まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『清潭洞<チョンダムドン>アリス』14話まで

2014-09-09 17:36:33 | 韓国ドラマのエトセトラ
清潭洞(チョンダムドン)アリス DVD-BOX 1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

動画を見たスンジョ。凍りついたようでしたが、笑みを浮かべて何事も無かったかのような反応を見せました。

イナは、無視されたが、或いは既に知ってた?・・・とムカつくんですね。

だけど、スンジョは決して無視したわけじゃなくて、ただ、あまりにもショックを受けたために、すぐには受け入れられなかったんです。

一人になった時、初めて怒りとか悲しみとか絶望とかの感情が一気に湧いて来たようです。

それでも、やっぱり認めたくはなくて、忘れられるものなら忘れたいと、平静を保っていました。

 

セギョンに対して、いつもと変わらない笑顔で接しました。

そんな時、タミー・ホンから連絡が入ったのです。

ばれた・・・と。イナが全て話したようだ・・・と。

 

思わずしゃがみ込んでしまったセギョン。

外からは、スンジョの呼ぶ声が聞こえます。

落ち着いて出てみると、スンジョはさっきと変わらない明るい表情で、これからの結婚準備について語ります。

でもね、いつもよりはワインを多く飲み、酔いつぶれてしまったのです。

セギョンは、スンジョをベッドに運び、自分はその夜泊まりました。

 

翌朝、朝食の準備をするセギョンに、連れて行きたいところがある・・・とスンジョは言いました。

教会でした。

余談ですが、この教会、「恋する神父」の舞台となった教会に似てます。

 

スンジョは、想像しました。二人の結婚式です。親しい人たち皆が参列してくれて、その中で自分たちは愛を誓う・・・。

「異議ありません。」

と、スンジョ。予行演習です。セギョンも早く・・・とスンジョ。

「話があるの・・・。」

と、セギョンは話し始めました。スンジョは、その言葉を遮るように

「早く、異議は無いと言って。」

と、笑顔で言うんです。でも、またセギョンが、

「話を聞いて・・・。」

と言いかけた時、スンジョの表情が一変しました。怒りがこみ上げて来たんです。

怖いよね、パク・シフssiの怒りの表情って。笑顔とのギャップが大きい。

 

「やめろ。」

「それ以上言ったら、お前を殺す。」

「何も言うな。何も起きていない。何も変わらない。」

 

「ごめんなさい。」

セギョンが一言言いました。この言葉で全てが事実だと、現実に起った事だと認めざるをえなくなりました。

私が悪いの、あなたは悪くない、だから、自分を苦しめないで、一人で抱えて苦しんだりしないで・・・。

一生懸命目を背け、無かった事としようとしてたスンジョの思いが、この言葉でぶち壊しになってしまいました。

 

スンジョは、そのまま教会を出て行き、行方不明になってしまいました。

 

セギョンは必死で後を追いました。

ドンウクの言葉を思い出しました。万が一そんな事があったら、絶対に一人にしないでください・・・という。

 

チャ会長も、スンジョの行方不明を知りました。

セギョンを呼び付け、激怒しました。

 

思い当たるところを全て探したセギョン。

でも、見つかりません。

タミー・ホンも、セギョンを心配して探しましたが見つかりません。

 

その日、ロイヤルとGMは、会議を持つ事になっていまして、GMの会長、ミニョク、イナが既に来ていました。

チャ会長は、その場に行き、突然事業提携の話を白紙に戻すと宣言。

理由は、イナに聞いてくれ・・・と。

一体何の事やら・・・とGM側はイナを見ました。

イナは腹をくくりました。家に戻って、動画を見せたのです。

 

ミニョク母は、激怒し、ユンジュに水をかけました。

でも、会長は、イナを叱りました。これまで長い年月をかけて来た大事業がとん挫することになりそうだからです。個人的な感情に流されて、こんなことをして・・・てな感じ。

自分の器の小ささをさらけ出しただけだ・・・と。お前は負けたんだ・・・と。

イナ、自分は正しいと思っていただけに、父からそんな叱責を受けて、ショックだったようです。

 

ミニョクは、ユンジュを責めました。

少しはユンジュの事を理解しようとするのかと思ったら、案外冷たい人だったみたい。利用した上で追い出そうと父と画策しています。

 

スンジョはパリに行こうとしていました。

セギョンは、以前聞いたスンジョの言葉を思い出したんです。パリに逃げた・・・という。

その時、ムン秘書から連絡が入りました。スーツケースが無くなってるので調べてみたら、パリ行きのチケットを買っていた・・・と。

 

タミー・ホンと空港に急いだセギョン。

見つけました。必死に、ゲートをくぐるのを阻止しました。

「まだ本当の私の姿を見ていない。幻想の私じゃなくて、本当の私を全部見て。それでも無理だと言うならその時は私を捨ててもいい。」

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『清潭洞<チョンダムドン>アリス』13話まで

2014-09-09 15:27:16 | 韓国ドラマのエトセトラ
清潭洞アリス 韓国ドラマOSTパート1 (SBS TV ドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Pony Canyon (KR)

レビュー一覧は、こちらから。

 

タミー・ホンがいきなり来たので、スンジョは気分を害しました。

セギョンが、上手くとりなしてる間に、スンジョの携帯をとりあげ、動画を削除して返したんです。

ドキドキハラハラもんです。

 

イナに知られたってことで、ユンジュがタミー・ホンのところに相談に行った時、セギョンもやって来ました。

タミー・ホンの行動の理由が知りたかったんですね。

で、事情を聞いた時、なんと、今度はイナ自身がやって来ちゃった

 

ユンジュは、すぐに跪いて許しを請いました。

タミー・ホンも、許してもらえないかと頼みました。

散々ユンジュをこき下ろした挙句、イナは言いました。

「私があなたたちに仕返しなんかすると思う?気にして無いわよ。ただね、身の程をわきまえずにいい気になってる2匹の女狐に審判を下したいだけ。待ってなさい。正義とは何か教えてあげるわ。」

そう上から目線で言い放ち、出て行こうとしました。

 

「正義?」

と、セギョンが呟きました。

何が正義?私が女狐だったら、あなたは何?あなたも、彼のステータスに惹かれて結婚しようとしただけでしょ?・・・。私と同じね。

「違いがあるとすれば、ビジネスの大きさかしら。あなたは金持ちで私は貧乏。一方は政略結婚、一方は女狐と言われる。あなたは非難されないけど、私だとすごく非難されてしまう。」

それからもう一つ・・・と。

「あなたにとってチャ・スンジョはビジネスの一つだろうけど、私にとってはすべてだった。あなたは私に負けた。」

匿名で動画を送った事を指摘したセギョン。つまり、事業を頓挫させ、兄夫婦の仲を壊すことは重大なこと、その責任を取りたくなかったのね・・・と言ったのです。

「それって、正義?」

 

ユンジュは、全てセギョンの所為だと叫んで出て行きました。

タミー・ホンは、イナにばらされる前に、自分の口でスンジョに白状したらどうかと言いました。

でも、理由を聞かれたらどう答える?・・・とセギョン。

イナにばれたから、その前に・・・とは答えられないと言いました。

イナからスンジョにばれたら、自分に会うまでに心の準備ができるから・・・と。彼には時間が必要だから・・・。

タミー・ホンは、セギョンに協力したことを、後悔してはいないと言いました。

 

皮肉なもんです。こういう状況になった頃、チャ会長とセギョン父は和解をしていましたよ。

結婚を許すというのです。

スンジョは、本当に喜びました。

セギョンは、複雑な表情です。

余談ですが、この作品で、ムン・グニョンさんがあまりにも無表情で違和感を覚えます。性格が生真面目で暗いという設定だからでしょうが。嬉しさを表現するのが下手・・・という設定なんでしょうか。

淡々と冷静・・・というだけじゃなく、感情の起伏が感じられません。暗いと言うよりは、つまらない・・・と見えてしまうんです。楽しい事があっても、なんだか一歩引いて冷静に見てて、また、そういう役を‘演じてる’ように見えて・・・。全て計算ずくなら、凄いと言えますが。

 

タミー・ホンとユンジュは、居ても立っても居られないという気持ちで時間を過ごしています。

いつ、どういう形でイナが出てくるのか、不安で心配で、落ち着かないのです。

 

ユンジュは、夫のミニョクに、全て話そうと思ったようです。意を決して会社に訪ねて行ったのですが、イナに気付かれて邪魔されてしまいました。

結局、話せずに終わったんですが・・・。

イナから何やら耳打ちされてました。もしかしたら、セギョンを裏切る取引?

 

イナは、方向を変えました。チャ会長に、動画を見せたのです。

ショックを受けました。気に行ってるセギョンの裏切りに、大きなショックを受けました。

でも、その上で、全てを伏せてほしいとイナに頼んだのです。セギョンのためではありません。

息子スンジョのためなのです。

ビジネスのためにも、本人のためにも、伏せてほしい・・・と。

イナ、こんな結果になろうとは思ってもみませんでした。彼女もまたチャ会長の言葉にショックを受けました。

 

その日、夕食にセギョンとスンジョを招待していたチャ会長。

食事の後、昔の遊び部屋を案内すると言うスンジョを押さえて、チャ会長は自分が案内すると言って、セギョンを連れて行きました。

そこで、イナから話を聞いた事を打ち明けたのです。

「スンジョは愛情の欠乏らしい。毎日愛情表現しろと医者に言われたが、私は出来ない。一生スンジョに‘愛してる’と言えるか?」

「一生支える自信はあるか?」

「一生、黙っていられるか?シン・イナチーム長が来た。」

・・・セギョンは凍りつきました。

 

「馬鹿息子。毎回引っ掛かりおって。結婚に賛成などしたくない。だが、スンジョは好きなモノを捨てる事が出来ない。捨てたら死んでしまう。認めたら、正気ではいられない。どんなにあいつも信じたいか。私でさえ信じたいのだから。」

ため息をつきながら話すチャ会長。

息子が不憫でならないのです。愛していますから、心底愛していますから・・・。

「一生、スンジョの傍で口をつぐんでいろ。良心の呵責に耐えきれずスンジョに話してみろ。ただじゃおかない。」

「はい。分かりました。一生罪を償って生きて行きます。」

と、それだけ答えたセギョンでした。

このシーン、泣けましたよ

 

セギョンは、この話をタミー・ホンに打ち明けました。

もしかしたら、ロイヤルの奥さまになれるかも。そうしたら、先生との約束も守れそうです・・・。

「今からでもパリに行くか?」

と、いきなりタミー・ホンが言いました。

悪女ぶってるけど、セギョンは本心から行動している・・・とタミー・ホンは見抜いてました。スンジョの事を本当に愛してしまってる・・・と。

心配しているんです、セギョンを。

 

イナは、怒りをどこにぶつければよいのか・・・と悶々としていました。

そして、結論が出ました。

スンジョ本人にぶちまけようと。

アルテミスとの交渉は、縁談が壊れた時からミニョクの担当になっていました。

でも、自分が行くと言いまして。

とうとう、動画を見せてしまったのです。

 

どういう反応を示すか・・・とイナはスンジョをそっと見ました。

でも、スンジョの様子は変わりません。なんだか、ぼんやりしてるように見えるだけです。

「これは何ですか?私の知り合いに似ています。」

笑みまで浮かべてるように見えます。

 

ドンウクは、セギョンに聞かれて答えていました。

「スンジョは現実を認めようとしないんです。現実を認めてしまったら生きられない。」

 

スンジョが可哀そうで泣けて来ました。

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『清潭洞<チョンダムドン>アリス』12話まで

2014-09-09 13:19:44 | 韓国ドラマのエトセトラ
清潭洞(チョンダムドン)アリス DVD-BOX 2
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

イナは、動画を見て、ショックを受けました。

と同時に、セギョンとユンジュに対して憎しみが湧いて来たのです。

ビジネスだと思っていました、スンジョとの縁談は。でも、それだけじゃなくて、スンジョに惹かれてもいたということですね。

 

ところで、チャ会長。えらい変わりようですよ。

法事の後、何の写真を見て喜んでるのかと思いきや。なんと、セギョンの幼いころの写真でしたよ。

セギョン父がきちんと整理してくれていたと言うファイルの中に入っていたモノです。

「可愛い。」

と、何度も言いながら一人笑ってるのって・・・。チャ会長も、一人の親だったんです。雪解けが始まった感じです。

 

イナは、すぐにも兄のミニョクに報告するのかと思ったら、しませんでしたよ。

父も帰国し、これからビジネスにおいてロイヤルとアルテミスと提携して事業を行う事が決まっていますから、今、事を起こすのはまずいと分かっているからです。

それでも、許せない気持ちは強くて、ユンジュに対していつも以上に冷たい態度をとってしまいます。

それを、ユンジュも、勘付いていて、何か知ってる?・・・と不安に思い始めました。

 

セギョンは、世間一般の手順にのっとって結婚を進めて行こうとしています。で、まずは両家の顔合わせです。

父は相変わらず格差の大きい結婚は、セギョンが苦労するだけだと反対しています。

でも、頼み込んで食事の席に出てもらうことにしました。まだ‘顔合わせ’だとは言っていません。

そして、チャ会長にも、食事会に出席してほしいと頼みに行きました。もち、チャ会長は素直に受けません。

「私を認めてほしいからじゃありません。悩み抜いて法事に行ったスンジョssiのために、彼が差し伸べた手をつかんでください。」

 

チャ会長、以前知り合ったパン屋さんに相談に行きましたよ。セギョン父です

お互い、そうとも知らず、似た状況になってる事を話しあい、ため息をつくんです。

ところが、レストランに行ってみると、そこにはさっき話しあった相手がいるじゃありませんか

家庭環境が複雑で・・・とか、相手の家は何も持ってない・・・とか、散々けなしあったのが、お互いの事だと知り、喧嘩になってしまいましたよ。

その後、セギョンとスンジョたちがやって来て・・・。

結局食事もしないまま、けんか別れになってしまったんです。

 

でも、セギョンは父に謝りましたし、父もまたこうなってしまった事を謝りました。

それで、スンジョ父子にも、お互いに謝るべきだと諭したセギョンなんです。

チャ会長は、セギョンの言葉に渋々ながら従い、謝った息子を、驚きの目で見ていました。そして、自分に対しても臆することなく、息子に謝れと言うセギョンを、頼もしく思ったかも。

 

ユンジュは、タミー・ホンが協力すると言ったのが信じられません。で、直接聞きに行ったのです。

僕も理由を考え中です・・・とタミー・ホン。

「彼女の聡明さが気に入ったのか、同じ怒りを共有しているからか・・・。」

この時、ユンジュは、タミー・ホンのPCカバーが、イナの持ってるのと同じだと言う事に気が付きました。でも、それが・・・という気持ちです、まだこの時は。

ただ、タミー・ホンも、ユンジュも、イナに対して何か不安を感じているのは確かです。

 

タミー・ホンは、約束通り、チャ会長に、セギョンの事をそれとなく売りこみました。

まだ、チャ会長は、セギョンを認めるまでには至ってません。

それに、時々、セギョンに変わった事は無いかと、聞いています。

 

イナは、帰国した父に直接この事を報告しようとしました。でも、タイミングが悪くてね。

結局、話せないままです。

 

アルテミス本社会長が韓国にやって来ました。

ロイヤルとGMとの提携に関する行事のためです。

スンジョは、セギョンを紹介しました。

会長が好きなワインのラベルを、セギョンがちょっとアレンジしたのを見て、会長は大喜び。

フランス語を巧みに話すのも、気に入ったのかも。

スンジョは、嬉しそうだし、チャ会長もご満悦って感じ。セギョンの事を見直しました。

不機嫌なのは、GMのメンバーです。

イナは勿論、ミニョクも、不機嫌な表情です。父親は、イナの一件を知ってか知らずか、結構冷静な態度をとっています。

 

イナは、もう我慢が出来ませんでした。

兄ミニョクの携帯に、例の動画を送信しました。素性を隠して。

ラッキーにも、ユンジュが気が付き、削除出来ましたが・・・。誰かが、動画を持っていると分かり、ユンジュは動揺します。

そして、それをタミー・ホンに連絡。

セギョンに連絡しようとするんですが、電話に出ません。

その時、セギョンはスンジョと共に、ウェディングドレスの試着をしていたんです。

 

タミー・ホンは、きっとスンジョにも送信されると踏み、ウェディングショップに急ぎました。

丁度、スンジョにメールが届き、開けた時、セギョンの支度が出来まして、スンジョの気持ちは、そっちに釘付け。

タミー・ホンも、到着。

タミー・ホンの表情を見て、何か起った・・・とセギョンは察したようです。

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『清潭洞<チョンダムドン>アリス』11話まで

2014-09-09 11:22:55 | 韓国ドラマのエトセトラ
[公式グッズ] 韓国ドラマパク・シフ主演ドラマ『清潭洞アリス(チョンダムドン)』ハン・セギョン(ムン・グニョン)がデザインした感情ウサギのイヤホンジャック『WORRY(悲しい)』がいよいよ登場日本公式グッズ版:シルバー
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Phone Neschu!

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スンジョは、父やイナ、イナ兄でGM社長のミニョクや、彼らの母の前で、セギョンを紹介しました。

タミー・ホンだけが、焦っていました。

何の事?・・・と怪訝な表情の彼らに、追い打ちをかけるようにスンジョは言いました。

「私の恋人です。」

そして、

「結婚します。」

 

もう、大混乱ですよ。

スンジョと父のチャ会長は、親子喧嘩。セギョンは、外で・・・と言われ、部屋を出ました。

隣の部屋では、GMの面々が、タミー・ホンを罵倒していました。ホンは、ひたすら頭を下げるしか出来ませんでした。セギョンに対する憎しみが沸々と湧いて来たって感じです。

イナは、努めて冷静でいようとしました。

何事も起こらなかったんだ、政略結婚の意味を何も分かってないチャ・スンジョになど、関心は無い・・・と。

両方の怒声が聞こえ、セギョンはいたたまれない気持ちです。

思わず座り込んでしまいました。

“ユンジュ、私たちが清潭洞に嫁ぐって、こういうことなのね”

そう、思っていました。

 

スンジョは、その日、セギョンにプロポーズしました。

愛しているという言葉を信じてはいけないと、父から言われて育ってきた。でも、ある女性が“愛している”の反対語は“愛さない”ではなく、“利用する”でもなく、“その人に何もしてあげられない”そう言う事だと言った。

指輪を差し出しました。

セギョンが迷っている時、タミー・ホンからメールが届きました。

 

なんと、ユンジュがスンジョのパリでの妻が自分だったと言う告白をしている動画が添付されていたんです。

ショックでした。全てが終わったとセギョンは思いました。

「自分の家は他にあるとずっと思って来た。“おかえり”と出迎えてくれて温かい言葉でねぎらってくれるんだ。そんな家を見つけたら幸せになれると思ってきた。見つけた。セギョンさんが俺の家だ。やっとやっと見つけた俺の家だ。」

スンジョの言葉で、セギョンは決心しました。

指輪を受け取ろうと。

 

「約束して。私が居なくなったら、すぐに命を絶つと。」

スンジョは、納得しました。

その言葉で、セギョンは、話そうと思っていた秘密、お金を目当てに近づいたという玉の輿作戦を一生隠し続けようと。そして、スンジョと結婚しようと。悪女になろうと。

 

ユンジュを呼び出したセギョン。

タミー・ホンに動画を撮られた事を話しました。

全てが終わったと、ショックを受け落ち込むユンジュ。

でもね、そこでセギョンは強い態度を見せました。愛が先だった・・・と話し始めました。

キム秘書としてスンジョを好きになり、その後彼がアルテミスの社長だと知った。彼は自分が欲しいモノ全てを持っている、お金、愛・・・。

両方手に入れる。両方手に入れられないなら、愛を守る事が私のビジネスよ・・・と。あなたも守ってあげる。

「だから、協力して。」

そんな事無理だと思っていたユンジュ。

呆れたように、セギョンを見つめていましたが、悪い気はしなかったようです。

 

そして、タミー・ホンに対しても、堂々と言いました。協力して・・・と。

惨めに破滅などしたくない。“無い物ねだりはやめろ”とか“高みを目指すモノは転げ落ちて死ね”なんていう教訓は馬鹿らしい。

どちらがあなたにとって得か考えてみて・・・。まだ取り返しはつくでしょ。

 

セギョンは、チャ会長に呼び出されました。

勿論、スンジョと別れろと言う話です。結婚しても、傷つくのはセギョンだ・・・と言います。

そんな言葉、セギョンは嫌と言うほど聞かされてるし、自分で考えてもいました。今さら聞いても怯みません。

次は、セギョンから訪ねて行きました。

スンジョと和解してほしいと言う事です。

スンジョが、縁を切ろうとはしていないのは、やはり父親に認めてもらいたいと言う気持ちがあるからだ・・・と言いました。自分の父も、口に出して褒めてくれた事は無かった。でも、ちゃんと自分の絵とか写真は、大事にとっておいてくれていた。それで愛情は充分理解できた・・・と。

少し、チャ会長にも伝わったようです。

これまでのドラマだと、こういう場合、行動で示すというか、和解させる事が多かったけど、この作品は、主人公セギョンの性格を現して弁論で説得する・・・という展開です。

 

セギョンは、ドンウクからも、スンジョについてあれこれと話を聞きました。

その上で、父親の愛情を求めていると確信したんです。不器用だから、それをうまく表現できないんだ・・・と。

 

セギョンは、嫌がるスンジョを、実家の法事に行かせました。

最初、嫌々参加したスンジョだけど、終わってみて、嫌な気分はしなかったようです。

チャ会長も、少し素直にスンジョを受け入れました。

 

そして、セギョンの家族ですが。

父親が反対しています。やはり、あまりにも違いすぎる家庭環境ゆえ・・・です。

セギョンが苦しむだけだから・・・と父は言いました。その言葉を、母も否定はしませんでした。

 

そしてそして、イナにセギョンとユンジュの関係がばれちゃったーっ

タミー・ホンを訪ねた時、偶然開けたPC画面が、例の二人が写ってる動画だったんですよ。

タミー・ホン、ちゃんと片付けておきなよ

動画をコピーしたイナは、秘密を知っちゃった。

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『清潭洞<チョンダムドン>アリス』10話まで

2014-09-09 00:24:23 | 韓国ドラマのエトセトラ
清潭洞(チョンダムドン)アリス DVD-BOX 2
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「全部話すのか?」

と、タミー・ホンは聞きました。出来ないだろ?・・・と。

「出来ないのはそっちでしょ?」

と、セギョン。スンジョにばらしたら、業界では生きていけなくなる・・・と言いました。

「貧乏人はが契約書にサインするなんて、ダメってこと。どんどんエスカレートして行って道を誤るだけだから。」

 

セギョンは、スンジョの元に走りました。スンジョは寒い川べりで待っていました。

この時、実際雪は積もってるし、相当寒かったんだろうなぁと分かるシーンです。だって、出演者の皆さんの手も、ほっぺたも真っ赤なんですもん。息が白いなんていうのはもう当たり前ですし。

付き合ってくれるよね?・・・とスンジョ。

セギョンは、うんうん・・と頷きました。

 

家に帰って一人になった時、スンジョは嬉しさがこみ上げて来たようです。

涙がこぼれ落ちていました。笑顔でしたけどね。

 

翌日、スンジョはいきなりセギョンをパリに連れて行こうとしました。

でも、セギョンは、パスポートを持っていません。

信じられない表情のスンジョ。

そして、セギョンもまた、思い知らされました。スンジョは、思いついたらすぐに行動に移せるほどリッチだということを。

 

スンジョは計画を変更して、イベントでセギョン見せたかった映像を見せました。

これは、自分の過去を写したものでした。

スンジョは、父との確執、一人の女性との結婚を、キチンと話しました。

セギョンもまた例の計画の事を打ち明けようとしました。でも、これは、スンジョが遮りました。自分の話を先にさせてほしい・・・と。

セギョンはこの話を、何時話そうか、気になって気持ちがイマイチ晴れない様子です。表情がイマイチですもんね。

 

「今日、どうだった?」

と、別れ際にスンジョが聞きました。

「怖かった。」

と、セギョンは答えました。

楽しすぎて怖かった・・・と。とても楽しくて面白かった・・・。

「もう怖がらない。」

そして、又明日ね・・・と。

この明日もまた繋がってるというのが、スンジョには嬉しかったんじゃないでしょうか。

 

この二人の姿を、ユンジュが見ていました。

 

チャ会長は、偶然話したセギョン父の言葉で、息子と食事をすることで絆を深める事が出来ると思い、初めて自分からスンジョを食事に誘いました。

この誘い方も、笑えましたよ。

なかなか切り出せなくてね、チャ会長が。

照れくさい気持ちもあるだろうし、プライドが許さない・・・なんて言う気持ちも少々あるだろうし。

親子の掛け合いが笑えました。

断ると思っていたスンジョが、あっさりと受けたのにも、ちょっと意表を突かれた感じでしたね。

でも、やっぱり見解の相違と言うか、歩み寄る事を知らない二人なんで、結局は喧嘩になっちゃいましたよ。

 

ユンジュは、悶々とした日を過ごしていました。

義理の妹になるイナとスンジョの縁談は、スンジョの知らないところでどんどん進んでますし、そうなったらチェ会長と顔を合わせる事も多くなりますからね。

で、セギョンに電話してきました。はけ口なのかもね、セギョンが。

 

セギョンは、全てスンジョに打ち明けようと思っていると話しました。

ユンジュは大反対です。

何としてもスンジョとイナの縁談をつぶさなきゃ、自分がダメになる・・・と思っているんです。

だからって、セギョンが打ち明ける事が、何故ユンジュ自身にも影響を与える事になるのかが、私には分からないんですけど・・・。

 

イナとの縁談がまとまったら、義理の姉と弟と言う関係になります。

それを避けたいと言うより、スンジョとユンジュは、きちんと別れて来なかったってことが重要なのかも。

この時になって、ようやく二人はお互いの気持ちを理解しあえたようです。

ちゃんと別れよう・・・スンジョは言いました。

これでこの二人の結着はついたのかもね。

 

セギョンに、スンジョからUSBが送られて来ました。

中に入っていたのは、これまでスンジョがユンジュにしてきた様々な復讐、そして父親に対する復讐の記録でした。

「俺はこういう男だ。俺の中にはこういう汚ないモノが詰まっている。こんな俺でいいかな。」

 

セギョンは、スンジョの正直な告白に心を動かされました。

で、スンジョの家に急いで向いました。自分も、全て話して、その上で受け入れてくれるかどうかを考えてもらいたいと思ったんですね。

 

ところが、スンジョのマンションの前で、ユンジュに呼びとめられたのです。

彼女は、スンジョの家から帰るところでした。

全てを話しに来たというセギョンに、やめるよう一生懸命説得しようとするユンジュ。

それでも、セギョンの決心は固くて。

ユンジュは、最終手段に出ました。告白したんです。

スンジョと結婚し捨てた女が自分だ・・・と。

 

流石に、この偶然には驚き表情が凍りつくセギョン。

事実を知ったら、スンジョは死ぬかもしれない・・・とユンジュ。

自分は心が休まるだろうけど、スンジョはどうなる?・・・と。

「お願い、スンジョを救って。」

“そして、私も救ってちょうだい”

心の中で呟いたユンジュでした。

 

ふらっとセギョンが自分の家に帰ろうとした時、スンジョと会いました。

今から行く・・・というメールをセギョンが送っていたんです。

スンジョは、寒い中、到着を待っていたんですね。

USBを全部見た?・・・とスンジョは聞きました。その上で自分を受け入れてくれる?・・・と。

セギョンは頷きました。

「明日一緒に行ってほしいところがある。」

と、スンジョ。

セギョンを連れて行ったのは、チェ会長とGMの面々イナやユンジュの夫シン社長、シン社長の母、タミー・ホンたちが居並ぶチャリティバザーの会場でした。

あいやぁ~っ嵐の予感。

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