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ジョンウォンは取調室に入れられました。
しかし・・・そのまま待機時間が長い!
一人で、監視人一人もいないままで放っておくのってどーよ。
ウヒョクが来ました。一人です。
取り調べではありません。
ジョンウォンを勇気づけようと思ったのでしょう。
心配しなくていいと言いました。事件の夜、何があったか話してほしいと言いました。
どんな状況になっても君を守る。だから、真実をはなしてくれと。そうじゃないと守れないと。
でも、ジョンウォンは何も話しませんでした。
あくまでも、ウヒョクを検事として対応しようとしました。
ウヒョクは、全てを捨てても良いとまで考えていました。
この様子をオ係長が見ていました。
このところ、オ係長はウヒョクが変わったと心配していました。
機長の妻を逮捕した一件も、チャン刑事と二人だけで動いたようですし。何か隠していると感じていました。
この様子を見て、その理由が分かった気がしました。
オ係長はチャン刑事とお酒を飲みました。
犯人が逮捕されたと言うのに、そしてチャン刑事のお手柄だと言うのに、顔色がさえないチャン刑事。
話を聞いて、チャン刑事もウヒョクの事を心配していると気が付きました。
ジョンウォンとの仲も知っていると分かりました。
ウヒョクは、チームの面々に、ミノの事件をもっと詳細に捜査すると言いました。
極秘捜査にすると言い、マスコミに洩れないよう注意しました。
ところがですよ。
翌朝には、マスコミにジョンウォン逮捕の情報が洩れてしまっていたのです。
この一報を受け、ユラがヒョンソクにどう対処するか聞きました。
ヒョンソクは、コサンとしてはジョンウォンが犯人だと言う事に困惑しながらも、捜査を見守ると声明を出すつもりだったようです。
でも、スホがそれを遮りました。
「反論記事を準備させろ。」
と。弁護団を結成し、ジョンウォンを弁護させると言ったのです。
つまり、コサンは、ジョンウォンは犯人ではないと言う立場を取るということです。
ユラが反論すると、ヒョンソクはスホに従いなさいと言いました。コサンの主なんだからと。
ウ室長は、このニュースを見て驚きました。
実は、彼はジョンウォンが逃げたと思っていたのです。裏切られたと。
でも、逮捕されてしまったとなると、ドナーになってもらえる可能性が低くなります。
オ係長は調べれば調べるほどジョンウォンとウヒョクの関係が浮上してくるので、不安でたまりません。
キム検事が取り調べを開始しましたが、ジョンウォンは一切口を開きません。
ユラがウヒョクを訪ねて来ました。
ミノが二人の関係を知っていたと言いました。
ミノの通話記録から、興信所に連絡を取っていたことが判明。興信所から依頼された件を聞いたのです。
ウヒョクとジョンウォンの写真が出て来たのです。
流石にウヒョクも驚きました。
「担当から外れて!」
と、ユラ。
「先輩に命令される筋合いはない!自分こそ私的な感情に溺れるな!」
と、ウヒョク。
その言葉を聞いて、ユラは思わずウヒョクの頬を叩いてしまいました。
目が覚めたようにウヒョクが言いました。
「おかげで俺がどんな部類の人間か思い出せた。今度また彼女の事件に介入したら俺の本性を見せつけてやる。」
オ係長がジョンウォンに言いました。不安をぶつけたと言うべきでしょうか。
ウヒョクが如何に有能な検事か言いました。
「でも、最近変わってしまいました。今頃になって思春期が来たのかもしれない。心配なんです。俺の知ってるチャ検事はどんな事件でも必ず解決策を見つけます。素晴らしい才能です。でもその才能は、検事の仕事で使うべきです。被疑者の擁護に使ったら破滅してしまう。その理由が愛だとしたら致命的です。」
ご心配なく・・・とジョンウォンが言いました。
「私がそうさせません。」
ところで、テ会長ですが、周囲には、それが演技ではないかと思ってる者がウヒョク以外にもいます。
本当のところはどーなんでしょうねぇ。
演技とすると、かなり上手いですが。
離婚を言い出していたヨンウンですが。
スホの態度が急変し後継者としての威厳を見せ始めた今、気持ちがちょっと変わってきたのかな?
ジョンウォンが逮捕されたことを知ると、ミノ殺害理由が、自分との不倫にあるんじゃ?・・・と不安になって来たこともあります。
急にスホの役に立ちたいと言い出しましたよ。
で、情報の共有が必要なんじゃ?・・・と。
ヨンウンは、シン理事の行方不明が単なる雲隠れじゃないんじゃないかと言いました。ヒョンソクの呟きを伝えました。
シン理事はヒョンソクの実の弟ではなく、従兄弟のようです。
「万一、お義母様がシン理事を殺したとしたら、血の繋がりのないミノさんなんて簡単に殺せるんじゃない?」
スホ・・・動きを止めました。
そこまでとは思ってなかったようです。
リッキーがヒョンスクに連絡して来ました。
取引を急いでいる様子です。
でもね、ヒョンソクがいつまでもリッキーに勝手な行動をさせておくはずがありません。
取引場所に手下を行かせ、リッキーを捕まえようとしました。
必死に逃げたリッキーですが、ヒョンソクは二重に策を打っていたのです。
男たちから逃げようとしたリッキーは見かけた警官の後をついて行きました。そうすれば、襲われる心配はないと思ったのです。
しかし、その警官がグァンソンだったのです。
ウヒョクは、通話履歴からジョンウォンの行動を追いました。
法律事務所や外科などから証言や証拠を得ました。こういうのって、調査官がすべきことなんじゃないの?
要するに、日常的に続く暴力に嫌気がさし、離婚しようとしたジョンウォンは事件の日も暴力を受けた。それから逃れるために手近にあったペーパーナイフで刺してしまったと言う、正当防衛だということです。
ジョンウォンの罪を少しでも軽くしようと考えたのでしょうかね。
「自分を守るためだた正当防衛では?」
ウヒョクの言葉に、ジョンウォンがきっぱりと言いました。
「答えたくありません。」
取調室に入ろうとしていたウヒョクに、実はリッキーから電話が入っていました。
ウヒョクの父が何故死んだか、今、それを話してやると言うのです。
でも、ウヒョクは、迷った挙句、ジョンウォンの取り調べを優先しました。
「次の機会?そんなものはない。いずれ分かる。大事なのは次の機会ではなく、今近くにある物事だ。」
リッキーは電話の後、呟いていました。
血まみれです。よく逃げられたよね。