レビュー一覧は、こちらから。
ヒョンスクは激しく動揺しましたが、結局、詳細は何も話しませんでした。
ウヒョクは執事が呼んだ警察に、不法侵入の罪で連行されてしまいました。
ウヒョクに対しては、いつものようなふてぶてしさを見せていたヒョンスクですが、内心はかなりの衝撃を受けていました。
ウヒョクを殺せと、グァンソンに命令しました。
そして、ユラはウヒョクの資料を見て、復讐のために自分に近づいたと言う事を知ったのです。
偶然でもなく、運命でもなく、全て計算ずくの事だったと。
ウヒョクが自分に想いを抱くなんてことは、可能性ゼロでした。
ユラは、今になっても少しは期待を抱いていたのでしょうか。
ジョンウォンとの仲を知った時より、衝撃を受けていました。
一人お酒を飲んでいるユラの前に、クォン弁護士がやって来ました。
彼はユラの変化が心配だったのです。
修習生時代から、ユラはクォン弁護士にとって尊敬の的でした。手本でした。
美人だけど質素で、性格は悪いけど正義感が強く、財閥なのに偉ぶることなく人間味があると。
コサンの悪い噂は以前からあったようです。
でも、ユラは違うと思ってきました。
「でも、今の先輩は噂で聞くコサンの人間だ。他人も自分も騙さないでください。」
この言葉で考え直すかと思ったけど、今のユラにはそんな冷静さはありませんでした。
ウヒョクへの復讐心に支配されていたのです。
留置所にいたウヒョクを迎えに来たのは、オ係長とチャン刑事、イ刑事たち。
ウヒョクの行動を理解できない彼らは、悶々としていました。
それでも、オ係長は言ったのです、何があろうとウヒョクの味方だと。
ありがたい仲間です。
ところで、スホは、以前とは打って変わった冷静さを見せています。
静かに何かを企んでいるようです。
母ヒョンスクへの復讐でしょうか。
自分の秘書がヒョンスクのスパイだと言う事にも気づいていて、秘書自身に選ばせようとしています、自分につくか、ヒョンスクにつくかを。
ヨンウンはそんなスホを見て、離婚をする気は失せて来たように見えます。
これからでも良い妻になろうとしているのかしら。
コサンの弁護士として、ユラがジョンウォンに会いに来ました。
ジョンウォンはユラに担当してほしくはありません。
じゃぁ、別の人を寄越すわ・・・とユラ。
案外あっさりと引き下がったかと思ったら。
この時の目的は、ジョンウォンにもウヒョクの本当の目的が復讐だと教える事だったのです。
ジョンウォンを傷つける目的でもあったでしょうね。
まさか・・・とジョンウォンは言いました。ウヒョクという人間をよく知ってるから・・・と。
私だけじゃなく、あなたも利用されただけだ・・・とユラ。
ジョンウォンがミノと結婚することになった中傷記事を書いたのはウヒョクだと、ユラは続けました。
そのせいで、ジョンウォンは不幸になったわけで。コサンを陥れるために書いた記事だと。
そして、ジョンウォンについて調べた資料を読み上げました。
全て計画だった・・・ジョンウォンは思いました。
偶然の出会いだと思っていたことが、計画の一部だった・・・と。
ユラはその足で部長検事を訪ね、ジョンウォンとウヒョクが交際をしていたと告げました。
関係者であるウヒョクをこの事件の担当から外すことを条件にマスコミに流すことを止めると言いました。
部長検事は、上層部に知られる前に、何としてもこの一件を処理したいと考え、ウヒョクを無期限の病欠扱いにし、担当から外しました。
いくらウヒョクが抗議しても、無理でした。
仕方なく、荷物をまとめて地検を出ようとしたウヒョク。
彼の前にユラが。
その話から、ユラはジョンウォンを弁護する気がないと気付いたウヒョク。
取って返し、取調室のジョンウォンの元に。
「コサンの弁護は受けるな。何か策略がある筈だ。」
と、急いたように言うウヒョク。
それには答えず、ジョンウォンが聞きました。
「私を利用したの?お父さんの復讐のためにコサンに近づいたの?私への中傷記事も復讐のためだったの?私たちの出会いも意図的だったの?」
全てを知られたとウヒョクは呆然とし、何も言えませんでした。
「テ・ミノの狙いはコサン。あなたの狙いは復讐。二人とも同じ部類の人間よ。」
違う・・・とウヒョク。最初はどうであれ、今は本気だ・・・と。
でも、その言葉、今のジョンウォンには信じられませんでした。
ところで、死んだと思っていたシン理事、生きてた
グァンソンが家に侵入したと気付き、一足早く逃げ出していたのです。
誰も知らない田舎に隠れ住んでいます。
ヒョンスクは生きてること、知ってるのかしら?
ジョンウォンはウヒョクの面会申請に応じません。
どうすればよいのか分からなくなったウヒョク。なんと、ヒョンスクに跪きましたよ。
父の件を忘れるから、ジョンウォンを釈放させてほしいと言ったのです。
卑屈な姿に見えます。
ヒョンスク、二人の関係を知らなかったようです。流石に驚きました。
「女のために諦めるの?」
と、呆れました。
「頼みは聞けないわ。その代わり、父親が死んだ理由を教えてあげる。」
と来たよ。もういいと言われたら、蒸し返したくなるって感じ。
「チャ・ソンフンが死んだ理由は、私を愛したからよ。」
ええーっ
どーいう意味