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テジュンが命がけで用意したお金は間に合いませんでした。テジュン父は亡くなってしまったのです。
失望し、留置所でも食事を取らないテジュ。
そんな時、テジュ父の幻が現れました。テジュに、自分が歯が立たなかったこの世の中に、勝ってくれと言いました。必ず打ち負かしてくれと。
テジュは、父の仇を討つ事を目標とし、生き始めたのです。
チェ会長は、難しい手術を乗り越え、回復して退院する事も出来ました。
刑務所に入ったテジュは、所長の論文を代筆したりしてお金を稼いでます。何かと便宜を図ってもらってもいるようです。
他にも、あれこれお金を稼いでます。
同じ刑務所に、ミンジェの弟ヨンジェが入っていました。彼にも、保健室からくすねて来た薬を売ってます。
ヨンジェをどうにかして釈放させようと、父ドンジンとミンジェは、あらゆる方面に手を伸ばし、融通を利かせようとするんですが、ことごとくチェ会長に邪魔されてしまって、上手くいきません。
がっくりきたドンジン。
父親の法事でチェ会長の家に行った時、拳銃を見せて脅かしましたが、それでも、上手くいきませんでした。反対に、自分の会社の粉飾決算の書類を政府に提出されてしまう始末。
チェ会長の方が、一枚も二枚も上でした。
ミンジェは、刑務所を訪ね、弟ヨンジェに、助けてやれないと告げました。
自分と父は渡米するから・・・と。株もチェ会長に譲る・・・と。
ヨンジェは、ショックで呼吸困難を起こしてしまいました。実はヨンジェは重症のうつ病を患っていたんです。
この事はミンジェも知りませんでした。
父と兄に捨てられたと分かったヨンジェは、もう、死ぬしか道は無いと思い込んだのです。
薬を捨て、発作を起こしても、呼吸器をつけませんでした。
そして、苦しんだ末に亡くなってしまったのです。
ヨンジェが死んだ時、傍に居たのがテジュでした。
テジュは、ヨンジェの遺言を聞いた・・・と言い、ヨンジェのメガネをドンジンに届けました。
で、釈放されたのです。
刑務所から出たテジュは、迎えの車に乗り、ドンジンのところに行きました。
一応、初対面の挨拶を・・・と手を差し出したミンジェ。でも、テジュは、強気な態度で言いたい放題です。
ミンジェは、発作を起こしたヨンジェは、言葉なんて話せるわけがないと知ってました。だから、テジュが最期の言葉・・・と言うのは、お金をせびる事が目的なんだと察してました。
ミンジェは、自分の言う通りのセリフを遺言として父に伝えるよう指示しました。
でも、テジュは、聞いたふりをし、実際は自分の思いを言葉にしたのです。
「チェ会長に復讐してほしい。自分の無念を晴らしてほしい。会長にも同じ思いを味わわせてほしい。」
ドンジンは信じました。
そして拳銃を持って出て行ったのです。
ミンジェは、勝手に嘘の言葉を父に告げたテジュに怒りを抱きました。
「お前は誰だ。」
「前回の強制排除で犠牲になった男の息子だ。責任を取れ。」
意気揚々と退出するテジュ。ミンジェの怒りに満ちた表情が怖かったですねぇ。
テジュは、母と妹が待つ家に戻りました。母は、釜山に行こうと言いました。ソウルはもういやだ・・・と。
死んだテジュ父を思い出す事ばかりだから・・・と。
チェ会長の長男ウォンジェが裏金作りの疑惑を新聞に書き立てられました。
チェ会長は病み上がりだと言うのに、気が休まる時がありません。傍についてるソユンは、自分がやる・・・と言いました。
黙って見ていられなかったのでしょう。
そして、ミンジェの粉飾決算についても、政府の要人と会って処罰できないか相談して来る・・・とも。
ミンジェには、病気の妻がいます。子供が居ないのを苦にしてて、死んだヨンジェの子供を養子として引き取ろうと提案しました。
ミンジェは、妻の思いやりが嬉しかったようです。
妻と居る時は、ミンジェも穏やかで優しい表情をします。
ところが、そこにソユンが。一気に表情が硬くなったミンジェです。
政府の要人と会ったことをミンジェに話しました。起訴される・・・と打ち明けました。
頼りにしていた部下も、ソユンの説得で寝返ったようです。証拠を掴まれる事になるようで。
ミンジェは時間をくれ・・・と言いました。
ミンジェは、土地を買い占め、大規模商業施設をつくると言う名目で認可&融資を受け、株を買いこもうと計画。
う~ん・・・。ちょっとややこしくって私には理解不能のところもありますが。
まぁとにかく、反撃開始ってところでしょうか。
キム議員の協力もあって、どうにか土地の買い付けは進むのですが、あと二区画が買えないんですね。
その土地の持ち主は、現在刑務所の独居房に入ってて面会できない状況なんですって。
テジュは、そんな動きを偶然掴みましてね。
テジュは、論文を書いてあげたという恩をネタに、所長から特別に許可をもらい、受刑者に会いました。そして土地を自分が買ったのです。
交渉に来たミンジェの側近カン・ホヨンは、そこにテジュの姿を見て驚きました。
「あんたには売らない。」
電話でテジュがそう言いました。ミンジェ、怒りで震えてますよ。
テジュは、ソユンに話を持って行きました。
「今すぐ会いましょう。」
ソユンが言いました。繋がりましたね、二人が。