レビュー一覧は、こちらから。
スヨンに仕事をさせないヨルム。
スヨンは明らかに変だと感じました。
足をくじいているのに、痛い顔もせず働くヨルム。
スヨンは炎症を抑えるスプレーを買って来て手当てをしてくれました。
いつ買ってきたの?とヨルム。
「君が仕事をさせてくれないから、これくらいはしないと。」
と、スヨン。
「話して。昨日別れてから何かあったんだろ?」
どうしてあんなにお酒を飲んだ?仕事をさせない理由は?・・・とスヨンが聞きました。
ヨルムは、全部誤魔化しました。
それをスヨンは信じていない様子です。
気まずくなりかけた時、タイミングよくヨンジュから連絡が入りました。
イヌ父が倒れたことです。
ヨルムはスヨンに伝えました。
チェ保安チーム長がイヌに聞きました。
昨日、本部長と出かけたとか・・・と。
単刀直入です。
「誰と会ったかによってこちらの出方も変わる。」
と言うチェ保安チーム長。
でも、イヌは二人でワインを飲んだだけだと言いました。
そして、忙しいから・・・と話を打ち切ろうとしました。
「コサンの奨学生だったとか。俺の友達もそうだったんだ。だが彼は悲惨な最期を。」
とチェ保安チーム長が言いました。そして、
「助けが必要な時は言ってくれ。お互い良く思っていなくても命がかかった話は別だ。」
コサンの話が出た途端、イヌの表情が強張りました。
え~っコサンって、何
命のやり取りをするような組織なの
イヌは誰も知らない筈の事を、チェ保安チーム長が知っていたことが驚きでした。
で、すぐにチョ部長に連絡しました。
本部長自身もシン会長に会う意味を知らないようですね。
イヌは本部長を騙して、シン会長と会わせたってことみたいですが・・・。何を企んでいるんでしょう。
イヌはチョ部長に上から目線で話をしました。それがチョ部長には気に入らなかったようです。
この電話を、スヨンが聞いてしまいました。
と言うか、会社であんな大切な秘密について大声で話すなんてあり得ないよね。
誰かに聞かれるのがオチじゃん。
あたしゃ、ヤンチーム長が聞くのかと思ってましたよ。
スヨンはイヌ父が倒れたことを知らせに来たのです。
病院に搬送されたと言いました。病院の住所を書いたメモも。
とりあえずメモは受け取りましたが・・・。
霧が晴れ、緊急事態も収束しました。
皆、ほっとしました。
スヨンは残業をして帰ると言いました。
すると、それもヨルムが代わりにすると言うじゃありませんか。
スヨンはやっぱり何かあると思いました。
ヨルムの手を取って聞きました。
正直に言って、いったいどうしたの?・・・と。
ヨルムが誤魔化そうとした言葉を聞いて、スヨンはぴんっと来ました。
「もしかしたら、チャン先生に会った?」
ヨルムは否定しました。でも、スヨンにはヨルムが嘘をついていると分かりました。
問い詰められ、ヨルムはもう嘘をつく事ができなくなりました。
「実は、会ったの・・・。」
スヨンの体調がかなり悪いと聞いた・・・と。
それから?とスヨン。
「炎症が起きているって。」
他には?とスヨン。
「そこまでよ。」
本当に?とスヨン。
でも、ヨルムは聞いていたのです。ウェアラブルの装着を辞めるように言ってほしいと。期間分からないと。
そうしないと命を落とすことになる・・・と。
「その・・・今腕につけている物だけど、外しちゃダメ?」
とうとうヨルムは口にしてしまいました。
「止めてくれ」
スヨンはそのまま出て行きました。
キツネ嫁の星に行ったスヨン。
マスターに噛みつきました。
「何故彼女にそんな話を?」
「お前が従わないからだ。」
と、マスター。外さないと、大変な事になると。
でも、スヨンは拒否しました。
最悪の場合、死ぬかもしれないんだぞと、マスター。
スヨンは、流石に一瞬言葉に詰まりましたが、すぐに言いました。かまいません・・・と。
「ウェアラブルはお前を生かすために作ったものだ。それを」
と、マスター。
僕も生きたい。切実に生きたいと思ってる・・・とスヨン。
「だけど、車いすは嫌です。」
マスターはウェアラブルの故障を直すことは出来ても、スヨン自身の肉体の異常を治すことは出来ません。
店の外に出たスヨン。また鼻血が出て来ました。
慌てて拭い、店を離れました。
その様子をチョ部長の手下が見てましたよ。ずっと尾行してましたもんね。
デギがヨンジュに言いました。まだ返事を聞いていないと。
デギがヨンジュを気に掛けることが、気になるのか・・・という問いでしたね。
「気になります。」
と、ヨンジュは答えました。
でも、そこまでです・・・と。
その感情のせいで仕事を失いたくもないし、デギと気まずくなるのも嫌だということです。
「まだ一人が楽です。」
あいやぁ・・・。
「まともに告白もせず振られたのか?」
デギは呟きました。
大丈夫よ、両想いなのは間違いないから
ヨルムは一人会社に残っていました。涙がこぼれてきました。
そこに、コ・ウンソプが。
ウンソプはその日、初めて緊急着陸の手配を一人でこなすことが出来、高揚した気分でした。
ヨルムに聞いてほしかったのでしょう。
ヨルムは俯いたまま褒めてあげました。
でも、きっと顔を上げると、自分を奮い立たせようとしました。
「泣いてる場合じゃないわ。彼の方が辛いのに。」
そして、ちゃんとウンソプの目を見て、再度褒めました。
で、スヨンの元に行こうとしたのですが、その手をウンソプが取りました。
「行くなよ。今日は一緒にいてくれ。僕も君が必要だ。」
初めての意思表示ですね。
その頃、スヨンは一人ベンチに座っていました。
そこに現れたのは、チョ部長と手下たち。
スヨンを取り囲みました。
イヌにチョ部長から電話が入りました。
スヨンと会ったと言うのです。
それだけでイヌには、スヨンが危険だと分かりました。