太陽がいっぱい DVD BOXII | |
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ヨンジュンは、ウンスが姉を本当に愛しているとは、完全に信じ切れてはいなかったようです。
やはりまだ信じ切れないですよね。
何か魂胆があるんじゃないかと疑いました。
ただ、姉の気持ちは充分分かっています。だから、ヨンウォンがウンスと話しをすると言ったら、止めませんでした。
アン秘書は、ウンス=セロだと言う手下の報告に、驚きました。
でも、すぐにテオに報告することはしませんでした。もう少し確証を得てからってことです。
ウンスは自分の家にヨンウォンを連れて行きました。
何を隠しているのか、ヨンジュンは知っているのに、自分に隠す理由は・・・・と矢継ぎ早にウンスに質問しました。
ウンスは、今話す事じゃ無いと言いました。ヨンウォンが元気じゃないから・・・と言います。笑顔が出て、もっと元気になった時、きちんと話してあげる・・・と言うのです。
ウンスはヨンジュンと腹を割って話しました。
ヨンウォンへの想いはホンモノで、自分でもこの先どうすれば良いのか分からない。ただ今は、ヨンウォンに自分がセロだと言う事、父親がウジン殺しの犯人だと言う事は話せない・・・と言いました。
それだけを目的に生きて来た自分でさえ、今のヨンウォンには話せないと。彼女を殺す事になりはしないかと心配だと。
父は恋人を殺し、義母は出来る限りの財産を彼女から奪おうとしてて、弟は傍観してるだけ・・・。実母の形見のべルラフェアは売却されるかもしれない、そんな状況にあるヨンウォンには話せないと。
アン秘書は、手下に指示して、セロ祖母を直接ウンスに会わせようと画策しました。
セロの名で、家におびき寄せたのです。
祖母は、やっと孫が連絡して来てくれたと、疑いも無くやすやすとウンスの家に向かいました。そこにはヨンウォンがいるのに・・・。ウンスは、家を出て別のところで生活してますから。
でも、応対に出たのが、たまたま来てたウンスだったからよかった。
慌てたウンスは、祖母を外に連れ出し、そこで話をしました。
でもねぇ、それを手下に目撃されちゃった。
アン秘書は、連絡を受けると、すぐにテオに報告しました。
流石にテオも、驚き衝撃を受けました。
「ヨンウォンはどこだ。ヨンウォンを探せ。」
セロが自分への復讐の為に、ヨンウォンを巻き込んだ・・・そうとしか思えませんよね、テオは。
テオがウンス=セロだと知ったとチャピョが掴みました。
連絡を受けたガンジェ。
だからと言って、どうしようもありません。
ウンスは、慌てて外に出たので、携帯を部屋に置いたままでした。
そこにハマからメールが。
それを読んだヨンウォンは、ウンスたちが父の不正を掴もうと・・・いえ、既に証拠も手に入れている事を知ったのです。
で、あちこち捜して、ウンスの上着のポケットからUSBを発見。
中に入っていたのは、ウンスが録画したテオとの会見の映像。
それを公開するとウンスは言いました。
でも、この時点で父テオが大罪を犯していると知らないヨンウォンは、ウンスがべルラフェアを救うと言ったのは、父を脅迫することだと考えてしまったのです。
ガンジェから、テオがウンスをセロだと知ったようだと連絡が入りました。
すぐに出国しろと言いました。
でも、ウンスは逃げたく無いと言ったのです。ヨンウォンの目を見つめながら。
ヨンウォンは、父に反発して家を出たいと思いました。
でも、いざ、こうなって見ると、父を庇う気持ちが湧いてくるのです。
だから、ウンスの家を出ようとしました。でも、ウンスはそれを押しとどめたのです。
彼は、ヨンウォンに苦しみや悲しみを一切知らないでいてほしいんですね。傷つかないでほしいんです。隔離しておきたいのです。
そんな事、不可能だと思うけど・・・。
ウンスの想いの深さ、強さを改めて感じます。
テオをガンジェが訪ねて来ました。
ガンジェは、テオが全てを知った今、隠しておくのは自分に不利だと悟ったんですね。
で、テオがまだ知らないと思ってるフリをして、秘密の全てを公表しようと思ったのです。それが得策だと。
ウジンの一件も全て知っていると、ガンジェは話しました。
でもね、やっぱりテオはガンジェより一枚上手でした。良心なんて持ち合せてないって感じ。
ガンジェを利用しようとしてます。
チョン・セロと言う名前には戻れないようにしろと命じたのです。
その代わり、シン・ピルドと協力すると言ったのです。すぐにピルドにも連絡しました。
と言う事は、ガンジェ、もうテオの頼みは断れないと言う事です。ますますガンジェが苦しむ状況に陥って来ました。
テオは、ウンス・・・いえ、セロをガンジェの会社のダイヤを盗んだ泥棒に仕立てろと言ったのです。
指名手配となれば、もうセロに戻る事は出来ません。
ガンジェはこれをウンスに伝えました。
出国しろと言いました。自分がテオをどうやっても止めるから、出国しろと。そうしたら、セロに戻れるかもしれないと言う事ですね。
テオにとって脅威なのは、ウジンの一件を知ってる事と、ヨンウォンの傍に居ると言う事の二つなんです。
「嫌だと言ったら?」
とウンス。
「そうなったら、もうどうしようもない。」
と、ガンジェ。ガンジェも泣いていました。
ヨンウォンは、ウンスがここまで自分を守ろうとする理由を考えていました。
“愛しているから”と言う理由だけじゃ無いと感じていました。同時に、父への何かがあると感じていました。
以前聞いた“父の手術費用を奪った人物”というのが、もしや父テオでは?・・・と考えました。
“何故僕をこんな風にしたのですか!”という言葉も、テオにぶつけてるのを聞きましたし。
勿論、ウンスは否定し、個人的な問題は解決したと誤魔化しました。
これがヨンジュンが知ってて自分に口をつぐむ理由なのかもしれないと思ったヨンウォンは、ウンスの家を出ました。
父に問いただそうと思ったのです。
ヨンジュンにまず聞きました。
ヨンジュンは、その剣幕に驚き、何も言葉が出て来ませんでした。どう言えば良いのか、言って良いモノかどうか考えがまとまらなかったのでしょう。
でもね、それにあっさりと決着つけたのは、ナンジュでした。
ヨンジュンが、全てを知ってると分かった時、テオはナンジュが息子に話したと思いこみました。他に思い当たりませんから。
で、即離婚届を差し出し、サインするよう言ったのです。
常に用意してあるなんて・・・ねぇ。ナンジュ、流石にショックですよ。
家を出て行け、ヨンジュンにも会わせない・・・とテオ。
この酷い仕打ちに、ナンジュも堪忍袋の緒が切れたようです。
テオが一番大切にしてるヨンウォンに、告げたのです。父親がウジンを殺した・・・と。
ヨンウォンはウンスがセロではないかという考えが捨て切れていませんでした。
と言う事は、ウンスは、セロは濡れ衣を着せられたと言う事です。崩れ落ちました。