高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
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ドンチは、自分と父親、両方の起訴状に判を押したのです。
その上で、陳述を撤回しました。自分は白熊を殺していない・・・と。
ドンチ父も、同じように陳述を撤回。これはドンチの指示だったんですけどね。
つまり、父子が、お互いを思って自首したわけで、家族の為の嘘なら偽証罪は成立しないんだとか。
ドンチ、流石です。
すぐにでも釈放を・・・とドンチが言ったのですが、ムン部長は、今度は二人を共犯に修正して起訴状を作ると言い出しましたよ。
押し問答の末、ムン部長はドンチ父子を揃って起訴すると怒鳴り、その場で手錠をかけ、留置所に入れようとしました。
これを身体を張って止めたのが、ヨルム。
ヨルムは修習生ですが、一応検事です。
告訴を取り下げる手続きをしたのです。どの検事でも、不当な告訴は取り消せるんだとか。
これは重い懲戒処分を受けるわけで、ヨルムはそれでもドンチを助けたかったのです。出来れば自分だって検事資格を失いかねないこのような事をしたくはありませんでした。
でも、ドンチとアルムを守るためには、誰かが犠牲にならなくてはいけないから・・・と言いました。
それがドンチだと、捜査の進展は望めない。だから、自分しかいなかった・・・とね。
ムン部長は、ドンチたちの味方かと思えば、今回のように敵としか思えない様な言動をしたり・・・。
本当に、彼の真意が分かりません。
ドンチは、ムン部長に協力を求めました。
ムン部長は、このままアルムを匿ったままで動いたら、ドンチまでもが殺されてしまう事を恐れているのかな?
そうドンチにも言いましたが、それでもドンチは捜査する・・・と言いました。
「法の力が及ばない連中にどうやって勝つのか?」
と、ムン部長は言いました。
「私たちは検事です。法を犯し、善良な人々を苦しめ、国を裏切り続ける者どもを罰するのが私たちの仕事では?私たちが力を合わせれば私は死にません。悪党どもも捕まえられる。私を止めるより、力になってください。それが私を救う道です。」
そーかぁ、ムン部長は、正義の思いを抱いているのは事実だけれど、それが実行できないほどに検察内部が腐っていることに忸怩たる思いを抱いている事も事実なんですね。そして、そんな検察を一新しようという思いを抱いていたけれど、それがあまりにも困難な道ゆえ、諦めかけていると言う状況なんでしょうか。だから、ある時はドンチの味方であり、ある時は敵対してしまうのでしょうかね。
だけど、ドンチの怯まない信念に、動かされていることも事実です。
ドンチは、又もパク・スンべと彼の手下たちにアルムを差し出せと脅されました。
ま~懲りないねぇ。
脅す方も脅す方だけど、毎回毎回あんな手に騙されるドンチとカン・スも情けない。
でも、今度は、ドンチはそれをチャンスとして、スンべたちを一掃しようとしています。自分たちに暴力をふるった手下たちを一網打尽にし、イ検事とユ捜査官が言葉巧みに手下たちを言いくるめ、スンべを裏切らせました。
最初はいつものように余裕をぶっこいていたスンべですが、ムン部長の覚悟したような剣幕と、手下たちの裏切りに少々余裕が無くなって来た感じです。まだ完璧に白旗を挙げたわけじゃありませんが。
ドンチたちは、事件現場で発見されたネクタイピンから詰めようとしています。
発見されたネクタイピンは、最初警察の証拠室にあったわけで。なのに、今はムン部長の手元にあった・・・。
証拠室からムン部長までのルートが分かりません。
調べて分かったのは、ネクタイピンは1個しかつくられていないということ。そしてそれはファヨンのパク・マングンのモノだと言う事が分かったのです。
「誰かが、記者会見に出るから、このネクタイピンを必ずつけて出ろと言った。」
と、ムン部長は言いました。
直接パク・マングンに会ったのですか?・・・とドンチは聞きました。
でも、伝言で聞いただけだとムン部長は言いました。
ファヨンの中でも、パク・マングンの顔を見た人は殆どいないとか。
ムン部長も、チャンギも見た事は無いと言い切りましたよ。
以前、ムン部長は、ネクタイピンの持ち主が人を殺した・・・と言いました。
ドンチは分かりました。パク・マングンが必死になってアルムを殺そうとした理由が。
アルムは、マングンが、子供を殺したと喋っているのを聞いたからです。
この話を聞いたムン部長は、立ち上がりました。
ドンチがアルムと共に記者会見を開こうとしているのを、中止しろと言いました。
公表されたら、アルムだけじゃ無く、ドンチも死ぬ事になる・・・と。
「アルムを殺そうとしたのは、話を聞いたからじゃ無い。マングンの顔を知っている事が問題なんだ。」
現に、アルムは、直接じゃなくて動画で見ただけのマングンも、写真があれば見分けられると言ってますもんね。
どんだけ謎の人物なんざんしょ、パク・マングンって。
顔を知られたら、マズイ事があるの
マズイ事があるようです。
だって、チャンギが、マングンの写真をドンチに渡そうとしたら、狙われてしまったもん。チャンギはドンチから頼まれたんです。マングンの写真をくれと。でも、最初は無理だと断りました。でも、気持ちを変えたようです。
その時、ドンチは事情があって代わりにカン・スがチャンギに会いにいったんですが、二人の乗った車に、別の車が突っ込んで来たーっ
チャンギは、頭から血を流して意識を失っているし、カン・スは、朦朧としてしまってます。
朦朧とするうちに、拉致された時、車のトランクに閉じ込められていた記憶が甦って来たのです。パニックになってしまいました。
その時、車から助け出してくれようとしたのが、ムン部長。
カン・スは思い出しました。昔、やはり車のトランクを開けてくれた人の顔を。ムン部長でした。
この時、ドンチは、匿っていたアルムが行方不明になったとの連絡を受けて、そっちに向かっていたのです。
そして、カン・スは、チャンギから渡されたパク・マングンの写真を見ています。
カン・ス、顔を知ってる人のような反応です。きっと意外な人なんでしょうね。