まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『キル・イット~巡り会うふたり~』10話まで

2020-07-16 17:58:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヒョンジンはスヒョンが気になって仕方がありません。

彼女も、スヒョンが“88番”ではないかと思い始めていました。

ある日、ヒョンジンはスヒョンに言いました。

「再会したい人が2人います。一人は遠くに行ったから無理で、もう一人にはいつか必ず会いたいんです。彼も上手に紙飛行機を折りました。」

真っ直ぐにスヒョンを見つめながら。

スヒョンは何も言いませんでした。

スヒョンも目を逸らさずヒョンジンを見つめました。

凍り付いたように見つめ合う二人に割って入ったのはフィリップ。きっと、察したんでしょう、その空気を。

 

パク・テスの前にスヒョンが現れました。

「何故子供たちを殺した。」

格闘になりました。

パク・テスを抑え込んだ時、その指を見てスヒョンの記憶が少し蘇りました。

テスが子供たちに暴行を加えているシーンです。

もう少しで・・・と言うとき、人が来ちゃったので、スヒョンはその場を離れるしかありませんでした。パク・テスは命拾いしたってところです。

 

ところで、やはりコ・ヒョヌとユン・ジヘは仲間でしたね。

コ・ヒョヌは園芸の仕事をしています。

彼らは、全ての事情に通じています。そのうえで復讐のためにスヒョンを利用しているようですね。自分が表に出るより確実だし、危険は無いしってところでしょうか。

 

スルギの事も調べ上げています。スルギがキム・イルホという資産家の孫で、何度も戸籍を変えているので、なかなか居所はつかめなかったようです。

スヒョンが“88番”だと言う事も勿論知っています。

スヒョンとスルギは19年前の事件の証人だと言う事です。これはコ・ヒョヌの事件?

そしてなんとここで明らかになったのは、スルギもハンソル養護施設出身だということ・・・ですよね?

保育士が連れて逃げた子供と言うのが、スルギ?

と言う事は、スルギはキム・イルホの実の孫ではないと言う事になりますよね。

え~っこんがらがって来たわ

 

コ・ヒョヌとユン・ジヘの会話で気になる事があります。

「88番は父親に似ていつも血にまみれている。ト・ジェファンにとって刃となる。」

と言うコ・ヒョヌの言葉。そして、

「88番は失敗しません。」

と言う、ユン・ジヘの言葉。

 

コ・ヒョヌの働いている温室に、偶然スルギやって来ました。客としてです。

コ・ヒョヌはすぐに気づいたようです。

 

フィリップに依頼人からメールが届きました。

保育士だったホン・ジョンヒの住所を知らせて来ました。殺しの依頼ではありません。

まだ完全に記憶が戻ったわけじゃないスヒョンは、“88番”のこと、施設のことを聞くために、そこに向かいました。

実はその時、ヒョンジンがカフェで待っていたんです。話があると。

でも、スヒョンはヒョンジンの姿を確認した後、保育士の方を優先しました。

 

ホン保育士は言葉を話すことが出来ませんでした。

物凄く何かに怯えていて、スヒョンから逃げました。で、部屋に閉じこもったのです。

「番号で呼ばれていた子は全員死にましたか?何故殺されたか知っていますか?」

ホン保育士は答えません。

スヒョンは、壊れたドアのカギを直してあげました。

そして、帰り際、携帯番号と名前を書いたメモを残しました。

「記憶を失ってはっきりしませんが、僕も番号で呼ばれていた子供です。」

 

カフェの前を通ると、まだヒョンジンが待っているのが見えました。

諦めて帰ろうと立ち上がったヒョンジンの前に、スヒョンが。

このシーンが綺麗でしたね~

2人がとても絵になる容貌とスタイルですから。

 

店を出て何も言わずに歩く二人。

ベンチに座りました。

「ハンソル養護施設のせいで来られないと思いました。」

と、ヒョンジン。何故そう思うんですか?とスヒョンが問うと、

「紙飛行機です。」

と、ヒョンジンは答えました。ヒョンジンの部屋の紙飛行機を見ていたのを知ってると言いました。

まさか、見られていたとは・・・とスヒョンは思ったでしょうね。自分としたことが・・・でしょうか。

「あそこ出身とは言えないでしょうから。」

 

どんなところだったんですか?とスヒョン。

「地獄。親に捨てられた子たちのことを誰も気にしませんでした。完全に捨てられたんです。この世から。」

施設での生活を話したヒョンジン。

唯一の楽しみが88番との紙飛行機での会話でした。

ある時、“どうか明日死なせて”と彼女が書いたら、チョコ一粒と“どうかヨンウンが死にませんように”と書いた紙飛行機が届きました。

久しぶりの笑みを浮かべることが出来たのです。

 

「友達の顔を見たことは?覚えていることは?」

と、スヒョンが聞きました。

ヒョンジンは、スヒョンを見て言いました。

「忘れられない事があります。地獄を天国に変えた子。」

 

ホン保育士からメールが届きました。

“88番を思い出しました”

スヒョンは部屋を飛び出しました。

 

運転中のスヒョンにホン保育士から電話が入りました。

喋れないので、携帯を叩く音で答えるホン保育士。

何故88番だったか知ってますか?とスヒョンが聞くと、知ってると答えました。

ところが、その時、ホン保育士の家に押し入って来た者が。

パク・テスです。

必死に携帯を叩くホン保育士。

危機を知り、スヒョンは猛スピードで向かいました。

しかし、既に姿は無く・・・。

 

ユン検事とヒョンジンは情報交換をし、事件の検討をしました。

ユ・デホン事件の容疑者とカリモフ2世の事件の容疑者の体型が一致すること。これは監視カメラの映像から判明しています。モンタージュを作るとヒョンジンは言いました。

キム・イルホ事件の目撃者がミン・ヒョク記者。ミン記者も殺され、体内から発見された薬物が今回のユ・デホンからも検出されている。

この二つの事件の繋がりはまだ不明です。

 

ヒョンジンが調査を依頼していたプロから報告がありました。

スヒョンの事を調べさせようとしていたのかと思ったけど、違いましたね。

スルギの叔父と名乗る人物の事でした。

すると、そこからキム・イルホの名前が挙がって来たのです。

叔父と言っていた男は祖父イルホの息子ではなく、イルホの兄弟の息子でした。

そして、イルホには子供はいない事が判明。

だとすると、スルギは?・・・となりますわな。

ああややこしい・・・

 

本当の孫か?とプロが言った娘の写真は、ミン記者の事件の目撃者の女の子。

ヒョンジンも見たあの子でした。

そしてその子の現在の写真は、スルギだったんです。

 

ヒョンジンはスルギの所に駆け出しました。

 

いつもと違うヒョンジンの様子に恐怖を感じたようなスルギ。

ヒョンジンは直球で聞きました。

「9年前、ペンションで何があったの?目撃者がもう一人いたでしょ。」

しらばっくれようとしたスルギ。

そこに、スヒョンが。


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『キル・イット~巡り会うふたり~』9話まで

2020-07-16 16:32:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

いろいろな関係が明らかになりつつあります。

たくさんの個人名が出てくるので、頭の中の整理整頓が必要になって来ました。

 

ユン検事が“焼肉代”として届けてくれた資料は、ハンソル養護施設に関するもの、コ・ヒョヌの件、イ・サンピル、キム・ジョングたちの事件の資料等でした。

ユン検事は、相当詳細に調べ上げてるようです。見かけによりません。

 

ハンソル養護施設の廃屋に入って行ったスヒョン。

ロッカーの名札に目が留まりました。

“イ・ヨンウン”

その瞬間、ヨンウンの姿が思い出されました。

そして、“88番”と呼ばれた自分の姿も。

子供たちが皆88番を虐めていました。石を投げつけ、怪物と呼び、死ねと叫び・・・。

 

そして同じく養護施設に入って行ったヒョンジン。

彼女の記憶は確かでした。その場に立つと、様々な記憶が蘇りました。

地獄のような日々の中、唯一楽しい思いをしたのは、“88番”との思い出でした。

こっそりと会話していたのです。廊下の壁のレンガを一つ外した中に、紙飛行機を入れて。

紙飛行機には伝えたい言葉が書いてありました。文通のようなものです。

ヒョンジンは、そのレンガを抜き取りました。

勿論、何も入っていません。

代わりに飛行機のマスコットを入れました。先日、スヒョンとゲームセンターで射撃をしたとき、貰ったものです。

その時、気配を感じたのです。

躊躇せず、チェックしに行きました。スヒョンは素早く隠れました。

 

再度警察署に戻ったヒョンジンは、ユン検事から貰った資料に目を通しました。

すると、ユン検事がやって来たのです。

彼も気になったのでしょう、ヒョンジンの出方が。

 

資料にある3人の人物の共通点は、コ・ヒョヌ放火事件の関係者だ・・・とユン検事は言いました。

彼は、キム・ジョングの事件から担当していました。それが未解決事件となっているのが、性格上受け入れられないんです。最後まで完全に解決しないと済まない性分なんです。

4人目だと思われるソ議員に関しては、まだ繋がりが分かっていないんだけど、コ・ヒョヌがハンソル養護施設を追っていたと分かっているようで、施設長をしていたソ議員がターゲットだと考えたようです。

ここんところのユン検事の主張の意味がちょいと分からないのですが・・・あたくし。

 

そして、ユン検事はヒョンジンの事も調べていました。

財閥令嬢ではあるが、本当はハンソル養護施設出身だということまで。

養父母はそれをひた隠しにしているはずなんですけどね。

 

帰宅したヒョンジンは、スヒョンのバイクに目が留まりました。

ハンソル養護施設の近くに止めてあったバイクに似てる気がしたのです。

スルギにあれこれ聞こうとすると、確認する方法があるとスルギが言いました。

で、一緒に食事をする機会を設けたのです。

ヒョンジンの養母が置いて行ったたくさんの料理が役立ちました。

 

フィリップも加え、4人でテーブルを囲みました。

何となく、よそよそしい雰囲気のスヒョンとヒョンジン。ま、スヒョンは常に無表情ですけどね。

ヒョンジンの部屋の棚に置いてあった紙飛行機に目が留まったスヒョン。

開いてみると、“88番誕生日おめでとう”と書いてあるじゃありませんか。思わず、写メに撮ってしまいました。

その様子を、ヒョンジンはこっそり見ていました。

 

食事をしながら、スルギがさりげなくバイクの事を話題に挙げました。

ヒョンジンもそれに乗り、スヒョンとフィリップの関係を聞きました。

長年の友人だとフィリップが言ったので、

「紙飛行機を上手に折る友人を知ってますか?」

と、直球で聞きましたよ。

昨夜の外出はもしかしたら、ハンソル・・・と言いかけた時、フィリップがわざとむせて会話を中断させ、何とか誤魔化しました。

 

フィリップはこの時初めてヒョンジンが刑事だと知りました。

驚いてスヒョンに問いただすと、もっと驚く事をスヒョンが告げました。

「イ・ヨンウン。」

スヒョンはヒョンジンがヨンウンだと気付いたのです。紙飛行機の言葉を見て。

フィリップは驚きました。罠かもしれないと言いました。

でも、一方で、スヒョンの想いにも気づいたようです。ヒョンジンがヨンウンだと知り、心が動いたということに。

ヒョンジンはヨンウンかもしれないが、スヒョンを追う刑事でもある・・・とフィリップ。

「逃げた方がいい。」

 

「敵ならそばに置いた方がいい。俺の隣に。」

スヒョンが言いました。

 

ソ議員が番号をつけていたハンソル養護施設から消えた子供たちの名簿を持っているとト会長がチュ院長に話しました。

2人の考えは一致していました。

危険は取り除くに限る・・・と。

 

ソ議員はその名簿を切り札として使うつもりのようです。

彼の手下にパク・テスという男がいます。彼もハンソル養護施設の職員で生活指導をしていたようです。まぁ、生活指導と言うと聞こえは良いですが、本当は子供たちを監禁し、監視し、体罰などを与えていたようですね。

この会話を盗聴器でスヒョンが聞いていました。

すぐにパク・テスについて調べるようフィリップに言いました。

 

しかし・・・。ソ議員の手下だと思っていたパク・テスですが、本当のところはト会長との繋がりの方が強いようです。

スパイのような立場ですね。

ト会長は、パク・テスに指示を出しました。

当時、子供を一人匿って逃げた保育士を始末しろと言うものです。


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