まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『秘密』完観

2014-09-19 12:04:50 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密 DVD-BOX 2
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

「あんたとドフンのためにやったこと。」

と、ドフン母は言いました。

でもね、母親としてのユジョンは、そんな事言いわけにしか聞こえません。

自分に断りも無く、死んだ事として、養子に出してしまうなんてね。

 

どれほどユジョンが苦しんだか・・・。

自分が至らなかったために、まだまだ幼いのに母親から離され、結果、死んでしまう事になってしまった・・・と苦しみ続けて来たんです。決してその傷は癒える事はなかったんです。

そして、可愛い盛りの我が子の成長を、見る事も出来ずに来たわけですからね。

 

養父母がどれほどよい人だったとしても、ユジョンには、我が子を取り戻す事しか考えられませんでした。

 

でもね、現実はそんな簡単なものじゃありません。

最初、連れて来られた時は、ユジョンが縫った月と星のアップリケがついた布団を離す事が出来ず、泣いてばかりで食事も出来なかったとか。

幼いながらも、そんな苦しみを乗り越えて、やっと養父母を両親として認め、幸せに暮らして来たわけです。

今、ユジョンが自分の手元に引き取ったとしても、その同じ事を繰り返すのは目に見えてます。

母としたら、子供にそんな辛い思いを二度とさせたくありませんよね。それなら、自分が耐えた方がマシです。

 

ユジョンは、そう思う事にしました。

養母の親しい友人のオバサン・・・と名乗りました。

 

そして、ドフンもまた、大きなショックを受けていました。彼もサンについては何も知らなかったのです。

自分以外の人を‘父さん’と呼ぶ我が息子。

その姿を目の前にして、やっと自分がどんな大きなモノを失ったかに気が付いたようです。

上だけを見て、邪魔なものはすべて切り捨てて来た結果がこれでした。

何も残らなかったのです。

 

ドフン母は、文書偽造の罪で捕まりました。

この母にして、この息子・・・です。

息子の事が一番大事で、それこそ、邪魔なモノはすべて母が始末して来たんですもんね。ユジョンしかり、サンしかり・・・。

少しは痛い目に遭わないとね。

 

ミニョクは、グァンスから、これらの事を知らされました。

ユジョンがどれほど苦しんでいるかを思うと、居ても立っても居られない気分のようです。

 

セヨンとは仮面夫婦のまんまです。

でも、そろそろちゃんと話をしなくては・・・とミニョクは思ったのかな。

「セヨン、俺が苦しんでいる時、こう言う気持ちだったのか。」

何かしてやりたいが、何をしていいか分からない。俺の所為でもう苦しまないでくれ。俺とお前は仲が良かったじゃないか。

「やめて。あなたの事を好きにならないよう努力してる。」

「すまない・・・。」

幼馴染でお互いしか仲の良い友達が居なかった二人です。

お互いの気持ちは、充分理解しあえるのです。

 

セヨンは二人の結婚契約書を破りました。結婚も一つの契約なのね・・・

「自分を過大評価していた。愛されなくてノ平気だとおもってたけど無理見たい。終わりにしましょ。」

 

ミニョクは、経営権を放棄し、次期会長には、グァンミンを推しました。

自分よりずっと適任だと。

で、ユジョンの元に行くのかと思ったら、違いましたね。恥ずかしくて行けない・・・と言うのです。

父チョ会長に、会社で一番厳しい部署に送ってくれと言ったのです。

 

旅立つ日、グァンスから知らせを受けたユジョンは、空港に急ぎました。

ユジョンと会って、出発を止めるのかと思ったんだけど、これも予想が外れました。

ミニョクは、海外の大変な部署に行き、それなりに鍛えられたようです。

 

どのくらい経ったのか。ミニョクが帰国しました。

グァンミンが、会長となり、会社は復活したようです。彼はなんと、ミニョクの妹と恋愛中だとか。年の差カップルです

そして、グァンスも、ヘリと恋愛中。すっごい朗らかになっちゃって、別人みたいです。

 

ドフンは、服役しています。罪を全て認めたのです。

彼の元には、セヨンから絵ハガキが届いています。

 

ユジョンは、パン屋を再開していました。

で、なんと、刑務所仲間のサンドラ・ファン女史は、大きなお腹を抱えてますよ。

そして、いきなり店で産気づいちゃった

皆が慌てて病院に連れて行った時、店に戻ったユジョンの前にミニョクが。

全く変わらない雰囲気で立ってました。何事も無かったかのように・・・。

 

ハッピーエンドです。

 

かなり泣きのシーンが多くて、私も泣かされました。最後の最後まで緊張感のある作品でしたね。

ハッピーエンドだとは思ってましたが、結構いい感じでまとめたと思いました。

朗らかになったグァンスが、スキップでユジョンの店に入って来るのがガラス越しに見えて、細かい演技だ・・・と感心してしまいましたよ。

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『秘密』15話まで

2014-09-19 12:02:49 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密 DVD-BOX 1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

美術品は、賄賂ではなく、裏金作りのために利用していたんですね。・・・ま、どちらでも要するに違法な事をやってたってことです。

それを公表すれば、Kグループだけでなく、相当広い範囲に影響が及ぶと言う事ですね。

勿論、シナ財団にも。

そして、そうなった場合、ミニョクの弁護が出来るのは、ドフンしかいないと言うのです。

 

一瞬怯んだユジョン。

愛かミニョクの地位かを選べということです。地位とは、Kグループの後継者としての責任も含まれていますよね。

その時、ミニョクが言いました。

「俺は簡単に死なない。行け。」

ユジョンはその言葉に従いました。

 

ドフンが先手を打ちました。と言うか、破談の事は、チョ会長が記事を止めさせたんで、一切表に出ませんでした。

ドフンは情報をマスコミに持ち込みました。

この事で騒動が拡大。・・・いや、表沙汰になり、Kグループは危機に陥るんです。

ユジョンが告訴したことで、自分が対質尋問を受ける事は決まってて、裁判において被告人になるのも避けられそうにない。それだったら、ミニョクたちも共に・・・という考えなんですね、ドフンは。

 

ミニョクはマスコミの矢面に立たされ、大変な毎日を過ごしていました。

そんな時、ユジョンが癒しになりました。

辛い時、何も口にしないミニョク。ユジョンは、ちゃんとそれを理解していました。

 

また、セヨンも、父からこっぴどく怒られたようで、殴られて口元を切ってしまいました。

それを見たドフンは、ここで止めて、二人でどこかに・・・と言うのです。

でもね、セヨンは言いました。

「ありがとう。これでミニョクと結婚できる。」

ドフン、呆然としました。こうなってもまだミニョクの事を諦めきれないなんて・・・ですよね。

 

ユジョンとドフンは、対質尋問を受けました。

二人の主張は、対立していました。

ドフンは、ユジョンに対して優位に立とうとしていますが、ユジョンは全く動じません。

以前検事だった頃、先輩だった人物が、ミニョクからドフンについての疑惑を聞いてて、今回の一件については、自分が担当したいと思ってるようです。ドフンに対してあまり良い思いを持ってないようですからね。

ドフンは、どんどん‘敵’が増えて行くようで、ますます焦ってきてますね。

 

ミニョクが、ドフンを横領の罪で告発しました。

これは、どうもミニョクが無理やりに作ったものらしいです。ドフンは、利用されただけで罪は無いようです。

でも、マスコミ発表してしまった以上、ドフンは記者から追いかけられる事になりますよね。

ドフンはここに至って、ジヒを殺したのは自分だとミニョクに告げましたよ。

自分だけが落ちるのではなく、ミニョクも、皆何かしらの罪を償わなければいけなくなり、皆が落ちて行く・・・と、死なばもろともと考えてます。自棄になってるとしか思えない表情です。

そして、ミニョクがそう言う状況になったら、ユジョンが苦しむと、それを願っての事だ・・・とも。

ミニョクは、哀れそうな目で見ていました。

 

チョ会長は、ミニョクに言いました。

「お前一人の所為で、Kホテルがぐらつくのは見ていられない。お前の父親ではなく、会社の責任者として頼みたい。Kホテルを私の代わりにお前が守れ。」

ミニョクの実母は、父親が借金のカタにチョ会長の元に連れて来たらしいです。だから、チョ会長を愛してはいなかったのかも。

でも、きっとチョ会長は愛したんでしょうね。彼女のために作ったのが、Kホテルでした。

だからこそ、Kホテルだけは守ってほしいと言ったんでしょう。

現在の妻、ミニョクの継母も、愛人という事になっていますが、実は、ミニョクの実母が彼女を家に入れたんだそうです。夫の世話をしてほしい・・・と言って。会長夫人という立場に苦しんでいたんだとか。

やっぱりね、継母と言っても、よくあるような高びーな嫌な女性ではありませんもんね、彼女は。

 

ミニョクは、父の心からの頼みを無下に断る事は出来なかったようです。

グァンミンの犠牲も、無駄には出来ませんでした。

 

ユジョンもまた、ミニョク継母に呼び出されて、事情を聞かされていました。

会社のこと、そしてこのままではミニョク自身が裁かれる事になる・・・とか。

また、チョ会長の体調が悪いことも。

ミニョクは、ああ見えて父親を捨てて幸せになることなんてできない子だ・・・と。

「社長を頼みます。」

ユジョンはそう言って頭を下げ、帰って行きました。

 

ユジョンは、ミニョクに会い、言いました。

父親を愛のために捨てたら、後で後悔するに違いない。そして、従業員は、不安がっている・・・と。

会社を捨てて出て行くことはダメだとね。

「嫌だ。お前だけがいればいい。」

ミニョクは、そう叫びました。でもね、迷っていたからこそでした。

 

結局、ミニョクはドフンの取引に応じました。

全てのドフンに不利な証拠を差し出したのです。会社に戻ると言う意思表示ですね。

セヨンと結婚し、会社を立て直すという・・・。

 

ミニョクは、ユジョンに会いに行きました。

「遊ぼう。」

ユジョンも察しました。今日一日だけ・・・と。今日で最後・・・ということです。

 

二人で普通の一日を過ごしました。

「帰らなきゃ。」

「帰らないとな。」

でも、別れられないんですね。

「じゃぁ、明日までってことで。」

 

一晩を過ごし、翌朝ユジョンは一人で帰って行きました。

 

ミニョクはセヨンと結婚しました。

 

ユジョンはある日、ドフンの両親の店に行きました。店は、マスコミに取り巻かれてます。例の横領事件の所為です。

ただでさえ、そんな状況でピリピリしているところにユジョンですからね。

ドフン母は激怒します。ドフン父はやはり気が弱くて、そこまで強くは出られません。何せ、息子がユジョン父を見殺しにしたと知ってますから。負い目がありますわな。

ユジョンは、ドフン母から何を言われても動じません。出て行きません。

ドフン母があまりにもひどい言い方をするんで、ユジョンもとうとう叫んじゃいました。

ドフンが事故を起こした張本人だということです。自分は身代りだったということです。

どうも両親は、薄々勘付いていたようなんですよ。でも、気付かないフリをしてきたんです。

 

激怒したユジョンは、客やマスコミに向かって事実を叫ぼうとしました。

その時、急にドフン母が言いましたよ。

「サンに会いたくない?」

えーっ生きてたの

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