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流石に衝撃を受けたウヒョク。
よろよろと病院を出て行きました。
ジョンウォンに聞こうと思いましたが、結局、聞くことは出来ませんでした。
ジョンウォン自身も、ショックだったようですね。
と言う事は、ミノの子・・・ってことでしょうか?
ウヒョクは、部長検事からコサンの事件から手を引くよう言われました。
確かに、行き詰っています。スホの釈放されてしまいましたしね。
チャン刑事やオ係長たち、チームの者たちもやる気を失いつつありました。
でも、ウヒョクはいっそうファイトが湧いて来たようです。
スホをこれまで以上に、徹底的に調べなおすと言いました。逮捕令状は棄却されたと言っても、容疑者であることに間違いは無いと言いました。
刑事チームにはスホの周辺の監視を、検察チームには、機長の妻の行方を追わせることにしました。
ところが、この会議の内容が、あっという間にヒョンスクの弟シン理事に報告されているんですよ。いったい誰がスパイなの?
ヨンウンが必死になって何かを探しています。
あれは、ヒョンスクの部屋?あんなに荒らしたら、後片付け大変じゃない?
ヒョンスクはスホと共に、テ会長行きつけの焼き肉屋に理事たちを集めました。
以前、ミノが彼らと会った場所です。ミノ側の理事たちってことですよね。
ヒョンスクは、経営権をスホに継承させると宣言しました。
当然、理事の中から反対意見が出ました。
テ会長の遺言状が見つかっていないのだから、万が一テ会長が書き残した後継者がスホじゃなかった場合、この人事は問題がある・・・と。
すると、それまで黙っていたスホが突然その理事につかみかかったのです。
後継者としてはあるまじき振舞いですわな。
「やめなさい。」
と、ヒョンスク。そして、弁護士を呼び入れました。
弁護士が示したのは、テ会長の遺言状。
会長本人が判断不可能な状況になったら、持ち株全てをスホに譲ると書かれていました。
喜んだのはスホだけ。
理事たちは皆、納得できない表情になり、ざわつきました。
この遺言状、偽物でした。
まだ本物は見つかっていないのです。
それを知らされたスホ、泣きながら意識不明の父テ会長に感謝していたのに、一気に冷水を浴びせられましたよ。
自分だけのけ者になっていたと分かって、激怒するスホ。
「俺は母さんの操り人形じゃない。信じないだろうが、ミノも殺してない!」
ジョンウォンが突然連れ戻されました。
勿論、ヒョンスクの指示です。
「本当に家を出るなら、ミノの葬儀を終えてからにして。」
と、ヒョンスクが言いました。
「喪主の務めは果たします。その代わり、今日のような真似は二度としないでください。」
きっぱりとジョンウォンが言いました。
ジョンウォンが強くなったとヒョンスクは感じました。でも、怯むヒョンスクじゃありません。
「よく聞いて。私が許可するまで何もしないで。いいわね。」
「では、お母様は全力で私を止めてください。」
ジョンウォンは、ヒョンスクから目を離さないで言いました。
ジョンウォンはミノから自分がヒョンスクの実子ではないと聞いていました。
この冷たい家で、長い間冷遇に耐えて来たのも、知っていました。
ミノを哀れに感じていました。
ミノとすると、初めて自分を可哀そうだと思ってくれる人に出会ったのです。温かく抱きしめてくれる人に出会ったのです。
なのに、何故暴力をふるうようになってしまったのかしら?
リッキーからミノの個人秘書ウ室長に連絡が入りました。
あれは、ウ室長の家からのようです。
リッキーは頼まれたものとお金を早く交換したいようです。でも、ウ室長は断りました。
キャンセルだと、一切取引に応じようとはしません。
リッキーは仕方なくウ室長の家から出て来たのですが、そこでウヒョクとバッタリ。
空港で一度顔を合わせていますからね、ウヒョクはすぐに気づきました。
リッキーは逃走を図りました。
ウヒョクもすぐに後を追ったのですが、結局、逃げられてしまいました。
ウヒョクはウ室長の情報を見て、彼が空港で自分を襲ってリッキーを拉致した人物だと気付きました。
ミノとウ室長、そしてリッキーの関係が何なのか、まだ見当もつかないウヒョクでした。
ジョンウォンがヒョンスクと会って帰ってくると、ウヒョクが待っていました。
ウヒョクがラーメンを作ってくれました。
心が癒されたような表情のジョンウォンです。
でも一方で、ウヒョクに済まないと言う気持ちもあるようで、複雑な表情を見せるときもあります。
そしてウヒョクもまた、聞きたい事があるのに聞けない、悶々とした表情です。
機長の妻の行方は一切分かりませんでした。
スホを張り込んでいたチャン刑事の報告で、屋敷をジョンウォンが訪れたことが判明。
ジョンウォンが昨日行き場所を言わなかったのは、このせいだとウヒョクは察しました。
チャン刑事は、ウヒョクとジョンウォンの関係に薄々気づいているようですが、何も言いません。
チャン刑事たちの張り込みから、重要な手掛かりが得られました。
屋敷の庭師が履いていた靴が、捨てた筈のスホの靴だったんです。それにはミノの血液がついていました。
スホは緊急逮捕されました。そして家宅捜索も行われたのです。
シン理事が検事総長にかけ合おうとしましたが、連絡を断たれてしまいました。
弁護士と共に取り調べを受けたスホ。落ち着きがありません。
我慢できなくなって、ウヒョクに言いました。
「薬をくれ。そうしたらすべてを話す。」
勿論、受け入れられるわけはありません。
ウヒョクは一旦席を外しました。落ち着いたら再開します・・・と言って。
ヨンウンが、ヒョンスクに話があると言いました。
スホの部屋から、隠しておいたUSBが発見され、押収されたと言いました。
中身は何?と聞かれたヨンウン。
「スホさんがミノさんを殺した確かな証拠です。」
そういわれたら、ヒョンスク、動かないわけにはいきません。
シン理事にすぐにUSBを奪うよう指示しました。
そして、シン理事から命令を受けたのは、殺し屋グァンソン。
グァンソンは、ウヒョクの執務室に忍び込み、職員証を盗みました。
そして、証拠物件を保存している場所にそれを使って忍び込み、まんまとUSBを盗み出したのです。
ところが、ウヒョクが気づくのが早かった。
追いかけ、格闘となりました。でも、グァンソンには逃げられてしまうんですよ。
ただ、格闘の中で、ラッキーにもUSBを落として行っちゃった。
中身を確認したウヒョク。
まだしてなかったのかいっ!と、あたしゃ思いましたけどね。
なんと、入っていたのは映像。ヨンウンとミノの浮気の現場映像ですよ!
だから、ヨンウンは必死になって探していたのね。
映像を見てみると、二人の関係はジョンウォンとの結婚前からでした。
結婚式の映像もあって、そこには、明るく笑うジョンウォンの姿も写っていました。幸せに満ちた笑顔でした。
ウヒョクは激怒。感情を押さえられないまま、取調室にいるスホの元に行きました。
記録のカメラを止め、スホの前に行きました。
USBを示し、何故持っていたかと問いました。
「お前らは何者だ。それでも人間か?」
スホの胸倉をつかんで言いました。
スホは笑い出しました。だったら何だ?と。
「だから殺したのか?」
と、詰め寄るウヒョクに、スホは休みたい・・・とだけ言いました。
ウヒョクはジョンウォンの元に急ぎました。
しっかり抱きしめました。
知れば知るほど、ジョンウォンの苦しみが深くなる気がしたでしょう。
スホが取調室から移される時、隙をついて逃げ出し、建物のベランダから飛び降りました。
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