あやしいパートナー ~Destiny Lovers~ DVD-BOX2 | |
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ジウクは、ボンヒが自分に何かを言おうとしている事に気がついていました。
その内容までは予想していなかったようです。ただ、とても言いにくい事で、それは二人にとって良く無いことだとはボンヒの表情を見て察していたでしょうね。
ボンヒが別れようと言った瞬間、その理由に思い当たりました。
いつ知った?・・・とジウク。
だったら、ノ弁護士はいつ知りましたか?・・・とボンヒ。
気にしない、何も・・・とジウク。
私が嫌なら?・・・とボンヒ。
私の所為でノ弁護士が平静を装うのを見るのが辛い。私の父は悪人じゃ無いのに証明することもできない。この状況が嫌です。
「だから、私を突き放してください。」
何と言われようと、ジウクはボンヒと別れる気にはなりませんでした。
でも、ボンヒもまた、分かれるしかないと思っていました。
ボンヒは、ジウクの家を出ました。
事情を話さなければいけなくなる母のところには行けません。
だとしたら、ボンヒは行くあてがありません。
仕方がないので、犬猿の仲のナ検事の家に無理やり押しかけました。
ナ検事は、口ではキツイ事を言いたい放題ですが、根は良い人で、理由は分からないけど、ボンヒが今、本当に辛いということだけは察し、憎まれ口を叩きながらも、居候することを許したのです。
辛くて苦しくて泣きだしそうなのを、ボンヒは一生懸命耐えていました。
でも、夜一人になると、やっぱり堪え切れずに、泣きだしてしまいました。
ジウクも、ボンヒのいなくなった家の中で、ぼんやりと寂しい時間を過ごしていました。
翌朝、会議があるというジウクからのメールが届きました。
迷った挙句、ボンヒは辞表を提出するために、ジウクの事務所に行きました。
ジウクは、公私の区別をしろと言いました。契約期間は2年だ・・・と。仕事をなめてるのか?簡単に投げ出すな・・・と。
ボンヒは、平気な顔をして勤務することはできないと言いました。
ジウクは、ボンヒに休暇を与えました。冷静に考えるために・・・と。
ボンヒは、仕方なく休暇を取る事にしました。
ジウクは、両親の死んだ事件について調べ始めました。
既に記録が残っていないので、担当検事だったチャン庁長に詳細を聞きに行きました。
ジウク、事件当時の記憶が曖昧のようです。やはり幼かったということと、あまりにもショックが大きかったせいでしょうかね。
殺害動機や犯人とした根拠を問いました。
起訴を恨んだ報復殺人だ・・・とチャン庁長。
軽微過ぎる事件で恨むなんて・・・と、ジウク。
犯人だと言う根拠は?・・・とジウク。
「君だ。君が証言した。その男が火をつけその男が家族を殺したと君が言ったんだ。」
ジウクには、その記憶が無いのです。思い出せないのです。
ある日、ボンヒが高熱を出して救急搬送されました。
ナ検事から知らせを受けたジウクとウニョクが駆け付けました。
ベッドで眠るボンヒを見て、ジウクはそっと近づきました。ボンヒがうっすらと目を開けました。でも、ぼんやりとして夢うつつの様な感じです。
これが夢でなければいいのに・・・。
そう言ってボンヒはそっと両手でジウクの顔を挟みました。
そして、kissしたのです。
何も知らないボンヒ母とジウク母は、何故か一緒に食事をしていました。
子供同士が恋人同士ということで、歩み寄ろうとしているみたいですね。相変わらず憎まれ口を叩き合っていますが。
でも、会話の中で、ジウクが養子だと言う事を知ったボンヒ母は、知らなかったとはいえ、心無い言葉を発したことを謝りました。
少し近づいた母親同士かもしれません。
突然、ボンヒに警察署から連絡が入りました。
少年が顧問弁護士としてボンヒを指名したようです。え~っと、この子、どこで出て来たんでしたっけ?テコンドーの弟子だとか言ってますが。あちこちのドラマで子役で出てる子なので、忘れてしまいましたよ・・・
殺人事件の目撃者として警察で話を聞かれていたのです。
唯一の目撃者なんだけど、犯人の顔を覚えていないと言い張っています。
キム・ジェホンは両親を亡くし伯母の家で暮らしているようですが、どうもあまり良い家庭環境じゃないみたいで。厄介払いができた様な返答だったらしく、ボンヒは仕方なくジウクの事務所に連れて行きました。
結局、そのままジウクの家で預かることに。
ジェホンは、悪夢にうなされていました。
で、怖くなってジウクの元に。
生意気な少年なんぞ、嫌いなジウクは突き放そうとしましたが、悪夢にうなされている事を知り、自分のベッドで一緒に寝ることにしました。
自分の姿と重なったのでしょう。
「僕が証言しないと、犯人を逮捕出来ない?その所為で犯人を逃がしたら、僕の責任?」
不安そうに聞くジェホン。
その瞬間、ジウクに記憶が甦りました。ほんの少しだけですが・・・。
幼い自分が、チャン庁長から、言われています。
この男が君の両親を殺した男だ。君の証言が重要になる。万が一犯人を逃がしたら君の責任だ。見た通り話せ・・・。
しなくていい。嫌なら言うな。証言しなくても君は悪く無い・・・とジウクはジェホンに話しました。
怖いよ、もし犯人が殺しに来たら?・・・とジェホン。
「大丈夫だ。絶対にそんな事は起らない。証言してもしなくても、オジサンが君を守る。でも一つだけ覚えて置いて。この問題を解決しないまま大人になったらずっと悪夢にうなされるかもしれない。」
自分がそうだから・・・ですね。
ジェホンは証言すると決めました。
ジウクとパン捜査官と一緒に行ったジェホンは、その警察署の一人の刑事を指で指し示しました。
なんと、犯人は刑事だったのです。
しらばっくれようとしたけど、携帯の着信音と、犯行当時履いていたスニーカーに血痕がついていることも指摘され、一巻の終わりとなりました。
その様子を見ていたジウクは、幼い自分が証言している記憶が甦りました。
僕は知らないと泣いている自分。そして、自信を持ってこの人が犯人だと、ボンヒ父の写真を指差している自分。
相反する二つのシーンが甦ったのです。
でも、それと共に、自分にボンヒ父が犯人だと刷り込むように話すチャン庁長の記憶も甦って来たのです。
そして、とうとう、チョン・ヒョンスの意識が戻りました。
面会に行ったボンヒが、振り向いた時、そこにチョン・ヒョンスが立ってたーっ
怖いわ~っ