まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『大君ー愛を描く(原題)』3話まで

2018-09-11 20:03:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

思いがけない再会に、フィもジャヒョンも驚きます。

フィは、馬の一件があった直後だけに、ジャヒョンが自分に付きまとってスパイ的な役割をしているのでは?・・・と疑いを持ちました。

まだ、名前も素性も知りませんからね。

馬に釘を刺したのも、ジャヒョン仕業か?・・・なんてね。

違うとジャヒョンが言うと、今度は王族への玉の輿を狙って近づいているのかと誤解しました。

思わず、ジャヒョンはフィを平手打ちしました。

怒ってそのまま控室を出て行ったジャヒョンなんですが、フィの傷を思い出して、引き返しました。放っておけなかったのです。

 

一方、イ・ガンは試合には勝ったけど、大妃と王が席を立った事もあって、イマイチすっきりした気分になれないでいました。

そこに、ジャヒョンの兄ソン・ドゥクシクが現れました。

彼は、ジャヒョンを見かけて後を追っていたため、試合に間に合わなかったのです。

イ・ガンは、ストックでドゥクシクの肩を思いっきり殴打しました。どんな理由があろうと、勝手に試合を放棄するなんて・・・と。

ドゥクシクは、やはりショックを受けました。イ・ガンに見放されては、出世の道を閉ざされた気がしますもんね。当然、怒りはジャヒョンに向かいました。

 

引き返したジャヒョンは、フィの傷の手当てをしてあげました。

「どこの誰だ、名乗るのだ。お前が何者か知りたい。」

フィが言いました。

でも、名乗ったら父に迷惑がかかると思ったのか、ジャヒョンはそのまま出て行こうとしました。

ところが、ドアのところで入ってこようとしたイ・ガンと鉢合わせしちゃったんです。

 

フィと一緒だったと知ると、イ・ガンはすぐに部下にジャヒョンの後をつけさせました。素性を知ろうと思ったのです。

ジャヒョン、外に出たところで、今度は両親と兄とばったり

もう逃げられません。兄に捕まってしまいましたよ。

当然、イ・ガンの部下にも素性がばれちゃった。

報告を受けたイ・ガンは、試合の祝勝会をジャヒョンの家でする事を勝手に決めましたよ。

 

その頃、王と大妃は産室の前でいました。

逆子で難産ゆえ、産気づいたにもかかわらず、まだ生まれていなかったのです。

でも、結局、王子が生まれました。

朝廷では正室だけじゃなく、側室にも子供がいない状態でした。だから、大妃は泣くほどに喜びました。

勿論、王も、感慨深げです。

 

ジャヒョンは大目玉を食いました。

でも、こういう場合、罪を犯したのはジャヒョンでも、罰せられるのは侍女のコッタンなんです。

家から追い出されそうになったので、ジャヒョンは自分も仏門に入ると言ってコッタンを庇いました。

そうやって母と大騒ぎしている時に、イ・ガンが祝勝会を開きたいという通達が来たのです。

それどころじゃなくなり、コッタンは難を逃れました。

でもね、実は、ジャヒョン母は、父親と兄にジャヒョンが怒られるのを防ぐために、敢えて自分が激怒してみせただけでした。

 

兄はもてなすことで、自分の過ちをカバーしようと、必死に準備しました。

兄の肩の傷を見たジャヒョンは、自分のしでかした事がこんな大ごとになってしまったかと兄に対して反省しました。

でも、一方で、そんな事でこうまで兄をせっかんしたイ・ガンに対して反感を持ったのも確かでしょう。

 

ギトゥクは、今回の事が誰の仕業か突き止めるべきだとフィに言いました。

自分の組を負けさせたい者が、自分を憎む者の仕業だ・・・とフィ。いずれにしても深入りするべきじゃないと。

いつもそうやって我慢してばかりのフィを見るのが、ギトゥクは辛いのです。

フィは、争いが絶えない王室にあって、王のために弟の自分は、王が志を遂げられるよう王室の平和を保つことが務めだと言いました。

 

イ・ガンは予定の時間より早くジャヒョンの家に来ました。

恐縮するジャヒョン兄。

すると、人が変わったようにイ・ガンは肩を打ったことを謝るじゃありませんか。

ジャヒョン兄はほっとしました。

だから、妹にお茶を・・・と言われると、断る事も出来ず、ジャヒョンに連絡したのです。

 

渋々お茶を持って行ったジャヒョンは、‘大君’と言うのが、自分がぶつかりそうになった相手だと言う事を知りました。

まずい・・・と、引き返そうとしたら、転んじゃって。

イ・ガンは、面白そうにジャヒョンを見つめました。ま、珍しいタイプでしょうからね、その時代には。

ジャヒョンは、言いたい事を我慢できないタイプです。だから、つい、兄の肩を打ったことでイ・ガンを責めたのです。

「配下に尊敬されるより恐れられることをお望みですか?」

すると、余裕を見せてイ・ガンが言いました。

「私は名将ではないようだ。敢えて言うなら勇将か?」

呆れたようにジャヒョンが言い返しました。

「勇将とは、粗暴な者ではありません。」

黙れ・・・と兄が怒りました。大君になんて事を・・・ですよね。

でも、イ・ガンは、それが兄を思うからこその言葉だから・・・と鷹揚に言ったのです。

 

この様子を、イ・フィが見ていました。

彼も、早めに来たようです。

そこで、兄と一緒のあの生意気な娘を見かけ、ちょっと驚きました。でも、それで素性が分かりましたね。

 

ジャヒョンも、イ・ガンの前から退いたところでイ・フィと会いました。

この時は、まだジャヒョンはフィの正体を知りません。

フィは、丁寧に先日の態度を謝りました。

あまりにもきちんとした礼儀に、ジャヒョンの方が戸惑いを覚えました。

そして、爽やかな笑顔にうっとりしちゃいましたよ

 

世継ぎ誕生の情報が、ヤンアン大君に伝わりました。

イ・ガンを世弟に・・・と企む一派の会合中でした。

思いもよらぬ知らせに、一同、愕然としてます。

 

ジャヒョンの家で宴が始まりました。

フィの傍に侍るのはチョ・ヨギョンという妓女。

イ・ガンの命を受けて、フィに取り入ろうとしているのですが、フィにその気は全く無くてね。あっさりと袖にされました。

 

ジャヒョンの部屋では、イ・ガンの許嫁ナギョムと友人のチョン・ソラがお茶会をしていました。

両班の娘と言えど、大君の顔を見る機会は無いようですね。許嫁だと言うのに、ナギョムはイ・ガンの事を殆ど知りませんでした。

だから、いいチャンスだってことで、ジャヒョンにイ・ガンを呼び出してもらったのです。

イ・ガンとすると、家柄の良いジャヒョンに縁談の相手を変えようかと思ってるくらいですから、ほいほい出て来ちゃった。

ところが、待っていたのは知らない娘。

許嫁だと言われ、一応話を聞きました。でも、がっくりした気分の所為もあったかもしれませんが、ナギョムを傷つけるような事を言い放ったのです。

「婚礼前に私を呼びつけるとは、姉を差し置いて王室に嫁ぐそなたらしい。」

・・・と。

むっとしたナギョムが、事情を説明したのですが、どうも、イ・ガンの言う事は当たっていたようです。敢えて姉に薬を盛り、自分が大君の妻になれるよう策を弄したと言ったのです。

姉より優れているのに、二女だからと姉に機会を譲るのは耐えがたいから・・・と。

その言葉に、イ・ガンはナギョムが自分と同じ思いを持っていると知りました。

突然、ナギョムにkissしました。

 

ナギョムは、イ・ガンの頬を叩きました。

自分を妓女と同じように扱うのはプライドが許さなかったのです。

大君の妻の座は望んでいるけど、もてあそばれるのは嫌だときっぱり。

イ・ガン、その信念が気に入ったようです。

 

この様子を、ジャヒョンとチョン・ソラが盗み見していました。ま、お年頃の娘ですから仕方がありません。

ところが、事が厄介な雰囲気に成りかけたのを見て、ジャヒョンはソラを引っ張って行きました。

見られたとは知らないナギョムが、後で都合の良いように報告するのを、ジャヒョンとソラは驚いて聞きました。でも、敢えて見ていたとは言いませんでした。

 

ジャヒョンはイ・ガンに対して、いっそう失望しました。反感さえ覚えたようです。

だから、イ・ガンに呼びとめられた時、ナギョムは大君に嫁ぐには惜しいほど聡明な娘だと怒ったように言いました。

私なら、大君はお断りです・・・と。

「友を私の妻にしたくないなら、そなたがその座に就くのはどうだ。」

「まことに救いようのない方ですね。」

怒りを込めて言いました。

 

その時、イ・フィが。

あいやぁ~っいきなりの三角関係

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リッチマン(原題)』完観

2018-09-11 18:41:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユチャンは、正式にネクストインの社長に復帰。

傾きかけたネクストインの立て直しに毎日必死に取り組みました。

 

ボラは、チョン次官の事務所に入る決意をし、済州島に向かうことになりました。

ユチャンは、ボラを引き留めようと躍起になります。

一緒にいると楽だし面白いし安心できるから・・・と。ボラが必要なんだと言います。

でもね、ボラが聞きたいのはそんな言葉じゃありません。

好きだと言う言葉一つで、不安にならないんだけど、ユチャンはそこんところが鈍すぎて・・・

 

結局、毎回毎回その繰り返しで、見てるこちらもイライラ・・・

いまどきそんな人間いないだろうと思うくらいの鈍さです。

 

ボラは、ユチャンに会うと決心が鈍ると、会う事も拒否。

好きだけど辛い・・・とボラは言いました。

ユチャンは、その言葉も理解できないんですよね。

 

ビッグファイルの事業には、テサンから投資を受けることで話がまとまりました。

テサン側は、最初渋い顔だったのですが、ミン会長のツルの一声で決まりました。

ミン会長も、テジュがあんな事になってかなり堪えています。

裏切られたユチャン自身が、テジュの復帰を待っていると知り、心が動いたのでしょう。

ま、ちょいと都合良すぎのストーリーですが。最終回ですから、仕方がありません

 

本格的にビッグファイルの開発にかかろうとしても、人手が足りないネクストイン。

そこに、チャ・ドジンたちが戻って来てくれました。

ユチャンは思いました。

面白いモノ、新しいモノを作ろうと思ったけど、大切な事を忘れていた。誰の為にということだ。IT業界は通信速度や情報量で勝負する。でも、人々の生活を豊かにする事を目指したいと。

ITの中心には、人がいると。

 

新しい一歩を踏み出したネクストインです。

 

チャ・ドジンとミソの結婚式が開かれました。

その日、ボラは済州島に発つ予定でした。

都合で式に出席出来なかったユチャンは、部下からボラの話を聞き、引き留めておけと命令。

でも、飛行機の時間に間に合わないからと、ボラは空港に向かいました。

 

連絡を受けたユチャンは空港に。

ボラを見つけて、や~っと告白。

ハッピーエンドです

 

ただ、そのまま一緒になるのではなく、ボラは一人の女性として仕事に励むんです。

しばらくの間は済州島とソウルの遠距離恋愛です。

でも、ラストでは、ネクストインにボラが戻って来ていました。

遠距離恋愛の終了ですかね。

 

ミン・テジュも刑期を終えて、ネクストインに復帰しました。

 

ストーリーとしては、充分予想のできる展開でしたね。

イマイチハマらなかったのは、多分好みの俳優さんたちじゃなかった所為だと思います。

私が気に入ったのは、主人公二人ではなく、テラとイ・ドンハのカップル。

ラストで、三度目の再会を果たしていました。これは偶然ではなく、運命、神のお導き・・・ですね。

テラとドンハの笑顔が素敵でした

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リッチマン(原題)』15話まで

2018-09-11 17:07:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ある日、バスで寝過ごしてしまったユチャンとボラ。

終点で降りると、近くに遊園地があるのに気が付きました。

で、せっかくだから・・・と立ち寄ったのですが。そこは偶然、ユチャンが母に捨てられた場所だったのです。

6歳のユチャンは、遊園地に連れて行ってくれるという母に、大喜びで付いて来たのに、アイスクリームを渡され、ベンチで戻って来るまで待っていなさいと言われて、置き去りにされてしまったのです。

ボラはそっと手を重ねました。

「もう大丈夫です。私が傍にいるから。」

ユチャンはほっとしたような笑顔を浮かべました。

 

ミン・テジュはコチーム長の関係で取り調べを受けました。

そこで、テジュは突然全てを自白したのです。

コチーム長は、何も盗んでいない、自分がデータを渡した。コチーム長は自分の指示に従ったまでだ・・・と。

社長逮捕に、ネクストインは大きな打撃を受けました。

ユチャンの脳裏に、ミン・テジュとの出会いからこれまでの思い出が甦りました。

二人で始めたネクストインにナム理事が加わり、みんなの力でどんどん成長して言ったネクストイン。

今の社屋を完成させた時、初心を忘れないために、入口に最初の事務所に書いた二人のサインを飾りました。

その時の喜びが甦りました。

 

ミン・テジュはユチャンの面会を断り続けていました。

 

そして、ユチャンとチャ・ドジンたちの新会社が軌道に乗りかけました。

マスコミは、ユチャン復活ともてはやしました。

インタビューを受け、ユチャンは答えました。

「全て自分の能力ですと以前でしたら答えたでしょう。どん底に落ちた時僕を信じてくれた人たちがいました。彼らのお陰で再起できました。僕は気づいてなかったのです。人に恵まれていると。」

この時、厳しい状況にあるネクストインに復帰する気持ちは無いかと問われ、ユチャンは無いと答えました。

 

そんな時、ナム理事から、ユチャンに戻ってほしいという話がありました。

ユチャンはすぐに断りました。守りたい物が他にあるから・・・と。

でも、揺れていることは確かでした。

 

ネクストインを外国の会社が買収すると言う記事が出た時、ユチャンは覚悟を決めたようです。

やはり、自分の会社を渡したくないと。

ミン・テジュに面会に行きました。自分の名前では断られると分かっているので、テラの名前を借りました。

ネクストインは捨てろとテジュは言いました。

「いや。僕はネクストインを絶対に捨てない。必ずこの手で立て直してみせる。だから、戻って来い。待ってる。」

でも、テジュは何も答えずそのまま背を向けたのです。

 

テラは、ギャラリーも畳んで遠くに行くと、ユチャンに言いました。

自分の居場所じゃ無いと思った・・・と言いました。

そして、ボラに謝っておいてと言いました。

やっぱり、テラの方が好きだわ~私。

一瞬、自分の欲望に走りそうだったけど、やっぱりどこかでブレーキをかけていて、人を酷く傷つけたりはしないですもんね。

冷静に自己分析も反省も出来る人ですから。

 

チョン次官が、ボラを自分の選挙事務所に正式に誘いました。済州島にあるそうです。

ボラにも、自分の夢を持ちなさいといいました。叶うかどうかが問題ではないと。大切なのは夢を持っているということだから・・・と。

その言葉に背中を押されたボラでした。

ユチャンは必ずネクストインに戻るとボラは確信していました。

これまで、辛くて苦しんでいた時、たまたま自分が近くにいたと言うだけだと思っていました。だけど、復活したユチャンは、まぶしすぎてやはり自分の手が届かない存在なんだと思えるのです。

 

そして、ユチャンはネクストインに戻りました。

すっかり、少なくなってしまった社員ですが、ナム理事と同じで必死にネクストインを守って来てくれた人たちです。

ユチャンは頭を下げました。

 

自分が戻ったら、ボラも一緒にネクストインに戻ってくれるとユチャンは思っていました。

だから、ボラから済州島に行くと聞いて、愕然としました。裏切られたと思ったのです。

絶対に傍を離れないと言っていたのに・・・とね。また、母のように自分を捨てて行くのかと思えたのでしょう。

意地でも引き留めることはしませんでした。強がってしまいました。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リッチマン(原題)』14話まで

2018-09-11 15:50:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユチャンにネクストインに行けと言われたボラ。

自分を信じてくれてはいないと思い、ショックを受けました。でも、それで諦めるボラじゃありません。

チョン次官からの依頼を、文書にし、ホワイドボードに全て書き留めたのです。

 

ユチャンだって最後の一人と言って良いボラを手放すことはやはり心が痛みました。

でも、自分を信じ愛してくれる人誰もいないと言う気持ちになっていたのです。これまで自分が必要とした人は、母もブノンもミン・テジュも皆自分から離れて行ったので・・・。

でもね、翌朝ユチャンはホワイドボードに貼られたボラからの伝言を見たのです。

最後にこんなメモもありました。

『私はあなたを見捨てません。信じてください。私はイ・ユチャンを信じます』

ほっとしました、ユチャン。

それと同時に、やる気が出たのです。

1週間なんて時間は彼には必要ありませんでした。数日後には、チョン次官に変更案を手渡す事ができたのです。

 

ビッグファイルの変更案は、テサン電子から示されました。チョン次官が出すわけにはいかなかったのね。

ミン・テジュは、それを行った人物が誰か気になりました。

でもね、内容をチェックした時、ビッグファイル担当だったメンバーにはすぐに分かりました。ユチャンだと。

主要メンバー3人は、ネクストインを辞め、ユチャンの元にやって来たのです。

 

チャ・ドジンは社長の座はユチャンに・・・と言いました。そして自分は副社長になると。

そうやって、絆を育んで来たメンバーと共に、新しい会社『ダンシング・ホエール』を立ちあげたのです。

 

一方、ネクストインは大打撃です。

肝心のゲームやアプリの開発者が半数に減ってしまったからです。

ミン・テジュは焦っていました。

ナム理事は、ユチャンではなく、ミン・テジュを止めるべきだったと反省していました。

とにかく、楽しい仕事をしたいとナム理事は言いました。昔のユチャンとミン・テジュコンビのように・・・。

 

ミン・テジュは、テラからも突き放されてしまいました。

父からは、テサン電子の傘下に入れと言われました。

ますます焦り、苛立っています。

 

ユチャンは、小さなアプリやソフトを開発して、自ら営業にも回っていました。

それまで開発するだけで販売はミン・テジュたちに任せッきりでしたから、そういう苦労を知りません。今回初めて人に頭を下げて頼むことを知りました。

 

チャ・ドジンとミソは、結婚することになりました。

お互いプライドが高く、意地を張ってしまったがため、こんなにこじれてしまったのですが、想いは変わっていなかったのです。

それをお互いに確認することが出来ました。

子供のお陰とも言えます。

とにかく、良かった良かった。

 

ネクストインの情報流出の事件で、コチーム長が逮捕されました。

連絡を受けたユチャンは警察に赴き、コチーム長と会いました。

コチーム長は、一人でやったと、決してミン・テジュの名前は出しません。

動機は、お金とユチャンへの恨みだと言いました。

ユチャンを潰したかった・・・と。

 

ユチャンは、やっとコチーム長の気持ちを理解したようです。今のユチャンだからこそ理解できたのでしょう。

以前だったら、決して理解も出来ないし、許す事も出来なかったでしょう。

自分は必ず再起すると言いました。その時、コチーム長をスカウトすると。もし来てくれるのなら、二度と首にすることはないと約束する・・・とユチャンは言いました。

コチーム長が少し微笑みました。

再びスカウトするという言葉が嬉しかったから?それとも、自分の気持ちが理解してもらえたから?

 

ユチャンは、ネクストインの社屋に行きました。

ミン・テジュが一人でいました。

情報流出の一件は、自分の所為では無いと改めて言いました。

ユチャンが何も言わないのに、ミン・テジュは一人で潔白を主張し続けました。

「僕たちは何故こうなってしまったのだろう。」

と、ユチャンは言葉を遮って言いました。

僕がいけなかったんだろうな・・・と。

 

僕はいつも我慢して来た・・・とミン・テジュ。

ユチャンが彼の努力を認めず、バカにされても耐えて来た・・・と。

でももう我慢できないと。

俺の事が憎くてたまらないんだろ?ネクストインを取り戻したいんだろ?・・・とテジュ。

「僕が変わったら、テジュさんも初めて会った頃のように今までみたいに僕の味方に?戻れるかな?」

 

ある日、ユチャンが皆の顔を認識している事が分かりました。

本人も気づかないうちに、社員の顔を見ながら名前を呼んでいたのです。

気付いたのは社員の方でした。

皆、喜びが湧いて来ました。ユチャンは照れ臭そうです。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リッチマン(原題)』13話まで

2018-09-11 13:52:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャ・ドジンの事務所に居候して、仕事を始めることにしたユチャンとボラ。

と言っても、何のヒントも手掛かりも無く、ただユチャンは日がな一日ゲームをしたりしてだらだらと過ごすばかり。

発破をかけるボラですが、あまり強くも言えなくて、見守るしか出来ません。

 

ところで、チャ・ドジンとミソの関係ですが。

ボラからミソの妊娠を聞いたチャ・ドジンは、流石におろおろっとしました。

でも、結婚、子育てなんて考えられないのです。即、手術を・・・とミソに迫りました。

ミソ自身、子供を産むなんてことは考えていません。このままではシングルマザーです。シングルマザーで生きて行く自信も覚悟もありません。

手術をすることで二人の結論は出たのですが、やっぱり罪悪感で心は沈むだけ。

お互いに相手の事を責めるばかりです。

そんなある日、ドジンは街でベビー用品を見かけました。本当に小さな小さな靴がありました。

それに合う足なんだ・・・と考えると、やはり切なくて愛しい気持ちが湧いてきたのでしょうね。

自分の心臓がドキドキするのを感じた時、病院で聞いた胎児の心音の話を思い出しました。同じように身体の中で動いている心臓を持っている人間何だと感じたでしょう。

つい、用事があるから・・・と病院に行くのを先延ばししてしまいました。

ミソも、ドジンがベビー用品を見つめていたのを遠くから見ました。そして自分も同じものを見た時、心が痛んだんだろうと思います。

この二人、上手く行きそうです。

 

ある日、ボラは神父のミカエルと偶然会いました。

二人の不思議な縁を思いました。

ブノンの遺品を託したのが、ボラで、そのボラは今ユチャンの傍にいる事が不思議だとミカエルは言いました。

ずっとユチャンの傍にいてやってください・・・とミカエル。

私に心を開いてくれるでしょうか?・・・とボラ。

「開かなかったらぶち壊せばいいんです。」

神父らしくない言い方です。

「人は偶然が重なると運命だと言います。私はそれを“神のお導き”だと言います。これは神のお導きだと信じています。」

・・・と。

 

ビッグファイルを進めているネクストインとテサン電子。

ところが、予算の関係で、テサン電子から、ビッグファイルの内容の変更を指示されたのです。

流石に、携わった社員は不満を持ちました。それはユチャンがこだわっていた、一番他社との差別化が図れるものだったからです。

でも、ミン・テジュはその指示を受け入れました。

社員たちは、不満顔でしたが、年棒のアップを提示されたら、文句を言えなくなってしまいました。

ナム理事も、ミン・テジュのやり方に少々不満を抱き始めているようです。

 

テラも兄テジュのやり方に失望していました。

これまで、テジュが家族とは違って自由な考え方や生き方を貫いていたからこそ好きだったのです。

でも、今回のユチャンへの仕打ちを見ると、やはりテジュも財閥である家族と何ら変わりが無い人間なんだと感じたのです。

ユチャンだけが自由で挑戦的だったわけです。

だからこそ、ミン・テジュも自分もユチャンに惹かれて、そして一方では憎んでいたんだと言いました。

「お兄さんは、ユチャンさんが手に入らないと知った時、手に入らないなら、ユチャンの持っているモノを奪って自分のモノにしたかったじゃない?」

 

テラは、ユチャンに、テジュに復讐するのなら、協力すると言いました。

でも、今のユチャンには、その気はありません。

 

ユチャンはある日、ニュースでビッグファイルの内容変更の件を知りました。

自分が必死になって開発した最重要点を変更されると知り、ミン・テジュに会おうとしました。

その時、ボラがテジュと会ってるところを目撃してしまったのです。

ボラは、ちょっとした用事で会っているだけだったのですが・・・。ユチャンは、ボラがテジュからネクストイン復帰を打診されていると勘違いしたようです。

おまけに、ナム理事から、ビッグファイルにはもう何の関係も資格もないんだから、抗議をするなと釘を刺されてしまいましたし・・・。

自分はもう誰からも必要とされていないと、いっそう気落ちしてしまったようです。

 

チョン次官がボラを呼び出しました。

実は、チョン次官も今回のビッグファイルの内容変更に反対意見を持っていました。

予算のために・・・と説明されても、それでは他社と何ら変わりの無いソフトとなってしまうと思いました。ビッグファイル導入の意味が無いと。

で、提案されたビッグファイルの問題点の資料をボラに丸暗記してもらい、ユチャンに伝えてもらいたいと言いました。1週間以内に改善する必要があるが、それができるのはユチャンしかいないとチョン次官は思ったのです。

 

ボラは必死に暗記し、息せききってユチャンのところに駆けて行きました。

仕事を貰って来ました・・・と喜んでユチャンに話そうとしたのですが、ユチャンが先にテジュと会ってるのを見たと言いだしましてね。

ネクストインに戻れ・・・と言いました。君は必要ないからと。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『リッチマン(原題)』12話まで

2018-09-11 12:08:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユチャン、テラと過ごしたのかと思いきや、やっぱり無理だと思ったようです。

努力してもきっと気持ちは変わらないと感じたのです。

テラが悪いわけじゃない、自分の所為だ・・・とユチャン。ここまでが限界だと言いました。

でもね、振られるにしても、‘限界だ’なんて言葉、聞きたく無かったですよね、テラ。

大きなショックを受けました。

だから、ミン・テジュの計画に協力すると言ってしまいましたよ。

 

言ったユチャンも鬱々としました。会社の事もありますしね。

そんな時、ボラが迎えに来ました。

周囲が全て敵だと思わないでほしいと言いました。株主総会でユチャンを信じてくれるイ・ジェヨンという青年のこともありますし。

何か手はあるとユチャンは会社に復帰しました。

 

ユチャンは、ミン・テジュとナム理事に、自分の提案を示しました。

被害者への補償・・・つまり、補償金を支払うことで信頼を回復する糸口とするということです。それには、自分の株を全て売却し充てると。

足りない分は、ビッグファイルを担保に銀行から融資を受けると言いました。

流石にナム理事はユチャンが一文無しになることには反対でした。

でも、ユチャンは言ったのです。会社の責任者は僕だから・・・と。

 

理事会でユチャンは経緯を説明。

その上で、会社を立て直すには、ビッグファイルを推し進めるしかないと言いました。

で、採決を・・・となった時、ナム理事が手を挙げました。その前に・・・と、ユチャンの社長解任を提議したのです。

これまでの業績は認めるけど、いつまでも独善的な経営方針は通用しないから・・・とね。

すぐに採決され、ユチャン以外の全員が賛成の手を挙げたのです。

流石にミン・テジュは挙げないだろうと期待の目を向けたユチャンですが、テジュはユチャンを見て、手を挙げたのです。

 

衝撃を受けたユチャン。

でも、まだ皆が思うほどのダメージを受けてはいなかったようです。と言うか、気持ちを強く持とうと努力していたのかもしれません。

ミン・テジュが社長になり、副社長に請われたら、それを受けようと考えていたのです。

だから、ボラに、ユチャンが会社を辞めるなら、自分も・・・と言われた時、ネクストインが自分であり、自分がネクストインなんだと言い切りましてね、ボラも辞める必要はないと事も無げに言ったのです。

ところが、ある日、突然解雇というニュースが流れました。

 

驚いたユチャンは、すぐにミン・テジュに事情を聞こうとしました。でも、電話に出てくれません。

株を全て売り払ったユチャンは、本当に一文無しです。その状態で追い出すなんて・・・と流石にナム理事も罪悪感を覚えました。

ミン・テジュに酷過ぎるのではと言いましたが、テジュはここまでしなければいけないと受付ませんでした。

 

呆然としているユチャンに、チャ・ドジンから連絡が入りました。

彼は、ボラから情報流出の一件を聞いて以来、自分なりに事情を探っていたのです。で、不審な点を見つけていたのです。

コチーム長が、中国で新しい会社を設立し、その社外理事としてミン・テジュの名前が挙がっているということです。

ユチャンが売った株を全てコチーム長が買っていることも判明。

ユチャンはその瞬間、この一連の騒動の裏にミン・テジュがいることを察したのです。

 

激怒してミン・テジュに掴みかかりましたが、テジュは冷静にユチャンの指摘を認めました。

才能しかないユチャンと出会い、教育して会社を設立させ、ユチャンの好きなようにやらせてきたわけで。

全て自分がやってきたことだと言いました。

でも、ユチャンはそんなミン・テジュの縁の下の働きを一切分かっていませんでした。

会社になってからも、ミン・テジュの働きだけじゃなく、社員の働きも認めて来ませんでした。全て自分の能力でここまで来たと誤解していたのです。

それが、ミン・テジュには我慢できなくなっていたようです。

一言でもユチャンが“俺たち”と言ってくれていたら、状況は変わっていたかもしれないとテジュは言いました。

 

ユチャンは初めて周囲の人の気持ちを考えたのかもしれません。

副社長になってテジュや会社に貢献するか、出て行くのか、どちらかを選択しろとテジュは言いました。

ユチャンは、出て行くことを選びました。

 

記者発表し、そう答えるユチャンの姿を、社員たちは衝撃を受けて見つめました。

出て行かないと言っていたのに・・・と、ボラも呆然としました。

でも、この時はまだ冷静だったユチャン。

ミン・テジュが新社長の挨拶の中で、ビッグファイルをテサン電子と提携して進めるという発表をするのを聞いたら、もう冷静じゃいられなくなりました。

自分が人生をかけて開発してきたビッグファイルに、もうユチャンは一切関われなくなるのですから。

資産だけじゃなく、地位もそして夢も、全て奪われてしまった形です。

 

ユチャンは激怒し、感情的になって社員を集めました。

新しい会社をつくる、付いてくる者は?・・・と。

でもね、誰も手を上げなかったのです。ボラも、その時は、何も言えませんでした。

 

その様子を、テラが見ていました。

どん底に落ちて感情的になったユチャンの姿。テラは流石に痛々しくて可哀相で心が痛んだようです。

 

ユチャンは絶望して会社を出て行こうとしました。

その時、ボラが言ったのです。私も行くと。

行くな・・・とミン・テジュが引き留めました。

でも、ボラは一切揺らぎませんでした。

私はイ社長が好きです。だから、彼の傍にいます・・・と。

 

「今日は終わりの日じゃなく、始まりの日です。」

だから、記念に写真を撮りましょう。

ボラはそう言ってユチャンとツーショット写真を撮りました。

ネクストインに飾られていたユチャンとミン・テジュの写真と同じように。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする