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スホ、瀕死の状態ではありますが、命はとりとめました。
世間は、テ家に続く不幸を取り上げました。
ヒョンスクは、流石にショックを受けました。
意識の無い夫テ会長に向かって、鬱憤をぶちまけました。すべて、テ会長の利己的な性格から起こったことだと。
何が残った?・・・とヒョンスク。
「あなたはこのざまで、愛したミノは死に、スホは・・・。」
思わず、人工呼吸器の管を外してしまいましたよ。
で、苦しみ始めたテ会長を見ていたのですが、あれは空想?
そして、ウヒョクへの憎しみも募りました。
スホと同じようにしてやると、シン理事に命じました。
スホが死んだら、殺し、寝たきりになったとしたら、同じようにしてやるって事です。
涙を流さないだけに、余計に不気味ですわ、ヒョンスク。
2人の話を、ユラが聞いてしまいました。
ウヒョクが危険だと察し、連絡しようとしたのですが、結局しませんでした。どーして?やっぱり、家族を裏切る気がしたの?
でもね、ずっと母ヒョンスクから言われていたように、法律事務所を辞め、コサンの法務チームに入る決心をしました。
ジョンウォンの元に行ったウヒョクは、言いました。
「一人で悩まず頼ってくれ。」
そうしたら、あなたが辛くなる・・・とジョンウォン。
「俺の手を離さないで。俺の元にゆっくりくればいい。急がなくていい。待ってるから。」
そう、ウヒョクが言いました。
ジョンウォンは、ウヒョクと幸せになりたいと心から思っています。どうすればできるのか、彼女なりに探っているというところでしょうか。
だからと言って、今の状況を打ち明ける気にはならないのです。
スホが飛び降りた時一緒にいたオ係長とチョ調査官、そしてウヒョクが監察に呼ばれ事情を聞かれました。
取り調べにおいて、違法行為が無かったかをしつこく問われました。
取調室のカメラが途中で止められていたことも追及されました。
オ係長は、故障では?・・・と言い逃れようとしましたが、通用しません。
ウヒョクは、黙秘していました。何を言っても無駄だと思ったのでしょう。コサン相手と思ってよいですからね。
部長検事は事件から手を引けとウヒョクに言いました。
勿論、ウヒョクは拒否しましたが、どうしようもありません。
結局、ウヒョクは懲戒処分を受け自宅謹慎となったのかな?
ウヒョクは、チャン刑事にだけ、USB盗難事件の事を話しました。
どうも、盗られたとするつもりのようです、ウヒョク。何故?
中身もまだ見ていなかったと言いましたよ。何故?
そして、チームの中にスパイがいるらしいと言ったのです。
チャン刑事は、その後、それとなく仲間の動向をチェックし始めました。良い気はしません。これまで疑った事のない仲間を疑いの目で見るのですからね。
ウヒョクは、一人で両親の眠る寺に行きました。
翌朝、宿坊から出ると、そこにジョンウォンが。
ちゃんと察していたのです、ここにいると。
穏やかで静かな時間が流れました。ウヒョクもジョンウォンも心が落ち着いたようです。
でもね・・・、不穏な雰囲気が出て来ましたよ。
そんな二人を、ウ室長が見ていたのです。
これは偶然?それとも、以前から知ってて?
事件の捜査は部長検事が引き継ぎました。
が、ウヒョクとは全く違って要領の悪いこと悪いこと。
そして、最初から調べなおすと宣言しました。1か月以内に収束させると言い切りましたよ。
チームの面々は、皆、不満な表情です。
ユラはシン理事に、ヒョンスクからウヒョクを害せと命令が下ったことを知ってると言いました。
判断力を失ってる母の指示に従うのは止めて・・・と。
シン理事は、渋々ユラに従うと言ったのですが、これすらヒョンスクの想定内の事だったのです。
一応、ユラには従うと言っておいて、実際は、ヒョンスクの命令を実行する手はずなんです。
ウヒョクは、USBを持ってヨンウンを訪ねました。
誰の物かと聞かれたヨンウン、話したら私にくれるかと尋ねました。
「真実を言えば。」
と、ウヒョク。
「ミノさんの物です。」
そう言うと、全てを語り始めたのです。腹をくくった感じです。
結婚したスホは麻薬と女遊びに夢中で、愛情に飢えてたヨンウンはミノの優しさに惹かれて行きました。
なんと、皆二人の関係を知っていたと言うじゃありませんか。
愛しているのはヨンウンで、ジョンウォンとは後継者の座に関心が無いことを示すために結婚したと言ったようです。
ヨンウンは、黙ってはいられない人間でした。
これ見よがしにわざと自分のピアスをベッドに置いて行ったりして、ジョンウォンを苦しめようとしました。
ジョンウォンはすぐに気づきました。
でも、それで落ち込むことはありませんでした。
何度も置いていくピアスを全部集めて、ヨンウンに返したほどですから。
しかし、これはヨンウンの勘違いでした。ミノはヨンウンの持ち株を手に入れたいがために彼女を誘惑し、その証拠ビデオを撮っていたのです。それが、このUSBでした。
持ち株と交換にUSB受け取る筈だった・・・とヨンウンが言いました。
でも、USBはスホが隠し持っていたわけで。
それはヨンウンにも分かりませんでした。
ウヒョクは、テ一家の醜悪さに反吐が出そうでした。
ヨンウンもミノを殺す動機があると言いました。
すると、ヨンウンは、ジョンウォンとどこが違うの?と言ったのです。
その時のウヒョクの反応を見て、ヨンウンはウヒョクの想いに気づきました。
ヨンウンがUSBを取ろうとした瞬間、ウヒョクが灰皿でそれを砕きました。
ユラはコサンの法務チームに入るや否や、弁護士たちを全員解雇しました。
スホを無罪にするための方法は?と聞いた時、権力を使って検察やマスコミを動かすなんて言う策しか出さない法律家など以ての外だと言う事でしょう。
スホが意識を取り戻しました。
まだ動くことも出来ませんが、瞬きで意思を表明することは出来ました。
ヒョンスクはほっとしました。
そしてすぐにウヒョクを襲うよう指示を出したのです。
ユラは気づきました。
シン理事がヒョンスクの命令に従う事しかできない人間だということに。
自分の意見など聞くことはない人間だと。
ウヒョクが危ないと察しました。
シン理事を問い詰めると、もう自分の手は離れたと言うじゃありませんか。
で、ウヒョクの所に行くのかと思いきや、行ったのは母ヒョンスクのところ。
今更、気を変えるなんてこと無いと思うんだけど?
「止めて。私の愛する人よ。」
と、ユラが言っても、ヒョンスクには通用しませんでした。
でもね、流石娘。母親の性格を読んで、今最も有効な取引をしましたよ。
遺言状です。
生前、父テ会長がウヒョクを家族の集まりに呼んだのは、遺言状を書き換えるつもりだったからだと言ったのです。つまり、遺言状の在りかをしっているのは、ウヒョクだと。
殺してしまったら、永遠に遺言状は見つからないと。
ヒョンスク、動きました。
その頃、ウヒョクはグァンソンに襲われていました。
最初は対等に闘っていたのですが、相手はその道のプロ。
ぼこぼこにやられ、首筋にナイフを突きつけられてしまいました。
でも、ここでストップの連絡が入ったのです。
病院からジョンウォンに連絡が入りました。
おそらく、一番最近通話した相手だったのでしょう。
ユラはウヒョクのベッドの傍にいる女性を見ました。
ジョンウォンだと分かったよね?