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血相変えて駆け付けたソンギョルは、ドアを開けた依頼人を、問答無用で殴りつけてしまいました。
胸元をはだけた格好で出て来たもんだから、誤解しちゃったってぇのもあります。
ところが、オソルは部屋にいません。
何度も名前を叫んでいると、部屋の外にオソルが。
「大丈夫ですか?」
と、ソンギョルが言いましたが、オソルには何のことやら・・・です。
結局、ソンギョルの早とちりということで事は収まりました。本来ならば、依頼人には何らかの補償をしなくちゃいけませんが、この依頼者が全裸男という指名手配犯だったため、事なきを得たようです。
オソルは、見た事のないソンギョルの態度に面食らっていました。
依頼人を殴ったせいで、手に怪我しているのを見つけたオソル。
手当をしてあげました。
「社長、最近変ですよ。」
じっとオソルを見つめていたソンギョルが言いました。
「確認したいことがあるので、手を触らせてくれ。」
おずおずと手を差し出したオソル。
その手を、そっと握ったソンギョル。触れることが出来ました。何の発作も起こりません。
そのまま動かないソンギョル。
オソルは、確認したのなら・・・と手を引こうとしました。
その手を離さないソンギョル、手を引いてオソルにkissしました
これを、ハインが目撃しちゃった
その瞬間、ソンギョルが唯一触れられるのがオソルだと知ったのです。
ソンギョルの詳細な調査報告も届いていました。
ソンギョルの祖父がチャ会長だと知って、動揺を見せていました。オソル母が死んだ事故の責任者だと知ったのです。
複雑な関係に、ハインは一人悩みました。
オソルは、kissの意味を考え続けていました。
どう考えても、ソンギョルが自分を好きだと言う結論しか出て来ません。
仕事にも、いつもよりおしゃれをして行きました。
ところが、ソンギョルはそれまでも変わりない態度を取るのです。ちょっとシナを作ってソンギョルを見つめるオソルに、流石にどぎまぎするソンギョルですが、必死に冷静を装い続けていました。
本当は、陰からオソルとジェミンとが仲良さげにしてるのを見ては嫉妬してるんですけどね。
結局、一日中ソンギョルからは何のアプローチも無かったので、オソルから連絡を取りました。
話があるので・・・と。
用事があるので、夜に・・・とソンギョルから連絡があったので、オソルは急ぎの話じゃないので・・・と、結局、その日会うのはキャンセルしました。同僚との食事会が入ったというのもありますしね。
ソンギョルは、祖父チャ会長の見舞いに来ていました。入院しているのです。
どこが悪いのか分かりませんが、かなり弱った感じがします。
でも、相変わらず孫には厳しいのです。
清掃会社など止めて、グループに入れと言いました。潔癖症も治せと言いました。
「そうして人間らしく生きろ。お前も年をとる。普通に恋愛をして結婚もすべきだ。」
「恋愛は・・・すぐに恋人を変える母親のせいでごめんだ。結婚はこんな性格の僕には無理だ。」
と、ソンギョルは皮肉な笑顔を見せて冷たく言いました。
その時、母が恋人のヤン会長と一緒にやって来ました。
ソンギョルは挨拶もせずにそのまま帰ろうとしました。
呼び止めた母に、ソンギョルは冷たく言いました。
「人を好きになるのを止めたりはしない。でも、強要はやめろ。」
昔からソンギョル母は、会うたびに違う恋人をソンギョルに紹介してきたようです。その度に、父親になる人だから・・・と親しくするよう言ったようですね。
でも実父の顔さえ知らないソンギョルにとって、それは理解できない感情だったようです。
母の語る“本当の愛”とやらが、安っぽく感じられたのです。
「いつも本気だった!あなたも恋愛してみなさい!」
母が叫びました。
でも、ソンギョルには伝わりませんでした。
最悪の気分で街を歩いていたソンギョル。
目の前に現れたのは、オソル。偶然でした。
「私に言うことはありませんか?昨日の事について話すべきでは?」
と、オソル。
悪いが、そんな気分じゃない・・・とソンギョルは行こうとしました。
その態度に気分を害したオソル。
「何故気分次第で行動するんですか?キスしたことについて、何か言うべきでは?」
と、真っ直ぐにソンギョルを見つめて言いました。
何て言ってほしいんだ?・・・とソンギョル。告白を期待したのか?・・・と。
「悪いが、そんな気は無い。」
オソル、ショックでした。呆れました。