まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『キル・イット~巡り会うふたり~』完観

2020-07-24 23:07:24 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スヒョンのスルギへの思い。

それは、守ってやるべき者・・・と言う感覚だったのでしょうね。傷つけてしまった事への罪悪感もあるでしょうし。

病院の前で座り込んでしまったスルギに電話しました。

私を見てるの?どこ?・・・と、スルギ。ソルロンタンは一人で食べたくない・・・と。

「今日から練習しろ。」

と、スヒョンが言いました。自分がいない事に慣れろということですね。

「嫌

キム院長に会って初めて安らげた。家族が出来たのよ。戻ってきて。外で何をしてもいいからうちに帰ってきて。ここがキム院長のうちよ。

 

スヒョンはスルギの顔を遠くから見ながら電話を切りました。

泣き声が聞こえました。

後ろ髪をひかれるというのはこんな感じなんでしょうね。その思いを振り切るように、スヒョンはアクセルを踏みました。

彼にとっても、スルギは家族でした。妹のような存在だったのでしょう。

 

コ・ヒョヌの取り調べが始まりました。

コ・ヒョヌはユン・ジヘの関りを否定し、全て一人でやったと言いました。

スヒョンの事も口にしませんでした。

 

スルギが家に戻ったと聞き、ヒョンジンは迎えに行きました。

危険だから別の所に匿おうと思ったのです。

でも、スルギは拒否しました。

スヒョンさんのため?スヒョンさんの帰りを待っているの?・・・とヒョンジン。

「スヒョンさんに会った?」

そう聞いたヒョンジンの目は真っ赤。涙がこみ上げていました。

 

「無理なのは分かるけど、一度だけ見逃して。お願いよ。ダメ?」

スルギが縋るように言いました。スルギだってそんなこと不可能だと分かっていました。

ヒョンジンは何も答えません。涙がこぼれるだけでした。

「だったら、命だけは助けて。他のことはいいから。殺さないで。」

ヒョンジンはスルギを抱きしめました。

本音を言うと、ヒョンジンも見逃したかったでしょう。でも、刑事としての信念が彼女をそうさせませんでした。

第一、ここまでになったら、もうスヒョンを逃がすなんてこと、出来る筈もありません。

 

ト会長の拘留が却下されました。どこまでも権力に弱い上層部です。

捜査陣は皆、憤りました。

ト会長は、自宅で取り調べを受けることになり、釈放されました。

あまりにも酷いやり方に激怒したユン検事は、敢えてト会長とコ・ヒョヌを会わせました。

対質尋問というのではなく、通りすがりに出会うという体をとって。

 

全く反省の色を見せないト会長に、コ・ヒョヌが掴みかかりました。

ま、すぐに取り押さえられましたけどね。

ト会長にとってはどーってことないハプニングでしたよ。

 

釈放されたト会長はすぐに“証拠”となる子供たちを始末しようとしました。

保護施設にいる子供たちを、遠くからイ刑事が見守っていました。

そこで、スヒョンの姿を目撃しましたが、見失ってしまいました。

 

スヒョンは必ずト会長の魔の手が子供たちに伸びると確信していました。

やっぱり

手下の女性が保護施設に行き、別の場所に子供たちを移す指示を受けたと言い、連れ出そうとしたのです。

でも、寸でのところでスヒョンが阻止。

車ごと子供たちを連れ出しました。

イ刑事が発見して、追いかけましたが、逃げられました。

駆け付けたヒョンジンたちが追跡すると、街角に車が放置されていました。子供たちが乗ったまま。スヒョンの姿はありません。

要するに、危険な場所から子供たちを連れ出し、カタが着くまで警察に保護させようと言う考えだったのです。ト会長が子供たちを殺そうとしていると気付かせる事が大切だったのですね。

 

ヒョンジンは、スヒョンがト会長のところに行くと察しました。

すぐに向かいました。

 

スヒョンはフィリップと別れました。

フィリップは必死にスヒョンを止めようとしました。一緒に海外に行こうと言いました。

スヒョンに悪いことが起こると感じていました。今、スヒョンを止めないと、生きて会えないかもしれないと思ったのでしょう。

でも、スヒョンはフィリップを置いて行ったのです。ト会長のところに。

 

ト会長は、逃げようとしていました。

でも、スヒョンが真正面から乗り込んで来たのです。

警護の者たちを次々に銃で撃ちました。

パク・テスがスヒョンを狙ったのを見て、フィリップが盾になりました。

 

フィリップ・・・死んでしまいました。

 

スヒョンはパク・テスを倒し、ト会長の所にたどり着きました。

ト会長も銃で応戦しようとしましたが、スヒョンに敵う筈もなく。肩を撃たれてしまいました。

この時になって、必死に命乞いをし始めましたよ。

「なんでもやる。息子にしてもいい。」

スヒョンは次に足を撃ちました。

 

ヒョンジンが到着しました。

死んだフィリップを呆然と見つめました。

ト会長に銃を突きつけているスヒョンを見ました。

駆けて来て、ヒョンジンはスヒョンに銃を向けたのです。

「スヒョンさん。やめて。あなたのためにやめて。殺しても解決しないわ。」

涙をためて言いました。

 

「僕が終わらせます。」

スヒョンは銃を下ろしません。

 

パク・テスが起き上がって撃とうとしたのを見て、ヒョンジンがテスを撃ちました。

 

その時、ユン検事たちと共に特殊部隊が入って来たのです。

もう、スヒョンの逃げ場はありません。

ヒョンジンが逃がす事も出来ません。

「銃を下ろして。」

 

ここに来させてしまってごめんなさい。お願いだから銃を捨てて・・・とヒョンジン。

泣きながら言いました。

 

ト会長は、この時、助かった・・・と思ったのでしょう。

笑みを浮かべました。そして、スヒョンに助けてくれと言ったのです。

その表情を見て、スヒョンは引き金を引きました。

 

ト会長が眉間を撃たれた瞬間、取り囲んだ警官たちが発砲

 

呆然とするヒョンジンの目の前でハチの巣になるほどに撃たれたスヒョン。

その目はずっとヒョンジンを見ていました。

 

スヒョンに縋りついて泣き出したヒョンジン。

スヒョンはヒョンジンの手を取りました。初めて二人が手を取った瞬間でした。

短い時間だったけど、スヒョンはヒョンジンと再会して幸せだったでしょう。

最期の最期まで、スヒョンはヒョンジンを見つめて逝きました。

ヒョンジンは初めて声を上げて泣きました。

このシーン・・・号泣ですわ、私も

 

やっぱりこの結末しか無かったですよね。

ラスト、スヒョンが笑顔でヒョンジンの隣にいるシーンが入っていました。

スヒョンがヒョンジンに見せる唯一の笑顔です。

あれは夢・・・ですよね。どんなに願っても叶う事は無い夢。

でも、本当は生きている・・・なんて希望を持ちたくなりました。

 

結構突っ込みどころがありましたが、大まかな流れとして、私の好きな作品でした。

チャン・ギヨンssi、キラー役、ぴったりでしたね。素敵でした。


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『キル・イット~巡り会うふたり~』23話まで

2020-07-24 12:02:34 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヒョンジンはスヒョンを通報しました。

証拠の全てがスヒョンの関りを指していました。

地下の秘密部屋の捜索が始まりました。皆、その装備の凄さに驚くほどでした。

ぼんやりと座り込んでるヒョンジンに、ユン検事が声をかけました。

「慌ててここまで来たのは、自首を勧めるつもりだった?」

もしできるなら、機会をあげたい・・・とヒョンジン。

とても親しかったの?と聞きながら、ユン検事は、カメラの映像を見せました。

ヒョンジンを撮った映像が残されていました。

泣けそうでしたよ・・・あたしゃ。言葉に出来ない想いがこもってる気がしました。

きっと、ヒョンジンもそれを感じたと思います。

 

ヒョンジンの携帯に地図の情報が届きました。

子供たちが軟禁されていた廃屋です。

スヒョンの携帯の電源がオンになったとイ刑事が叫びました。

 

ヒョンジンは現場で子供たちを発見しました。

スヒョンは彼らを車の中に移動させていましたね。

スヒョンからヒョンジンに電話が入りました。

「子供たちを守ってくれますか?スルギもよろしくお願いします。」

ヒョンジンは、必死にスヒョンを止めようとしました。彼が狙うのはト会長だと分かっていますから。

これ以上、スヒョンに罪を重ねさせたくないのです。

ト会長を助けたいのではなく、スヒョンを救いたいのです。

自分が必ずト会長を償わせるからと言いました。

でもね、スヒョンは許せなかったのです。まだ悪事を続けると思えました。決して法では裁ききれないと思ったのでしょう。

「俺がすべきことは死ぬために生まれる子をなくすことです。」

スヒョンは暗闇からヒョンジンを見つめていました。涙がこぼれんばかりに溜まっていました。脳裏を、ヒョンジンとの思い出が過りました。短かったけど、幸せな時間でした。

警察が到着し、子供たちが保護されるのを見届けて、スヒョンはその場を離れました。

 

スヒョンは病院に戻ろうとしました。スルギが心配だったのです。

フィリップに会えました。

フィリップから詳細を聞きました。何よりスルギが無事だと言うのを知り、ほっとしました。

フィリップは、逃げようと言いました。全て忘れて海外に逃げようと。

フィリップはスヒョンが死に急いでいるように思えたのでしょう。いつもの冷静さが感じられませんから。

 

子供たちが保護されたことで、ト会長たちの悪事の証拠が次々と上がって来ました。

チュ院長の罪も芋づる式に証明されました。

 

ト会長も手をこまねいていたわけじゃありません。

こういう時に、培ってきた権力との結びつきが役に立つというものです。

元検事総長と善後策を相談していました。

 

チュ院長は一人逃げようとしていました。

ト会長が助言しようとしましたが、一切耳を貸しません。

でもね、逃げ切れませんでした。コ・ヒョヌに殺されてしまったのです。

パク刑事たちが逮捕にやってくるのがちょっと遅かった。

 

ヒョンジンはユン検事と共にト会長の所に向かいました。

待っていたヒョンジンの養母は、娘を止めませんでした。

ヒョンジンはト会長の前に立ち、逮捕状を執行しようとしました。

弁護士が自ら出頭すると言っていると手錠をかけるのを止めようとしましたが、ヒョンジンはためらわずに養父に手錠をかけたのです。

 

取り調べでも、ト会長の態度は変わりません。

証拠を突きつけられても、一切認めませんでした。

記憶にない、捏造された証拠だ・・・とね。

流石に冷静ではいられないヒョンジン。質問に怒りが込められ、声が感情的になっても仕方がないでしょう。尋問なのに、悲鳴に聞こえましたよ、あたしゃ。

よくぞ泣かずに尋問できたと、褒めてあげたいくらい。

 

その頃、スヒョンはコ・ヒョヌの園芸店を訪れていました。

チュ院長を殺したコ・ヒョヌが帰って来ました。流石に動揺しています。

ト会長が逮捕されたと告げると、コ・ヒョヌは言いました。すぐに釈放されるだろうと。19年前と同じように。

「その後、子供たちは殺されてしまう。あいつが死なないと終わらないんだ。」

 

俺を選んだのは、ト会長の息子だからだろう・・・とスヒョン。

「お前は息子と言うより、カートリッジだ。それに、お前がキラーじゃなければ選んだりしなかった。」

と、コ・ヒョヌ。

その言い方は無いだろうと思いました。あまりにもスヒョンが可哀想です。

生きるためにキラーになった・・・とスヒョン。そして続けました。

「人の子を利用しながら自分の子を思い浮かべたことは無いのか?」

 

スヒョンは自分の子だろうと他人の子だろうと、同じように関心を持ってほしいと思って来たのでしょう。

病院の研究員が、研究には一生懸命になるけど、生まれた子供たちには一切関心を示さなかったのと同じだと思ったのでしょうね。

生まれた命は皆同等に愛しむべきだと。命に重さの差は無いのだから。

 

コ・ヒョヌは子供たちを救うためにも、ト会長を殺さねばならないとスヒョンに言いました。

でも、スヒョンは言いました。

「ト・ジェファンを殺すためにお前は俺を選んだが、奴をどうするかは俺が決める。」

 

その時、パク刑事たちがやって来ました。

コ・ヒョヌはスヒョンを逃がしました。

「勘違いするな。お前のためじゃない。子供たちを助けろ。」

コ・ヒョヌは投降しました。

 

スルギは退院して来ました。

家に帰ると、ソルロンタンが置いてありました。

スヒョンだ・・・と思い、飛び出しました。まだ時間が経っていなかったようです。

動物病院は閉まっていました。

スルギ、座り込んでしまいました。

それを、遠くからスヒョンが見つめていました。


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『キル・イット~巡り会うふたり~』22話まで

2020-07-24 09:22:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スルギは、パーベルの似顔絵をヒョンジンに送信しました。

これがミン記者を殺した犯人だと。そしてもう一人は知り合いの筈・・・と。

“彼は誰も殺してない。私を助けてくれた。黙っててごめん”

ヒョンジンは、これだけでもほっとしたようです。少なくとも、単に目撃してしまったというだけでミン記者を殺したのが、スヒョンじゃなくて・・・と言うことでしょうか。

 

ユン・ジヘの遺体が発見されました。

チョン秘書が拉致した瞬間が現場の車載カメラに写っていたようで、すぐに犯人として手配されました。

発見場所はなんとスヒョンの病院の駐車場。これ見よがしなやり方です。

コ・ヒョヌが駆け付けました。

ジヘの変わり果てた姿を遠くから見て、怒りを新たにしました。

 

検死をしたチャン法医学医は、過剰な薬物を注射したことが死因だと判断。

ジヘのブラシの中から、USBが見つかりました。

いざと言うときのために、ジヘ自身が準備していたようです。

音声ファイルが入っていました。ト会長とパク・テスの会話・・・等々。

聞いたヒョンジンは、動かしようのないト会長の悪事の数々を知りました。流石にショックでした。覚悟はしていたでしょうが・・・。

 

ヒョンジンたちは、一連の事件を整理しました。

被害者が事件でどういう役割を担っていたか、ト会長たちがどんな意図をもって養護施設を作ったか・・・。

結論は、コ・ヒョヌが誰かと手を組んでト会長たちに復讐を始めたということだと。

ただ、確たる証拠がありません。音声ファイルだけでは・・・ね。

やはり疑惑の中心は、コ・ヒョヌと組んだ人物ということになりました。

ヒョンジンは何も言いませんでした。つい、ユン検事の目を避けてしまいました。

「出かけて来ます。」

と、席を立ったヒョンジンを見て、ユン検事は何かあると察しました。

 

ヒョンジンを追いかけて聞きました。

「何か隠してますね?」

でも、ヒョンジンは何も答えませんでした。

 

スヒョンは未来病院の研究室のようなところに侵入しました。

こんな簡単に外部の侵入を許して良いわけ?秘密にしてる割には、ど~も警備が緩いわ。

案外、堂々としてる方が、怪しまれないってこと

それとも、スヒョンにかかると鍵なんぞ、何の効果も無いってことかしら

こういうちょっとした重箱の隅が気になるまぎぃです

 

研究室の奥には、更に秘密の場所がありました。

あれは・・・何かを培養してるの

たくさんのガラス瓶が並んでいて、番号が振られています。

一人の研究員がスヒョンに気づき、立ち入り禁止だと注意しました。

スヒョンは、ト会長の使いだと言いました。すると、あっさりと見逃してもらえましたよ。

研究員の話から、あのガラス瓶の中に入っているのが、受精卵だと判明遺伝子操作も行っていると、研究員は得意げに話しました。

スヒョンは培養室に時限爆弾を仕掛けました。

 

ト会長にスヒョンから電話が入りました。丁度、未来病院でチュ院長と悪事の相談中でした。

「機会をやる。3分。番号がついた子たちはどこにいる?」

と、スヒョンが言いました。

でも、ト会長がすんなりと言う筈ありません。スヒョンが動画を公開するぞと言っても、怯みませんでした。

「後悔するだろうな。時間が無い。」

スヒョンは時限爆弾のタイマーのスイッチを入れました。

そして、培養室を出て行ったのです。

 

生きてる子たちを殺すより、こっちがいい・・・とスヒョン。

その言葉、そしてバックの医師を呼び出す放送を聞いて、ト会長とチュ医師はスヒョンがこの病院内にいると気付きました。

チュ院長は、心臓移植を受けた財閥会長が危ないと飛び出しました。

でも、ト会長は気づいたのです。会長ではない・・・と。

その瞬間、大きな爆発音が響き渡りました

 

非常階段から逃げていたスヒョンは、偶然目の前を歩いていた一人の男が、この一件に関わっていると察しました。通話の内容によって・・・です。

男の後を追いました。

 

ヒョンジンは動物病院の秘密の部屋に行きました。

呆然とたくさんの武器を見つめました。

机の上に一つ箱が置いてありました。

中に入っていたのは・・・あれは携帯?

ヒョンジンが養護施設の壁の中に置いてきた飛行機のキーホルダー。

そして、USB。

 

USBの中には、消えた子供たちの名簿が入っていました。

そして、ト会長のPCから写した手術の映像。

ヒョンジンの目から涙がこぼれました。スヒョンが託してくれたんですよね。

 

男を追ったスヒョンは、廃屋に入っていくのを確認し、後を追いました。

子供たちが軟禁されている場所です。

男は手下に子供たちを移せと命令。

スヒョンの侵入は男に察知されまいた。

で、格闘となったのです。

 

男はスヒョンによって殺されました。手下たちも倒し、スヒョンは子供たちを捜しました。

たくさんの子供たちが一つの部屋に押し込められていました。

助けてください・・・とスヒョンに懇願する子供たち。

スヒョンは涙がこぼれそうです。

自分の姿と重ね合わさったのかもしれません。


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