まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『輝く星のターミナル』24話まで

2020-07-05 16:37:56 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨルムの部屋から出て来たスヨンに、ヨルム母が聞きました。

前に飛行機事故のとき手当てをしてくれた人ね?と。

そして、スヨンの右手の傷に気づき、手当てをしてくれました。

 

娘とどういう関係か聞いてもいい?とヨルム母。

「僕がヨルムさんを好きなんです。」

もしかしたら、痛みを感じない指導係の人?と、ヨルム母。

ヨルムは、スヨンの事をあれこれと母に話していたようです。

事故のことも知っていました。

スヨンは、言いました。ヨルム父が自分を助けてくれたんだと。

ヨルム母は不思議な縁だと感じました。

「明日一緒に朝食を食べませんか?あなたに手料理を食べてほしいわ。」

ヨルム母が言いました。

スヨンの心が温まったようです。柔らかい表情になりました。

 

翌朝、ヨルムは母の料理する音で目が覚めました。

自分の好きな匂いがして、嬉しくなり、母に抱きつきました。

まさかそこにスヨンとウンソプがいるなんて思いもよりませんでした。

慌てて身支度を整えに部屋に飛び込みました。

 

ウンソプは花束を持って来ていました。本当はヨルムへ渡すつもりだったのでしょうが、話の流れでヨルム母に渡す羽目になってしまいました。

ヨルムとウンソプが掛け合い漫才のような会話をするのに、スヨンは加われません。

ヨルム母はそんなスヨンの心情を見て取っていました。

 

ところで、ヨルムを襲った男は、犯行を否認しています。

現行犯と言っても良いような状況なのに、図々しと言うか。

強力なバックがついているようだとチェ保安チーム長は言いました。

目撃者として証言するためにデギとヨンジュが警察に来ていましたが、男は全く悪びれる事も無く、無視しました。

そこに、被害者としてヨルムがやって来ました。

男はヨルムを見ても、一切動じることは無く、せせら笑いを浮かべました。

でも、ヨルムの後ろからスヨンが現れた時男の表情が変わりました。顔は見ていなかったけど、あの目を思い出したのです。顔を伏せました。

その様子を、チェ保安チーム長は見ていました。

殴られた相手に対する怯えを見て取ったのでしょう。

そして、ヨルムも、スヨンと男に面識があるのでは・・・という印象を受けました。

 

あの人を知っているのか?とチェ保安チーム長はスヨンに聞きました。

「ヨルムさんに危害を加えた男では?」

と、スヨン。しらばっくれました。

 

イヌにチョ部長から連絡が入りました。あの12年前の事故の時の怪しい男です。

今回、ヨルムを襲った犯人の男から、自分をぼこぼこにしたのが“イ・スヨン”と言う空港職員だと報告を受けたようです。

チョ部長は、イヌの弟と同じ名前だとすぐに気づきました。

だから、イヌに確認しようと思ったのでしょう。

イヌは知らぬふりをしました。

でも、チョ部長は同一人物だと勘づいたようです。イヌの態度で。すぐにスヨンを調べるよう部下に指示を出しました。

 

ヨルムはデギとヨンジュを食事に誘いました。

で、ダブルデートとなりました。

ヨルムとヨンジュ、そしてスヨンとデギは案外似た物同士です。

ヨルムとヨンジュに完全に引っ張られてる感じです。良い雰囲気になりました。

 

実は、ヨルムはヤンチーム長から報告を受けていたんです。

自分を襲った男を、スヨンが傷つけたようだと。

不安でした。手も怪我してるのを見ましたし。

そんな不安な気持ちを吹き飛ばすほどに楽しい時間が持てました。

 

ヨンジュとデギ、微笑ましいです。

ヨンジュは仲間内の飲み会をことごとく断っています。彼氏とデートがあるからと言って。

でも、それが嘘だとデギは知っています。

それでも、ヨンジュに嘘がばれているとは言わないのです。本当に優しい人です。

ヨンジュも、反発しながらも、デギの先輩としての凄さを感じています。尊敬心なのか、男性としての愛情なのかは、まだ本人も分かっていない様子。

ただ、彼女もデギのために薬を準備したりしています。変わってきているのです。

 

スヨンはヨルムと歩きながら、ヨルム母の言葉を思い出していました。

「最初は自分と違うから惹かれても、付き合い始めると違うから辛くなることがあるわ。でも、違う部分を隠さないで。違いが分からないと理解もできないから。」

 

ちょっとうちによって行かないか?と、スヨンが言いました。

ヨルムは流石にこの状況から考えると、躊躇するし緊張もしますわな。

スヨンは、ヨルムの手を取り、自分の寝室に連れて行きました。

「ここでちょっと待ってて。動いたり振り返ったりせずに。」

頷いたヨルム。

隣の部屋に行ったスヨンが、服を脱ぐ音がしました。

まさか・・・と思いました。

どうすればよいんだろうと、ヨルムはおろおろ。

 

「もう振り返ってもいいよ。」

スヨンが言いました。上半身は服を身に着けていません。

まだ心の準備が出来てなくて・・・とヨルム。

スヨン、ヨルムが誤解していると察しました。少し笑いました。

 

ヨルム・・・スヨンの右腕を見ました。

「これが本当の僕だ。僕は他の人とは違う。こんな僕でヨルムさんは大丈夫?」

ヨルムは流石に言葉が出ませんでした。


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『輝く星のターミナル』23話まで

2020-07-05 15:04:04 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スヨンはヨルムの言葉に勇気をもらい、もしかしたら自分も普通の人のように平凡で幸せな日を過ごすことができるんじゃないかと考えました。

そのうえでの、ウェアラブルを脱いだ姿を見せる決断だったのでしょう。

でも、車いすから転げ落ち、起き上がることも、車いすに這い上がることもすぐには出来ず、愛する人の緊急事態に駆け付ける事も出来ないと言う現実を思い知ることになってしまったのです。

 

犯人の男は、デギに取り押さえられましたが、隙をついて逃走。

そのまま逃げ切ってしまいました。

逃げ方が、自棄に手慣れているように見えたんですけど・・・。

 

この一件は、なにせ目撃者が多かった。

事件の一部始終を客たちが目撃したもんだから、多くのSNSにアップされ、それによって空港管理についての悪評が立ち始めたのです。

チェ保安チーム長は、デギとヨンジュからきちんと事情を聞き、責任を取らせるようなことはせず、今後の対応を完璧にするよう命じました。

 

ヨルムは12針縫いましたが、その他には異常ありませんでした。

駆け付けたヨルム母はほっとしました。

ヤンチーム長がチェ保安チーム長に報告しているのを、スヨンが聞いていました。

なんと、車いすのままです。

 

ヤンチーム長は、スヨンの姿に驚きました。

車いすと言うだけでなく、体中傷だらけでしたし。

スヨンは、事情とヨルムの状態を確認しました。

犯人は逃走したままだと聞いた時、スヨンの目つきが変わりました。怖いです。

 

スヨンは一人で犯人の男を探しました。

絶対に復讐はさせないと、男の元恋人である空港職員に約束し、居場所を聞き出したのです。

見つけました。

そして、ぼっこぼこに殴りつけたのです。

もう少しで殺してしまうほどに。

マスクをし、フードをかぶっていたので、人相は分からなかったと思いますが、あの目は絶対に忘れられないでしょうね、犯人も。

 

スヨンは、男を空港のトイレに連れて行き、保安チームに連絡を入れました。

デギたちが駆け付けると、男はテープでぐるぐる巻きにされてトイレに放置されていました。

監視カメラを見ても、フードと後姿しか映ってなかったので、捕らえた人の正体は分かりませんでした。

でも、チェ保安チーム長には、すぐに分かったようです、スヨンだと。

見せられたヤンチーム長にも、分かったようです。しかし、認めませんでした。

 

平凡な生活を望んでいたから容認したけど、人に危害を加えるのなら、見て見ぬふりは出来ない・・・とチェ保安チーム長は言いました。

 

ところで、犯人の男は、イヌとつながる怪しげな組織の男と関係があるようです。

だから逃げ足が速かったと言うか、逃げ方が上手かったんでしょうね。慣れてるって感じでしたもん。

 

ヤンチーム長は、マスターにこの事を報告しました。

マスターもスヨンが人に暴力をふるったなんてこと、信じられません。

「ハン・ヨルムが負傷したの。その数時間後、襲った男が縛られた状態で空港のトイレに。」

マスターは不安に苛まれました。スヨンとは連絡が取れませんし。

 

スヨン本人は、その頃になってパニックに陥っていました。

自分が人に危害を加えたことがショックでした。

何より、感情を抑えることが出来ないことにショックを受けていたのです。

故障したと思ったかも。

 

マスターがスヨンを訪ねて来て、事実かと問いました。

スヨンは正直にそうだと答えました。

「ウェアラブルを渡した時言った筈だ。この力はお前のものじゃない。平凡な生活を送るためのプレゼントだ。だから、人を傷つけることや自分の欲を満たすために使うなと。」

あの男は悪人でした・・・とスヨン。

「だからと言って暴力を?」

好きな人が傷つけられたんです何の罪もない人を傷つけるような悪人は裁いていいのでは

「この世に悪人は1人じゃない。悪人だらけの世の中なのに何が変わる

僕の大切な人は守れますと言ったスヨンに、マスターは厳しく言いました。

「自分が危険な状態なのに、何を守ると言うんだ欲を出すな。平凡な日常、平凡な人生、そこまでだ。」

確かに、ヨルム負傷の連絡を受けて自分が出来たのは、随分時間が経ってから病院に駆け付ける事だけだった・・・とスヨンは思いました。それだけだったと。

 

ヨルムは駆け付けたウンソプと母と共に家に帰っていました。

安定剤によって、眠り続けています。

帰ろうとしたウンソプがドアを開けたら、そこにスヨンが。丁度訪ねて来たところだったのです。

実は、ドアの前に立つまで、スヨンは迷いに迷っていました。心配なのに、自分の行動が不安でもあったのでしょう。

 

ヨルム母は、すぐに飛行機事故のときに自分を助けてくれた人だと気付きました。

そして、娘が眠り込む直前まで名前を呼んでいた人だとも。

 

眠るヨルムの顔を見つめるスヨン。

帰ろうとしたスヨンに、ヨルムが声をかけました。一瞬目が覚めたようです。

「来たの?ごめんね、待ったでしょ。そんな目で見ないで。私は大丈夫だから。」

何時もヨルムは“大丈夫”と言う・・・スヨンは思いました。

これまで何度もその言葉を聞いて来ました。大丈夫な時も、大丈夫じゃない時も、ヨルムはそう言いました。

むしろ心配になる・・・と思いました。


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『輝く星のターミナル』22話まで

2020-07-05 13:53:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

イ交通サービスチーム長の賄賂の噂はあっという間に広まり、とうとうクォン本部長の耳にまで達しました。

事実を確認することもせず、本部長はイ交通サービスチーム長を詰問しました。

大騒ぎした挙句、イ交通サービスチーム長のコートのポケットに入ったままだった封筒を開けてみると。

なんと、入っていたのはお金ではなく、焼き芋。

本部長、とんだ赤っ恥でした。

職員たちは、イ交通サービスチーム長は、そんな人ではないと思っていたのですが、やはり目撃証言があったもんだから、疑ってしまったんです。

人の噂って怖いですよね。こうやって証明されればいいけど、無実を証明できないまま、泣き寝入りする人も多いでしょうね、きっと。

 

イヌ父は、スヨンに言いました。

ヨルムを好きなら、悔いを残すな・・・と。

「縁というものは、何度もめぐってこない。その時、その年齢でしか出会えない縁と言うのがあるんだ。」

そう言って、笑顔で去って行きました。

 

ヨルムがスヨンを夕食に誘いました。

でも、スヨンは急いでいるので・・・と断りました。

ヨルムが聞きました。どれくらい待てばいいですか?・・・と。

スヨンが欲しいと言った時間のことです。

スヨンが口ごもっているところに、コ・ウンソプが。

そして、スヨンに見せつけるようにヨルムの肩を抱き寄せ、食事に行こうと連れ出したのです。

でもそれはウンソプの作戦でした。こうすれば、スヨンは必ず追ってくると考えたのです。

ところが、スヨンは追って来ませんでした。ウンソプの読みは外れました。

そこまで深刻だったのです。勇気が出なかったのです。

思い切って追いかけた時、既にヨルムとウンソプの姿はありませんでした。

 

帰宅途中、イ交通サービスチーム長は、一人でお酒を飲んでいる本部長を見かけ、隣に座りました。

赤っ恥をかいたことで落ち込んでいたのです。

こんな時でも、口にするのはイチーム長への憎まれ口ばかり。

本部長に心からの意見をしてあげるのは、もうイチーム長しかいません。性格は正反対でも、一番の理解者でもありました。

 

ヨルムとウンソプはお酒を飲んでいました。

ウンソプも損な役割ですよね。ヨルムへの想いを隠してサポート役に徹するなんてね。本当にいい人です。

ヨルムは友達としか見ていません。だから、ウンソプに男性心理を教えてほしいと言いました。

スヨンの考えている事なんて分からないとウンソプも言いました。

僕とどこが違う?どこがそんなに好きなんだ?とウンソプが聞きました。

ヨルムはあれこれ理由を挙げました。ウンソプ、聞いた自分がバカだったと思いました。余計に惨めになるだけです。

そんなこと、僕にじゃなく、本人に言え・・・とウンソプ。

「そうよね。」

ヨルム、お酒を一杯ひっかけて、駆け出しました。

 

タクシーに乗って家の方向に向かうと、途中でスヨンの姿を見つけました。

タクシーを降り、スヨンの方に近づいて行きました。

あなたに言いたいことが・・・とヨルム。

「好きです。私も。私もあなたが好きです。だから、故障しないで。よくわからないけど、私のために故障しないでほしい。」

それじゃ、これで・・・と背を向けて歩き出したヨルム。

 

でも、また戻って来ました。

「ちなみに、私は待つのが得意なんです。私の名前は何故ハン・ヨルムだと?真夏(ハンヨルム)に生まれたからです。でも私が一番好きな季節は秋なんです。私が・・・両親に初めて会ったのが秋だったから。私は両親に会えるまでずっと待っていたし、両親が離婚した時も、ずっと父の事を待っていたし、会社にも3年も待って入社したんです。だから、スヨンさん、好きなだけ時間をあげます。いくらでも待てるから。私の話はそれだけです。」

涙をためて一生懸命話すヨルム。スヨンは涙がこぼれました。

背を向けて歩いていくヨルムを追いかけました。

そして、力いっぱい抱きしめました。

 

翌日の朝、スヨンはヨルムにデートを申し込みました。

ヨルムは朝からずっとウキウキ気分です。

 

スヨンは、ウェアラブルを外して、車いすで外出しました。

本来の自分の姿をヨルムに見せようと思ったのです。

勿論、出かけた公園では皆から注目を浴びました。それでも、ヨルムに正直になろうと思ったのでしょう。

ところがです。

ヨルムが事件に巻き込まれてしまったと言う連絡が入ったのです。

 

帰宅しようとしたヨルムは、空港職員が元恋人の男性に首を絞められている現場に遭遇しました。

他の職員が保安チームに連絡してはいましたが、取り囲む客の誰一人として助けようとする者はいません。

ヨルムは黙って見ていられず、止めようと二人の間に入りました。

その時、男が持ってたナイフを振り回したため、ヨルムの腕を切ってしまったのです。

 

騒然としました。

 

ヨルムはショックで朦朧としてしまい、その場に座り込んでしまいました。

その時、デギとヨンジュが到着。

デギが男を取り押さえ、ヨンジュがヨルムに声をかけました。

 

連絡を受けたスヨンが呆然としている時、遊んでいた子供が彼にぶつかり、携帯が落ちてしまいました。

それを拾おうとしたスヨンは、そのまま前のめりに車いすから転げ落ちてしまいました。

どうしようもありません。


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『輝く星のターミナル』21話まで

2020-07-05 11:36:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

考えてみれば、ウェアラブルの不具合が始まったのは、ヨルムと再会した雨の日でした。

ヨルムのペンダントが右腕に磁石のようにくっついてしまった時でした。

その後、ヨルムへの想いが募るほどに不具合のレベルは上がり、コントロールが効かなくなってきたのです。

 

どうするつもりだ・・・とマスターは聞きました。

スヨンは1か月だけでも一緒にいたかったけど・・・と言いました。無理だと思いました。

そこに、ヨルムから電話が。

 

「大丈夫ですか?」

と言うヨルム。私は大丈夫です・・・と。

「さっきの事は言いたくなければ言わなくても大丈夫です。何か事情があるんでしょうし。そう思っているので、説明しなくてもいいです。本当に大丈夫だから。聞いてますか?」

スヨンは聞きながら、言葉が出ませんでした。本当に大丈夫なんだろうかと思いました。自分がヨルムをこのまま好きでいても・・・。

 

イヌはチェ保安チーム長に、自分が見た事を報告していました。金属のモノがスヨンの腕にくっ付いたということです。

チェ保安チーム長も知っているのに隠したと思っていたのでしょう。

強力な磁性体を身に着けているようで、それが空港内で誤作動することがどれほど危険な事か認識しているのかと。

チェ保安チーム長は、意味が分かりません。スヨンも誤作動を否定していましたし、自分も見ていない事ですから。

 

ヨルムは、何事も無かったかのようにスヨンに対しました。

スヨンが一歩引いたように見えたので、敢えてそう振舞ったのです。

でも、スヨンはヨルムとの間を少し空けるよう心掛けました。いつ何時、不具合が起こるか分からなかったからです。

ヨルムは、エレベーターの中でそっとスヨンの手を取りました。

スヨンは決心しました。ヨルムに打ち明けようと。

 

監視カメラや電子機器の無い屋外に連れ出しました。

「君は僕が変だと思いませんか?」

ヨルムは頷きました。自分のペンダントが腕にくっ付いた時から・・・と。

「僕が怖くないんですか?昨日の事や、僕が障がい1等級だということ。」

それは怖がることでしょうか?とヨルム。

「僕は人と違うから・・・。」

と言いかけると、人は生まれた環境も生き方も違います・・・とヨルムが言いました。

例えば、ヨルムは注目される人になりたいと思っているし、スヨンは平凡に目立たないように生きたいと思っていることなど。

「お互い違っていると分かっているのに、何が心配なんですか?」

と真っ直ぐに見つめて言うヨルム。

「僕が故障しそうで。」

スヨンが言いました。文字通りの意味ですが、ヨルムには理解できませんでした。

 

そっとヨルムに触れたスヨン。

でもそれ以上近づく勇気はありませんでした。

「僕に時間をください。すみません。」

 

ヨルムは例の不審なアジョッシにスヨンの事を相談しました。

“故障する”と言う言葉の意味を。

無線機を拾ったあのアジョッシです。空港に住んでるみたいな。

で、ヨルムが無線機を見つけたってわけ。

 

その頃、ヨンジュはその無線機を探していました。デギには言わず、一人で空港職員にそのアジョッシの事を聞きまわっていたのです。

 

スヨンはヤンチーム長に呼び出されました。

チェ保安チーム長から、業務地域を限定してほしいと言う要請が入ったのです。

イヌから話を聞いたとチェ保安チーム長は言いました。

「不具合を直せないなら辞めないと。」

と、イヌが割って入って来ました。

チェ保安チーム長が口を出すなと言っても、イヌは攻撃を止めません。国家情報院に報告したのかと言い、してないなら、大きな問題となるぞとまで。

スヨンが我慢できずに言いました。

「僕の問題だから僕と話せよ、兄さん

ヤンチーム長も知らない事実でした。

 

スヨンとイヌ、二人で話をつけることに。

それを、あのアジョッシが目撃。なんと、アジョッシはイヌの実父みたいです。一時期スヨンの継父だった人物です。

イヌはただただスヨンを追い出したいようですね。自分への復讐をしたいがために、この職場に来たと考えているのです。スヨンの事故の事など、全て忘れてそれなりに満足して生きて来たのに、目の前で罪悪感の元がいるのは、さぞかし嫌だったでしょう。

でも、イヌは、罪悪感など無いと言い切りました。

罪悪感を感じるのはいい人だと。自分がいい人だなんて思っていないからと。

そんなに嫌ならそっちが辞めれば?とスヨン。

でもね、イヌは言ったのです。自分に選択権は無いと。

あの怪しい男たちとの関係でしょうね、きっと。今はイヌの方が立場が上だと思ったのは、私の間違いでしたね。今でも支配されているようです。

イヌは、本部長を巻き込んで何かしようとしています。その大きな計画のほんの一部分を担っているにすぎないと言う事です。

 

アジョッシは・・・いえ、イヌの父とします。

イヌ父は息子の言葉を悲しそうに聞いていました。

イヌはスヨンと別れてきた時、父とすれ違いました。一瞬、分からなかったようです。

イヌ父は無線機を自分の手でデギに返したいと、ヨルムと一緒に来ていたのです。

 

何故この人ががここに?とイヌはヨルムに聞きました。

ヨルムの説明を聞き、背を向けました。

スヨンといい、父といい、イヌにとっては会いたくない人物なんでしょうね。苛立ってます。

 

イヌの様子で、ヨルムは二人が知り合いなんでは?と思いました。

それはすぐに分かりました。

スヨンがやってきて、すぐに継父だと気付いたからです。

 

久しぶりにイヌ父とスヨンは話をしました。

ヨルムとスヨンを見て、イヌ父は、ヨルムが言ってた“故障する”と言ったのはスヨンだと気付きました。

 

無線機は、ヨルムからヨンジュに返しました。

ヨンジュは得意げにデギに差し出しました。

保安チーム員が、皆褒めました。デギもお礼を言い、ヨンジュは嬉しそうでした。

でもね、これには裏がありました。

実はヨルムはデギに直接返そうとしたのです。

それを、デギがヨンジュに渡してくれと頼んだのです。

自分のために足を棒にして探してくれたヨンジュに報いたいと思ったのです。

ヨルムはその気持ちを理解し、ヨンジュに渡したってわけです。

この二人も、もどかしいですね。

 

イ交通サービスチーム長が、空港の駐車場で問題になってる輩から封筒に入ってるお金を受け取っていたという噂が職場内に広まりました。

交通サービスチームのユン代理が、それを目撃したのです。

で、他の職員に相談したことから、話はあっという間に広まってしまったと言うわけ。

まずいよね。


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