まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『傲慢と偏見』18話まで

2016-01-16 23:45:11 | 韓国ドラマのエトセトラ
傲慢と偏見 DVD-BOX2
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

白熊兄は、釈放されました。

彼は、弟殺害犯はムン部長だとイ局長に言われたのかな?で、ムン部長が犯人だと供述したようですね。

 

ドンチは、白熊の現場に向かいました。

現場で刑事から、遺体の状況を聞きました。時間が経っていたこともあって、死因も特定できない可能性が高かったようです。

でも、後頭部に陥没があったので、それが死因だろうと推察されているのです。

一撃で仕留めていることから、殺意があったと判断されそうです。

 

そこに白熊兄が現れました。

ドンチに聞きました。

「弟と一緒に居た人物を見たのでは?さっき、検事さんは“何故自分を生かしたのか”と聞きましたね。弟はあなたを殺し損ねたのですか?何故殺し損ねたのですか?」

ドンチ、何も言えませんでした。

その時、刑事に呼ばれたので、ほっとしたところでしょう。

 

遺留品が見つかったとの知らせでした。

笛がありました。

ドンチはその笛に見覚えがありました。父が同じ笛を持っていたのです。

すぐに分かりました、父が自分の行動を見ていて、遺体を隠したに違いない・・・と。

 

家に向かいました。

父と食事をしながら、ドンチは言いました。隠してくれた・・・と。

ごめん、こんなに長い間気づかなかった・・・とドンチ。

父は否定しました。

「関係無いと言ってるだろ。もし関係があっても、お前じゃ無くて俺だ。俺がやってもお前は知らなかった。知っていてはいけない。俺を信じて何も言うな。」

ドンチ、泣きました。泣きながら一緒にご飯をかき込みました。

 

この事件の担当は、ヨルムになりました。

 

性接待の動画がネットに流れました。

ムン部長の仕業でした。

そして、一気にキム議員とソン秘書官を起訴まで運ぼうとしています。

担当を申し渡されたイ検事は、びびってます。

 

ファヨンはチャンギを通じて不快感を示して来ました。

勝手に動く事をヨシとしないんです。ムン部長が誤解だと言っても、信じては貰えない様子。

ソン・アルムを差し出せば、信じる・・・とチャンギ。

ソン・アルムは死んだんじゃなかったっけ?

生きてたんですねぇ。ムン部長が匿っていたようです。

 

ドンチは、ムン部長にIDカードを差し出し、辞意を表しました。以前預けてあった辞表を受理してくれと。

理由は勿論、白熊を殺してしまったから。

ムン部長は、とっくにお見通しでした。ドンチが白熊の生きている姿を最後に見た人物だと知った時、察したようです。

でも、正当防衛だとムン部長は言いました。

「君の道理とは無関係に、君は無罪なんだ。」

そして、

「それでも後ろめたいなら、多くの悪党を罰しろ。それが君の進むべき道だ。」

と言って、辞表を破り捨てました。

 

ドンチはヨルムを無理やり連れ出しました。

「デートしよう。」

行きたかったけど行けなかったところは?・・・と聞かれ、遊園地と答えたヨルム。

昔、まだ付き合い始めた頃に戻って続きがしたいとヨルムは言ったのです。

で、いい雰囲気になってきたんだけど、そこにカン・スから連絡が。

なんと、ソン・アルム本人から自分を捜してくれという電話が入ったと言うのです。

 

ユ係長に聞いて、アルムが生きている事を知ったドンチ。匿っているのはムン部長で、ユ係長も知らないとか。

その時、カン・スが、アルムの居場所が分かったと知らせて来ました。携帯の位置追跡機能?

 

二人がアルムを見つけた時、アルムはチャンギと白熊兄と一緒に車に乗っていました。

逃げようとする車の前に、カン・スが立ちはだかり、ドンチは白熊兄と争いました。

で、結局、逃げ出したアルムを車に乗せ逃げる事に成功したのです。

でもねぇ、チャンギの態度がイマイチ変。アルムが奪われるのを、黙って見てるように思えましたよ。

 

今なぜアルム?・・・とドンチ。

性接待の元データも壊されてしまってる今、何が削除されたのかも分かりません。

でもね、アルムの話で分かったのです。

ファヨンのパク・マングンが自分が子供を殺したと言ったと言うのです。それが元データには録画されていたんでしょう、きっと。

アルムは怯えていました。

ドンチがそれを証言してくれるかと聞いても、拒否しました。

殺される・・・と。

でも、一日考える・・・と言いまして、ドンチのみが知ってる場所に匿ったのです。

まさか、これも罠じゃないよねぇ。アルム、ドンチをはめるよう指示されてるんじゃないよねぇ・・・。

 

その頃、検察には、ドンチの父が出頭してきていました。

担当のヨルムと、カン・スは動揺しています。

知らせを聞いたドンチは、父の姿を見て、ムン部長に訴えました。自分の為に来たんだと。

そして、父がやったとしても、正当防衛だ・・・と言った時、パク・スンべが。

自分が目撃した・・・と言うのです。ドンチ父の犯行を・・・。

 

「ソン・アルムを渡して父親を助けるか・・・決めなさい。」

と、ムン部長。要するに、パク・スンべの登場はファヨンの指示ってことですね。

「自首します。」

と、ドンチは叫びました。

「ぺク・サンギを殺しました。」

丁度入って来たヨルムに、ムン部長は言いました、ドンチを逮捕するようにと。

突然の事に、ヨルムは呆然と立ち尽くしてしまいました。

 

カン・スは、ムン部長に食い下がりました。

ドンチが自分を助けようとしたばかりに、こんな事態に陥ったわけで。このまま黙ってはいられませんでした。

全て自分の所為だと思いました。

でも、ムン部長は、突っぱねました。

 

ドンチは、ヨルムとカン・スにソン・アルムの事を託しました。

 

ムン部長は、2枚の起訴状を用意してドンチの前に出しました。

一枚はドンチ、そしてもう一枚はドンチの父が対象者となっています。どちらを選ぶか、ドンチに任せると言うのです。

迷うことなく、自分の方に判を押そうとしたドンチ。

その瞬間、ムン部長が言いました。

「君でも、父親でもない第三者が犯人なら?」

証拠もある・・・と言いました。で、出したのが、例のネクタイピン。

「ある人がコレの持ち主が人を殺すのを見ていた。」

と、ムン部長。

誰ですかとドンチが聞いたら、君が捜しなさい・・・と来た。

父親を起訴したら、真犯人を捜す時間が得られる。自分を起訴するなら、修習生が・・・ヨルムが捜すということです。

「リミットは1週間。」

時効まで1週間なんです。

真犯人が見つからない場合は、起訴された人物は数十年の間、刑務所で暮らす事になります・・・とムン部長。

そして、アルムを差し出せば、押さなくても二人とも助けてやる・・・とも。

「5分あげよう。決められないなら、私が押してあげる。」

ムン部長の本意が又わからないわぁ。

 

ドンチ、決心して押印しようとしてます。どっちに

 

そして、ムン部長が言った犯行を目撃した人物、それはどうも自分のようです。

まだまだ収まる気配ありませんよ、混乱は。

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『傲慢と偏見』17話まで

2016-01-16 19:31:57 | 韓国ドラマのエトセトラ
傲慢と偏見〈ノーカットテレビ放送版〉DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ブロードウェイ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ここに至って、ドンチとチェ検事は、一つの疑問が湧いてきました。

ムン部長が、黙ってイ局長にやられたままになっているのが考えられないということです。

で、出した結論が、ムン部長は、何も知らないまま巻き込まれ、生贄にされたのではないかと言う事。それだったら、この状況が理解できると二人は思いました。

と言う事は、現時点でキーポイントとなるのは白熊・・・。

 

ドンチは、白熊の聴取を始めました。

ムン部長と写ってる写真を示し、本当にムン部長からの指示があったのか?・・・と問いました。

そしたら、白熊は懐から一枚のメモを出しました。

拉致する子供の特徴を書いたメモです。写真で、ムン部長が白熊に手渡そうとして見えるモノです。今頃?・・・ですよ。

 

チェ検事は、ムン部長と話をしました。

以前、二人はイ局長やオ次長、それにオ弁護士までもが同席する食事会に呼ばれた事がありました。

そこで、帰りにオ弁護士から大金を渡されたわけですが。要するにそれは、15年前の事件の日、ムン部長とチェ検事がお互いのアリバイを証明できる状況にあったのを知り、口を封じる意味があったというわけです。

そこまでイ局長はち密な計画を立てていたとことですな。結果的に、二人とも返したんで、弱みにはならなかったのですが。

チェ検事は、上には睨まれたくないけど、イ局長には対抗したいと思っていました。

ムン部長も、勝てないまでも、イ局長とは引き分けに持ち込みたいと言いました。

ホント、この作品って、回りくどい表現の仕方をするなぁと思います。あまりにも細かく描くので、せっかちな性格の私は理解が面倒になってきてしまいます。

 

ムン部長は、ドンチに捜査を中止しろと言いました。

イ局長と取引するためだと言います。

ドンチは、ヨルムの事を思うとそれは出来ないと突っぱねようとしました。

ここで、ムン部長が民生安定チームの部長に任命された理由を話しました。

上は、ヨルムを止めるためにムン部長をチームに据えたのだと。つまり、ヨルムの家庭環境は全部お見通しで、事件を蒸し返そうとするだろうと踏んでいたんですね。

でも、カン・スについては知らなかったようです。カン・スはドンチが採用したようですね。

で、ヨルム自身は、ドンチが犯人だと思ってて、敢えてこのチームを研修先に選んだわけで。

ムン部長は、この時初めてドンチが事件の目撃者だと知ったのです。

偶然にしろ、何とも不思議なメンバーが集まったものです。

 

ヨルムには、チェ検事から話しがありました。

ヨルムがすんなり納得する筈ありません。

チェ検事は、イ局長を逮捕できる直接的な証拠が無い今、諦めるしかないと言うのです。

自白しか逮捕出来ないだろうが、イ局長が自白するわけがない。検事が告訴したとしても、マスコミは喜ぶだろうが、イ局長にはさしたる影響は無いだろうとチェ検事は言いました。告訴した検事の未来はなくなるだろうが・・・とも。

うなだれるヨルムでした。

 

元データを渡した今、チーム解体は免れると皆思っていました。

なのに、結局はチーム解体は覆らず、捜査も中止・・・。ドンチから報告を受けたのです。

流石のイ検事もショックを受けました。

当然、ヨルムはショックのあまり冷静さを完全に失ったのです。飛び出して行きました。

カン・スは、言いました、へどが出る・・・と。ドンチも同じ心境だったでしょう。

検察と言う組織の黒い内幕です。あってはならない事だと誰もが思うでしょう。

 

ドンチとカン・スが帰ろうとした時、ムン部長と会いました。

やりきれない怒りで、カン・スは挨拶さえもする気になりませんでした。

そんな二人に、ムン部長は軽く声をかけました。

「ハン・ヨルムはどこへ?」

初めてドンチの頭にヨルムの行き先についての疑問がわきました。てっきり怒りをどこかにぶつけてると、或いはふっ切ろうとしていると思っていたのでしょうが。

 

ヨルムは、イ局長の執務室の前に立っていました。

もう、感情を抑える事は出来なかったのです。自分が検事になった理由が、ここで断ち切られようとしているのですからね。それも、理不尽な理由で。

流石に、イ局長は驚きました。修習生が局長に直に会いに、それも深夜に来たのですからね。これまで例の無い事でしょう。

「ビョルの拉致殺害事件を指示しましたか?」

真っ直ぐに聞きました。

あまりにも直球なので、イ局長も面喰いましたが、鼻で笑いました。

そして、拒絶の姿勢を示したのですが、ヨルムは一切引きませんでした。事件について、そして遺族の心情について、言葉を選ぶ事なく、真っ直ぐに追及したのです。

「証拠はあるのか?」

とうとうイ局長は、そう言いました。その言葉が出た時点で、罪を認めてるとも言えるんじゃないかな?

「ありません。私には何もありません。」

もう上司も先輩も同僚も出勤する職場もありません。検事を続ける自信もありません。何より哀れな親に合わせる顔も、誘拐されて悔しくも殺された弟に合わせる顔もありません。これは全てイ局長が奪ったのです・・・。

「だから今、天のごとき局長に向かって怒りをぶつけているんです。」

 

「出て行け。」

と、イ局長は言いました。

「出て行くのはご自分では?」

とヨルム。自首してください・・・と。

「告訴します。弟を誘拐して殺した検事が事実を隠して証拠をねつ造し、第三者に罪を着せる事を黙認した検察と、そしてそんな人を局長にした法務部を、弟を殺された姉として。そしてそんな弟を持った一人の検事として告訴します。」

イ局長は笑いだしました。

「しなさい。困るのは君だ。」

「構いません、イ局長と検察、法務部に一矢報いられるなら。」

「死にたいのか?」

・・・とうとうそんな言葉が出ましたよ、イ局長。

「殺そうと?ク・ドンチ検事も殺そうとしましたね?」

この瞬間までは、イ局長もまだ冷静さを保っていました。でもね、次のヨルムの言葉で感情が激したのです。

 

「くだらない捜査のために子供を誘拐して・・・。」

と言ったのです。

この“くだらない捜査”と言う言葉に、イ局長は激怒。

「国を救ったのだ。巨悪に立ち向かう中で起った事故だった。正義の為に死ねた、光栄な事じゃないか?」

光栄な事なら、何故隠したのですか?・・・とヨルム。

「殺人ではなく、事故だったと言う証拠は?」

とヨルムが聞いた時、イ局長は言いました。

「私が証拠だ。私が真実を知っているからだ。」

 

ヨルムは、決して怯む事なく、引き下がる事なくイ局長に向かいました。彼女が腕利きの検事じゃなく、単なる女性の修習生だと言う事も局長に油断が生まれた理由の一つかもしれません。

とうとう自白を引き出したのです。

「自分の犯した罪と検察の腐敗を認めるなら・・・。」

「検事は罪を犯さないし、検察に腐敗は無い。検事の罪は大義のために是正される。検察の腐敗は国の為に必要な事だ。」

「大義のためにカン・スを誘拐しろと?」

「そうだ。」

「お国のために人違いで誘拐された弟まで殺せと指示を?」

「そうだ。だから、私を恨むな。」

「クズね。」

その瞬間、イ局長は怒りに我を忘れてヨルムの胸倉をつかんだのです。

 

ドンチたちが入って来ました。

「ハン検事、何をしてる。逮捕しろ。」

ドンチの言葉に、ヨルムは声を震わせながらイ局長に告知しました。

「あなたをカン・ス誘拐教唆とハン・ビョル殺害教唆の嫌疑で逮捕します。」

カン・スが手錠をかけました。

 

ヨルムはその場に泣き崩れました。

ドンチは、優しく抱きしめました。背中をぽんぽんと叩いてあげました。

 

ヨルム、ちゃんとこれらの会話を録音してましたね。そーこなくちゃね。

実は、これ作戦だったんですってよ、自白させるための。真に迫ってたけどねぇ。

ドンチも踊らされていた口でした。全てはムン部長の計画だったようです。本当は、チームの解体も嘘だったようですね。

チーム員の性格を考えて練られた上手い計画でしたね。

 

次々に証拠が出て来ました。と言うか、これまでムン部長の有罪を立証する状況証拠たちはそのままイ局長の証拠となりそうなんです。

で、何と言っても、ヨルム相手の自白の録音が大きいですね。

 

でもね、イ局長、まだ諦めたわけじゃなさそうです。

ただ、ファヨンは既にイ局長を見放しているようです。邪魔ものになってきていたようで。

それを報告に来たチャンギは、もう一つ言い置いて行きました。

ファヨンが次のターゲットとしているのは、ドンチだということです。好き勝手に動き過ぎた・・・と言うのですが。

ムン部長、どーするの

 

ヨルムは、母にビョル殺害犯を逮捕したと報告しました。

母は、泣きました。

 

ドンチとヨルムの関係も一歩進みましたね

 

ところが、事はまだまだ終わらなかった。

ここで、前話のラストシーンになります。ドンチが白熊と相対して、自分の事を憶えていない事に気がついたシーン。

白熊がドンチの事を知らなかった理由が分かりました。

なんと、この時の目の前の人物は、15年前の男とは別人だったのです。双子の兄だったんです。

そして、工場跡から出た白骨が、本当の“白熊”、目の前の男の弟だったのです。行方不明の弟を探すために、弟のフリをしていたようです。

見つかった白骨の後頭部が陥没していたと聞いたドンチ。

思い出しました。自分がカン・スを助けようと、殴ったことを。

つまり、ずっと疑問に思って来た“何故ドンチを殺さなかったのか”・・・。

殺さなかったのではなく、殺せなかったんだ・・・とドンチは気づいたのです。自分が殺してしまったから・・・。

呆然とするドンチでした。

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『傲慢と偏見』16話まで

2016-01-16 15:23:56 | 韓国ドラマのエトセトラ
高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

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ドンチは、ムン部長を起訴するとは言いましたが、そのまま下がろうとしたんです。

ところがそこに、チェ検事が15年前の事件の特任検事として入って来たのです。ムン部長を被疑者として取り調べると言い、同行して行ったのです。

白熊が、拉致を指示したのは、ムン部長だと供述したためでした。

 

ドンチはオ次長の元に。

性接待の映像の元データを示し、“15年前、白熊が会っていたのは誰か”が分かる写真と交換してもらえるか聞きました。

オ次長は写真と交換するし、民生安定チームは存続、懲戒処分も撤回する・・・と言いました。全て丸く収まるってな感じ。

でも、それを聞いてもドンチは渡しませんでした。

 

ドンチたちは、ムン部長が犯人だとは信じられませんでした。

突然、ムン部長が犯人だと示す証拠が次々に現れたのです。それだけで十分怪しいです。

ムン部長が濡れ衣を着せられた・・・つまり、生贄にされた感が強いです。

ドンチは無実を証明するためにも、或いは、真犯人だと確信を持つ為にも、捜査が必要だと言いました。

でも、イ検事は、帰ろうとするんです。

ムン部長がこうなったのには、背後によほど強力な人物がいると推察出来ます。そんな相手に立ち向かおうとするのは、無謀だと言う事ですね。

「僕には守るべき信念はありませんが、守るべき女性がいるので帰ります。」

そう言って、ユ捜査官の手を取って行こうとしました。

が、その時、ユ捜査官の父ユ係長が入って来て、彼の事を“お婿さん”と呼んだ事から、一転、俄然やる気に

現金なもんです

 

ここまでの捜査結果をまとめ、皆で検討しました。

結局、ムン部長犯人説につながる証拠は、白熊への送金口座の管理をしていたこと、白熊との通話記録と証言、犯行に使われたレンタカーの弁償金を支払ったことだけです。

工場に落ちていたと言う例のネクタイピンと同じモノをムン部長も使っていたと言う事は当時の写真で分かりました。

でも、ネクタイピンを何者かが落とした後、ムン部長がネクタイピンをしていた事は写真で証明されましたから。万が一、事件の時落として、すぐに買おうとしても、限定品のため、市場には出ていないモノなので、不可能だと考えられました。

ネクタイピンには、“ファヨン”と刻印されていました。だから、ファヨン財団の特注品だと推察出来ました。

 

映像の元データに何が写っているのか探ろうと、元データを外部の業者に持って行こうとしたユ係長とカン・ス。

そしたら、ヤクザモノに追われ、奪われてしまいました。

でも、それは充分予想がつく事でしたので、持ってたデータは偽物。

それを知ったオ次長が、激怒してやってきましたよ。

「取引は不成立ね。用心しなさい。」

検事の言葉とは思えません。

 

ムン部長は弁護士としてチャンギを呼びました。

ムン部長は、取調室のマイクをオフにして、チャンギと話をしました。

自分を救う証拠を探してくれと言いました。でも、チャンギはあっさり断りました。

二人の話で、15年前の二人の立ち位置が少し分かりました。

彼らは特捜部の資金源がファヨンだとは知らなかったんです。勿論、ひき逃げと言う償わなければならない罪を隠すために子供が拉致され殺されることも知りませんでした。

彼らはそんな悪党に操られていることすら、気づいてなかったのです。

チャンギとムン部長が袂を割ったのは、その後の生き方の違いからでした。つまり、チャンギは償いのためにカン・スを見守り続け、ムン部長は結局はファランに・・・イ局長に使われ続けて来たわけで。

だから、チャンギはムン部長を信じられなくなっているのです。

ムン部長は、自分ですらこの状況に陥ってるのだから、事件の真相に近づこうとしてるドンチ、そしてカン・スが無事でいる筈が無いと言いました。

 

初めてムン部長の本心が分かりましたね。

心ならずも犯罪をもみ消す側になってしまったことを悔い、事件を明らかにすると同時に、ドンチたちも守ろうとしているんです。

当然、自分も生き残り、いずれは強大な悪党たちを捕まえたいと思っているのです。

それには、とにかく、生き残らないと・・・ですか。

 

ドンチとヨルム、カン・スはレンタカー会社を経営していた男性を訪ね、15年前の事を問いました。

男性は、きちんと記録するタイプでしたので、結構記録が残ってましたね。

それに、当時の記憶もあって、実際にレンタカー代を弁償しに来たのが、イ局長だと写真を指し示したのです。

 

ドンチは、元データの復元を科捜研でやってもらおうと考えました。

ところがですよ。敵もさるもの。ドンチの考えを読んで、しっかりと先回りしてましたよ。

幸い逃げて大丈夫でしたが。

 

オ次長がが民生安定チームのメンバーを集めました。そして、告げたのです。

「午前零時をもって、民生安定チームは正式に解体となります。全員3か月の停職。次の配属先が決まるまで自宅待機。」

ユ係長は、停職中に退職となってしまうことに。

皆、がっくりしました。

 

ムン部長を救い、チームを守るには、今夜中に真犯人を捕まえるしかないと言う事です。

ほぼ無理・・・。

 

皆がそう思ってる間に、ヨルムが勝手に動きました。

なんと、ファヨンと直接交渉し、元データを渡してしまったのです。どうしてもチームを守りたかったのです。

そうしなくては、捜査も続けられないと考えたのです。

オ次長が例の写真を渡しに来ましたよ。

ところが、その写真、ムン部長の無実を証明するどころか、ムン部長を陥れるモノになってしまいそうです。

白熊とムン部長が何やら話をしている写真だったのです。

大切な元データを渡して、ムン部長刑事犯人説を証明するモノを手に入れただけでした。

 

ショックが大きいドンチとヨルムでした。

でもね、ここで重要な情報が。

白熊とムン部長が写ってる写真の日付。その日、その時間、チェ検事はムン部長と一緒にいた・・・と証言したのです。

長時間の会議を行ってる最中で、その時、ムン部長は一度も席を離れないでいた・・・と。

なのに、現在残る当時の会議記録では、議長を務めていた筈のムン部長の名前は削られてて、イ局長の名が議事録には記されていたのです。

議事録もねつ造されたモノでした。ホント、手が込んでるねぇ。

 

ドンチが白熊に質問しました。

被害者のビョルの殺害方法は?もう一人は?どうして生かしておいた?

逃げられた・・・と白熊。

一人で?・・・とドンチ。

なんと、ドンチが連れて逃げた事を全く気づいてない・・・いえ、知らない様子なんです。気づかない筈無いですよね。

ドンチが殴ったんで、カン・スは逃げられたわけですから。

「あんたは誰だ。」

ドンチが聞きました。

 

その頃、現場の廃工場の撤去作業中、何やら、白骨を掘り上げたようですよ。誰の

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