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ウンスは、ウジンの最期の様子をヨンウォンに話して聞かせました。
最期の眼差しが、寂しそうだった、良い人のように見えたのに、酷い目に遭わされた・・・と思った、等々。
初めて全てを打ち明ける事が出来て、ウンスの心は軽くなったことでしょう。
その日、二人は横になってお互いの目を見つめ合いながら、たくさん話をしました。
そうやって朝を迎えたのです。
二人はこのまま一緒にはいられないと分かっていました。
お互いを見ると、辛い事、寂しい事、済まないと思う気持ちなどで、幸せな思いだけではいられないとよく分かっていたからです。
「私がとても愛していたことを忘れないで。」
「忘れるものか。全部覚えておく。」
ヨンウォンは一人でソウルに戻りました。
そして、すぐさま、記者にこの5年間の出来事を最初から全部語ったのです。
その頃、テオは逮捕されていました。
ナンジュは最後まで自分を信じてくれてはいなかったテオに恨みごとを言いましたが、彼女も本当は下心など持たずにテオを愛していたのです。
その思いをテオが分かってくれなかった事が彼女の不幸でした。
テオの愛情は、全てヨンウォンに向かっていたからです。
ヨンウォンにも罪がかかるかもしれないと聞かされたら、もう全てを打ち明けました。そして、ヨンウォンを守るために善処を望んだのです。
テオの愛情は、あまりにも深過ぎて、それゆえ、ヨンウォン本人の意思さえ見えなくなっていたのかもしれません。
シン会長は、今回の件で、セロに対する憎しみを募らせていました。
ガンジェに刑務所に入れてしまえば?・・・とか、遠まわしに言いますが、それはセロを始末しろと言う意味でしょうね。
ガンジェは、セロ・・・ウンスを守ろうと言う気持ちが甦ってきています。
やはりセロ父との関係、長年自分が見て来たセロへの家族のような感情が根底にあるからでしょう。
今回の証拠文書等の公表はセロの仕業じゃなかった・・・なんて、シン会長に報告し、放っておいても大丈夫だなんて言いましたが、シン会長はその言葉を信じてはいないようです。
そんな揺れてるガンジェを、チャピョは傍で心配そうに見ていました。
で、チャピョはガンジェの許しも得ず、勝手に動きました。
ホンとハマをウンスをかくまってると通報したのです。
ホンは逃げおおせましたが、ハマは捕まってしまいましたよ。
これを知ったガンジェは、怒りました。
チャピョが、シン会長に疑われるような事はしない方が・・・と言ったのですが、ガンジェは、シン会長とテオの二人を天秤にかけ、その中から、自分が最初に抜け出す・・・なんて言うんですよ。
そんな話をシン会長に聞かれちゃった。
あ~ぁ・・・
チャピョも、あの状況では自分の身を守るためにシン会長の命令に従うしかありませんよね。
ガンジェを裏切って、例のテオの動画を盗み出し、シン会長に渡しました。
結局、ガンジェは、シン会長に呼び出され、殺されてしまいました。
やっとジェインに受け入れてもらえて、幸せな時間が持てたと言うのに・・・。
本当は、ウンスを新会長の命令で呼び出していたんですよ。そこでウンスは殺される手筈だったんでしょう。
でも、死ぬ直前、ガンジェはウンスに電話をかけて、もう来なくていい、自分が全て片付けたから・・・と告げたのです。
ヨンウォンは結局、テオのこれまでの悪事を全て公表しました。
テオもそれを受け入れました。
ウンスは、祖母の家がヨンウォンによって住みやすい場所に変えられてるのを知りました。
この世のどこかで元気に暮らしていると、二人はお互いを感じながら生きて行きました。
これで終わり?・・・と思ったら、ちゃんと後日談がありましたね。
3年後、ジェインはガンジェの息子を育てながら花屋をやっていました。
そこには、セロ祖母、ハマ、ホン、そしてセロとして生きるウンスの姿がありました。
ある日、セロの好きな白いバラの注文が入りました。
セロが配達した先は、ヨンウォンの店。正確に言うと、その時点ではまだミン室長・・・社長の店でした。
二人は再会しました。
そして、ハッピーエンドです
主役の二人がとても好きな俳優さんだったので見始めましたが、どうもストーリーに難点があったように思います。
設定等は良かったんだけど、進展が遅かった・・・。
毎回毎回同じような事の繰り返しで、いったいいつ本格的な復讐が始まるのか、じりじりしました。
それは、セロの性格設定の所為でもあるのかも。
セロは復讐に向いてない性格ですよね。まぁ、最初から向いてる人なんていないのかもしれないけど、セロの場合は、イマイチ恨み憎しみが根深く無かったようにみえました。
ま、ヨンウォンへの想いが強過ぎた所為・・・
ユン・ゲサンssiを久々に堪能できたので、私としてはヨシとします

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