まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『匂いを見る少女』3話まで

2016-01-15 23:22:16 | 韓国ドラマのエトセトラ
「匂いを見る少女」オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

やっぱり、湖?川?とにかく崖の下の水の中にマリは車と共に沈んでいました。

腕には、バーコードが。

バーコード殺人事件と断定した署長は、特別捜査隊を設置。指揮をするのは、2年間事件を追って来たヨム・ミ警部補となりました。カン係長は不満な様子です。

ヨム警部補は、ムガクをメンバーに入れました。

今回遺体発見の成果を挙げたのが大きかったようです。

でも、どーやって発見したのか?・・・と問われたら、ムガクは答えようがありませんでした。チョリムの能力によるモノでしたからね。

 

ヨム警部補は又チョリムの養父オ元刑事を訪ねました。

どうしても目撃者である“チェ・ウンソル”から話しが聞きたかったからです。

オ元刑事は、知らないと今度も突っぱねました。

 

ムガクは、クォン・ジェヒにマリのお葬式等の事情を聞きに行きました。

話しの中で、チョン院長が容疑者の一人として挙がっている事を言った時、チョン院長が。

ジェヒを慰めに来ていたようですね。

ムガクは、マリとの通話履歴が多い理由を問いました。

患者だから、当たり前では?・・・とチョン院長。

ジェヒも、チョン院長とマリの関係を知ってて、証言しました。

また、4日間の休暇には何を?・・・と聞くと、チェジュ島に行っていたとチョン院長は答えました。アリバイばっちりです。

 

でもねぇ、やっぱりチョリムの周辺をうろついてるんですよ、彼は。

怪しさ100%って感じ。

 

一方、チョリムは相方ムガクが練習にも現れないんで、ワン代表から注意され続けてます。

で、やって来たムガクに怒りをぶつけました。ムガクは、チョリムの能力のお陰で刑事として捜査隊に入る事ができたお礼を言いに来たのです。

一緒に食事をしてる時、たまたまチョリムのコンタクトが外れちゃって。

左目が青色なのをムガクが見ちゃった。

周囲にいた他の客たちからも、奇異な目で見られ、耐えられなくなったチョリムは店を飛び出しました。

逃げ帰ろうとするチョリムの手を、ムガクが取って引き留めました。

「俺も同じだ。」

 

二人はそれぞれの過去を打ち明けました。

どちらも不幸な出来事の所為で体質が変わってしまったのです。チョリムは、目が青くなり匂いが見せるようになり、ムガクは、殆どの感覚を失ってしまったのです。

この事で二人は又少し近づきました。

翌日の品評会では絶対に上手くやりたい・・・と言うチョリム。父オ元刑事が、芸人なんぞになるのを反対してましてね。今回を最後と考えているのです。

ムガクも、恩返しととらえてまして、彼なりに頑張って練習しました。

 

ところが、品評会に行こうとしたムガクに、ヨム警部補から連絡が。

マリの事件で重要な手掛かりとなるであろうマリの日記が無くなっていて、それはジェヒが持って行った可能性が高いとの白江を受けましてね。

ジェヒの家に行ったところ、何やら燃やしているジェヒ。

慌てて駆け付けたら、それはマリの洋服でした。

・・・で、そのまま帰るんかいっ

日記を探しに来たんじゃなかったの燃やして無かったら、家宅捜索すれば良いのに。口頭だけで“持って帰ったのはこの服だけ”なんて言われて、あ、そーですかと引き下がるのは、あまりにも杜撰じゃない

 

結局、日記の行方は捜さず、チョリムとの約束の品評会にも間に合わず。

あ~ぁ、ですよ、ムガク。

お陰でチョリムは、ワン代表に劇団から放り出されてしまいましたよ。

審査以前の問題です。

酔いつぶれたチョリム。ムガクは、劇団員から事情を聞いて駆け付け、チョリムを家まで送って行く事に。

でも、酔いつぶれてしまって、家までの道筋もちゃんと説明出来ません。

チョリムをおんぶしたままあっちに行ったりこっちに来たりを繰り返すムガク。

その時、ふいに頭に浮かんだのです。チョン院長のアリバイは、崩せる・・・と。

 

その思い付きをすぐにでもヨム警部補に伝えたいと、チョリムをおんぶしたまま警察に戻ったムガク。

そこで、ヨム警部補は、チョリムの顔を見たのです。驚きました。

目撃者として捜している“チェ・ウンソル”にそっくりだったからです。・・・本人だもんね。

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『キルミー・ヒールミー』完観

2016-01-15 17:36:46 | 韓国ドラマのエトセトラ
キルミー、ヒールミー OST (MBC TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

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新しい人格『X』の出現は、皆を戸惑わせました。

「人格を統合する過程で新たな人格が現れる事はある。新たな人格の性格次第だ。」

と、スコフィールド医師は言いました。

自己救済者の可能性もある・・・と。患者が強く治療を求める時、救済者をつくりだすと言いました。

 

『X』は、ドヒョンの前に姿を見せました。

え?ドヒョンの別人格じゃないの幻であっても姿を見せるなんて、どーいうこと

マジシャンのような仰々しい恰好なのが、敵じゃないって感じです。

 

チャ会長とソヨンの事故にドヒョン父ジュンピョが関わってる可能性が出て来ました。

事故当時の新しい運転手が、ジュンピョの紹介だと言っていたと言うのです。

その報告を受けた瞬間、ドヒョンに、まだ別人格の現れる兆候が。頭痛が始まったのです。

現れたのは、なんと、ヨナ偶然見つけたリジンとの間で、又も小競り合いが始まりました

ところが、ミスターXが誰か知ってると言うじゃありませんか。

タダじゃ教えない・・・と言うヨナ。

リジン、仕方なくて、なんと、リオンを差し出しましたよ

 

もうねぇ、ヨナ&リオンのシーンは、爆笑爆笑の連続ですよ

 

ミスターXの正体を教えて・・・と言ったリジンに、ヨナは言いました。

「笑って、とても幸せそうに。あんたが笑えば、ミスターXは消えるわ。」

どういう意味?・・・と聞いても、説明はこれだけ・・・とヨナ。

そのまま眠ろうとしました。

「あのさ、ありがとう。」

とヨナが言いました。いつもの生意気な口調のままです。

友達や妹みたいに私に接してくれてありがとう、今日望みも叶えてくれてありがとう・・・。

「あんたと喧嘩するのが楽しかった。元気でね。」

そっぽを向いて、最後まで生意気な態度は崩しませんでした。でもね、実は涙が流れていたんです。

 

ヨナは、ヨソプと一緒に消えて行きました。

ヨナと会えないのが、すっごい寂しい・・・

ちゃんと置き土産して行きましたよ。リジンのおでこに落書きして行ったんです

『性悪女』と書いて、ちゃんと証拠写真まで

 

そして、そして、ジュンピョの意識が戻りました。

知らせを受けて、ドヒョンはリジンには話さず、一人で家に戻りました。

また頭痛がひどくなりました。

 

リジンが家に戻ってみると、なんとそこには、ぬいぐるみを抱いた幼いドヒョンが・・・。勿論、リジンの幼い頃の本当のドヒョンです。

リジンは、幼い自分に、優しく話しました。

私はあなたの大人になった姿。可愛いでしょ?立派な大人になって元気に暮らしてるわ。親にも愛されて優しいお兄ちゃんと友達もたくさんいる。もう地下室にはいないわ。あふれるくらいの愛をもらってる。

あの頃、オジサンに怒られたことはあなたの責任じゃない。あなたが悪かったんじゃない。アジョッシが悪かったの。

「これから、チャ君の傍には、私がついてるわ。だから、もう去っていいのよ。できる?」

幼いドヒョンは、うん・・・と、頷きました。

でも、道が分からない・・・と。

「ミスターXを呼んで。」

 

なんと、ミスターXは、ドヒョンの・・・リジンの亡くなった父親だったのです。

 

地下室に閉じ込められていた時、幼いドヒョンは父親が来たらここから連れ出してくれるのに・・・とも願っていたのです。

もう亡くなっているのは分かっているんだけど。願わずにいられなかったのです。

だから、それを知ったジュニョンの別人格として潜在していたのです。

 

ドヒョンが目覚めた時、リジンは優しくドヒョンを抱きしめました。

「ありがとう。」

新しい別人格X、それもまた自分の所為でばらばらになったドヒョンの心の欠片だったのですから。

どれだけジュニョンが自分を思ってくれていたか、それによってどれほど苦しんだか分かります。

「チャ君は救いであり、希望だった。再会できて、本当に良かった。お礼を伝えられたから。」

 

リジンの母ソヨンを殺したのが、自分の父ジュンピョだったかもしれない・・・と密かに恐れているドヒョン。

ドヒョンの前に、ミスターXが現れました。

“恐怖の大きさは自分の想像で決まります。恐怖とは自ら作り出すもので、想像力の産物です”

つまり、一人で想像して悶々としているのではなく、直接ジュンピョに確かめろということです。

“結果の出ている過去に想像力は必要ない。想像力は未来に取っておいてください。未来の為に使うのです”

 

「リジンは僕が守ります。もっと強くなります。もう安心してください。」

と、リジンの実父であるミスターXにドヒョンは言いました。

ミスターXは納得して消えて行きました。

 

ドヒョンは、ジュンピョの病室に行きました。

ジュンピョは、大人になった息子の姿を見て、感慨深そうな表情を浮かべました。

「勘違いしないでほしい。見舞いに来たのではない。」

と、ドヒョン。

差し伸べかけたジュンピョの手が止まりました。

「21年間眠っていても、あんたは加害者だ。弱者や被害者を気取るのは止めてくれ。あんたが、ミン・ソヨン社長とチャ会長を事故に遭わせたのか?」

 

株主総会を率いる委員長にドヒョンが成る資格は無い・・・と、ギジュン&ヨンピョ父子が主張しました。

ソ会長とドヒョンを前にして、総会を優位に進めようと言う魂胆です。

でも、ドヒョンは、ギジュンの言葉を遮って、多重人格を公表しました。

それを認め、責任を取るつもりだと言いました。でも、確認したい事がある・・・と言って示したのが、ヨンピョへの疑惑のあれこれ。

まずは、チャ会長とソヨンの死亡事故について。

なんと、ジュンピョが証言したのです。ヨンピョが運転手を買収し、契約をさせないように、回り道をさせたんだとか。殺そうと思ったのではなく、軽い事故を想定したようです。でも、結果的に大事故になってしまった。

ジュンピョは会長の座が欲しくて、ヨンピョの話に乗ったんだそうです。それを自分が証言するし、証拠となる会話の録音も保管してあると言ったのです。

もう一つは、系列会社からの横領の証拠でした。

 

ヨンピョは、多重人格の件と取引して、無かった事にしようと言いだしました。

でも、ドヒョンはそれを拒否。

病気を知られても、刑務所には入らないけど、ヨンピョの場合は実刑が下るのは間違いないから・・・と。

してやりましたね、ドヒョン

 

ソ会長は、ドヒョンに治療に専念するよう言いました。

ドヒョンにスンジングループは任せる、帰って来るまで、自分が守っているから・・・と。

 

リジンがジュンピョに会いに行きました。ファランから頼まれたようです。

ジュンピョは、跪いて謝りました。

許せとは言わない、ただ、生きててくれてありがとう・・・と。

実は、ジュンピョ、ソヨンの事を密かに愛していたんですよ。全然ソヨンには受け入れてもらえませんでしたが。

写真を好きな詩集の表紙の裏に挟んでいたのを、以前ファランが見つけていました。ファランも、その想いを知っていたようです。

だから、子供を連れて、それも自分の子供だと籍まで入れてソヨンが戻って来たのを知ったら、冷静ではいられなかったのでしょうね。殺すつもりじゃなかったソヨンの死は、彼の正常な神経をゆがめてしまったのかもしれません。

そして、どうにもならない悶々とした思いが、幼いドヒョンへの虐待に変わって行ったのでしょう。

 

セギが突然入って来ました。

「許してほしいなら、いい方法があるぞ。」

突然、ジュンピョの首を絞めたセギ

ジュンピョにも、分かりました。放火して呆然と立ってる息子ジュニョンの表情が、今自分の首を絞めている狂気に満ちた男の目と同じだということが。

「やめて、シン・セギ

叫んだリジンの声で、セギは手を離しました。

 

「私たちに許しと理解を強要しないでください。もし私が許す努力をするとしても、あなたの為じゃ無い。彼の為よ。なぜなら、彼はあなたの代わりに一生私に罪悪感を抱き謝り続けて私を守ってくれたわ。だからあなたは黙って待ってて。」

リジンの言葉を、ジュンピョは黙って聞いていました。

彼にも息子の姿はショックでした。それが全て自分の所為なんですから。

 

「逃げるのよ。恐ろしい記憶から。」

リジンはそう言って、セギを引っ張って行きました。

 

バイクを飛ばしました。

「シン君、欲しいモノはない?他の人格と違ってシン君のプレゼントだけ決まらないの。」

「言ってもくれないさ。」

「何?」

「お前だ。」

泣けました・・・

 

さっきから何を考えているの?・・・とリジン聞かれたセギ。

「時間が止まればいいと。永遠にお前の傍に居られる方法は無いかと。」

・・・

「この世の中で、私の言葉が絶対的なルールだと言った人はあなたが初めてよ。」

人・・・別人格ではなく、人だとリジンが言ってくれた事が、セギには嬉しかったようです。

「人間から男に昇格するには、時間が必要だな。」

 

「呼び出してごめん。あんたを作らせてごめんね。」

リジンはそう言って、セギにkissしました。これしかプレゼントが思い付かなかったの・・・と。

「素晴らしい選択だ。最高の餞別だ。」

セギはそう言って、リジンにkissしました。もう別れの時だと彼にも分かっていたのです。

 

セギは、ただひたすらにリジンを求め、リジンを守り、彼女だけが存在する理由だったのです。

幼いジュニョンの想いのうち、一番強かった欠片がセギだったのです。

セギは、ドヒョンにリジンを託し、消えて行きました。

 

またまた号泣ですよ

 

そして・・・。1年後。

リジンは病院に復帰。

リオンは、ドヒョン&リジンのエピソードを元に新作を発表。べストセラーとなりました。

ある日、売り場で可愛い女性と偶然知りあうんですが、その女性の名前が“アン・ヨナ”だと知ると、思わず逃げ出してしまいましたよ。トラウマでしょうかね

ドヒョンは会社の一線を退き、治療してるのですが・・・。アメリカには行かず、リジンの実家でフェリー・パクとしてアルバイト中です。

アン室長は、専務に昇格。ドヒョンとは常に連絡を取り合ってて、ドヒョンの指示を仰いでいるようですね。

リジン&ドヒョンは、カップルリングをつける仲に

ハッピーエンドです

 

いやぁ~、想像以上に良い作品でした。

ヒョンビンくん、イ・スンギくんに最初はオファーされたようですが、結果的にチソンくんで成功だったと思います。

勿論、保存版といたしました

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『キルミー・ヒールミー』19話まで

2016-01-15 13:44:00 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド 情愛号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

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アン室長、ドヒョンとリジンのお邪魔・・・と、一旦部屋を出たんですが、いくら待っても声がかからない。

“?”・・・と思って入ったら、二人がいちゃいちゃ

「ここは会社ですよ仕事してください

笑えました

結局、アン室長の指示で、リジンは主治医として自宅待機することに。秘書でもあるわけですが、彼女がスンジングループと関係がある事が分かった今、会社でうろつくのは危険だろうという判断です。

二人は渋々それに従いました。はいはい・・・

 

で、早速ギジュンが声をかけてきましたよ。

リジン=ドヒョンだと知ったわけで、ドヒョンの秘密に関係あると知ってる・・・と匂わせて、自分の側に取り込もうって魂胆のようです。スンジンの大株主になれる・・・なんて言いましたが、リジンには通用しない話しですね。

きっぱりと手を組むのは断りました。

 

そして、アレックスから受け取ったロッカーのカギですが。

どーにかそのロッカーを見つけて中を確認したんですが、中は空。

寸前にアレックスの気が変わったんです。

ドヒョンが、訪ねてきて、口止め料を払った事が、アレックスの人生を変えてしまったと謝ったのです。今回はお金は払わない。秘密を暴露したら、殴りに来る、友達だから・・・とドヒョン。

こんな状況でも、友達だと思ってくれるドヒョンの気持ちが通じたようです。

借金も返してくれたし、生活の面倒等もみてくれるようですしね。どこまで人が良いんだと思いますよ、ドヒョンって。

で、一安心かと思ったら、アメリカの調査会社に依頼していた結果が戻って来まして、とうとう多重人格の事がギジュンにばれてしまいましたよ。まぁ、隠せないかもね。

 

チャ会長とソヨンの事故死に関して、怪しい点が浮上して来ました。

当日、急に運転手が代わったと言うのです。おまけに、急いでいた筈なのに、高速ではない道で事故に遭ってるんだとか。

不審な点はあれこれあったのに、何故か警察は居眠り運転による事故と早々に断定してしまったようです。

二人が急いでいた契約がとん挫して得する者、或いは、二人を憎んでいた者は?・・・とドヒョンは考え始めました。

 

まず、ドヒョンはソ会長に当たりました。

当時、ソ会長はやはり疑われたようです。でも、きっぱりと言いました。自分は関係無いと。

そして、株主総会で役立つ切り札を・・・とチェヨンを紹介したのです。

 

チェヨン・・・。今さらですよ。

ドヒョンも、腹をくくってますし、リジン以外の人が心に住むなんてことは一生無いでしょうから、無駄な足掻きですよ。

多重人格の事を打ち明けました。

チェヨン、衝撃を受けて、立ち去るしか出来ませんでした。たとえ、リジンがいなかったとしても、彼女に受け入れる事は難しかったでしょうね。

ドヒョンはチェヨンが去った後、ふとリジンに気持ちを再確認したくなったようです。電話しました。

「もう一度聞きたい事が。」

何?・・・とリジン。

「僕を好きだ・・・と。」

「おいおい、女の私に何度も言わせるなんて、甘え過ぎ。」

とリジン。

「嫌い?」

「いいえ。好きです。私はドヒョンの事が物凄く大好きです。」

リジンへの想いが、いっそう募りました。

「会いたい。」

この時の、チソンssiの感情表情が本当に上手い。微妙な感情の変化、切なく痛みも伴うようなチェヨンへの告白、そしてリジンへの想いが募る様子が、良く分かります。

 

リジンは、ドヒョンの元に行く事にしました。

リオンが複雑な気持ちで送りました。

 

ドヒョンは、リオンをお酒に誘いました。

以前、リジンを手放すと約束したのに、守れなくて・・・と謝るドヒョン。

リオンは正直な気持ちをドヒョンに話しました。リジンへの男としての想いです。

もしリジンがアメリカから帰国しなかったら、もし帰国してもスンジングループで受け入れられていたら、そうしたら、双子になったのはドヒョンの方で、自分はリジンと男と女として出会っていたかもしれないわけで。

傍にいるのが自分だったかもしれないわけで。

悩んだ結果、決めました・・・とリオン。

「リジンにとってこの世で最も頼れるいい兄になろうと。」

だから、妹をリジンを大事にしてください・・・二度と傷つかないように。

「先に帰ります。」

リオンは泣けてくるのを我慢していました。縁を切ったわけじゃない、兄としてこれからも一生見守っていける、そう考えるしかありません。切ないです。

 

ドヒョンとリジンは、二人並んでスコフィールド医師に報告しました。

医師は喜んでくれました。

結婚式を見てるようだ・・・と だって、二人話をする間中、ずっと手をつないだままなんですもん

 

二人は記憶のパズルを合わせ始めました。

お互い覚えている記憶をつなぎ合わせようとしたのです。辛い記憶だけじゃなくて、いい記憶もたくさんあった・・・と知った二人。

「子供の頃に二人を慰めよう。」

とドヒョンが言いました。

遊園地に行きました。童心に帰って無邪気に遊ぶ二人。子供の頃の二人ジュニョンとドヒョンも同じように楽しんでいるのが分かりました。満足して幼い二人は消えて行きました。

 

二人は、他人格へのプレゼントを用意しました。

以前からプレゼントしたいと思ってた・・・とリジン。

ナナには新しいぬいぐるみ、フェリー・パクには釣りざおとビール、ヨロプには手帳と万年筆を。詩を書きたいといっていましたからね。ヨナには、大きなリボン。

でも、唯一、セギに何を贈れば良いか、分かりません。

私は・・・分かりますよ。セギにはリジンしか意味が無いのです。

 

別人格たちが消え始めました。

まず最初はフェリー・パク。

釣りざおに喜び、リジン父手作りの自慢のビールを飲みました。

何故突然去る事に決めたの?・・・とリジンが聞きました。

「俺が一番の年長者だからな。年上が手本を見せたら、ガキどももついてくるさ。そうすればドヒョンも少しは楽になる。」

じっとフェリー・パクを見つめながらリジンは言いました。

「革ジャケット事件の時、私を救いだしたのは、21年前火の中から私を救えなかった事を償うためでしょ。」

フェリー・パクは何も答えませんでした。当たり・・・なんですね。

だとすると、ばらばらになったジュニョンの心のうち、優しかった頃の父ジュンピョへの思いと幼いドヒョンを救えなかった罪悪感がフェリー・パクをつくりだしたということですね。

「ドヒョンをよろしく頼む。お嬢さんは笑顔を忘れずに楽しい事だけ考えろ。過ぎた過去なんかに縛られるな。一度きりの人生だ。」

元気でな・・・。

最後にもう一杯・・・とビールに手を伸ばそうとしたその瞬間、激痛が彼を襲い、頭を抱えたままリジンにウィンクし、

「じゃぁな。」

と、消えて行きました。

号泣ですよ、あたしゃ

 

意識を失っていたドヒョンが目覚めました。

リジンからフェリー・パクが去ったと聞かされました。

自由に生きろ、そして自由の意味は分かってる筈だ・・・これが、フェリー・パクのドヒョンへの最期の言葉でした。

この言葉、優しかった頃のジュンピョとの会話でした。

ドヒョンは気づきました。泣きました。

リジンは優しくドヒョンを抱きしめてあげました。

 

そしてそして、なんともう一つの新しい別人格が現れたのです。

“ミスターⅩ”

 

タイムリーにBGM『幻聴』が流れるんですよ。この曲が本当に切なくてね。

Kill Me Heal Me 「キルミーヒールミー」OST -幻聴- 歌詞付き

貼り付けてみました。

後一話です。

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