レビュー一覧は、こちらから。
タイトルが流れる最初のところで、一瞬ハルがダノに向かって駆けてくるシーンが映ります。
ほんの1秒くらいのシーン。
その時のハルが好きです
やっぱり、“駆けてくるシーン”・・・好きです、あたくし。
オタクな意見ですみません
ダノがハルに聞きました、私を好き?と。
うん・・・とハルが答えると、真顔になってダノが言いました。
「私は違う。」
驚いて抱きしめていたダノの顔を見ようとしたハル。
そうさせずにしっかりとハルを抱きしめたまま、ダノが言いました。
「愛してる。エキストラに初恋をさせてくれてありがとう。愛してる、ハル。」
僕も・・・と感動したようにハルも言いました。
ところが、その直後、突然ハルが消えたのです。何の前触れもなく。
ダノが焦って周囲を見回した時、ステージに移行しました。
教室でした。
ハルは、ちゃんといました。ほっとしました。
でも、シャドゥに戻ったら、やっぱりハルがいない・・・。
ハルは図書室にいました。
おそらく、自分が消えるのを察し、ここに一人いたのでしょう。ダノの前で消えたくなかったのかも。
ダノが、異変を告げました。
場面の灯りが次々に消え始めました。
闇が襲って来ました。
ハルはダノの手をとって駆け出しました。闇から逃げるように。
でも、階段のところで、立ち止まりました。もうその時が来たと感じたのでしょう。
ハルの左手の傷跡が消えていました。
消えちゃダメ、覚えておかないとと、ダノが泣き出しました。
「ダノや・・・。あの時は守れなかったけど、今回は運命が変わって良かった。ごめん、最後まで一緒に居られなくて。」
「ダノや、泣かないで。今日は僕にとって一番幸せな日(ハル)だ。僕の始まりも最後も君だから。僕の名前を呼んで。」
ハル・・・とダノが呼びました。何度も何度も呼びました。
しっかりと抱きしめました
でも、とうとうその場の灯りも消えました。
次に明るくなった時、ハルの姿はありませんでした。
最期に空間に浮かんでいたのは、ハルの名札でした。
そして、それさえも、次の瞬間、消えて行ったのです。
ダノは泣きました。
もう、学校のどこにもハルが存在した痕跡は残っていませんでした。
ただ二つを除いて。
一つはダノの机に書き残した手紙。そしてもう一つは、手帳。
卒業式の日、ダノはあの樹齢300年超の木の根元に、手帳が落ちているのを見つけました。
ハルの物でした。
中には、ハルとダノの思い出の場面の絵が描かれていました。
終わりの瞬間を予期したハルが、ダノに内緒で描いていたものです。
見つかりそうになった時、そっとベンチの下に隠したのが、そのままになっていました。
ダノは、ページをめくりながら泣きました。
『記憶に残る贈り物になりますように』
と、最後のページにありました。
『秘密』が突然、終わりました。場面が一瞬で暗転しました。
そして、ダノは次の作品に登場しました。
大学生です。
ある日、ダノは青い蝶に導かれるように一枚の絵に出合います。ハルの絵です。
美術展示会が開催されるという告知があり、その日が、10月10日。
ダノは絵の風景を求めて学内を歩き回りました。
その時、一人の男性とすれ違うのですが、何故か胸がざわついた気が・・・。
一本の木を見つけました。そこが絵の描かれた場所だと思えました。
『ステージでいてもシャドゥでいても、10月10日に木の下で会おう。そうすれば、私たちも一緒にいられる気がする』
と言う声が聞こえた気がしました。
『19歳の僕たちも20歳の僕たちも・・・』
と答える声も聞こえました。
記憶が蘇りました。
と言うか、忘れてなかったのかな?
ハルがいました。
見つけた・・・とダノ。ハル・・・とその絵を差し出しました。
でも、ハルは何の反応もありません。
忘れてる?とダノが背を向けたその時、
「ウン・ダノ。」
と呼ばれました。
ハルが抱きしめました。
会いたかった・・・と、ハル。
会いたかった、ハル・・・と、ダノ。
記憶を持って再会出来ました。
この物語では、ハッピーエンドになってほしいと、心底思いました。
最初は、設定の奇抜さについていけず、なかなか理解が難しい作品でした。
でも、一旦分かってしまうと、もう切なくて、切なくて。
途中で挟まれる他のエキストラのエピソードがちょいと余計に思えました。
それを半分に減らしてくれたら、もっと良かったかなと。
若手俳優さんのオンパレードですので、少々演技力不足の感は否めないです。
でも、主役のキム・へユンさん、ロウンssi、イ・ジェウクssiは、流石だと思いました。
お勧めの作品の一つになりました