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OST(2CD)/武士べク・ドンス(SBS韓国ドラマ) |
クリエーター情報なし | |
CJ Media |
前回の記事は、こちらから。
やっぱね・・・、ヨウンはその道しか無かったのかしらね
いくらフクサチョロンを解体したからと言っても、その存在は為政者にとっては脅威かも。
チョリプ=ホン・グギョンが、世子サンに、フクサチョロンの危険性や、サド世子殺害の一件等を注進しちゃったのよ~っ
サンは、テジュの反乱の時、自分を守ってくれたし、ドンスとも親友だったって事を知ってるので、最初は信じられなかったようです。でも、父を殺したのがチョンだと聞き、やっぱり捨て置く事は出来なかったようです。
一応、サド世子は、米櫃の中で死んだって事になってますが、刀傷あったでしょうからね。そのいらへんは、深く追求しちゃいけないことになってたのかしら?
ま、とにかく、サンは、チョン=ヨウンの追討を命じたのです。それも、ドンスに・・・。
ドンスは、テジュ一派の企てが失敗し、これでヨウンも自分たちのところに戻ってこれると思って、喜んでいたんです。
多分、ヨウンも時間はかかるけど、昔のようにドンス達と暮らせる・・・と期待していたのかも。
そんな時の、サンの命令です。
ドンスは、狼狽し、すぐ指示に従う事は出来ませんでした。
この知らせは、宮廷内部に居るフクサチョロンの一味が、妓生のクヒャンに伝えて来ました。
流石に、クヒャンはヨウンにそれを伝える事が出来ませんでした。親友が自分を狙う命令を受けた…なんて言えませんよね。
全てが上手く行って、嬉しそうな表情のヨウンを見てると余計にね。
そんな時、ドンスが、チョリプと一緒にヨウンと話し合おうと連絡を寄こしました。
ヨウンは、特に警戒もせず、会う事を承諾しますが、クヒャンが、危険だと思って余計な策を弄したんです。
ヨウンより先にドンス達に会い、どこで二人を始末しようとしたんですね。
でも、それは失敗。
結局、チョリプは、一層ヨウンに対して疑いの気持ちを持つことになってしまったのです。
裏目に出ちゃいましたよ、クヒャンの気持ちが。
ヨウンは、サンの命令を、クヒャンから聞き、直接サンに会いに行きました。
そこで、サンの誤解を解きましたよ。これが意外にあっさりとサンはヨウンを信じたのです。
翌日には、フクサチョロンを解体すると約束しましたからね。それに、ヨウンも遠くに行くと言いましたから。
現に、翌日には、ヨウンはフクサチョロンのメンバーを集め、財産を公平に分け、身分証も渡し、民として暮らすよう、申し渡したのです。でも、メンバーは、剣しか持った事の無い者ばかりです。先行きへの不安もあります。
で、メンバーの中で主要な者が、チョリプを暗殺しようと呼びだしたんです。
ヨウンがそれに気づいて駆け付けた時、チョリプは散々に斬られちゃったあと・・・
ま、死にはしませんでしたけどね。
そして、ドンスは、そのあと到着。
ヨウンが、やった・・・と思ってしまいました。ヨウンも否定しませんでしたからね。チョリプも、誤解を解きませんでしたし。
瀕死の状態だったから、仕方がないけど、チョリプ、ここにきて嫌なヤツになっちゃった感大アリ
だから、その後のチョリプとミソのなシーンは、ちょいとムカついちゃったまぎぃです
で、最後のドンスとヨウンの対決ですよ。
でもねぇ、ドンスは、どうしてもヨウンを斬れないんですよ。
ヨウンは、当然、ドンスの躊躇を分かってます。だから、挑発するように、自分はドンスを斬っちゃうんです。深手じゃないけど。
「最後に聞く。二度と昔には戻れないのか。」
「お前たちは唯一の安らぎだった。お前とチョリプ。3人一緒なら、平凡に生きられると思った。つかの間だったが幸せだった。」
そう言って、ヨウンは、ドンスに向かって駆け出しました。
そして、すっごいジャンプ
ドンスも、向かって走り出します
この一瞬が、とてもカッコ良かったので・・・。
でもね、ヨウンは、空中でニ刀とも、放り投げるんですよ。そして、ドンスが構えた剣に、自ら飛び込んで行きました・・・
「昔から、誰かの手にかかるなら、ドンス、お前の手であってほしかった・・・。あの世で世子様と剣仙様に跪いて謝りたい。俺みたいな奴の為に悲しむな。ありがとう、ドンス。」
それが、ヨウンの最後の言葉でした。
ユ・スンホくんは、悲しい雰囲気が良く似合う顔ですよね。綺麗で整ってるんだけど、何か暗い悲しい印象を受けてしまいます。
その点、キャスティングはばっちりでしたね。
その後、英祖が亡くなり、正祖の時代が来ました。それらは、「イ・サン」でご存知ですよね。
ドンスは、朝鮮の武術に関する書をまとめました。
そして、部下の指導に当たっています。
この作品、以前も書きましたが、途中でピークが過ぎちゃって、ラスト数話はイマイチ興味が湧かない展開でした。
やっぱね、最初のサド世子の北伐の野望を巡る一連の展開辺りが一番面白かったように思います。
その後、ジソンの存在感が、一気に薄れましたしね。
ま、でも、結構面白く試聴出来た事は確かです。