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ヒョンジンはスヒョンが気になって仕方がありません。
彼女も、スヒョンが“88番”ではないかと思い始めていました。
ある日、ヒョンジンはスヒョンに言いました。
「再会したい人が2人います。一人は遠くに行ったから無理で、もう一人にはいつか必ず会いたいんです。彼も上手に紙飛行機を折りました。」
真っ直ぐにスヒョンを見つめながら。
スヒョンは何も言いませんでした。
スヒョンも目を逸らさずヒョンジンを見つめました。
凍り付いたように見つめ合う二人に割って入ったのはフィリップ。きっと、察したんでしょう、その空気を。
パク・テスの前にスヒョンが現れました。
「何故子供たちを殺した。」
格闘になりました。
パク・テスを抑え込んだ時、その指を見てスヒョンの記憶が少し蘇りました。
テスが子供たちに暴行を加えているシーンです。
もう少しで・・・と言うとき、人が来ちゃったので、スヒョンはその場を離れるしかありませんでした。パク・テスは命拾いしたってところです。
ところで、やはりコ・ヒョヌとユン・ジヘは仲間でしたね。
コ・ヒョヌは園芸の仕事をしています。
彼らは、全ての事情に通じています。そのうえで復讐のためにスヒョンを利用しているようですね。自分が表に出るより確実だし、危険は無いしってところでしょうか。
スルギの事も調べ上げています。スルギがキム・イルホという資産家の孫で、何度も戸籍を変えているので、なかなか居所はつかめなかったようです。
スヒョンが“88番”だと言う事も勿論知っています。
スヒョンとスルギは19年前の事件の証人だと言う事です。これはコ・ヒョヌの事件?
そしてなんとここで明らかになったのは、スルギもハンソル養護施設出身だということ・・・ですよね?
保育士が連れて逃げた子供と言うのが、スルギ?
と言う事は、スルギはキム・イルホの実の孫ではないと言う事になりますよね。
え~っこんがらがって来たわ
コ・ヒョヌとユン・ジヘの会話で気になる事があります。
「88番は父親に似ていつも血にまみれている。ト・ジェファンにとって刃となる。」
と言うコ・ヒョヌの言葉。そして、
「88番は失敗しません。」
と言う、ユン・ジヘの言葉。
コ・ヒョヌの働いている温室に、偶然スルギやって来ました。客としてです。
コ・ヒョヌはすぐに気づいたようです。
フィリップに依頼人からメールが届きました。
保育士だったホン・ジョンヒの住所を知らせて来ました。殺しの依頼ではありません。
まだ完全に記憶が戻ったわけじゃないスヒョンは、“88番”のこと、施設のことを聞くために、そこに向かいました。
実はその時、ヒョンジンがカフェで待っていたんです。話があると。
でも、スヒョンはヒョンジンの姿を確認した後、保育士の方を優先しました。
ホン保育士は言葉を話すことが出来ませんでした。
物凄く何かに怯えていて、スヒョンから逃げました。で、部屋に閉じこもったのです。
「番号で呼ばれていた子は全員死にましたか?何故殺されたか知っていますか?」
ホン保育士は答えません。
スヒョンは、壊れたドアのカギを直してあげました。
そして、帰り際、携帯番号と名前を書いたメモを残しました。
「記憶を失ってはっきりしませんが、僕も番号で呼ばれていた子供です。」
カフェの前を通ると、まだヒョンジンが待っているのが見えました。
諦めて帰ろうと立ち上がったヒョンジンの前に、スヒョンが。
このシーンが綺麗でしたね~
2人がとても絵になる容貌とスタイルですから。
店を出て何も言わずに歩く二人。
ベンチに座りました。
「ハンソル養護施設のせいで来られないと思いました。」
と、ヒョンジン。何故そう思うんですか?とスヒョンが問うと、
「紙飛行機です。」
と、ヒョンジンは答えました。ヒョンジンの部屋の紙飛行機を見ていたのを知ってると言いました。
まさか、見られていたとは・・・とスヒョンは思ったでしょうね。自分としたことが・・・でしょうか。
「あそこ出身とは言えないでしょうから。」
どんなところだったんですか?とスヒョン。
「地獄。親に捨てられた子たちのことを誰も気にしませんでした。完全に捨てられたんです。この世から。」
施設での生活を話したヒョンジン。
唯一の楽しみが88番との紙飛行機での会話でした。
ある時、“どうか明日死なせて”と彼女が書いたら、チョコ一粒と“どうかヨンウンが死にませんように”と書いた紙飛行機が届きました。
久しぶりの笑みを浮かべることが出来たのです。
「友達の顔を見たことは?覚えていることは?」
と、スヒョンが聞きました。
ヒョンジンは、スヒョンを見て言いました。
「忘れられない事があります。地獄を天国に変えた子。」
ホン保育士からメールが届きました。
“88番を思い出しました”
スヒョンは部屋を飛び出しました。
運転中のスヒョンにホン保育士から電話が入りました。
喋れないので、携帯を叩く音で答えるホン保育士。
何故88番だったか知ってますか?とスヒョンが聞くと、知ってると答えました。
ところが、その時、ホン保育士の家に押し入って来た者が。
パク・テスです。
必死に携帯を叩くホン保育士。
危機を知り、スヒョンは猛スピードで向かいました。
しかし、既に姿は無く・・・。
ユン検事とヒョンジンは情報交換をし、事件の検討をしました。
ユ・デホン事件の容疑者とカリモフ2世の事件の容疑者の体型が一致すること。これは監視カメラの映像から判明しています。モンタージュを作るとヒョンジンは言いました。
キム・イルホ事件の目撃者がミン・ヒョク記者。ミン記者も殺され、体内から発見された薬物が今回のユ・デホンからも検出されている。
この二つの事件の繋がりはまだ不明です。
ヒョンジンが調査を依頼していたプロから報告がありました。
スヒョンの事を調べさせようとしていたのかと思ったけど、違いましたね。
スルギの叔父と名乗る人物の事でした。
すると、そこからキム・イルホの名前が挙がって来たのです。
叔父と言っていた男は祖父イルホの息子ではなく、イルホの兄弟の息子でした。
そして、イルホには子供はいない事が判明。
だとすると、スルギは?・・・となりますわな。
ああややこしい・・・
本当の孫か?とプロが言った娘の写真は、ミン記者の事件の目撃者の女の子。
ヒョンジンも見たあの子でした。
そしてその子の現在の写真は、スルギだったんです。
ヒョンジンはスルギの所に駆け出しました。
いつもと違うヒョンジンの様子に恐怖を感じたようなスルギ。
ヒョンジンは直球で聞きました。
「9年前、ペンションで何があったの?目撃者がもう一人いたでしょ。」
しらばっくれようとしたスルギ。
そこに、スヒョンが。