まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『大君ー愛を描く(原題)』視聴開始

2018-09-09 14:47:06 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

雪深い荒野を、イ・フィ=ユン・シユンssiがギトゥクとルシゲと共に必死に都を目指して歩いているシーンから始まりました。

3人とも、最低限の武器を持っただけで、顔も服装も汚れきっています。

そしてようやく都にたどり着き、王宮の前まで来たのですが、門番はフィをウンソン大君だとは思えず、無理やり王宮殿に入ろうとする怪しい輩ということで、捕まえようとするのです。元々、ウンソン大君は戦いで戦死したとされていたんです。

でも、彼らには敵わず。

その時、一人の女官がこっそりと門を出て行くのを見たフィは、門番たちを振り払って女官の後をつけたのです。

 

時の王は、重病の床にありました。意識も無いようです。

でも、母の大妃シム氏は、それをひた隠しにしています。王妃にもかん口令を敷くよう命じていました。

ところが、尚宮の一人が、密かにその情報をチニャン大君イ・ガンの元に届けさせたってわけ。

 

王には幼い息子しかいないようです。

だから、後継者の座を狙っているイ・ガンは、情報を集めようとしているのです。

王の余命がわずかだと知ったイ・ガンは、なんとしても王の遺言を自分が聞き届けなくてはと思いました。

死ぬその瞬間に傍にいる事が大事なんでしょうね。遺言と言っても、瀕死の王が何か言い残すなんてことは無理かもしれませんから。

どーとでも言えるってことでしょう。

 

イ・ガンの元に手紙を届けた帰りの女官を、イ・フィたちが捕えました。

で、ルシゲを女官に成り済まさせて、王宮殿にいる母大妃シム氏に自分の生還を知らせようと考えたのです。

ルシゲは、あっさりと任務を果たしました。

シム氏は、倒れるほどに驚きました。

目の前に立っているのが、死んだ筈の我が子だなんて、信じられないと言う表情です。

でも、汚れきった息子を抱きしめて喜びの涙を流したのです。

 

イ・ガンの元を、ソン・ジャヒョン=チン・セヨンさんが訪ねて来ました。

王族のウォルリョン君との縁談を断りたいと言って来たのです。

ウォルリョン君と言うのは、イ・ガンの従兄弟で親しい間柄なんだそうです。だから、イ・ガンから断ってほしいと頼みに来たのです。

が、イ・ガンはそれが嫌なら、自分の側室はどうかと言いました。

元々、側室に・・・という話があったようですね。それを断ったら、この縁談を持ってきたという事なんです。

でも、ジャヒョンは誰とも結婚する気はありません。

イ・フィが死んだと言われても、その気持ちは変わりません。

ジャヒョンは、フィを死地に追いやったのはイ・ガンだと察しています。だから、敵を見る目です。

イ・ガンの妻ナギョムも、何故かジャヒョンに対して憎しみを抱いているようです。以前は友人だったようですが・・・。おそらく、夫の気持ちがジャヒョンにあると知っているからでしょうね。

 

その夜、大臣たちを伴って無理やり王宮殿に行ったイ・ガン。

王の寝所近くで、止められてしまい、内官と押し問答をしていたら、部屋の中から、女官たちの泣き声が。

王が亡くなったのです。

「誰が顧命(遺言)を承ったのですか?」

と、焦ってイ・ガンが大妃シム氏に聞きました。

「ご心配なく。」

そう言って現れたのは、イ・フィ。

「私が承りました。“世子様が成年になるまで大妃が摂政を務める事。大君らは世子に忠誠を尽くせ”。これがご遺言です。」

 

イ・ガンも、大臣たちも凍りついたように何も言えなくなりました。

イ・フィはそっとイ・ガンを抱きしめました。

「ただ今戻りました。生き伸びて帰って来ました。」

 

翌日、葬儀の準備をしている時、イ・ガンがジャヒョンの縁談の事を話しました。

葬儀の衣服のまま、イ・フィは馬を駆ってジャヒョンの家に駆け付けました。

死んだと思っていたイ・フィの突然の出現に、ジャヒョンの両親は驚きました。

会わせられないと父は言いました。既に縁談が決まっているからと。

でも、イ・フィは、無理に屋敷の奥に歩いて行きました。ジャヒョンの名前を叫びながら。

 

その時、ジャヒョンは髪を自らの手で切ってしまっていました。仏門に入ろうとしていたのです。

その姿に驚いたジャヒョンの母は、慌ててイ・フィの生還を知らせたのです。

でも、すぐには信じられないジャヒョン。

その時、外から、自分を呼ぶ声が。

イ・フィの姿を見たジャヒョンは、裸足で駆けおり、抱きつきました。

イ・フィも、ジャヒョンの姿を見て、涙を流しながら両手を広げたのです。

 

固く抱きしめ合う二人。

ここに至るまでの出来事が気になります。

 

時間は過去に戻りました。

イ・ガンは、王の二男でありながら、幼い頃より王宮殿から出され、両親ともなかなか会えない生活をしていました。

王子でありながら、こんな生活・・・と、イ・ガンは何度も宮中に移りたいと願いを伝えるのですが、そのたびに大妃から止められていました。

実は、朝鮮王朝では長男が後継者と決められているにもかかわらず、実際に長男が後を継いだことはわずかのようです。

だから、長男の世子のためにも、傍に次の王子がいない方が良いと大妃シム氏は考えたのです。

ま~・・・迷信と言ってしまえばそーですが。

当時はそういう言い伝えや占いなんぞに左右されていたんでしょうね。

 

無理やり王宮にやってきたものの、門番は立ちふさがり、イ・ガンが王子と言えど命令に従おうとはしません。それくらい大妃の命令が行き届いていたってわけです。

押し問答の最中、王宮からイ・フィが来ました。

彼はずっと王宮で暮らして来たのです。

 

イ・フィの取りなしで、イ・ガンはやっと母大妃に会う事が出来ました。

でも、その扱いは明らかによそよそしいもので。イ・フィに対する目と自分に向けられる目とでは格段に愛情の差があると感じてしまいました。

それでも、とにかくその時からイ・ガンは宮中に住まう事となったのです。

大妃シム氏は、その所為で世子の体調が思わしく無くなったと考えています。

世子は、イ・ガンとイ・フィの兄です。

 

やはり卑屈な性格に育ってしまいますわな、そんな環境じゃ。

彼の責任じゃないですもん。

そんなイ・ガンの唯一の味方がヤンアン大君。父王の兄に当たります。

ヤンアン大君も長子でありながら、王座を弟に譲った経緯がありました。だから、弟である王が長子の世子のために次子を排除しようとするなんて・・・と反感を持っているのです。

王の器を持っているのは、イ・フィではなく、イ・ガンだと言ってガンの信頼を得ました。

 

イ・ガンは、下働きの侍女からも好かれているイ・フィが羨ましくてたまりません。

ある日、イ・フィを慕う侍女を無理やり自分付きにしようとしました。

でも、当の侍女がそれを拒んだのです。

怒ったイ・ガンは、侍女を池に突き落としました。

その瞬間、我にかえって自分のしでかした事に慌てたイ・ガンは、そのまま行ってしまおうとしました。

ところが、その時、二人の争う様子を見たギトゥクから知らせを聞いたイ・フィが駆け付けたのです。

慌てて飛び込んで助けあげましたが、既に侍女は亡くなっていました。

 

イ・フィは流石にイ・ガンに対して怒りました。

イ・ガンも、フィに対しては、強気に出ましたが、内心はびくびくもんでした。この事が大妃に知られたら、また宮殿から出されてしまうのではないか・・・と。

で、ヤンアン大君に泣きついたのです。

 

ヤンアン大君にかかったら、まだ幼いイ・フィなど容易いもんです。

目撃者であるギトゥクの命が危ないと脅したら、もう口をつぐむしかなかったのです。

私の傍を離れるな・・・とイ・フィはギトゥクに言いました。

「私にはまだ力が無い。今はお前を守る事だけで精いっぱいだ。お前も私も強くなってこそ互いを守れる。」

幼いイ・フィはそう言いました。

そうやって、フィとギトゥクは一緒に生きて来たのです。

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「大君-愛を描く(原題)」あらすじ

2018-09-09 13:06:23 |   ★「た」行

ユン・シユンssi、チン・セヨンさん、チュ・サンウクssi出演の史劇。

朝鮮王朝7代王の世祖と弟の安平大君をモデルとした二人を中心に、彼らに愛される一人の女性との三角関係が描かれるそうです。

「王女の男」と同じ時代ってことですね。

モデルは同じでも、ストーリーは全く別物。以前の作品との違いに混乱しないよう、視聴して行きたいと思います。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで

     11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話(最終話)まで

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『リッチマン(原題)』11話まで

2018-09-09 13:01:09 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミン・テジュは、情報を流出させる前に、テラにだけは意志を伝えていました。

ユチャンの心がボラに向いていることを、テジュは感じていたのでしょう。ユチャンを諦めろとテラに言いました。

ユチャンは、南海にボラを連れて行ったと告げると、流石にテラもショックを受けました。

このままでは、ユチャンはテラを傷つけ、会社もダメにしてしまうとミン・テジュは言いました。だから、そうなる前に自分がユチャンを解任しようと考えていると。

そうなると、ユチャンが傷つくと分かっているから、その時は、テラに傍にいてやってほしいと言うのです。

放り出すだけじゃ無く、ちゃんとその後のユチャンの事まで考えているのねぇ、ミン・テジュは。

 

テラは、ユチャンに気持ちを確かめに行きました。

ボラの事は気にしなくて良いと言うユチャン。何の感情も持っていないからと。

でも、テラはその言葉を信じられません。ユチャンはボラの顔だけを認識しているのですから。恋人の自分じゃなく・・・。

それに、ユチャンは楽しそうに笑っていますからね、ボラといると。

「分かれましょ。」

テラは言いました。

ユチャンは努力すると言いました。

努力したら好きになるの?・・・とテラ。テラの気持ちが痛いわ。

家を出て行ったテラを、ユチャンは追いませんでした。テラは追って来てほしかったに違いありません。

 

ミン・テジュは、コチーム長にネクストインの顧客情報が入ったメモリを渡しました。

流石に、コチーム長も躊躇しました。ここまでしなくても・・・と思いました。

すぐに中国に発ち、新会社の名義でユチャンが売却した株を買うよう指示。株価が暴落する筈だから・・・と。

全てはネクストインのためなんだとミン・テジュは言いました。

コチーム長は、信頼する彼の指示に従ったのです。

 

流出騒動が起り、ユチャンは社員全員のPCや持ちモノをチェックさせました。犯人探しです。

疑われたことで、社員たちはユチャンに対する信頼を失いました。

 

テラがボラに会いに来ました。

どうして嘘をついたの?・・・とテラは問いました。

ユチャンに対して恋心は無いと以前ボラが言った事に対してですね。

自分の気持ちに気づいていなかったので・・・とボラ。

好きな気持ちはどうしようもありません。でも、二人の邪魔をする気は無いんです・・・と。

ボラの言葉が本当だとテラは受け取りました。その上でお願いがあると言いました。

「ユチャンさんの前から消えてほしい。好きだと言う気持ちを持ち続けることで私たちに迷惑をかけているとしたら、身を引くべきでは?私には、口を出す資格があると思う。彼を愛しているの。」

テラの気持ちを、ボラは理解しました。

でも、ネクストインへの思いは簡単なモノじゃないのです、ボラにとって。ユチャンへの気持ちとは別に。

初めて正社員になれた職場ですからね。

力不足が原因ならともかく、ユチャンへの気持ちの所為で、辞めるのは嫌だときっぱり言いました。

「だとしたら、ユチャンさんが辞めるしかないわね。」

テラが呟きました。

ボラの気持ちを変える事は出来なくても、社長を変えることはできるから・・・と。

 

自分の所為でユチャンが・・・と思うと、ボラは意志を貫く事は出来ないと思いました。

でも、言う事は言うのね、ボラ。

「おかしいです。自分の感情のために立場を利用して私の大切なものを奪おうとするなんて・・・。でも、私の所為で大切な人が傷つくのだとしたら、私は従うしかありません。」

今は、会社が大変な時なので、落ち着いたら出て行きます・・・とボラは言いました。

金銭の援助や職場の紹介は必要ないとも。それが目的じゃないので・・・とね。

ま、真っ直ぐで純粋で、でも決して弱く無い女性って感じですね。

“善”の塊って感じの描き方ですが、イマイチ私、ボラの味方になれないんですよ。社会的弱者の立場を十二分に利用する図々しさや、所謂ぶりっこの雰囲気を感じてしまって、どーも好きになれません。その道のプロが集まるネクストインの中で、彼女はどんな仕事をしているんだろうと思ったり。

どちらかと言うと、テラの方に肩入れしてしまってるので、そう見えるのかもしれません。

 

ボラのルームメイトのミソが、盲腸で入院しました。

でもね、妊娠している事が判明。

誰の子?チャ・ドジン

別れたものの、ミソもドジンも未練があるようで、お互いの近況にはアンテナ張っています。

 

臨時株主総会が開かれました。

予想通り、大荒れです。

ユチャンはナム理事を制して自ら株主へ説明をしようとしました。

謝ったものの、土下座しろとまで言われて、紛糾するばかりです。

その騒動の中、一人の青年が手を挙げました。

イ・ジェヨンというその青年は、少額ではあるけど、アルバイトでためた資金全額を投資したと言いました。

自分と同世代で学歴も無いのに、ユチャンは新しいモノを作って世間を驚かせていると知り、感動し、尊敬しました・・・と言いました。

イ・ジェヨンの言葉に、ユチャンは心を動かされました。

深々と頭を下げ、謝りました。

「ここで終わったら、僕は詐欺師です。もう一度チャンスをください。必ず世の中を変えて見せます。ビッグファイルはそのための第一歩なんです。だから、ネクストインの株は売らないでください。もう一度僕を信じてくれたらイ・ジェヨンssiのその選択は間違いではなかったと必ず証明します。」

だからと言って、他の株主が納得する筈はありません。

怒った株主の一人がユチャンに対して玉子をぶつけました。

「人のお金を何だと思ってるのよあんたにとってははした金でも、私にとっては全財産だったの。命と同じなのよ

老婆の叫びでした。

そうですよね。希望や夢、決意は形のあるものじゃありません。それだけを頼りにするには、年老いた者には現実は辛すぎます。

 

今まで好き勝手にさせ過ぎた・・・とミン・テジュはユチャンに言いました。

「お前は自分勝手だ。6歳の時母親に捨てられた遊園地で時間が止まったままの子供だ。」

ミン・テジュの言葉は、ユチャンに突き刺さりました。

 

ユチャンがビッグファイルを考えたのは、失った人たちを再び自分の元に取り戻せるかもしれないと考えたからでした。

全世界の人が情報を共有することができたら、それが可能かもしれないと。

「母親もブノンも・・・。」

 

どうして何も言わない?慰めるのは得意だろ?・・・とユチャンはボラに言いました。

でも、ボラは何と言って良いか分かりませんでした。

 

情報通信部のチョン次官からも呼び出しがありました。

ミン・テジュとボラが会いに行きました。

事情を説明し、帰ろうとすると、チョン次官がボラに話があると言いました。

退官したら、政界を目指そうと思っていて、ボラに事務所を手伝ってほしいと言うのです。

突然の話に、ボラは戸惑いました。有難い話ですよね。

 

厳しいことをユチャンに言ったミン・テジュですが、自分しかユチャンに言える人間はいないと分かっているからこその苦言だったとボラに言いました。

ボラは、ユチャンの傍に心から信頼し考えてくれるミン・テジュの様な存在がいることが羨ましいと思いました。

君の傍にもいるよ・・・とミン・テジュ。

一旦は諦めようとしたけど、やはり思いきることは出来なかったようで。

「俺を見てくれないか。」

ボラが断ろうとした時、テジュが言いました。

「ユチャンは、テラとここを出て行く。」

 

ユチャンは自宅で一人、熟柿を食べていました。

ボラの実家で食べて以来、好んで食べているようです。食べていると、ボラの愉快な姿を思い出しました。

落ち込んだ気分がその一瞬は晴れました。

ボラに電話をかけたんだけど、出なくてね。

インターホンが鳴ったので、もしかしたらボラ?・・・と出て行ったのですが、それはテラ。

今夜は、何も考えず、一緒にいましょう・・・とボラ。泊まっていくわ・・・と。

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