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ユン・ジヘは、チョン秘書を拷問したの
逆さづりしてますよ。
息も絶え絶えな状態で、ジヘにト会長への連絡を頼みました。
でも、ジヘは聞き入れず、二度と姿を見せるなとト会長が言ったと告げただけでした。
ヒョンジンは、捕まえたマフィアの一人から、“キラー”の存在を聞いていました。
マフィアは、これまでの経緯を供述していました。
カリモフ2世の父をキラーが殺した。その過程でカリモフ2世が前のキラーを殺した・・・と。そして、覆面をしていたと。
覆面姿の似顔絵も。
フィリップがスヒョンの家に居候し始めて、すっかり賑やかになりました。
スルギやヒョンジンと親しくなるのも早く、もう長い間の知り合いのような雰囲気です。
きっと、スヒョンにとってはこういう環境、初めてなんじゃないでしょうか。
これが極普通の生活なのにね。
ヒョンジンとスルギの関係も、随分良くなりました。
考えてみると、4人それぞれに裏の顔を持っています。持っているからこそ、表の顔は朗らかで屈託のないものなのでしょう。意識しての事ではないでしょうが。
何といっても、スヒョンの表情の中に、ほんの少しキラー以外の素の部分が見える時があるのが私は嬉しいです。
依頼が入りました。
ターゲットはソ議員。
スヒョンはソ議員の周辺を調べはじめました。
ソ議員のペットの主治医になったようです。犬と猫です。
事務所に呼ばれたスヒョンは、そこで隙を見て議員室に盗聴器を設置しました。
そして、金庫の中をチェック。
そこで、思いがけない物を発見したのです。
『ハンソル養護施設の名簿』です。
一人一人番号が振られていました。
ところが、88番だけは、男とあるだけで、名前も写真も無いのです。
ヒョンジンは、カリモフ2世の解剖をしていたチャン法医学医から気になる点を聞かされました。
脇腹の刃物の傷が、キム・ジョングと言う男の遺体で見つかった傷と一致したと言うのです。
キム・ジョングの時は、一致する凶器が見つかっていませんでした。
キム・ジョングと言うのは、ヒョンジンが連続殺人だと見ている事件の被害者です。コ・ヒョヌの家を実際に放火した犯人・・・ですよね。
イ・サンピル、キム・ジョング、ユ・デホン・・・ヒョンジンは、3人の共通点をずっと探して来ました。
ユン検事がヒョンジンを食事に誘いました。
ヒョンジンは即断りましたが、ユン検事は、ヒョンジンの狙いを見抜いていましてね。
「被害者3人の共通点を捜しているんじゃ?手帳に書かれた4人目の名前が何か・・・とか?」
などと、思わせぶりに言うもんだから、ヒョンジンは誘いに乗るしかありませんでした。
ところが、ユン検事は本題になかなか入りません。
養父のト会長はヒョンジンにとってどんな人間か?なんて質問をするんです。
「尊敬しているし感謝してます。」
とヒョンジンが答えると、
「でも、愛していない?」
とユン検事が言いました。
苛立ったヒョンジンが席を立とうとしたとき、ユン検事が言いました。
「ソ・ウォンソクですよ。4人目の名前は。」
で、結局どこまでユン検事が話したのかは不明です。
ただ、未解決のままで事件を終わらせたくないんだと言いました。
その点は、ヒョンジンも同感でした。
握手を求められ、初めてヒョンジンも応じました。
それを、スヒョンが目撃してました。ちょっと気になった
翌日、ヒョンジンの机の上に、“食事代”と書かれた封筒が置かれていました。ユン検事からです。
入っていたのは書類ですが、何の書類かは描かれていません。
また、イ刑事からユ・デホンの事件とカリモフ2世の事件の容疑者は同じ体型だという鑑識の結果を知らされました。防犯カメラ等の映像をチェックしての結論でした。
フィリップの調べで、ハンソル養護施設に関して怪しげな情報が出て来ました。
施設周辺で白骨遺体が発見されたというものです。
スヒョンはすぐに現地に向かいました。
ハンソル養護施設は既に閉鎖されていました。個人の所有地となっています。
ヒョンジンもやって来ました。
勝手知った場所と言う風に建物に入ると、通路の壁に向いて座りました。
壁のブロックを抜き取りました。
そして、その中を覗き込んだのです。
その様子を、スヒョンが見ていました。
ヒョンジンが気配を感じました。
影が見えます。
臆することなく、近づいて行きました。