、さっと隠れてしまうヨンギュ。でも、ジュナは言いました。
「隠れ無くていいよ。」
ジュナの優しい言葉に、ウリだけじゃなく、ハルモニも本当に嬉しくなりましたね。
遠慮がちなジュナの声かけ、ハルモニの気遣い。照れたように席を外すジュナ。嬉しくて涙が出そうでした。
部屋に入って、聞こえてくる家族の話し声に、心が和んできたようなジュナの表情でした。なのに、それをまた冷たくしたのは、シネの言葉。
くどくどと言い訳やら弁解の言葉を続けるシネに、ジュナは、また怒りました。この両親の所為でジュナは穏やかではいられません。
ジュナは、ミンスがドンジュ側についた事を知り、利用されるだけだと忠告。でも、ミンスは、全てを知った上で協力してるんだと言ったのです。
そして、ジュナが何をしたいのか、ジュナの言うとおりにしろとドンジュから言われた・・・とも。
自分が守護天使だって・・・。
ジュナの心が少しずつ元に戻って行くようです。
ところが、その時、既にジンチョルが汚い手を打っていたんです。
ジュナに、ドンジュに対する恨みの言葉を言わせ、それを録音していたんですよ。ドンジュの方がずっと情がある・・・と、敢えて気持ちを逆なでするような事を言い、怒りに任せて、勢いで、ドンジュがいなくなれば、自分がウギョンの主だと言わせたんです。
実の息子まで罠にはめるなんてね。
そして、ドンジュを地方の工場におびき寄せました。
ドンジュの携帯は、相手が何を話しているのかはメールで届くので判りますが、誰か・・・まではわからないんですよ。だから、相手が‘チャン・ジュナだ’と言ったら、それは、ドンジュにとってはジュナとの会話になるわけです。
それを利用したんですよ、ジンチョルは。
ジュナだ…と言って、今すぐ会いたいと言ったわけです。一人で工場に今スグ来い・・・と。
ドンジュは勿論、ジュナだと信じてますから、工場に向かいました。
で、ジンチョルは、ジュナに、父親らしい事をしてやった・・・などと言ったわけです。ドンジュが翌日の株主総会には出席できなくなる・・・と。
録音した声を聞かせ、共犯だ…とも言いましたよ
ジュナは血相変えて事務所を飛び出しました。
ドンジュに電話をしても、気がついてくれません。まだ運転中でした。
それで、ウリに連絡したのです。工場に行ってくれ・・・と。そこにたまたま来たヨンギュが、工場と聞いて、うろたえてダメだと繰り返すんです。そこでミスクが死んだから。
「アッパ」
ジュナが何年振りかに、そう呼び掛けました。初めて・・・じゃないよね?
そして、ドンジュが工場に行ってるから、連れ戻せ・・・と言ったのです。
「父さんが助けて。お願いだ。」
それを聞いて、ヨンギュは、分かった・・・と言い、工場に行くから・・・と出て行ったのです。
ジュナの狼狽ぶりが痛々しいです。
やっぱねぇ、ジュナ・・・ナムグン・ミンくん、素敵です見るだけで泣けてきます
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私の心が聞こえる? BOX2 [DVD] |
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ポニーキャニオン |
前回の記事は、こちらから。
返却日が迫ってます HDにもどんどん溜まってます
この連休、私は何もせずにせっせと視聴するだけで終わりそうです。
涙がじんわりと絶え間なく出てくるので、号泣の時とは違って瞼が腫れるのではなく、目尻が拭き過ぎて痛いです
遺言状、ドンジュ祖父のかと思ったら、なんと、今まで一度も登場してないドンジュ実父のものでしたよ。
自分亡き後、成人するまでは、母親が管理する
ミンスを抱き込めと言われたジュナ。
でもね、ミンスはドンジュ側だったんです。父親の罪を知って、ドンジュへの謝罪の気持ちもあったでしょうし、ドンジュを好きだと言う気持ちはどうしようもないからねぇ。
ドンジュがヨンギュに会いに来ました。
「好きな人と喧嘩したら、仲直り出来るかもと思ったのに、出来そうにありません。」
「やめよう・・・って言ったら?」
「聞いてくれません。」
ヨンギュの言葉は、ドンジュにいつも何かを気づかせてくれるんですね。この時も、ジュナが本当に一人なんだと言う事を気づかせてくれました。
自分には、ウリもいる、ヨンギュもいる・・・と。でも、ジュナには傍に誰も居ない・・・。
ドンジュの家で、母とジンチョルが会ってる時、偶然ドンジュとヨンギュが行き合わせてしまいました。そのあと、ジュナも来ちゃったんです。ドンジュとヨンギュは家に入りませんでしたが、ジュナはそっと入って行き、二人の会話を聞いたんです。
気付かないかしら、そんなに広い家でもないのに・・・。
ジンチョルがドンジュ祖父と交わした結婚誓約書。あれは、ドンジュにどうしても後を継がせたい祖父が、ジンチョルに自分の子どもを作らないように約束させたものだったんです。
ドンジュ祖父も、酷いよね。ジンチョルの怒りがちょっと分かる気がします。
ドンジュ母は、ジュナが入って来たのを知った上で、ジンチョルがイマイチジュナの事を信用してない事を気付かせるんです。
自分にとって、ドンジュもジュナも同じ・・・とジンチョルが言いました。
この言葉で、ジュナの気持ちが固まったのかも。このままジンチョルに従って生きて行く気持ちにはなり切れてなかったようですからね。
出て行った時、ヨンギュの傍を素通りするジュナ。それを見て、ドンジュ母が、またジュナを傷つける事を言うんですよ、これが
「16年前、私に助けてくれと哀願した父親ポン・ヨンギュがここに居るのよ。その大切な人の前でジンチョルを“アボジ”とよく呼べるわね。」
何も言えず、ただドンジュ母を睨みつけるジュナ。
ヨンギュが慌てて言いました。
「やめてください。マルの目が泣きそうです。泣かさないで。」
こっちが泣けたわ
でも、ジュナは、ジンチョルを“アボジ”と呼んで、行ってしまいました。
ジンチョルは、ジュナを認知しないまま、他人の状態で財産を譲渡する書類を作っていました。
これで時間稼ぎをしようと言うのですが・・・。私には、それが時間稼ぎになる意味がわかりませんよ。
同時に、株式放棄覚書にサインをしろというジンチョル。ジュナが、ジンチョルの息子だと公表した場合、譲渡された株を即返還する・・・というものです。
ややこしい・・・ つまり、ジュナはドンジュが財産を放棄しない限り、息子だとは認められないって意味です。もっとややこしい・・・
ジュナは、家にヨンギュが書いた自分への手紙があるのを見つけました。例の、似顔絵と‘病気はダメ、ハ、ハ、ハ’と書いてあるものです。
ジンチョルとの冷たい会話の後ですから、この温かさが身に沁みたのかも。絵を冷蔵庫に貼りました。
その時、ウリがスンチョルの店のチキンを持って来ました。
書いたばかりの書類が散乱してるのを見られない為、ジュナはウリに冷たくあたり、帰るよう言うんです。
チキンを温かいまま持ってこようと抱きかかえてきたり、バスに乗ってまで来るウリ。ヨンギュの温かさと一緒ですね。
絵が貼ってあるのを見たウリは一瞬嬉しくなるのですが、見られたと知ったジュナが、絵を破り捨ててしまいましたよ。
ウリは、ジュナの事が一層心配になったようです。
ドンジュは臨時理事会を招集。ジンチョルの解任を提案しました。
ジンチョルの不正を暴いて行ったのです。でも、カン理事の証言で、理事たちとの暗黙の了解があった・・・と否定。
ドンジュは全てを明らかにするために、株主総会を開くと宣言。そこで、もっと決定的な証拠を提出する…と言ったのです。
会議後、ジンチョルは、ジュナに対策を講じるよう命じました。
でも、ジュナは、
「もう全て終わったんです。財産はいただきます。息子になろうとしたのに、否定された。もう未練は無い。」
そして、覚書を破り捨てました。
流石に、ジンチョル、よろめきましたよ。
結局、ジュナは実父にも信じてもらえず、受け入れて貰えないことがはっきりしたわけで。それなら・・・と、あっさりとジンチョルを裏切ったのです。
ジンチョルの財産を手に入れたジュナ。これからは、ジュナとドンジュの戦いになるのかしら・・・。
ウリは、ドンジュと初めてのデートをします。遊園地に行くんですが・・・。ドンジュは怪我をする前は、祖父に何度も遊園地に連れて行ってもらったし、アメリカのディズニーランドにも行った…と言いました。
以前、ジュナは、ドンジュの耳の所為で、遊園地などいけなかった…と話してましたからね。ウリは悲しかったでしょうね、ジュナの事を思うと。
‘ジュナに自分の持っているモノ全てをあげても良いと思った。でも嘘だった。全部と言っても、ジュナが一番欲しがってるモノを除外してたんだ。お前だよ。だから、兄さんがウギョンを手に入れても、以前には戻れない。兄さんを元に戻したいと思うけど、俺がお前を手放す事が出来ないと判ったから’
そう言うドンジュです。
ウリも、ジュナの気持ちを充分過ぎるくらいに知ってて、気付かないフリをしてた・・・と呟きました。
そして、ウリはドンジュに別れを告げました。でも、必ず戻って来ると言って。
ジュナを慰めに行っても、ドンジュの事ばかり思ってちゃんと慰める事が出来なかった。だから、ちゃんと慰めたい。
ドンジュは、ウリに話してあげました。ジュナは家族を捨てたわけじゃないって事を。ヨンギュを助けるために家を出たんだってことを。
「ポン・マルの妹になれ。早く戻れ。」
そう言って、ドンジュはウリを見送りました。